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2021年11月18日
ラジカル塗料のメリット・デメリット
外壁塗装を検討している方の中にはラジカル塗料の使用を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし多くの方がラジカル塗料ってなに?ほかの塗料と何が違うの?どういう機能があるの?といった疑問を持っていると思います。
そこで今回はラジカル塗料のメリット・デメリットを簡単に、分かりやすくご紹介していきたいと思います。
ラジカル塗料とは
ラジカル塗料
まずはじめに、ラジカル塗料の‘‘ラジカル‘‘とは何か説明したいと思います。
ラジカルとは外壁や屋根の塗料に含まれている顔料に酵素や紫外線、水などが接触することで発生する劣化因子のことです。
つまりラジカルは外壁や屋根が劣化している原因の一つであり、劣化症状であるチョーキング現象を発生させてしまいます。
このラジカルの発生を可能な限り抑え、長期間塗膜の劣化を防ぐのがラジカル塗料です。
ラジカル塗料の成分
ラジカル制御の仕組みとしては、各メーカーによって違うものの、基本的には
ラジカルを発生させない仕組み
ラジカルを封じ込める仕組み
の2つが加わってラジカルを制御しています。
ラジカル塗料のメリット
コスパが良い
外壁塗装で一番人気の高いシリコン塗料と比べ、ラジカル塗料は若干相場が上がりますがほとんど差はありません。
価格を少し抑えたい場合はシリコン塗料を、性能を重視する場合はラジカル塗料、というように目的に応じて使い分けると良いでしょう。
耐久性が高い
塗料の説明にもあったように、ラジカル塗料は劣化因子を抑える塗料なので外壁塗装の塗り替えのサインであるチョーキングも起こりにくくなります。
また、一般的なシリコン塗料の耐久年数は8~12年なのに対し、ラジカル塗料は12~15年という実験結果が出ています。塗装を長持ちさせたい方にはオススメです。
汚れにくい
ラジカル塗料は光沢があるため、表面の艶が落ちにくく低汚染性に優れています。
ラジカル塗料は低汚染機能がついているのがほとんどで親水性が高く、外壁についた汚れも雨と一緒に洗い流してくれます。艶消しも可能ですが、塗膜の寿命を延ばしたい場合は艶ありがおすすめです。
また、カビや藻の胞子も付着しづらくなるので、防カビ・防藻対策にもなり、住宅の外観を損なうこともありません。
作業効率が良い
ラジカル塗料は相性の悪い下地がないため金属サイディング、窯業系サイディング、モルタル、ALCパネル、木部、鋼板など、どんな外壁にも塗装が可能です。
また一液性であれば塗料の伸びが良く軽いため、飛散しにくいという特徴があり、作業効率が非常に高いです。
ラジカル塗料のデメリット
実績が少ない
ラジカル塗料の最初の販売は2012年で、比較的新しい塗料です。
そのため、ほかの塗料に比べて実績は少なく、積極的に取り扱っている業者も少ないことがデメリットです。しかし、性能は良いため今後取り扱う業者も増えてくるでしょう。
また、実際の耐用年数も不明確です。実験では耐用年数12~15年という結果が出ていますが、販売から年数が経っていないため本当の耐用年数は分かっていません。費用対効果が不明瞭な点もデメリットといえます。
濃色にはあまり効果がない
ラジカルを制御する機能は白色の顔料に対して発揮されます。濃い色は淡い色に比べ、ラジカルが発生しにくいためラジカル塗料でなくとも耐久性は変わりません。そのため濃色の塗装の場合、他の塗料を使用することが多くなります。
まとめ
ラジカル塗料は比較的新しい塗料ですが、大きなデメリットはない優れた塗料です。年々人気が出てきており実績も増えています。
塗装を長持ちさせたい、お家を綺麗なまま保ちたいという方はラジカル塗料を選んでみてはいかがでしょうか。
また、どのような塗料にもメリットとデメリットはあります。
しっかりと塗料の特徴を理解したうえで自宅に合った塗料を選定しましょう。
カテゴリ:外壁
2021年11月15日
外壁の色の変化-原因とは?-
これまでに自宅の外壁の色が変わった?と感じたことはありませんか?
近隣の住宅と比べても、なぜか我が家だけ色あせが目立っているということありませんか?
では、なぜそのような事が起こるのか見てみましょう。
外壁の変色原因
ご自宅でも直射日光が当たる場所に長期間放置していて、気が付いたら本の背表紙が色あせていたり、変色していた経験はありませんか?
最大の原因は紫外線です。
本のように簡単に動かせるものなら、日に焼けないように定期的に配置を変えたりすることができます。
しかし!!家はそういうわけにはいきません。
日々、強い紫外線や雨風などの外的環境にさらされている外壁は経年劣化を避けることはできません。建物の立地条件によって陽当たりの良い南側は、より紫外線の影響を受けやすくなります。
変色を防ぐためのポイント
上記で述べたように住宅は厳しい外的環境に晒されているため、経年劣化を避けることはできません。いかに劣化を遅らせることができるかがポイントになります。
ポイント①色選び
色には色あせしやすい色、色あせしにくい色があります。
一度塗ると次の塗替えまで約10年間同じ色で過ごすことになります。好みだけで選ぶと失敗に繋がりかねません。慎重に色選びを行いましょう!
■色あせしやすい色
赤…原色のように濃い色は、特に色あせが目立ってしまいます。
■色あせしにくい色
白…色あせはしにくいですが、どうしても汚れが目立ってしまいます。
対処法について
外壁塗装をした直後は色が鮮やかで艶があります。劣化が進行するにつれて外壁表面の艶が失われ、色もあせてしまいます。これが外壁劣化の初期症状と言えます。
そして、この劣化が進行するにつれて外壁表面のツヤが落ち、段々と色も褪せてしまいます。色あせが更に劣化すると、チョーキングが発生します。チョーキングは防水機能が低下している証拠です。建物の内部にまで雨水が浸透してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
■外壁の塗替え
一度色あせや変色をしてしまった建物は塗装をすることで元の美しい姿を取り戻します。
外壁塗装には美観を保つという表面的なメリットだけでなく、家を包んでいる外壁材を保護する機能も備えています。
■塗料選び
使用する塗料によって違いはありますが、フッ素のように耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。
建物の立地条件によって陽当たりの良い南側は、より紫外線の影響を受けやすくなります。
まとめ
外壁の変色は経年によって必ず起こります。いかに色あせや変色を遅らせることができるかが、家の劣化を遅らせることにも繋がります。
大切な家を守るために今後どのように外壁塗装を進めていくか、これも重要なポイントになります。
プラニング・Kでは無料で診断・お見積りを行っております。色あせや変色が気になったら、お気軽にお問い合わせください。
カテゴリ:外壁
2021年11月8日
知っておくと安心!雨漏りが発生した際の応急処置
突然ご自宅が雨漏りしたら、どうしていいのかわからず慌てますよね。
雨漏りは雨が止めば一時的に収まるかもしれませんが、雨漏りが直ったわけではありません。そのまま放っておいても、症状は広がり内部まで影響を及ぼしてしまいます。
いざという時、知っておくと安心!雨漏りの応急処置についてご紹介します。
雨漏りの原因
雨漏りの原因は屋根だと思われがちですが、実は思いもよらない場所に雨漏りの原因が隠れていることがあります。
■外壁のひび割れ
外壁のひび割れ(クラック)と呼ばれるもの。
クラックは比較的ひびが浅くて細いヘアークラックや構造クラックと呼ばれる0.3~0.5㎜以上の深さがある比較的大きなひび割れがあります。
point👆
ヘアークラックの場合、早急な補修対応で雨漏りを防ぐことができます。
ただし、ヘアークラックを放置していると症状は進行し、広がったクラックから雨水が侵入して雨漏りを引き起こしてしまいます。
■破風板の劣化
破風とは屋根の先端にある板材のことで、風や雨の吹込みを防ぐ役割があり劣化しやすい場所です。
ボード材や木材できているため、経年劣化ではがれたりひび割れたりすると、雨漏りの原因になります。
■屋根材の割れや欠け
屋根は非常に頑丈な素材でできていますが、台風や地震などによって割れが生じたり、強風によって飛ばされた物が当たった衝撃で割れる場合もあります。
これを外的要因と言います。
また長年にわたり、雨風や強い紫外線を浴びたことによる経年劣化も考えられます。
■雨樋の不良
雨を下に流す役割をしているのが雨樋です。
雨樋に落ち葉やゴミなどが溜まり、雨水がうまく流れずに雨漏りが発生することもあります。
雨漏りが発生しやすい場所
●天井や壁のシミ
天井や壁まで雨水が侵入し、水分を含んだ状態が続くとシミが発生します。
シミが出来た部屋はカビが生え、カビ臭がすることもあります。晴れた日には窓を開けしっかりと換気を行い、早急に専門業者に見てもらいましょう。
●天井からの雨漏り
室内に雨漏りが発生した場合は、室内の家具や床にまで影響を及ぼしてしまいます。クロスが水分を吸収してしまうと、剥がれの原因にもなります。
雨漏りが生じた際の応急処置
雨漏りが生じたら、まずは落ち着いて応急処置を行ってください。
①雨漏りしている場所にバケツを置く
室内の雨漏りは家中の物が濡れてしまうので、二次被害を防ぐためにバケツや洗面器を設置してください。
また、水しぶきが起こり周囲に飛び散らないよう、バケツの中に雑巾や新聞紙を入れて周囲に飛び散りにも気を付けましょう。
②雨が吹き込まないようにビニールシートで覆う
ホームセンターで手軽に購入することができるブルーシートは、屋根の応急処置に便利です。
雨漏りの侵入経路を特定するのは難しいため、ブルーシートで屋根を覆うことでしばらくの間は雨漏りを防ぐことができます。その際、風で飛ばされないように重石を置いてしっかりと固定することを忘れずに!
まとめ
雨漏りが発生したら、ショックでどうしたらいいのか分からず焦ってしまいますよね。しかし、雨漏りは放置すればするほど状態が悪化してしまいます。早めに修理をすることで費用も最低限に抑える事ができます。
まずはご自身でできる応急処置を施すことが大切です。そして次の雨までに雨漏り箇所を修復できるよう、早急に専門の業者に連絡しましょう。
2021年11月4日
バイオ洗浄って何?
外壁を塗装する前に欠かせないのが高圧洗浄です。高圧洗浄は経年劣化により付着した汚れやゴミを取り除き、塗料を覆う塗膜の密着力を高めるために行います。
それともう一つ、バイオ洗浄があります。バイオ洗浄は高圧洗浄とどう違うのか見ていきましょう。
高圧洗浄とバイオ洗浄の特徴
高圧洗浄
高圧洗浄とは、外壁や屋根の汚れを強力な水圧によって洗い落とす方法です。
排気ガスや油、サビ、古い塗膜など表面の汚れに対しては有効です。
バイオ洗浄
バイオ洗浄とは専用の洗剤を使って外壁などの汚れを落とす方法です。
特にカビやコケなどの生物系の汚れを根こそぎ落とし、再発しにくくする効果があります。
バイオ洗浄の施工手順
①養生をする
水や洗剤がかかってはいけない給湯器や電気機器、植物などを養生し、作業に支障が出ないようにします。
②全体を濡らす
バイオ洗浄を行う箇所全体を高圧洗浄機を使って濡らします。
洗剤を染み込みやすくするための工程なのでしっかり濡らしていきます。
③洗剤を塗布して浸透させる
洗剤が浸透するのにはある程度時間がかかるため、5~10分程度時間を置きます。
この洗剤の浸透によって、カビやコケなどの汚れを浮かせ、水で流しやすくします。
④洗い流す
高圧洗浄機で洗剤を洗い流します。
バイオ洗浄が向いている条件
カビやコケが発生しやすいとき
高圧洗浄では表面的な洗浄・洗い残しの可能性もあり、根や菌が残ることで再発に繋がりやすくなるため、根こそぎ落とすバイオ洗浄が向いているといえるでしょう。
とくに住宅が立ち並んで影ができやすかったりするお家はもちろん家の北面や日が当たりにくい所だけでも、バイオ洗浄を行ったほうがいいかもしれません。
細かい凹凸があるとき
細かい凹凸は水の圧力が分散されやすく、高圧洗浄では奥まで洗浄できない可能性もあります。バイオ洗浄は洗剤を浸透させることで汚れを浮かします。そのため細かい凹凸のある壁でも汚れを落としやすいといえるでしょう。
丁寧に洗浄したいとき
バイオ洗浄は、高圧洗浄→バイオ洗浄→高圧洗浄の手順で行います。さらに洗剤を使用するので高圧洗浄よりも丁寧に洗浄を行うことが出来ます。
また、その後の塗装で外壁や屋根との密着性が高まり、塗装を長持ちさせることが出来ます。
バイオ洗浄が不向きな条件
手間と費用がかかる
高圧洗浄は一度行えば作業終了なので一般の住宅であれば半日~1日で終わります。バイオ洗浄は高圧洗浄よりも工程が増えるため、作業日数が2~3日かかるといわれています。
また洗浄の際は施主宅の水道を使うのが一般的です。高圧洗浄は1回にかかる水道代は1000~2000円程度ですが、バイオ洗浄は高圧洗浄を2回行うため単純計算で水道代が約2倍になってしまいます。
家庭菜園や飲食店を経営している場合
バイオ洗浄はカビやコケを分解する植物性の成分をメインにしたもので、環境や人に配慮した安全性の高いものが多くあります。
しかし飲食店や家庭菜園をしている場合、飛散したバイオ洗剤が食材や野菜などに付いて口に入る可能性もあります。いくら安全性が高いといっても洗剤なので注意が必要です。
事前に業者と相談し、洗剤の種類を変えたり、汚れのひどい箇所のみ洗剤を使用するなどの対策をとりましょう。とくに飲食店の場合、食品衛生法などの規格基準に適合したバイオ洗剤であるかを確認する必要があります。
排気ガスや油汚れがひどいとき
バイオ洗浄剤は生物系の汚れに適応させたものであり、排気ガスなどによる汚れには向いていません。落とせたとしても再発防止効果がないため別途対策が必要になるでしょう。
特に車通りが多く排気ガスなどの汚れが付きやすい立地にお住まいの方はバイオ洗浄よりも高圧洗浄をおすすめします。
まとめ
塗装前には外壁や屋根にこびりついた汚れを丁寧に洗浄して洗い流すことが重要です。汚れを徹底的に落としたいのであればバイオ洗浄が向いています。
高圧洗浄と比べると手間もコストもかかるので躊躇してしまいがちですが、長期的に見るとメリットがたくさんあります。自分のお家に合った洗浄方法を選び、塗装を長く保てるようにしましょう。
2021年10月28日
素人でも塗装工事はできる??
屋根や外壁塗装の剥がれが気になり、そろそろ塗替えの時期かな。
でも業者に頼むと費用がかかるし、自分で塗装してみようかなと考えたことはありませんか?
では実際に自分で塗装を行うことは可能なのでしょうか。
今回は、素人が行う塗装工事について解説したいと思います。
塗装工事を自分で行うメリット
メリット①費用を抑えることができる
DIYをする最大のメリットは、業者に依頼するより費用を安く抑えることができることです。
塗装に使用する道具は揃える必要がありますが、近年のDIYブームでホームセンターなどで気軽に道具を購入することが可能になっています。
メリット②好きな時期に施工ができる
施工業者に依頼をする場合、ご自身の希望日程と業者側のスケジュールを調整する必要がありますが、DIYで塗装工事を行うと自分の都合で好きなタイミングで始めることができ、無理のないスケジュールで施工することが可能になります。
また現場調査や契約時など、施工業者との打ち合わせなども省くことができます。
塗装工事を自分で行うデメリット
デメリット①ケガをする危険性がある
高所での作業が多い屋根・外壁塗装では、足場の設置が必要になります。
これは高い場所で作業する作業者を墜落などの危険から守るためであるのはもちろんのこと、足元を安定させ作業の効率を上げたり、近隣の住宅へ塗料の飛散を防ぐという目的もあります。
また、作業時には命綱を付けて行います。普段から高所での作業に慣れている職人でもこれを怠るとケガをしたり、命の危険に繋がります。
デメリット②塗りムラや塗り残しが起こる
塗料を塗ることに慣れていない場合、厚く塗ってしまったり、塗りが足りない場合などに発生する塗りムラや、細部まで塗れていない塗り残しが生じる可能性があります。
塗りムラや塗り残しは見た目があまり美しくなく、塗装の持続性にも影響を及ぼします。
デメリット③知識が必要
家具のペンキ塗りとは違い、住宅用の塗料には様々な種類があります。
ご自宅の外壁材にはどの塗料が適しているのかを判断する必要があります。
万が一、不向きな塗料で塗装した場合、早い段階で塗装の剥がれが発生したり、塗膜の防水機能が低下する可能性も考えられます。
デメリット④時間がかかる
長年にわたり外の環境にさらされている屋根や外壁は想像以上に劣化をしています。まず高圧洗浄を使って汚れを落とし、ひび割れや剥離で劣化している箇所の補修をする必要があります。
このような下地処理を経て、ようやく塗装の工程に入ります。通常、施工業者に依頼しても2週間前後かかる工事ですが、DIYとなると数カ月はかかることも考えられます。休日毎に塗装をしても天候も影響するため、かなり時間がかかるということが言えます。
まとめ
自分で行う塗装工事にはメリットとデメリットが存在します。
極力費用をかけたくないという方も、DIY で塗装を行った結果うまくいかず、結局業者にお願いするケースもあります。そうなってしまっては、かかった費用と時間が無駄になってしまいます。
熟練された職人に依頼した場合は、安定した質の高い塗装が期待できます。
まずは施工業者に見積り依頼をされることをおすすめします。
2021年10月25日
塗装工事中の防犯対策
塗装工事中は足場を組んだり、シートを被せたりします。
そのため、空き巣が足場を登って家に侵入するなどの被害が少なくありません。
今回は、塗装工事中に被害にあわないための防犯対策をご紹介します。
塗装工事中に起こりうる犯罪
盗難・破壊
工事中は業者が家の敷地内を出入りします。そのため作業員を装って侵入されると気づきにくくなり、その隙を狙って玄関や庭先のものを盗まれたり壊されるといった事例があります。
盗撮
夜に足場を利用して2階付近まで登り、窓にカメラを設置し室内の様子を盗撮されることもあります。
また塗装中は窓を開けることがあまりないため、カメラに気づきにくいということも原因の一つです。
空き巣
一番多い犯罪が空き巣です。盗難の時と同様に作業員を装って敷地内に侵入して足場を利用し、窓やベランダからから室内に入ることが容易にできてしまいます。
また昼間でも、誰もいない時間帯に侵入し、屋上やベランダに潜む場合もあります。
塗装工事中の家が狙われやすい理由
2階からの侵入が容易
通常の空き巣は1階の窓や勝手口などから侵入することが多い傾向にあります。
しかし塗装工事中は建物の周りに屋根の高さくらいの足場を組むため、通常では考えにくい2階の窓やベランダからの侵入が容易になります。
そのため空き巣に狙われやすいのです。
養生シートによって見えにくい
塗装工事中は足場を組んだ上から養生シートを張って建物を覆います。
養生シートは塗料が周囲に飛び散らないように保護するもので、これにより外部からも見えにくくなるうえ、顔などもはっきり分からないため作業員を装っていると気づきにくくなります。つまり空き巣にとっては好都合の状況と言えます。
人の出入りが多い
工事中は業者が住宅の敷地内に頻繁に出入りするため、不審者に気づきにくいというのも原因の一つです。
本物の作業員の顔を記憶していなければ、作業員になりすまして侵入されても気が付きません。工事期間中は作業員との挨拶を心掛け、顔を覚えるようにしましょう。
塗装工事中の防犯対策
普段よりも戸締りを徹底
最も大切なことはいつも以上に戸締りをするということです。
1階の玄関や窓の施錠はもちろんのこと、2階の窓やベランダなどもきちんと施錠するようにしましょう。
また施錠だけで不安な場合はウインドウロックというサッシなどに取り付けて窓を開かないようにする器具を利用すると良いでしょう。ウインドウロックはホームセンターなどで簡単に入手できます。
カーテンを閉める
プライバシーを保護するためにも工事中はカーテンを閉めましょう。意図せず作業員と目が合って気まずくなることもありませんし、盗撮も防ぐことができます。
また、カーテンの開いている家は室内が覗きやすくなるため、空き巣に狙われやすくなります。外出中は留守になっていることが分からないように電気をつけておくなどの対策もしましょう。
工事の日程を把握しておく
工程表は工事開始から終了までの一連の流れの作業内容が書かれたものです。天候によって左右される場合がありますが、いつから足場を組み立てて、いつからシシートを被せるのかなど、防犯対策が必要な工程を把握しておくとよいでしょう。
足場の入口を閉鎖してもらう
作業終了後から翌日の作業開始までは足場の入口を閉鎖しておくことで、空き巣が足場から侵入することを防げます。必要に応じて業者に相談しましょう。
むやみに業者を入れない
基本的に作業員が家に入ることはほとんどありません。例外で家の内部の作業をすることがありますが、それ以外のことで作業員を家に入れないようにしましょう。
塗装をお願いした業者が盗難をするのは考えたくはないですが、もしかしたらという可能性もあるので要注意です。
まとめ
塗装工事中に起こりやすい犯罪や、防犯対策についてご紹介しました。
被害にあわないためにも塗装工事を検討中の方は防犯対策も心がけましょう。
2021年10月21日
グリーンの外壁で個性的な外壁に!
外壁塗装を検討中で、個性的でおしゃれな外壁や、外国風の外壁にしてみたい!という方がいらっしゃるかと思います。それならグリーン系の外壁はいかがでしょうか。
一見、難しそうに感じる色ですが、グリーンは彩度や明度を調整すればどんな家にも合う万能な色です。
今回はグリーンの外壁のメリットや注意点、色の組み合わせ方についてご紹介したいと思います。
グリーンの魅力
グリーンは植物や森林など「自然」を感じさせる色で、私たちの生活の中に溶け込んだ色のため温もりや居心地の良さを感じられます。
その他のイメージとしては、平和、癒し、健康などがあります。効果としては心を落ち着かせたり、疲れ目を癒す効果があります。
グリーンの外壁のメリット
外国風のオシャレな外壁になる
グリーン系の外壁のメリット一つ目は、外国風のオシャレな外壁に見えるということです。
日本ではグリーン系の外壁を見かけることは少ないですが、ヨーロッパや欧米などでは昔から一般的にグリーンの塗料が使用されています。
その理由としては自然やエコロジーと相性のいい色を好む地域があり、中には自然の景色を壊さない街づくりに努めているという地域もあります。
海外の住宅にあこがれている方はとても魅力的なメリットです。
植栽との相性がいい
グリーンと聞いて思い浮かべるのは木や植物ではないでしょうか。
グリーンの外壁は緑化やガーデニングなどをする場合は、その緑とも相性がいいのです。植物と同色系なので、敷地を含めた家全体に統一感が出るからです。
植物の雰囲気を生かしつつ、家の外壁と調和してくれるのは、緑やお庭を大切にしている方にとってはとても嬉しいメリットです。
サッシなどの附帯部との相性がいい
グリーンは窓のサッシや雨樋などの外壁以外の附帯部分とも相性がいいのが特徴です。
通常、附帯部は白や茶色のものが定番ですが、グリーンは比較的どの色にも合うので附帯部の色選びもスムーズになります。
注意点
色の選び方
色を選ぶときには2つの方法があります。カタログから選ぶ方法と少し費用が高くなりますが、自分が希望している色を業者に伝えて調合してもらう方法です。
グリーンに限った話ではないのですが、調合してもらう場合は、塗装後にイメージと違ったなど失敗する可能性があるため、カタログから選ぶ方法をおすすめします。
また、カタログから選ぶと補修が必要な際に塗料を容易に指定でき、きれいに補修できます。一方で、調合してもらう場合は似た色で応急処置してもらうか、費用をかけて再度調合してもらうかのどちらかになり、費用と時間がかかってしまいます。
全体で使用する色は3色まで
基本的に3色以上使用すると統一感が失われると言われているため、全体で使用する色は3色までに抑えましょう。
例えば、外壁にタイルをあしらったデザインや、庭や門扉などで既にほかの色が使用されている場合は、その色も1カウントします。
緑の爽やかな印象を生かすためにも、家全体で見えるカラーは3色でまとめることを意識してみましょう。
色の組み合わせ方
グリーン×ホワイト
グリーンにベーシックなホワイトを合わせるのが定番です。
とくに淡いグリーン系と合わせると爽やかでシンプルな印象になります。
比較的挑戦しやすいカラーになります。
グリーン×ブラウン
濃いグリーンにブラウンを合わせるのもおすすめです。
ブラウンは土や木などの自然のものを連想させ、温かみのある印象になります。
また、レンガなどを組み合わせるとよりおしゃれに仕上ります。
グリーン×ブラック
濃いグリーンにブラックを合わせるとシックで落ち着いた印象になります。
また、和風の家にも合うような組み合わせです。
まとめ
グリーンの外壁の魅力がお分かりいただけましたでしょうか?
上記で紹介したように個性的でおしゃれな外壁にしたい、外国風の外壁にしてみたいという方におすすめのカラーです。
また、一口にグリーンと言っても、彩度や明度を変えることによって様々なグリーンがあります。家のデザインや特性と上手く合わせて、素敵なグリーンの外壁にしてください。
カテゴリ:外壁
2021年10月18日
ツートンカラーに塗装するときのポイント
外壁塗装をお考えの方の中には「せっかくならおしゃれにしたい!」という方も多いのではないでしょうか。外壁をオシャレにする方法の一つにツートンカラーがあります。
ツートンカラーは単色の外壁塗装に比べ、配色の組み合わせが多く、様々なパターンのデザインを作ることができます。
その一方で色の組み合わせを間違えると失敗した外壁塗装になってしまう危険性もあります。色の組み合わせ方やデザインが苦手な方にとっては難しいと感じるかもしれません。
今回は外壁をおしゃれにしたいけどツートンカラーに不安をお持ちの方のために配色のコツや失敗しないためのポイントをご紹介したいと思います。
色選びのポイント
ツートンカラーにする場合、選んだ色の組み合わせにより塗装後「失敗した…」と感じることがあります。そうならないために、まずは配色のコツについてご紹介します。
同色系
ツートンカラーで失敗しない塗装の組み合わせの一つとして同色系でまとめるという方法があります。一般的に白&グレー、グレー&黒、ベージュ&ブラウンなどでまとめる住宅が多く見受けられます。
対照的な色
配色を失敗しないもう一つの方法として対照的な色を組み合わせる方法があります。対照的な色を組み合わせるとメリハリができ、まとまって見えるようになります。
一般的な組み合わせとして白&黒、白&ブラウン、白&ネイビーなどが見受けられます。
色の配分
ベースカラー
次に大事なポイントが色の配分になります。
まず、ベースカラーです。ベースカラーは塗装面積が6~7割と最も大きくなる色なので外壁の印象を決める重要な色になります。
原色系を選んでしまうと近隣との調和がとれなくなってしまうので、白や黒、ベージュやグレーなどといった色を選ぶ方が多いようです。
アソートカラー
次にアソートカラーです。アソートカラーはベースカラーの次に多く使用されます。
外壁全体の2~3割程度を目安に塗装するのでベースカラーを引き立てる色やベースカラーよりも明るくて鮮やかな色にすると良いでしょう。
アクセントカラー
ベースカラーとアソートカラーだけではぼんやりとした印象になってしまい、2色の見え方を調整したいときや、強烈な色を和らげたい場合に使用します。アクセントカラーは外壁の1割程度ですが、ベースカラーとアソートカラーを引き立てるような色を選びましょう。
色の区切り方
上下で区切る
ツートンカラーで塗装する際、よく使われるデザインなので失敗しづらいです。
一般的には1階と2階で色を分ける場合が多いです。1階に濃い色、2階に淡い色を持ってくると重厚感のある印象になり、お家を大きく見せる効果があります。
縦で区切る
配色を縦に区切る場合は、窓枠に沿って垂直に区切ったり、家の角を利用して区切るようになります。
また、縦に色分けすることでスッキリとしたスタイリッシュな印象になります。
出っ張っている部分だけ塗装
ベランダなど出っ張っている部分だけ塗装する方法もあります。
出っ張っている部分のみ塗装することで、より立体感を出すことができます。
見本板
塗装する色がある程度決まったら、次はカラーシミュレーションをしてみましょう。
色見本を見ながらテーブルの上で配色や区切り方を決めても、実際に塗装をしてみるとイメージしていた色と全然ちがう!ということになってしまいます。
そこでカラーシミュレーションとして実際に塗装する塗料の見本板を業者に頼んで用意してもらうことができます。メーカーのカタログよりも大きい面積(A4サイズ)に塗ったサンプルなので、より本物の塗装の色に近づきます。
ただし、面積効果に注意しましょう。面積効果とは、目の錯覚で小さい面積に塗った色と大きい面積に塗った色が違って見える現象です。明るい色の場合、面積が大きいほど色が薄く(明るく)見え、暗い色の場合は面積が大きいほど暗くみえるようになります。
また、室内灯と太陽光では色の見え方が変わるため見本板を見るときは外に出て色を確認するのが良いでしょう。
まとめ
配色やデザインが難しいと感じる方も、今回ご紹介したポイントを知っておくことで簡単におしゃれな外壁にすることができます。
採用するカラーが一つ増えるだけで、デザインの幅がグッと広がり、日常的に目にすることになるご自宅の外観に彩りを与えてくれることでしょう。
ぜひ最高のカラーの組み合わせを見つけて、帰宅が楽しみになるような素敵な外壁を目指してみてください。
カテゴリ:外壁
2021年10月14日
塗装工事中のストレスを和らげる方法
塗装工事中は様々なストレスの要因があることをご存じでしょうか?
施工する会社もお客様に配慮し、注意しながら工事を行っていますが、作業内容から実現が難しいのが現状です。
そこで今回は塗装工事中にどのようなことがストレスになるのか、その対策についてご紹介していきたいと思います。
ストレスの要因
騒音
まずストレスの1つの大きな要因として騒音があります。
足場仮設・解体時や高圧洗浄など大きな音がしてしまう作業があるほか、職人さんの話し声や足場を歩く音、トラックの出入りなどがあるため騒音が発生してしまいます。
また、足場仮設や高圧洗浄の工程では近所の方にもご迷惑をかけてしまいます。
臭い
塗料には有機溶剤が含まれているため、独特の刺激臭が発生してしまいます。
そのため、臭いに敏感な方には非常にストレスになります。
窓が開けられない
塗装工事中は塗料の飛散を防ぐため窓を養生します。その際に、窓が開かないように養生するため部屋の換気が十分に行えず臭いが部屋にこもってしまいます。
そして工事中はネットや養生で室内に太陽光が入りづらくなります。いつもより暗く閉塞感を感じる方もいるなど、人によってはかなりストレスになります。
洗濯物が干せない
塗装工事中は塗料の飛散、臭い移りを防ぐため室内で洗濯物を干していただくようになります。快晴の日に外干しできないのは主婦の方にとってはストレスかもしれません。
塗装業者のマナーが悪い
数ある塗装業者の中には、質の悪い業者も存在します。
ゴミやたばこのポイ捨てなどのマナーの問題や近隣の住民に威圧的な態度をとるなど重大なクレームに繋がる可能性があります。
トイレに行きづらい
職人は家のあちこちで作業を行います。トイレ付近で作業をすることも当然あります。
自宅のトイレの外で職人が作業をしているとトイレに行きづらくストレスを感じるかもしれません。
ストレスを緩和するには
騒音
自分で手軽にできる対策としては、耳栓をする・イヤホンやヘッドホンをつけて、音楽を聴くなどが有効です。
近年、周囲の音が聞こえにくくなるノイズキャンセリングの機能がついたイヤホン・ヘッドホンなどもあるので、こうしたものを使用すれば気になる工事音をよりシャットアウトできるかもしれません。
足場仮設や高圧洗浄など、どうしても大きい音が出てしまう作業の時は外出するのも一つの方法です。
その際は窓やドアをしっかりと施錠して業者に外出する旨を伝えてから外出するようにしましょう。
またトラックや職人の話し声などは業者と相談し、最小限に抑えてもらうことでストレスを軽減することができます。
臭い
使用する塗料を臭いのきつくない水性塗料にしましょう。
臭いが全くなくなるわけではありませんが、油性塗料に比べるとかなり臭いを抑えることができます。また、施工前にこの窓を開けたいと指定しておくと特殊な養生などで対応してもらえる場合があります。
外壁塗装中は完全に臭いをシャットアウトすることはできませんが、効率よく換気を行うようにしましょう。
洗濯物
施工前になるべく早く洗濯物を干せるよう業者に相談してみましょう。例えば、ベランダ面だけ優先して工事を終わらせてもらうといった対応をしてもらえるかもしれません。
また、部屋干しでも塗料の臭いが気になるという方はコインランドリーを使用すると良いでしょう。
塗装業者のマナー
早めに担当者に相談し、注意してもらうようにしましょう。
モラルのない業者は施主だけでなく近隣に対しても迷惑ですし、隣家との関係を壊す原因にもなりかねないため、事前にきちんと調べて優良な業者を選びましょう。
トイレ
職人さんの休憩に合わせて行くようにしましょう。事前にいつごろ休憩するのか聞いておくとトイレに行きやすくなり、ストレスは緩和されるでしょう。
まとめ
工事中のストレスは少なからずあります。
ストレスを軽減するには、事前に業者にしっかりと塗装工事の内容を確認し、理解することが大切です。各工程の内容や期間などを把握しておくと心構えができ、対策をとることもできます。
近所の方に対してはクレームに繋がりそうな事案はすべて事前に周知することも重要です。音や臭いで大きなストレスを与え、感じ方次第ではトラブルにも発展しかねないため、挨拶回りは十分に行いましょう。
また少しでも不安な要素がある場合は業者に相談することをおすすめします。
2021年10月11日
外壁塗装に適した季節とは?
家の外壁は、時間が経つにつれて劣化していきます。塗料の耐用年数を経過してしまうと、塗膜の剥がれやひびなどが発生してしまいます。大切な家を守る為にも劣化の症状が見え始める前に塗り替えメンテナンスは検討したいものです。
せっかく塗り替えメンテナンスを行うなら、一番適した時期に行いたいとも思いますよね。では、外壁塗装にベストシーズンはあるのでしょうか?
今回は塗装工事を行う季節ごとのメリット・デメリットについて紹介していきましょう。
塗装ができない天候条件
季節ごとの外壁塗装のメリット・デメリットを調べる前に知っておかなければならないことがあります。それは、外壁塗装工事には絶対に行えない条件があるということです。その条件が下記になります。
・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
・雨や雪が降っているとき
この条件を見るとわかりますが、積雪地域や氷点下になる地域以外は、一年中施工が可能です。また、雨の日は湿度が高くなるので塗装はできません。
この条件を基礎知識として把握しておきましょう。
季節ごとのメリット・デメリット
・春(3~5月)
メリット
春は比較的気候が安定していて空気も乾燥しているため、天気に左右されて工期が伸びてしまうことが少なく、塗装に適した季節です。
デメリット
黄砂や砂埃などのゴミが付着したり、塗装業者が繁忙期に入ってしまうため工事の依頼がしづらくなってしまいます。
・梅雨(6~7月)
メリット
雨が降ると塗装工事は行えません。そのため梅雨時期は塗装を避ける方が多いので工事の依頼はしやすくなります。また、適切な湿度を守っていれば工事はスムーズに進みます。
デメリット
雨が続くので予定通りに工事が進まないことが予測されます。工事が長引くと困る方は梅雨時期の塗装は避けたほうが無難です。
夏(8月)
メリット
夏は気温が高く、塗料が乾燥しやすいので工事はスムーズに進みます。
デメリット
8月~9月にかけては台風が多く発生する季節なので、それが原因で工事ができないことがあります。台風が接近しやすい地域の方は早めに屋上防水、ひび割れなどの対策をしておきましょう。
また、塗装中は窓を閉め切ってしまうため室内の温度が上がり、過ごしにくくなります。場合によってはエアコンの室外機を養生してしまい、冷房が使えなくなってしまうことがあります。熱中症などの危険性もあるため、工事期間中も快適に過ごしたい方は夏の塗装は少し検討したほうがいいかもしれません。
秋(9~11月)
メリット
秋も春と同じで気候が安定しているので工事もスムーズに進み、塗料も乾きやすく塗装に適した季節です。また、気温が下がるので窓を閉め切っていても無理なく過ごせます。
デメリット
春と同じく繁忙期のため、工事依頼がしづらくなります。また、9月ごろまでは台風のシーズンなので、それが原因で工事がストップしてしまうことがあります。
冬(12~2月)
メリット
冬は空気が乾燥しているため、塗料が綺麗に硬化してくれます。
また、窓を閉め切っていても無理なく過ごせます。
デメリット
日照時間が短いため、他の季節に比べて作業できる時間が限られてきます。
気温が5℃を下回ると工事ができないので、積雪エリアや寒冷地域では注意が必要です。
塗装のベストシーズン
各季節のメリット・デメリットをお伝えしましたが、実際に塗装される方が多い季節は春と秋です。天候が不安定な季節の施工は避けたいと考える方が多いようです。
また、最初にお伝えしましたが、工事の行いにくさの違いはあれど外壁塗装はどの季節でも実施可能です。
季節に関わらず、外壁を守っている塗装も使用した塗料が耐用年数を迎えれば防水性や耐候性が失われますので、塗替えなくてはなりません。
塗装すべきタイミングで悩んだり、時期によって塗装が難しい地域にお住まいの方は一度塗装業者に相談してみましょう。
まとめ
今回は外壁塗装に適した季節をご紹介しました。気候や天気条件が適した季節でも繁忙期のため着工が遅れたりするなどデメリットもあります。
工事がスムーズに行われることも大切ですが、満足のいく工事になるかどうかを決めるのは依頼する業者の施工管理能力です。複数の業者に見積もりを依頼し、季節や環境に合った具体的な施工方法を提案してもらい、工事を行うようにしましょう。
カテゴリ:外壁