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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2020年6月18日

外壁材 サイディングボードの種類とメンテナンス

近年の住宅では、工場で製造したパネル状の外壁材を張り付けて仕上げる外壁が多くなっています。

このパネル状の外壁材は「サイディングボード」と呼ばれており施工しやすく耐久性にも優れていることから、ほとんどの木造住宅で採用されています。

今回はサイディングボードの種類とメンテナンスの方法を、ご紹介します。

サイディングボードの種類

サイディングボードには主に4つのタイプに分けられています。

■窯業系サイディングボード

■樹脂系サイディングボード

■金属系サイディングボード

■木質系サイディングボード

それぞれのサイディングボードで特徴や施工費用も変わってきます。

■窯業系サイディングボード

窯業系サイディングボードは、セメントや繊維質などを混ぜ合わせて形成したパネルです。

施工が簡単でデザインのバリエーションが多く、大変人気があります。

現在の日本の住宅の約7割が、外壁に窯業系サイディングボードを使用しています。

■樹脂系サイディングボード

樹脂系サイディングボードは、劣化しにくい塩化ビニール樹脂で耐久性が高いのが魅力です。

パネルとパネルの隙間目地の部分のシーリングが必要ない商品もあり、メンテナンス費用を抑えることができます。

日本では普及率が低く取扱業者が少ないのがデメリットでしょう。

■金属系サイディングボード

金属系サイディングボードには、様々な金属が使用されていますが現在ではガルバリウム鋼板製のものが多くなっています。

薄くて軽いのが特徴で、リフォームの際の「カバー工法」でもよく使用されます。

金属系サイディングボードは落ち着いたデザインで人気はありますが防錆処理を定期的に行う必要があり手間と費用がかかるのがデメリットです。

■木質系サイディングボード

木質系サイディングボードは、実際に木材で作られているため窯業系のサイディングボードとは違い本物の木の温もりある風合いがあります。

他のサイディングボードより高額なことと、定期的に防腐処理のメンテナンス費用がかかるのが人気の妨げとなっています。

リフォームを考えるタイミング

サイディングボードを長持ちさせるためには、外壁を定期的に点検し劣化が見られる部分は、その状態に応じた補修をすることが重要です。

耐久性の高いサイディングボードでも10年程経過すると、劣化症状が見られるようになります。

◇シーリングの劣化

窯業系サイディングボードの継ぎ目の目地部分や、窓やサッシ、ドア周りのすき間などには防水のため弾力性のある樹脂製シーリング材が充填されています。

一般的なシーリング材は紫外線に弱く施工から5年程で、硬化現象が起きひび割れや縮みが生じます。そうなると外壁内部に雨水や湿気が入り込むようになってしまいます。

水分に弱い木材を使用した土台や柱、梁などが濡れてカビが発生したり腐敗により建物の強度が落ちたりする事態を招くことになります。

シーリングの劣化が見られたら、シーリング材の打替えをしましょう。シーリング材の打替えのみでリフォーム工事を依頼しても足場の設置費用がかかります。外壁・屋根の塗装リフォームのタイミングで同時にシーリング補修工事を行うのが良いでしょう。

◇サイディングボードの反り

太陽の紫外線や雨風の影響により少しずつサイディングボードは変形しますが、そのまま放置するとサイディングボードが反ってしまうことがあります。

弾力性のないサイディングボードは一度反ってしまうと、元の状態に戻すことはできません。修繕するには、張り替え工事しか選択肢がなく費用も高額になります。

張り替え工事は高額になりますが、家全体の外観を新築のような状態にすることができる工事です。防水機能や耐久性を元通りかそれ以上に高めることができるので、カバー工法で外壁の重量が増加し家本来の強度を低下させるよりも、おすすめです。

◇塗装の劣化

塗装の表面に指で触れるとチョークの粉のような汚れが付着する「チョーキング現象」が見られると、外壁は塗料の保護力を失っており、下地であるサイディングボードも紫外線や雨風からのダメージを受け始めていると判断できます。

適切な時期に塗装リフォームを行うことが重要です。

外壁塗装リフォームは、下地の素材に合わせた塗料を塗ることが大切です。確かな技術と実績を持つ業者に依頼しましょう。

まとめ

扱いやすくデザインも豊富なサイディングボードは優れた建材と言えます。定期的なメンテナンスを行い、高額なリフォーム工事が必要な事態にならないように気を付けましょう。

プラニング・Kでは屋根・外壁リフォームの無料相談を実施しています。お気軽に、お問合せ下さい。

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月17日

塗り壁の魅力 -漆喰と珪藻土の違いとは?-

漆喰や珪藻土の塗り壁って素朴な中にこだわりが感じられて素敵ですよね。

 

しかし名前は聞いたことはあるけど、詳しい特徴や違いはわからないという方もいらっしゃるかと思います。では、今回は漆喰と珪藻土の外壁の魅力についてご紹介します。

 

 

そもそも漆喰って何?珪藻土と何が違うの?

 

一般的に塗り壁の材質は漆喰と珪藻土が主流です。

漆喰とは?

漆喰=石灰石といわれる岩石を原料とする壁材。 

昔から塗り壁と言えば漆喰というイメージが強く、1400年以上もの歴史を持つ日本の伝統的な壁材。城や蔵の外壁などにも多く重宝されています。 

 

  

 

珪藻土とは? 

珪藻土=植物性のプランクトンの死骸が付積み重なってできた土のこと。

 

水分や酸素を通す穴が無数に開いている多孔質素材。湿気が多いときはその穴から湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を吐き出すことができます。 

 

 

違いはあるの?

 

■漆喰は原材料の石灰自体が空気中の二酸化炭素によって固まる力を持っています。それに対し珪藻土は単体では固まらないため、固めるためのつなぎ(固着剤)を混ぜる必要があります。

 

■漆喰も珪藻土もどちらも湿度を調整する機能を兼ね備えていますが、珪藻土は『呼吸する壁』と言われるくらい湿気を吸う能力が優れています。

 

■漆喰はつるりとした質感で上品な光沢があるのに対し、珪藻土はざらざらとした質感で光を分散させ柔らかな印象を与えます。

  

 

 

 

 

  

 

それぞれのメリットとデメリット 

漆喰のメリット・デメリット

◎メリット

 ・耐久性に優れている

 ・耐火性がある

 ・湿気を吸収し、防カビ性がある

 ・抗菌・消臭効果がある

 ・デザイン性が高い

 ・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある

 

×デメリット

 ・乾燥するのに時間がかかる

 ・工事費用が高い

 ・防水性が低い

 ・傷がつきやすい 

   

 

珪藻土のメリット・デメリット

◎メリット

 ・調湿機能が高い

 ・消臭効果がある

 ・防火性がある

 ・防音性がある

 ・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある

 

×デメリット

 ・剥がれやすい

 ・カビが生えやすい

 ・工事費用が高い 

 

   

 

適している住宅とは? 

漆喰 

城の外壁に使用されるほど耐久性が高いため、住宅の内外装として活躍します。陽当たりが悪く湿気が多い立地に建つ住宅の外壁や、室内でペットを飼っている部屋の内壁などにもおすすめです。 

 

 

珪藻土

衝撃に弱くひび割れが生じやすいため、家の内部に使用されることが多くあります。調湿性に優れ消臭効果も高いので、靴箱のニオイが気になる玄関の内壁などにも活躍します。近年では水分や湿気を吸収する機能を活かし、バスマットやコースターなどの生活用品としても注目されています。  

  

 

まとめ

漆喰と珪藻土は一見似ているようですが、どちらも原材料が違う天然素材ということがお解りいただけたかと思います。そして天然素材のため小さい子供や高齢者にも優しく、シックハウス症候群の心配もほとんどありません。  

 

熟練された左官技術によって様々な模様を描き、素材の持つ風合いと独特の存在感を演出することができます。 

ぜひ、住まいを素敵に演出する壁材を見つけましょう。 

                        

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月16日

台風シーズンの前に屋根・外壁点検を!

毎年9月頃になると、日本列島各地に台風が接近してきます。近年では日本の各地域に上陸し、被害の爪痕を残しています。台風は雨はもとより、その通過時の強風により私たちの住宅に大きな損害をあたえます。

屋根や外壁が劣化している状態で台風の接近、通過を受けてしまうと、劣化部分の屋根材や外壁材が飛んでいってしまったり、雨漏りの被害にあったりと、通常のメンテナンスで行う塗装リフォームとは違い、高額な補修費がかかってしまいます。

台風が来る前に、屋根・外壁塗装リフォームを検討してみましょう。

 

台風による屋根・外壁の被害

台風とは、最大風速が17m/s【1秒あたり17メートル】以上の威力をもつ熱帯低気圧のことです。強い雨と風をもたらし住宅の屋根や外壁に深刻なダメージを残すこともあります。

 

 

台風による大雨被害

雨漏り

台風の通過ともに被害が多発するのが「雨漏り」です。

 

・耐風の強い風で屋根材が剥がされ、屋根材下のルーフィング(防水層)が剥がれたり破れたりして室内に天井から雨漏りが発生

 

・窓のサッシと外壁材の目地部分の(コーキング)が劣化していたとこに、雨水があたり裂け目から水が侵入し室内に雨漏りを引き起こす

 

・雨樋が排水しきれないほどの雨の量で、雨樋から雨水が溢れて外壁にあたり外壁のひび割れや軒天の継ぎ目から室内壁に雨漏りが起きる

 

もともと劣化していた部分や防水性が低下していたヵ所が、強い風と雨に打たれることにより雨漏りと繋がっているケースが多く、台風が来る前に劣化部分の補修は済ませておく方が良いといえます。

 

 

台風による強風被害

外装材の落下・飛散

台風は強さが増すにつれ、最大風速もどんどん上昇していきます。風速20m/sを超えると大人はまっすぐに歩けなくなり、しっかり固定されていない屋外の物や建物の外装は強風により飛ばされてしまいます。

家には屋根瓦やタイルといった外装材のほか、雨樋、雨戸、エントランスのポストなど様々なパーツが付いています。定期的なメンテナンスをしていれば小型の台風では簡単に剥がれたり、飛散することはありませんが長期に渡り点検を受けていない場合は台風の風で吹き飛ばされる確率が高くなります。

台風の中、これらの物が落下・飛散すると外壁や窓、通行人や近隣の住宅を傷つけてしまう恐れがあります。

 

台風通過後の見えないダメージ

台風が通りすぎた後、雨漏りや外壁材の剥がれも認められず安心していても、台風の強い風雨は見えないカ所の劣化を進行させていることがあります。

屋根瓦や屋根材のズレ、雨樋のビス飛びなど、高い場所の点検はセルフチェックは難しく危険を伴います。

住まいの点検を10年以上していない場合は、プロの業者に見えない部分の点検をお願いしましょう。

 

 

台風が来る前に家を点検

台風による被害を抑えるためには、接近前の点検が大切です。点検を済ませておくことにより大きなメリットが得られます。

 

最小限のメンテナスで補修費を抑えられる

台風が原因で損傷したヵ所は台風が接近する前から劣化が進んでいた可能性が高く、ぐらついた雨樋や割れた瓦などは事前に補修しておくことで、台風の被害を最小限に抑えることができます。

屋根瓦や外壁タイル、外壁材や雨樋は接着部分を補修することで再利用することが可能です。台風で飛ばされ落ちて割れてしまった場合は再利用はできなくなり、部材を新しく交換しなければなりません。

当然ながら、新しく部材を交換する方が工事に係る費用は高くなりますので、接着だけの補修で済むように事前に点検、補修を済ませておくことが重要です。

 

まとめ

強い雨と風で迫ってくる台風は、予測不能な深刻なダメージを私たちの住まいにもたらす恐れがあります。劣化が進んでいるだろうと想像できるヵ所の修繕は、台風シーズン到来前に点検、補修を済ませておきましょう。10年以上メンテナンスをしていない方は、早めの点検依頼をお勧めします。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月15日

雨戸の塗装は外壁塗装のタイミングで済まそう

住宅の外装の内、定期的な塗装メンテナンスが必要となのは、外壁や屋根だけと思われがちですですが、建物を守る雨戸のその他の付帯部分のメンテナンスも重要です。

今回は、あまり重要視されていない雨戸について、その役割や塗装の際の注意点を見ていきましょう。

 

 

雨戸の役割

窓のサッシに取付られている雨戸は、窓ガラスの保護や防犯設備としての役割を持ちます。

住宅に危害を加える外的要因から大切な住まいを守っています。主な外的要因として挙げられるのが「台風・豪雨」「侵入者」です。

 

台風・豪雨

台風や豪雨などで強風が吹くと、その風により飛ばされた飛来物により窓ガラスが割れてしまうことがあります。

※飛来物…風により飛ばされてきた物(傘・空き缶・植木鉢・自転車等)

窓ガラスが割れると雨や風、虫などが室内に入りこみ生活に支障がでます。また、割れたガラスの破片により思わぬケガに巻き込まれてしまうことも考えられます。

雨戸で窓を覆っておくと、飛来物から窓ガラスを守ってくれ被害を最小限に抑えることができます。

 

 

侵入者

雨戸は建物の防犯性を高めるために重要な外装設備です。

侵入被害のうち、雨戸のない窓ガラスを割って侵入される被害が多く報告されています。雨戸が設置されている住宅では、そもそもの窓ガラスに接触することが困難なため、侵入者側も雨戸を設置している住宅をターゲットにしない傾向があるといわれています。

 

 

雨戸塗装のタイミング

雨戸の耐用年数は決して短くはありません。外壁や屋根のメンテナンス時期が約10年に一度といわれていますので、雨戸もこの同じタイミングでメンテナンスを済ませておくと良いでしょう。

雨戸の塗装工程

■下地処理

・雨戸の表面の汚れ、泥やほこり、サビなどを高圧洗浄で落とす

・金属製の雨戸でサビが出ているいる場合は「ケレン作業」をしてサビを落とす

 

■塗装

・下地材を塗装(仕上用塗料が密着しやすいように行う)

・仕上塗料2回塗る(塗り重ねて丈夫な塗膜と作る)

 

※雨戸が金属製雨戸なのか木製雨戸なのかで、使用する下地材、仕上塗料は変わってきます。

使用する塗料については、施工業者に適切な塗料の提案をお願いしましょう。

 

 

まとめ

雨戸は外壁や屋根のように目立つことはありませんが、重要な役割を担っています。外壁・屋根塗装のタイミングでメンテナンスをしましょう。雨戸の塗装については、雨戸の耐久性もしっかりチェックしてくれる専門業者に相談しましょう。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月14日

ガルバリウム鋼板の色選びと塗替えの際のポイント

外壁・屋根材として人気の高いガルバリウム鋼板には、豊富なカラーとデザインがあります。その中でも外装材に採用する場合には表面の色と素材の光沢感を考慮した上で選ぶことが大切です。

今回はガルバリウム鋼板の色や種類、塗替えの際のポイントを見ていきましょう。

 

 

 

 

ガルバリウム鋼板の色と種類

ガルバリウムのカラー鋼板はたくさんのメーカーから発売されており、カラーやデザインも豊富な外装材です。

一部商品の中には数色しか色がないものや、ストライプ柄しか選べないものもありますが、レンガやタイル風の模様を施した商品や表面をざらざらに施した商品もあります。

様々な模様と色を組み合わせることで、自分好みの外観デザインを作ることが可能となります。

まずは全体のイメージをしっかり決めることから始め、サンプルを見ただけで外装材を決めてしまわないよう注意しましょう。サンプルを見ただけで選んでしまうと、張り終わった後にイメージと大きく違った印象になったという例があります。

 

※落ち着いた黒のシャープなガルバリウム鋼板を選んだけれど…光に当たると明るいぎらぎらした黒になりシャープな印象がなくなってしまった

など、施工後にイメージと違うことに気が付いても変更はかないません。

選んだガルバリウム鋼板が外観のイメージと合っているか、十分に検討し専門家の意見を参考にしながら慎重に決めていきましょう。

 

家のシルエットとガルバリウム鋼板の相性

自宅のシルエットに似た建物で、ガルバリウム鋼板を使って外装を仕上げている家を確認しましょう。

ただ、近隣の家をひとつずつ見て回るのは大変です。素人目には、ガルバリウム鋼板かどうかの判断も難しいものもなかにはあるでしょう。

 

そんな時は、外装リフォームの会社へ相談してみましょう。過去の施工事例で自宅とよく似たシルエットの実例を見せてもらうことができるでしょう。

外装リフォームの会社でも、ガルバリウム鋼板の施工件数は様々ですので相談前に業者のホームページなどを確認しておくことを、おすすめします。

 

■日当たり具合を把握する

日当たりがよすぎると、ガルバリウム鋼板が太陽光を反射し本来の色が見えづらくなることがあります。

そのため、重厚感のあるシックな色のガルバリウム鋼板で仕上げたつもりが、ぎらぎらして色が良くみえず派手な印象になってしまったということもあり得ます。

 

近年のガルバリウム鋼板は、ぎらつきを抑えた塗装を使用したものや、マットタイプのものもあります。

光の反射が気になる場合は、業者に相談し反射率が低い商品を提案してもらいましょう。

 

 

 

ガルバリウム鋼板の塗り替え ポイント!

雨や紫外線で耐久性が落ちてしまうガルバリウム鋼板は、約10年に一度はメンテナンスが必要といわれています。

メンテナンスのために塗装が行われることがありますが、その際には気を付けなければならいポイントがあります。

 

防錆処理 重要ポイント

塗装メンテナンスの時期を迎えたガルバリウム鋼板には、サビが発生していることがあります。

塗装の前には「下地処理」としてサビなどを除去し、外壁表面のひび割れやキズの補修をしなければなりません。

劣化部分の補修をせずに塗装をしてしまうと、劣化部分から塗料が傷んで剥がれてしまうことがあります。

金属系外装材のガルバリウム鋼板では、一つのサビが外壁・屋根全体の耐久性を低下させることも考えられるため、塗装前の下地処理での防錆処理は徹底的に行うことが重要です。

 

■下塗りは必須 重要ポイント

ガルバリウム鋼板は、塗料をはじきやすい性質を持ちます。そのため、塗替えをしてもすぐに塗料が剥がれてしまう事態を起こすこともあり得るのです。

塗料が弾かれないようにするため、下地処理をしっかり行いガルバリウム鋼板と相性のよい下地材(フィラーやプライマー)を下塗りとして塗ります。下塗りは上塗り塗料が外壁にしっかり密着するために、接着剤のような役割があり仕上りを良くするためにも重要なポイントといえます。

 

まとめ

ガルバリウム鋼板はカラーやデザインが豊富なため、外観のイメージを自分好みに仕上げるうえでは大変優秀な外壁材です。太陽光の反射による色の見え方の点や、塗装リフォームの際の防錆処理や下塗りの重要性を把握した上で、専門業者としっかり打合せをして選んでいきましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月13日

暑い夏でも外壁塗装はできる?

 

そろそろ自宅の屋根や外壁の塗替え時期かな。と思っているけど、今から依頼したら夏ごろになってしまうし、暑い夏に外壁塗装ってできるの?なんて思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、夏に塗装する際のポイントをご紹介します。

 

 

 

夏に外壁塗装をするメリットとデメリット

 

◎メリット

 

・日照時間が長く塗料の乾きが良いので、塗装工事がスムーズに進みやすい。

 

・晴れの日が多く、工事期間を短縮できる。

 

・春や秋の施工業者の繁忙期に比べ、希望のスケジュールで塗装工事ができる。

 

 

×デメリット

 

・梅雨や台風・ゲリラ豪雨の発生により、工期が延びる可能性がある。

 

・塗装工事中は養生ネットをするため、窓を開けられないのでエアコンが欠かせない。

 

・お盆期間中は施工業者も休みのため、作業がストップする。

 

・夏は窓を開けているお宅も多く、ご近所に塗料の匂いが迷惑にならないか気になる。

 

 

夏に外壁塗装を依頼する際の注意点

◆時期

外壁塗装できない季節は特にありません。気温が5℃より高く、湿度85%より低ければ一年中いつでも塗装工事は可能です。

梅雨が明け7月中旬頃から着工し、8月上旬には工事が完了すれば、お盆には美しく生まれ変わった我が家でゆっくりと過ごすことができます。

◆防犯対策

外壁塗装では高所の作業に伴い足場を設置し、建物の周りを養生ネットで囲みます。

 

そのため周囲からの視界が遮られ、外部から住居内へ泥棒が侵入しやすくなってしまいます。

足場が設置されたままの状態で家を長期留守にするのはおすすめできません。

また暑く寝苦しい夜も窓を施錠し、エアコンをつけて生活するようにしましょう。

◆体調管理

工事中に窓を開けることが制限されてしまうため、住まいで生活する施主様はエアコンや扇風機などを使用し生活することになります。

長時間エアコンのきいた部屋で生活することに慣れていない方は体調を崩しやすくなりますので、注意が必要です。

 

また、作業している職人さんは炎天下の中で高所作業をするので、しっかりと水分補給をしながら休憩時間には日陰で体を休めるようにしてもらいましょう。

まとめ

 

工事期間中に雨が降らず、気温が低くなりすぎなければ工事期間は延びることなくスムーズに作業を行えます。従って暑い夏でも塗装工事は可能です。

 

どの季節にも天候に特徴があり、それぞれメリットとデメリットがあります。これだけは譲れないなど何を重視したいのかを考え、その時期に合わせて塗装工事を依頼するのもいいでしょう。

 

ただ施工業者の抱えている工事の状況にもよるので、希望の時期が決まったら早めに施工業者へ相談しましょう。

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月12日

外壁塗装リフォームが建物を長持ちさせる

外壁塗装は建物の外側を守る重要な役割があり、その下にある外壁や外装材、建物の構造材を長持ちさせています。

そのため外壁塗装のメンテナンスを怠ると、様々な部位に傷みが生じることとなり結果的には外壁塗装よりも費用がかかる大掛かりな工事へとつながってしまいます。

今回は、外壁塗装による建物のメンテナンスについて詳しく見ていきましょう。

外壁塗装リフォームによるメンテナンス

外壁塗装に使用する塗料は一般的に8~10年で耐久性が衰えはじめると言われています。このことから、外壁の塗装を塗り替えるタイミングも約10年目が理想とされています。

どのような流れで外壁塗装工事は行われるのでしょうか?

その工程を見ていきましょう。

 

■事前現場調査

・現地調査により、劣化具合をチェックし塗装面積を測る

・使用する塗料の説明や劣化が認められた部分への補修方法を考え見積りの提示

・見積り内容に納得した上で契約を交わす

 

■足場の設置

・ご近所への挨拶廻りをする

・足場の設置をする

・足場の周りに飛散防止シートを張り周囲の建物に塗料や洗浄時の水しぶきが飛ばないようにする

 

■高圧洗浄

・業務用の高圧洗浄機で外壁の汚れを落とす

・カビやコケが付いている場合はバイオ洗浄を行う

 

■下地処理・養生

・汚れやカビ・コケの除去を徹底して行い塗装しやすい状態にする

・サビが生じている鉄部はケレン作業を行う

・ひび割れが生じている部分は補修を行う

・打替えによるコーキング補修を行う

・塗装ヵ所以外をビニールシートで覆う

 

■塗装

・下塗りで下地塗料を塗装し、仕上塗料が密着しやすい状態を作る

・しっかり乾燥させる

・中塗りで仕上げ塗料の一層目を塗装する

・しっかり乾燥させる

・上塗りで仕上げ塗料の二層目を塗装する

・しっかり乾燥させる

 

■完了確認・清掃

・作業の抜けや不備のチェックを行う

・施主の立ち合いのもと完成した状態を確認する

・問題なければ足場の撤去をする

・周囲の清掃をする

 

 

外壁塗装リフォームを行うメリット

外壁には、目地に注入されているコーキング剤、玄関ドアやサッシ、雨戸や換気口などの様々な付帯設備が取付られています。

例えばサビが生じた雨戸をそのまま放置すると、サビが雨だれとなり外壁に茶色シミを作ってしまいます。

こういった事が起こらないように、付帯部分も外壁塗装リフォームを行う同じタイミングでメンテナンスを行うと良いでしょう。

 

■メリット

・付帯部のメンテナンスでも足場が必要なため、外壁塗装リフォームで足場が立っていればその足場を利用できる

・付帯部をばらばらのタイミングでメンテナンスすると、その都度費用が発生する

・全体的な外観を、外壁、付帯部分同じタイミングで美しく維持できる

 

まとめ

「メンテナンスフリー」ということばをよく目にしますが、実際にはメンテナンスは必要です。タイル外壁やモルタル外壁でも同じで、欠けたタイルの補修やひび割れたモルタル補修は必要です。

建物の外壁塗装メンテナンスを定期的に続けていれば劣化を早期に見つけることができ、大切な家の寿命を延ばすことができます。

10年以上メンテナンスを行っていない方は、一度現場調査の依頼をしてみてはいかがでしょうか。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月11日

外張り断熱リフォーム

室内の快適さを求めて、外壁の「外張り断熱リフォーム」を検討されている方もいらっしゃると思います。ところが外壁塗装とは違い、大きく取り上げたチラシや広告を目にすることがなく、いったいどれくらいの費用がかかるのか、メリットやデメリットはあるのかなど、知らないことが多いのではないでしょうか。

今回は「外張り断熱リフォーム」についてご紹介します。

外張り断熱リフォームとは

外張り断熱リフォームとは、既存の外壁に断熱材、断熱効果の高い外壁材を張りつけて、住宅の断熱効果を高めることです。省エネ効果を高くし室内の気温が外気に影響されにくくすることが目的のリフォーム工事です。

主に2つの工法で施工されています。

カバー工法 【断熱材+外壁材】

既存の外壁の上から断熱材を施し、その上に外壁材を取り付けるカバー工法を行う工事です。断熱材が外気の熱を室内に持ち込まない働きをしてくれます。

サイディング系の外壁材に適しており、既存外壁の解体や撤去が不要な分コストも抑えることができ、工期も短縮することができます。

 

張り替え 【断熱効果がある外壁材】

また、断熱効果のある外壁材に張り替える工法もあります。既存の外壁に空気層を設けて外壁材を張ります。

金属系のサイディングやALCボードなどの外壁材に適しています。

断熱材+外壁材の施工よりも、外壁の厚みを抑えることができます。

 

 

外張り断熱のメリット

■光熱費の削減

住宅の断熱性を高めることにより、省エネ効果が高くなります。

夏は涼しく、冬は暖かい環境を作ります。その効果により冷房代、暖房代の節約につながります。

 

■防音効果

断熱材は防音性能を持ち合わせいるため、リフォームにより防音効果も上がります。

内部の音は外へ漏れにくくなり、外部の音も内部へ入りにくく聞こえにくくなります。

市街中心部の住宅で夜の環境音を気にせず睡眠を取りたい方には、おすすめのリフォームです。

 

■住宅の保護

外張り断熱リフォームをすることで、建物自体を熱による負荷から守ることができます。

室内外の温度差に対し耐久力が増し、窓サッシ周辺の結露やカビ予防にもつながります。

 

 

外張り断熱のデメリット

■部分的な施工では効果が期待できない

建物の外壁全体に施工することで効果がみられるため、一部分のみの外張り断熱リフォームでは効果の期待はできない。

 

■費用が高額

工事は足場を立てることもあり、カバー工法の場合で、断熱材+サイディング系外壁材+足場代+施工費と費用がかかります。カバー工法の場合は既存外壁をそのまま活かすため、撤去費や処分費が節約できますが、既存外壁材を張り替える工法では、それらがかかってきますので費用はより高くなってしまいます。

 

まとめ

省エネ効果や防音効果を得られる、外張り断熱リフォームをご紹介しました。少し費用は高めですが、長い目で光熱費を考えた場合にはお得かもしれません。

外壁断熱リフォームを依頼する際には、実際に施工実績がある業者を選びましょう。また、1社のみではなくて数社に見積りを依頼をして、適正な価格や工事内容を比較しましょう。

 

カテゴリ:外壁

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月10日

海沿いの家に合う塗料とは??

 

香川県は海や山に囲まれていて、自然豊かな地域です。多くの島もあり、近年ではその環境に魅了され移住する方も増えています。

海沿いに建つ家に憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。部屋からオーシャンビューが見られたら最高ですよね。

 

しかし海の近くの住宅では潮風による塩害が心配されます。

大切な家を塩害から守るために、外壁塗装のポイントを抑えましょう。

 

 

 

塩害の影響とは?

塩害とは何?

海からの潮風によって起こる症状を塩害と言い、海近くの地域で発生します。

家の腐食やサビの原因となり、家の劣化を進行させてしまう場合があります。大切な家を守るためにも、塩害の対策をしっかりとることが必要です。

 

塩害で起こる症状とは?

トタンやアルミなど金属製の材質は錆が生じます。

窯業系サイディングやモルタルの外壁は、塗膜の劣化により起こる症状で外壁に触ると白い粉がつく『チョーキング現象』が起きます。この白い粉は雨や紫外線によって塗料に含まれる合成樹脂が分解され、顔料が粉状となり表面に現れたものです。

チョーキングや色褪せは通常の住宅でも経年劣化により起こる症状ではありますが、沿岸部の住宅はより症状が現れやすいと言えます。

塩害から家を守るためには?

 

塩害から守るためには、屋根や外壁の塗装によってメンテナンスを行うことが第一です。

 

おすすめの塗料とは?

フッ素塗料=塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料。

フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性に強い塗膜を作ることができます。

 

 ◎メリット

・光沢感があり、新築のような美しさが長続きする。

・耐用年数が約15~20年と長い。

・親水性に優れ、汚れが付着しても雨で汚れを流してくれる。

・耐候性に優れ、紫外線に強い。

 

このようにたくさんの特徴があり、非常に高品質なことがお解りいただけると思います。

ただ他の塗料に比べて価格が高いということがデメリットと言えます。

ですが一回にかかる塗装工事の費用は高くても耐用年数が長いため、塗替えの頻度を減らすことが可能になり、結果的にメンテナンスコストを抑えることができます。

 

塗装の際のポイント

家の外装の中でも屋根や外壁が大半の面積を占めており、劣化が目につきやすい部分です。ここで大事なのが、窓サッシや玄関、換気フードなど金属製の部分の劣化にも注意が必要だということです。金属部分は塩害により錆が発生しやすく、屋根・外壁塗装する際には必ず金属製の付帯部分も塗装することをおすすめします。

 

 

日常生活で気をつけるポイント

日々の生活で家の中の掃除は頻繁にするかと思いますが、それと同じように家の外装も清掃することが大切です。大雨や台風などの後には、いつも以上に潮風によって塩分が付着しています。気になる部分を水で洗い流しましょう。

 

 

まとめ

 

海の近くの住まいでは無視できないのが塩害です。塩害は建物の寿命を縮めることに繋がりかねません。いかに塩害と向き合って、大切な家を守るかが重要です。

 

海沿いにお住まいがある方、これから海沿いの暮らしを検討されている方は是非プラニング・Kにご相談ください。

大切な家を塩害から守るためのご提案やお手伝いをさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月7日

ベランダ塗装・塗り替えのポイント

 

 

普段あまり気にすることのない、多少の劣化は見逃しがちなベランダ。しかし、ベランダも年月が経てば、床や手すりなどが劣化していきます。

 

そこで今回は、ベランダ塗装の目安とメンテナンス方法についてご紹介します。

 

 

ベランダを塗り替えるタイミング

 

ベランダは、家を建てる際に必ず防水加工が施されています。

しかし、雨風や直射日光の影響で年々塗装は剝がれ、気がつかないうちに防水効果がなくなっている場合があります。そうすると、雨水が建物内部に染み込み、最悪の場合 屋内の壁や天井、家の躯体を腐らせてしまいます

 

とはいっても、塗り替えのタイミングが分からないという方も多いでしょう。基本的にベランダ防水の寿命は、新築や前回の防水工事から約10年といわれています。この10年というのは屋根や外壁を塗り替える時期でもあるので、一般的には屋根や外壁とともにベランダ防水をすることが多いです。

 

また、塗装工事は時間も手間もかかりますので、外壁や屋根、その他気になる部分の工事と合わせて行うことをおすすめします。

 

 

塗り替えが必要な状態って?

 

先ほどベランダ防水の寿命は約10年とお伝えしましたが、場合によっては10年が経っていなくても塗り替えが必要になることがあります。

 

①ひび割れ

 

ベランダの表面の塗装がひび割れていると、その部分から急激に劣化が進んでしまいます。深さによっても補修方法が変わってきますので、「これくらいなら大丈夫」と思わずにメンテナンスをしましょう。

 

②剝がれ

 

剝がれもひび割れ同様に、程度によって補修方法が違います。色あせているくらいなら表面の塗装を塗り直すだけで済みますが、防水層の部分から剝がれている場合は防水層のメンテナンスが必要になってきます。

 

どちらにせよ、ベランダ防水の効果がなくなっている合図には変わりませんので、気づいた段階で早目に対処をするようにしましょう。

 

 

③雨漏り

 

最も深刻な症状が雨漏りです。雨漏りといえば屋根のイメージですが、ベランダも雨漏りをする場合があります。

 

ベランダには、雨水が溜まらないように排水溝が備わっています。しかし、その排水溝の手入れを怠るとごみが詰まり水が流れなくなってしまいます。その状態で雨などが降り込むと、ベランダ内に水が溜まって溢れだしてしまい、雨漏りを起こすことがあります。

 

また、ひび割れた部分から雨水が入り込み、ベランダ内部の建材が腐食して、ベランダ下への雨漏りにつながることもあります。

 

 

ベランダのメンテナンス方法

 

一般的なベランダのメンテナンス方法には、FRP防水とウレタン防水というものがあります。

 

ウレタン防水

 

 

 

ベランダ防水の中でも、比較的安い費用で高い効果が期待できるのがウレタン防水です。ウレタン防水は、主に液体状のウレタン樹脂液状を塗り広げる作業のことをいいます。

 

そのため、ベランダの素材や形状・面積を問わずに施工することができます。しかし、ウレタン防水の塗膜は、耐用年数が近づいて薄くなってくるとあっという間に紫外線や熱に弱くなるので、定期的な塗り直しが必要になります。

 

 

 

FRP防水

 

 

 

FRPとは、「繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics)」の略称です。

樹脂繊維を含んだシートを貼り付けてコーティングするFRP防水は、施工にかかる時間が短く、軽量で耐久性が高いという特徴があります。

 

一方、ウレタン防水と比べると材料費も手間もかかるので、費用は少し高めです。また、地震などの揺れによってはトップコートがひび割れたり剝がれたりする恐れがあります。

 

 

 

まとめ

 

日常でベランダを意識することはあまりないと思います。しかし、ぜひこの機会にご自宅のベランダを見てみてください。もし、ひび割れや剝がれがあった場合は早めの対応をすることをおすすめします。

 

また、ウレタン防水やFRP防水などメンテナンス方法によって様々な特徴があります。どの方法が合うのか分からない場合は、気軽にプラニング・Kにご相談ください。お待ちしております。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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