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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2020年7月3日

外壁塗装の汚れの原因と対処法

新築の時は汚れひとつない美しい外壁も、月日が経てば黒ずみや汚れ、コケなどが付いてしまいます。

これを読んでいる方の中には「経年劣化は仕方がないこと…」と諦めている方も多いのではないでしょうか?

しかし、汚れた壁を毎日見るのは気分が落ち込みますし、家を守るという観点からみてもよくありません。


そこで今回は、外壁が汚れる原因と対処法をご紹介します。



外壁の汚れの種類と原因

外壁が汚れる主な原因は、

①雨だれ ②藻・コケ・カビ ③サビ の3つです。

これらの汚れをそのままにしておくと、気が付かないうちに範囲を広げていき、塗装でできた保護膜を少しずつ剥がしたり劣化させたりしていきます。

そのため、きれいな家を保つためにも汚れの特徴を知り、しっかり対処しましょう。


①雨だれ

雨だれは、外壁に付着した土埃やチリなどが雨で流れ、そのまま外壁に残ってしまった跡のことをいいます。

窓枠の下や換気口付近などに多く、水が垂れたような黒ずんだ汚れは雨だれの可能性が高いです。

また、モルタル壁のような表面に凹凸のある外壁は、特に埃など汚れの元が溜まりやすいので、雨だれがつきやすいです。




②藻・コケ・カビ

藻・コケ・カビは、日光が当たりにくく風通しの悪い、じめじめした場所に発生することが多いです。

また、湿気がなさそうな場所であっても外壁自体の防水性が失われていると、藻やコケ・カビが発生する場合があります。

湿気がたまりやすい北側の外壁や屋根付近は、特に注意が必要です。




③サビ

サビの多くは水分と金属が接することで発生します。

外壁にサビ?と思う方も多いと思いますが、金属部の錆びた部分が雨水によって流れて壁に付着すると、「もらい錆び」というものがつくことがあります。

また、酸性雨にわずかに含まれる金属系のイオン分子にコンクリート内の成分が反応してサビに変化する可能性もあります。




外壁汚れの落とし方


①ホースや高圧洗浄機で洗い流す

雨だれなどの黒ずみや土埃などの軽い汚れの場合は、ホースの水をかけるだけで落ちる場合があります。

もし、それで落ちない場合は、家庭用の高圧洗浄機を使いましょう。高圧洗浄機なら、初期段階の汚れはほとんど取り除くことができますし、程度によっては藻やコケも落とすことができます。しかし高圧洗浄機の水圧が強すぎると、壁に傷をつけたり外壁を保護している膜を傷つけたりする可能性があります。水圧をいきなり上限で使ったり、一か所に集中してあてたりしないようにしましょう。


また、ホースや高圧洗浄機を使用する際、隣家に水が飛ぶ恐れがあります。トラブルにならないように十分気をつけましょう。


②専門の洗剤や薬剤をつけて落とす

比較的汚れの範囲が少ない場合、ブラシやスポンジを使って汚れを落とすことができます。ホースで水をかける際に、洗剤や薬剤を併用すると効果的です。

また、軽い汚れの場合は家にある中性洗剤で落とすことができます。ホースの水で大きな汚れを落とした後、中性洗剤をバケツの水の中で薄めて、ブラシで優しく擦りましょう。


それでも落ちない場合は、外壁専門の洗剤を試してみましょう。外壁専門の洗剤はホームセンターや通販で購入が可能です。用途に合ったものを選んでください。その際、必ず注意事項などの説明をしっかり読んでから行いましょう。


③専門業者に依頼する

「汚れの場所が高くて届かない」「自分でやったけど汚れが落ちない」などの場合は、プロにお願いするようにしましょう。

頑固な汚れを自分の力でどうにかしようとすると、汚れの範囲が広がったり塗膜が薄れたり、かえって状況が悪化する可能性があります。

そのため、少しでも不安がある場合は専門業者に見積りと現地調査を依頼しましょう。思わぬところに原因があったり、汚れ以上の問題に気づくきっかけになったりする場合もありますよ。



汚れに強い外壁塗料




専門業者に依頼する際は、外壁の洗浄と塗装を一緒に行うことをおすすめします。

外壁塗料にも寿命というものがあります。基本的には塗ってから約10~15年ですが、コケやカビ、錆などが発生している場合はもう少し早まっている場合があります。

また、汚れがついた外壁はその効果を失っている可能性が高く、放っておけばさらに悪化します。汚れが目立ち始めたら早めに塗りなおすようにしましょう。



今回は汚れに強い外壁塗料の中でも特におすすめなものを2つご紹介します。
ぜひ参考にしてください。


①シリコン塗料もしくはフッ素塗料を使う

外壁塗料には、アクリル塗料やウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料など様々な種類があります。アクリル塗料やウレタン塗料は安価で施工性も高いので便利ではあるのですが、価格が安い分 汚れが付きやすいというデメリットがあります。

もちろん、シリコンやフッ素にしたからといって全く汚れないというわけではありません。しかし、汚れるリスクはアクリルやウレタン塗料に比べるとぐっと減りますので、「汚れにくい塗料を使いたい」というのであれば、シリコン塗料もしくはフッ素塗料を使うことをおすすめします。



②低汚染塗料を使う

低汚染塗料は、塗膜の表層に特殊なコーティングをすることで、汚れが付着しにくくなった塗料です。

もし汚れが付着したとしても塗膜表面に軽く付着する程度であるため、雨が降った際に汚れと塗膜の間に上手く雨水が入り込み、汚れをきれいに洗い流してくれます。

また、防カビや防藻性にも優れているので、現在「雨だれ」や「藻・コケ・カビ」に悩まれている方には特におすすめです。



まとめ


外壁の汚れにはいろいろな種類があり、対処法もさまざまです。

程度が低いものなら水や洗剤を使って対処できますが、酷い汚れの場合はできるだけ早く専門業者に相談するようにしましょう。

また、きれいな外壁を保つためにはこまめなお手入れも大切です。定期的に壁の状態を確認したり洗浄をしたりするようにしましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年7月1日

ALC外壁の特徴と塗装時期




ALCパネルとは、「軽量気泡コンクリートパネル」と呼ばれる建材の一つです。

コンクリートに比べ、約1/4程度の軽い造りになっていて、建物にかかる負荷を軽減することができ、耐火性にも優れた建材として国土交通大臣から耐火構造材の認定を受けています。


今回は、このALCパネルについてその特徴や塗装時期について詳しく見ていきましょう。




ALCパネルの特徴



ALCパネルには、薄形パネルと厚形パネルの2種類があります。


■薄形パネル

木造・鉄骨造の建築物に使用されます。

厚みは、50㎜~75㎜未満 または 35㎜~37㎜未満



■厚形パネル

鉄骨・鉄筋コンクリート造の耐火建築物に使用されます。

厚みは、75㎜以上




ALCパネルは無機質素材を用いて鉄筋を組んだ型枠に注入、高温の水蒸気と強い圧力を使って製造される外壁材です。高い耐久性と防火性が最大の特徴です。



パネル内に金網状の鉄筋が組み込まれていて、その強度はサイディングやモルタルよりも強いといわれています。しかし、パネルの表面は衝撃に弱いので注意が必要です。



断熱性、耐火性、遮音性に優れていて耐火構造物の外壁として使用されることが多い材料です。水分を吸いやすく乾燥しやすい特徴も持ち、しっかり塗装をして防水性を保持しないと雨水が外壁内部に侵入しやすくなってしまいます。




ALCパネルは断熱性が高い




熱伝導率が小さいほど熱が伝わりにくく、熱抵抗値が大きいほど熱を遮断できるため、ALCパネルはモルタルやサイディングに比べると断熱性に非常に優れていることがわかります。



壁が外気温の影響を受けにくくなれば、夏は冷房が効きやすく、冬は暖房で室内はすぐに温まります。


この断熱効果により、冷暖房費を節約することができるのです。




ALC外壁の塗装時期



下のような劣化の症状が起きている場合は、塗替えリフォームを検討しましょう。



■チョーキング現象

 塗膜が紫外線のダメージで劣化して、成分に含まれる顔料が表面に粉となって出てきた状態。



■クラック


 コンクリート表面にひび割れが起きた状態


■カビ・苔


 コンクリートが劣化して水分を溜め込み、カビや苔が繁殖した状態


■シーリングの劣化


 目地に入っているシーリングが紫外線により劣化している状態


■変色


 紫外線により色褪せが起きた状態


ALC外壁の塗装も、最初に下塗りを1回塗り、下塗り材が乾いたら上塗り材を2回塗ります。

上塗り塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などがあり、戸建て住宅の外壁塗装でも使用されています。その中でも、臭いが少ない水性タイプの水性シリコン塗料は人気が高く、ALC外壁の塗装にも多く使用されています。





まとめ


ALCパネルは、断熱性や耐火性に優れていて安全性の高い外壁材です。ただし、他の外壁材同様に劣化の症状が現れた時には、塗替えを検討しなければなりません。現在の外壁の状況に合った塗装を行い、ALCパネルの耐久性を維持していきましょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月28日

外壁塗装の色選び ~和風住宅編~

近年では洋風住宅や和モダンな住宅が増え、昔ながらの純和風の住宅が減っているように感じませんか。         

 

和風の住宅は日本の気候に合わせた材質を使用したり、昔の人々の知恵や工夫が住宅の様々な部分で活かされています。そんな貴重な住宅を大切に守り続けるためにも外壁塗装はかかせません。 

 

ポイントを抑えて、和風住宅の魅力を活かした塗替えを行いましょう。 

 

 

色選びのポイント 

日本の伝統色を知る 

和風の住宅では雰囲気を損ねないことが重要です。

外壁塗装をする際に、柱や屋根瓦との色調バランスを考慮し色選びを行いましょう。  

 

和風の家といえば漆喰の白い壁やクリーム色の外壁のイメージがあるかと思います。

ですが、せっかくの外壁塗装なのでイメージを変えてみたいという方も多いのではないでしょうか。 

 

日本の伝統色は彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが感じられるため和風住宅の外壁によく馴染みます。 

    

 

景観を壊さない色選び 

美しいまちづくりとして市町村が『景観ガイドライン』を定められている地域があります。 

その場合、街の景観を壊さないよう一般住宅や商業施設など外観の色を規定の範囲で行うことが必要になります。 

 

外壁塗装工事が完了したあとに知るということが無いよう事前に確認しましょう。 

 

素材を活かすポイント 

素材の風合いが魅力のひとつ 

柱や樋など木材を使用している部分は木目を活かし、塗装することをおすすめします。 

 

塗料には艶有りや艶なし、クリヤーなどの種類がありそれぞれ仕上がりも違います。

本来素材の持つ風合いを活かすのであれば、クリヤーをおすすめします。

和風住宅の外壁は艶が控えめな方がよく合うと言われています。 

 

 

外壁の材質や付帯部分の素材とのバランスが重要  

玄関ドアはお客様が必ず目にする場所です。外壁の色と玄関ドアの素材がアンバランスだと残念な気持ちになってしまいます。 

 

実際に色見本を玄関ドアやサッシなどに合わせてみることをおすすめします。

また塗料メーカーによるカラーシュミレーションを行うことでイメージしやすくなります。

            

 

        

  

 

 

まとめ 

住宅が持つ個性はそれぞれです。その雰囲気を崩すことなく、本来の持ち味を引き出すことが大切です。 

 

そのためにも事前に施工業者としっかり相談し、趣のある和風住宅を維持できるようにしましょう。

 

施工事例はこちら↓

https://www.puraningk.jp/case/694

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月27日

外壁・屋根塗装の剥がれの原因



家の外壁や屋根は、降り注ぐ紫外線や風雨にさらされています。


少しずつ経年劣化をしていきますが、外壁の劣化のうち剥がれに関しては一概に経年劣化が原因と言い切れないことがあり、経年劣化以外の原因も考えなくてはいけません。


今回は、外壁・屋根の塗装の剥がれ現象について、詳しく見ていきましょう。

外壁・屋根塗装の剥がれの原因



下地処理の不足




塗料をしっかりと密着させるためには、下地を整えることが重要です。


これを「下地処理」と呼びます。


下地処理には主に「高圧洗浄」「クラック補修」「ケレン作業」があります。




高圧洗浄



高圧洗浄は、風に乗って運ばれ外壁や屋根に付着したホコリや土、排気ガスのほか、日当たりの悪い箇所で繁殖しやすいカビや苔などを、強力な水圧により洗浄することです。



ホコリやカビなどが付着している壁の上からそのまま塗料を塗っても、汚れが付着している部分の外壁には塗料は密着できず、せっかく塗っても施工後すぐに剥がれてしまう可能性があります。



外壁・屋根塗装をする時は、施工面の汚れをしっかり取り除いておくことが、塗装の耐用年数を延ばすためにも重要なのです。





クラック補修




外壁のひび割れ(クラック)も、塗装の前に補修が必要です。



外壁のひび割れを見てしまうと、「ひび割れがどんどん進み家が崩れてしまう」と心配される方も多いでしょう。しかし、これは経年劣化による表面上の浅いひび割れで、建物の耐久性に害を与えるようなものではありません。




耐久性に問題がないからと、そのままずっと放置してしまうと、ひび割れているところから雨や汚れが入り込むようになり、外壁材の劣化へとつながります。



塗り替えリフォームをする時は、必ずひび割れの補修工事を先に行うことが大切です。





ケレン作業



ケレン作業では、高圧洗浄でも取り除けなかった古い塗膜やサビを丁寧に除去していきます。



外壁の塗替えでは下地調整の段階で、いかに塗面の状態を整えるかが重要なポイントとなり、下地調整の中でも「ケレン作業」は重要な工程といえます。







下塗り塗料の選択ミス




外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回の重ね塗りが基本です。

下塗りでは、下塗り専用塗料を使用します。この下塗り塗料は、外壁下地と仕上用塗料の密着力を高める接着剤のような役割があります。


下塗り塗料には様々な種類があり、下地の劣化状況に応じて適切なものを選ぶ必要があります。



下地の状態や材質を調べずに下地材を選択してしまうと、塗った塗料がうまく付かずに塗料の剥がれの原因になってしまいます。






施工不良により剥がれが起きた時は




施工業者へ連絡



優良業者では、業者独自に発行する「自社保証」というものがあります。


この「自社保証」は、保証期間や内容は法律で定められておらず、業者に委ねられています。


塗装工事の契約を交わす際には、必ず確認しておきましょう。なぜなら、剥がれが起きるのが施工から2~3年後ということが多いからです。



施工後何年か後に剥がれが起きた時は、剥がれた部分の写真を撮り記録を残したうえで、施工業者へ連絡しましょう。

連絡を受けた施工業者は「自社保証」により無償で再工事を行うでしょう。




そのまま放置は危険



通常、剥がれは一ヵ所に留まらずに範囲がどんどん広がります。



剥がれた範囲が広くなれば、雨水が侵入しやすくなり家を支える構造体や木部にまで水分が浸透すると、天井や壁から雨漏りが起こり耐久性は低下し、部材の腐食にも繋がります。



放置しても、剥がれが収まることはなく状況を悪化させてしまうだけです。

早急に、施工業者へ連絡を入れましょう。




まとめ

塗膜の剥がれは、経年劣化により生じているように思えますが、施工不良でも起きやすい劣化の一つです。塗装工事後、数年で剥がれが起きた場合は施工不良の可能性が高いといえるでしょう。

このような事がないようにも、業者選びは慎重に行ないましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月25日

外壁塗装 艶あり・艶消しの選び方



外壁を塗り替える際、どの色にするか悩む方が多いのではないでしょうか。

外壁の色はお家の印象を左右する重要な部分です。白や茶色などの大まかな色を決めるのも一苦労ですし、そこから「艶あり」にするか「艶消し」にするかの選択もしなくてはなりません。


そこで今回は、艶あり・艶消しの特徴についてご紹介します。
それぞれのメリットやデメリットを知り、ご自宅の壁にぴったり合う色を見つけましょう。



艶あり?艶消し?

外壁塗装の塗料には「艶あり」と「艶消し」の2種類だけでなく、

艶の度合いによって、

① 艶消し ② 3分艶 ③ 5分艶 ④ 7分艶 ⑤ 艶あり の5種類に分けることができます。



一般的に「艶消し」の光沢度は5以下、「艶あり」の光沢度は70以上が目安となっているのですが、実のところの3分艶や5分艶、 7分艶の明確な定義は決まっていません。



上の画像を見るとなんとなく違いが分かると思いますが、メーカーによって多少の差がありますので、色味が気になる方は専門の業者に相談してから決めるようにしましょう。


艶ありのメリット


艶あり塗装のメリットは、見た目の美しさと耐候性の高さです。


ツヤツヤと輝くような仕上がりになるので、塗装後はまるで新築のような美しさがあります。光の反射率が高いため、艶とともに陰影も強調されます。

このことにより、木目やサイディングの凹凸がはっきりして立体感を際立たせることができます。

また、「艶なし塗料」は艶ありから艶を消して作っています。そのため、艶ありと艶消しを比べると、艶ありのほうが塗料の能力をそのまま発揮できることになります。



艶ありのデメリット


一方で、艶ありは塗料と下地の相性や光の当たり方によっては艶が目立ちすぎる場合があります。そのせいで眩しかったり安っぽく見えたりすることが、艶ありのデメリットといえるでしょう。

また、外壁塗装した直後はツヤツヤと光って見える艶あり塗装でも、2~3年もすれば艶はなくなってしまいます。



艶消しのメリット


艶消し塗料は、メーカーによっては「艶なし」や「マット仕上げ」と表記されることがあります。

その名の通り艶がないため、外壁を塗り替えた時に出る光沢を抑えることができるので、重厚感や落ち着いた雰囲気を演出できます。



また、艶消しなら周囲の環境にうまく溶け込み、しっとりとした高級感を演出することができます。


艶消しのデメリット


艶ありのメリットでもお伝えしたように、艶消し塗料には艶消し剤が含まれています。そのため、艶あり塗料に比べると塗料そのものの機能を発揮しにくい部分があります。

また、艶あり塗料に比べると数が少ないため、メーカーや商品が限定される場合があります。



艶調整塗料のメリット


3分艶や5分艶、 7分艶のことを総じて艶調整塗料といいます。艶調整塗料は自分の好みの艶に抑えることが出来るので、艶感が目立ちすぎることも質素に感じることもありません。


また、さまざまな塗料で艶調整ができるため、選べる塗料の幅が広くなるというメリットもあります。


艶調整塗料のデメリット


やはり、艶あり塗料に比べると能力が少し落ちてしまいます。


また、艶調整塗料は塗りムラや艶ムラが出る可能性があります。これは、艶を調整すればするほど大きくなると考えて下さい。7分艶よりも3分艶の方が塗りムラや艶ムラが出やすく、塗るのに技量が必要になります。




理想に近い仕上がりにするために必要なこと



艶あり塗料と艶消し塗料のどちらを選んだとしても、それぞれメリット・デメリットがあります。

分からないまま選んで後悔しないためにも、塗装業者と相談しながら自宅の外壁にあった塗料を選びましょう。

そして、塗装業者には「塗り板サンプル(塗料を実際に塗ったもの)」というものがあります。

そのサンプルとご自宅の外壁を見比べながら決めると、実物とイメージとの差異が少なくなるでしょう。




まとめ


外壁の色は自宅の雰囲気を表す重要な部分です。まずは「どういった家にしたいか」をよく考えて、それに合った色と艶を選ぶようにしましょう。

また、艶に関しては専門的過ぎて分からない部分もあるかと思います。その際はお気軽にプラニング・Kにご相談ください。




カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月23日

雨の日の塗装は避けよう



そろそろ外壁の塗替えを検討中の皆さんは、雨が多くなるなるこの時期の塗装って大丈夫なのかなぁ?と考えられているでしょう。雨の日が多くなると塗装が途中で中断したり、工事が予定より延びたりすることがあります。

 

また、塗料の品質が雨により低下することもあり、本来の耐久性を持った塗膜が形成されなくなる心配も出てきます。

 

 

今回は、雨の多い時期に外壁塗装を行う際の注意点とポイントを見ていきましょう。



雨の多い時期に外壁塗装を行う注意点とポイント

 

 

雨による影響

雨は、外壁や屋根塗装の塗膜硬化に悪影響を与えます。外壁や屋根に塗る塗料は乾ききっていないところに雨が当たると、溶けだしてしまいます。雨で溶けだしてしまった部分は塗りムラになってしまい、再塗装をしなければなりません。

塗料は水分の影響を受けやすく、真水で薄めて使う水性塗料も希釈率を誤ると品質が落ちてしまうといわれます。

雨で薄まった塗料は塗膜の剥がれや膨れ、浮きなど様々な施工不良を起こし塗料本来の強度を維持することができません。

 

 

多湿による影響

 

塗料には、施工環境が定められていて、基本的に湿度85%以上、気温5度以下の環境では塗料が十分乾燥できなくなるため、塗料メーカーで塗装を避けるように指示しています。

雨の日は湿度が85%を上回ることが多くあります。

湿気が多いと空気中の水分が、塗料の硬化を阻害し施工品質を落としてしまいます。

塗装前には、塗装が可能かどうか湿度条件を確認することが重要です。


長期間の工事中断を想定しておく

 

雨の多い時期に、最も気にかかることが工事が中断してしまうことです。

工事が何日も中断してしまうと、家は足場や養生シートで覆われているため窓は開けられず、暗い室内で何日も生活をしなければなりません。

施工業者も長期中断は回避しようとしますので、施工期間の天気予報をあらかじめ把握して雨が長く続きそうな場合は、工事日程を決定する前に着工日を遅らすなど対策を取ります。

施工スケジュールに不安がある場合は、施工業者に確認しておきましょう。

      

雨の日は施工は避ける

降雨時の施工は断りましょう。施工品質の低下が予測できるにも拘わらず、雨の日に無理に塗装を行おうとする業者も残念なことに、あります。

「契約してしまったから、しょうがない」と諦めずに雨の日の塗装は避けてもらうよう業者に伝えましょう。

 

 

 

まとめ

 

雨の多い時期の塗装工事は、施工業者が優良かどうかが良くわかります。

優良業者は、そもそも長雨の時期に工程スケジュールを組みません。事前に予定施工期間の天気予報を把握し、工事遅延によるお客様の心労を減らす努力をします。また、施主の意向を無視して強行に工事を推し進めません。

雨の多い時期の塗装工事には、雨を見越して工事予定を組んでくれる優良業者を選ぶことが、何よりも重要です。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月22日

店舗の外壁塗装の必要性について

外壁は外観の大部分を占めるため、第一印象を左右します。  

 

そして店舗の外壁は店舗のイメージにつながるため重要です。店舗の外壁塗装をする際に失敗しないためのポイントを抑えておきましょう!  

 

        
 

店舗の外壁塗装のタイミング

塗替えのタイミング

使用している塗料にもよりますが、一般的には10年程度を目処にメンテナンスが必要です。

定期的なメンテナンスを怠った場合、台風や大雨で営業中に雨漏りをしてしまったなんてことにもなりかねません。

まずは、劣化のサインを見逃さないようにしましょう。外壁の劣化のサインが見つかったら、それが一番のタイミングです。  

 

外壁劣化のサイン

・10年以上外壁の点検をしていない

・外壁が色あせている

・外壁を触ったときに手に白い粉が付いた

・壁が剥がれている、ひび割れている  

     

  

 

  

 

工事の時期

店舗の場合、緊急性を要する工事以外は急にお店を休むということは避けたいものです。飲食店は来店されるお客様や食材の仕入先など取引先業者も係ってくるので、計画的に工事を進める必要があります。 

 

休業すれば売り上げに影響するので、塗替えの回数を減らせるように耐用年数の長い塗料を使用することをおすすめします。   

 

  

塗装工事前のご近所への挨拶  

工事の日程が決まったら、事前に近隣の方への挨拶を欠かさず行いましょう。

事前に挨拶をしているかどうかで、万が一何かトラブルが発生した際でも関係を良好に保てるケースが多くあります。 

 

特に建物が密集していたり飲食店が近隣にある場合は、塗料の匂いが原因でクレームになることもあるので注意が必要です。 

 

 

店舗の外壁塗装の必要性  

店舗の外壁塗装はイメージアップに繋がります。そして売り上げを向上させるための方法のひとつと言えます。 

  

外壁塗装がもたらす効果 

店舗のイメージを色で演出する 

 

例えばカフェやケーキ屋のように女性客をターゲットにしている店舗は、白を基調としたクリーム色やミントグリーンなどで柔らかな印象と清潔感で入店しやすい雰囲気を演出できます。  

 

黒はラグジュアリーな高級感のあるイメージを印象付けます。

赤は購買意欲を高め、青は食欲減退させる効果があります。このように色が与える効果を活用しましょう。 

  

 

知名度アップや宣伝効果  

 

色褪せや汚れていた外壁を塗替えるだけで印象は変わります。美しく塗替えられた外壁は新店舗のような美観を取り戻します。 

 

店舗の場合は一般住宅では使用しない明るい色の外観にすることも可能です。個性的な色や目立つ色の外観は周囲の目を引き、宣伝にも繋がります。

集客促進によって売り上げアップを目指すことが可能になります。

  

 

まとめ

店舗の外壁塗装は美観以外に様々な効果があり、重要性が高いということがお解りいただけたかと思います。 

 

プラニング・Kでは一般住宅以外に店舗の外壁塗装も行っております。

店舗の外壁でお悩み事があれば、是非お気軽にご相談ください。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月21日

ケレン作業の重要性を知る

皆さんは「ケレン」という文字を目にしたことがありますか?


外壁や、屋根の見積りを見ると「ケレン作業」と書かれていることがあります。また、A社の見積書には書かれているけれど、B社の見積書には書かれていない、ということもあります。これは一体どういうことなのでしょう。また「ケレン作業」とはどのような作業のことをいうのでしょう。


今回は「ケレン作業」について詳しく見ていきましょう。



ケレン作業とは


■異物の除去

ケレン作業とは、外壁の異物を取り除く作業のことです。外壁塗装では、最初に外壁表面の汚れを高圧洗浄機で落としていきます。

しかし、金属部分にこびりついたサビや古い塗膜などは高圧洗浄機で落とせないことがあります。


そのため、高圧洗浄の後に残った汚れを取り除くためのケレン作業を行うのです。

どんな塗料でも、サビや汚れが残っている上から塗ってしまうと、異物が塗膜に影響を及ぼし長持ちしません。

サビを残したまま塗装するとサビは塗膜の下で成長をし塗膜を食い破る事態となってしまいます。

サビの成分により塗料は耐久性を落としてしまうのです。強力な防錆材を塗布してもサビを根本から除去しなければ、何度もサビの脅威に悩まされる事となります。


表面を滑らかにする

ケレン作業は、屋外にある金属製の手すりや屋根の板金などの付帯部分のサビ除去のために行われますが、外壁表面処理作業としても行われます。



見積書の中にケレン作業を確認する


ケレン作業は、外壁塗装工程の中でも省かれやすい工程です。


業者から見積書を受け取った際は必ずケレン作業の工程が含まれているか確認しましょう。ケレンは本来は鉄部のサビの除去を指しますので、業者によっては外壁表面の処理については、「素地調整」「下地補修」などと記載していることもあります。

見積書の記載内容にケレン作業が含まれているか、わからない場合は見積り業者に連絡をして聞いてみましょう。

実際に外壁塗装の契約はしたけれど、きちんとケレン作業が行われるか心配という方は、施工業者に施工中の写真の記録を依頼しましょう。




まとめ


外壁塗装といえば、ペンキを刷毛やローラーで塗ることと考えられがちですが様々な工程があります。



その中でも今回ご紹介したケレン作業は塗装の完成度を左右する非常に重要な工程です。塗料や足場の説明だけでなく、ケレン作業を含む下地処理の説明もしっかりしてくれる、丁寧で信頼できる業者へ外壁塗装工事を依頼しましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月20日

外壁塗装工事中の不便を減らすために知っておくこと

外壁塗装の工事中は、家の周りで作業が行われます。室内にいるお家の方は、作業中はどのように過ごせばよいのでしょうか?

外壁塗装は約2週間に及ぶ工事となります。職人が家の周りで作業を行いますので、生活環境が普段とは多少変わってしまう可能性があります。

普段の生活にどのような変化が起きるかを、事前に知りその対策をしておくことが大切です。

普段との環境の違い

換気がしにくくなる

足場とシートで家が囲まれ光が遮られると同時に風も届きにくくなります。本格的な塗装作業が始まると窓やベランダなどが養生用のビニールシートで塞がれて窓の開閉ができなくなります。

養生シートのすき間から塗料がはみ出さないように、養生シートはテープでしっかり貼りつけられていて、数日間は部屋の換気はできません。

換気の必要がある場合は、事前に業者に相談し特殊な養生シートを準備してもらうなどの対策をしましょう。

洗濯物が干しにくくなる

ベランダの床や手すりなども、塗装工事中はシートで養生します。一時的にベランダに出入りができなくなり、洗濯物を干すことができなくなります。

また、塗料が洗濯物に飛び散ったり、塗ったばかりの外壁に風で飛ばされ洗濯物がくっついたりする恐れもあるため、洗濯物は外へ干さない方が良いでしょう。

外に干せない洗濯物は、室内干しをしないといけません。浴室乾燥機や室内用の乾燥機がある場合は上手に使いましょう。乾燥機等がない場合はコインランドリーを活用するのも良いでしょう。事前にコインランドリーの場所は調べておきましょう。

エアコンが一時的に使用できない

塗装工事中は、室外機がシートで養生され通気口が塞がれたり、室外機裏側の塗装のために一時的に室外機を取り外すことがあります。その場合は一時的にエアコンの使用は不可となります。

通気口部分を避けて養生できるシートもありますので、契約前にエアコンを使用したいと要望を伝えておきましょう。

工事中の音と臭いの対策

工事中の音

外壁工事には足場の設置が不可欠です。足場を車両から積み下ろして組み立てていく足場設置工事は金属音が響きます。同様に塗装完了後の足場の撤去でも同じような金属音が発生します。

また、車両の移動やカーラジオの音、職人同士の会話などが室内にも聞こえてくるかもしれません。

職務と関係のない音やマナーの悪い振る舞いなどは担当者に連絡して改善してもらいましょう。

塗料の臭い

約二週間の施工期間のうち、塗装作業は約一週間ほどです。

下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装を重ねていきますが各塗り工程後1日の乾燥期間を設けるため最低でも一週間の塗装期間が必要です。その期間は塗料の臭いを建物の外でも室内でも感じることとなります。

近年では臭いが少なく人体への影響も少ない水性塗料が使われるのが一般的になっています。水性塗料では強いシンナー臭に悩まされることはありません。

まとめ

外壁塗装リフォームでは、多少の生活の不便さはどうしても生じてしまいます。少しでも普段通りに近い生活を送るためには、施工業者と事前に打合せをして前もって対策をしておくことが大切です。

要望や相談をしやすい業者を慎重に選びましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月19日

鉄筋コンクリートの外壁塗装は下地補修が重要!

耐久性に優れている鉄筋コンクリートは、建物の構造材や基礎に使用されています。

鉄筋コンクリートの耐久性を長持ちさせるためには、他の構造材と同じで定期的なメンテナンスが必要です。

今回は、鉄筋コンクリートの劣化の症状と適切な補修メンテナンス方法をご紹介します。

鉄筋コンクリートの特徴

鉄筋コンクリートは、文字通り鉄筋とコンクリートが組み合わさり耐久性を高めた素材です。

シンプルモダンな見た目が、お洒落な雰囲気を印象付け、デザイナーズマンションなどの外観にはよく取り入れられています。

コンクリートをそのまま外壁にするだけでは高い耐久性は期待できません。コンクリートは引っ張る力に弱く、引っ張る力に対抗力を発揮する鉄筋があることで機能します。

また、鉄筋も単体では圧力に負け曲がったりズレたりしますが厚く重いコンクリートで保護することで圧縮力に対抗できるようになります。

鉄筋コンクリートの劣化症状

鉄筋コンクリートは耐久性が高いことから、集合住宅や橋梁などに多く採用されています。

最近では、一般住宅の基礎部分で耐震性を高めるために「ベタ基礎」として多く使用されていて、木造住宅にはなくてはならない存在となっています。

そんな鉄筋コンクリートですがメンテナンスを行わなければメリットとなる耐久性は活かせません。

■鉄筋コンクリートの劣化症状

カビやコケ

アルカリ性のコンクリートは、水分を吸収してもすぐにカビやコケが繁殖することはありません。

しかし、日当たりの悪い面は中性化が進みカビやコケが繁殖しやすくなることがあり、水洗いでも落ちなくなったり広範囲に黒ずみが広がることもあります。

シンプルでモダンな外観の印象を損ねるだけでなく、アレルギーの原因にもなりかねないため、根本から除去することが大切です。

◆ひび割れ(クラック

凍害や、地震の揺れ、コンクリート施工時の硬化不良などによって生じるのが表面のひび割れです。

※凍害…コンクリート内部の水分が凍結したり溶けたりすることで膨張し、徐々に耐久性を落とす現象のこと

ひび割れが0.3㎜未満のものはヘアークラックと呼ばれ、すぐに耐久性に直結するものではありません。一方、0.3㎜以上の構造クラックとだと、割れ目から雨水が浸水し鉄筋のサビやコンクリートの中性化に繋がってしまいます。

◆白華

白華とは、コンクリートに含まれる成分が表面に白く溶けだしてくる現象です。

白華が起きたコンクリートは白っぽく見えますが、コンクリート自体の耐久性が落ちるわけではありません。

◆中性化と鉄筋のサビ

コンクリートはアルカリ性ですが、空気に触れると徐々に酸性に近づいていきます。これをコンクリートの中性化と呼びます。中性化が進むと内部の鉄筋が錆びてしまうことがあります。

錆びた鉄筋が内部で膨張し表層を押し上げるとモルタル層は浮いたり爆裂が起き、ひどい場合は鉄筋が露出してしまう場合もあります。そうなると建物の強度を大きく落とすことになります。

外壁塗装前の下地補修

下地処理は、鉄筋コンクリート造以外の建物を外壁塗装する場合でも、必ず行う工程の一つです。

カビやコケ、藻などの異物除去

コケや藻、剥がれた塗膜や、水垢などは、高圧洗浄機で落とし残った細かい汚れも手作業でしっかり除去していきます。除去し表面を整えておくことで、後から塗る塗料がコンクリートに密着しやすくなります。

除去が不完全であったり、洗浄後の感想が不十分だと塗料の硬化不良が起きる可能性が高くなりますので、丁寧な作業が大切です。

◆ひび割れ(クラック)補修

0.3㎜未満のヘアークラックは、微弾性フィラーなどで埋めて補修します。

ひび割れが0.3㎜以上の構造クラックになると、ひび割れに沿って工具でV字にカットし、カット部分にシーリング材を充填して、ひび割れと浸水を防ぎます。

◆爆裂補修

爆裂により露出した鉄筋のサビを、ケレン作業できれいに落とし防錆塗料を塗ります。コンクリートが剥がれた部分はエポキシ樹脂やポリマーセメントなどで埋めます。

重要なポイントとしては、露出した鉄筋のみだけの補修をするのではなく、サビが広がっている範囲までコンクリートを剥がし、サビが残らないように補修することです。サビが残ったままだと再度、爆裂を起こすことが考えられますので、経験豊かで、実績のある業者に依頼しましょう。

まとめ

鉄筋コンクリートは、耐久性に優れた優秀な素材ですが、コンクリート、鉄筋のどちらか一方でも劣化が進むと、一気にその耐久性は落ちてしまいます。

耐久性の低下を防ぐためにも、劣化が表面に留まっているうちに外壁塗装によるメンテナンス補修を行いましょう。

また、塗装業者を選ぶ際はコンクリート補修の実績があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

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