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2020年10月28日

耐候性について 

 

突然ですが、耐候性という言葉をご存知ですか?

塗料には耐候性と呼ばれる性能があります。 

 

では早速、耐候性についてご説明します。

 

  

耐候性とは  

『耐候』とあるように天候等による外的要因に対する耐久性があることを示します。

  

 

耐候性のある塗料について

塗膜は太陽光(紫外線)と雨風に長い間さらされることにより劣化が生じます。

紫外線や雨風に対する耐久力を『耐候性』といい、『耐候性が良い塗料』は年数が経っても劣化が少なく、元の状態を維持することができます。 

 

耐候性は、樹脂の結合力(分子同士が手をつなぐ力)によって大きく左右されます。

   

 

  

耐候性に優れた塗料とは

 

フッ素塗料

フッ素塗料とは、塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料です。 

フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性の高い塗膜をつくることができます。

 

非粘着性(汚れを弾く)効果があり、実は様々なものに使用されています。

身近な歯磨き粉やフライパンなどの生活用品から、店舗や商業施設、東京スカイツリーやレインボーブリッジにもフッ素塗料が使用されています。           

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

屋根・外壁に及ぼす影響  

耐候性と耐用年数

塗料には耐用年数と呼ばれるものがあります。 

塗料の耐用年数とはメーカーが開発した塗料の耐久テストを行い、「どれくらいの期間、効果を保つことができるのか」を表しているものです。 

 

本来なら実際の住宅と同じ環境下で、長い年月をかけて検証するのが望ましいですが、結果までに時間がかかるので一般的には促進耐候性試験が採用されています。 

 

建物の立地条件や地域の気候の特徴によっても違いは生じます。 

 

メーカーが示す耐用年数はあくまでも期待できる年数で、塗料がしっかりと機能を発揮することができる目安であることを理解しておきましょう。

 


まとめ

このように屋根・外壁塗装において、耐候性はとても重要です。

耐候性に優れた塗料は少し費用が高めにはなりますが、強い屋根や外壁を維持し家を守ることができます。 

 

大きな買い物になるためどうしても費用を抑えたいところですが、費用面だけで塗料を選ばず、長期的に考え費用対効果を見込んで選ぶことをおすすめします。 

 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月27日

塗料の役割って何?

 

なぜ塗装をするのか?

どうして塗装が必要なの?など、疑問を感じたことはありませんか?

 

疑問を感じたままでは、塗替えの時期を逃しかねません。

今回は、塗料の役割についてご紹介します。

  

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

  

 

 

 

 

塗装とは 

 

■塗装の目的

部材の表面を塗料の皮膜で覆う表面処理の一つ。

  

 

 

 

 

 

 

 

■塗装の役割 

塗料は(液体)の状態では本来の役割を果たせません。

塗装後、塗料が乾き塗膜になった状態で初めて役割を発揮します。

 

塗料の役割は大きくわけて3つあります。

  

 

  

 

  

 

      

 

 

 

①保護

下地(壁材・屋根材・鉄・木材等)が太陽光(紫外線)、雨、排気ガス等の影響で劣化することを防ぐ。

 

用途に適した塗料を使用することで、部材を長持ちさせることができる。

 

 

②美観

色が薄くなったり退色してムラになった、サビが発生したなど、悪くなった部材に塗装することで新築のような外観を取り戻すことができる。 

 

  

③機能性

塗料の種類によって様々な機能性が備わっている。塗装をすることで塗膜ができ、部材の機能を向上させる。




塗替えを行う理由 

新築時、建物に使われている部材(屋根材・壁材)は予め塗装が施されています。屋根や壁が塗装されていることにより、長い間雨風や太陽光から建物を保護しています。

 

しかし長年、雨風や紫外線にさらされることにより、少しずつ塗膜の表面から劣化が進み美観が損なわれてしまいます。そのまま放置していると美観が損なわれるだけでなく、塗膜の保護性能が無くなり建物内部に水が侵入します。 

 

塗膜の保護性能が無くなる前に塗替えを行うことで、建物全体が長持ちするようになります。 

 

  

 

まとめ

用途に適した塗料を使用することで、厳しい外的環境から保護することができ、素材を長持ちさせることができます。

そして大切な家を守ることに繋がります。 

 

塗料のことでご不明点がありましたら、お気軽にお問合せください。 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月23日

満足度の高い外壁・屋根リフォームのコツは?



外壁や屋根は、雨や紫外線などの自然から家の構造を守る重要な役割を担っています。外壁や屋根が傷むと雨水が侵入し家の構造部を腐食する原因となるため、各メーカーではメンテナンス時期や耐用年数を明確にしています。
家を長く保持していくためには、外壁・屋根のメンテナンスは不可欠ですが、満足度の高いリフォームを行うためのは、リフォームの目的をしっかり決めることが大切です。
今回は、満足度の高いリフォームを行うためのコツについて、ご紹介しましょう。




満足度の高いリフォームを行うためのポイント



一言で「リフォーム」といってもその方法は様々です。家の寿命を延ばすためにも、最適なリフォーム方法で工事を行う事が大切です。



1⃣現状の不便や悩みをセルフチェック!


まずは、現状の不満な点をチェックしましょう。
「北側の外壁が汚い」「色が褪せてみすぼらしい」「汚れが目立つ」など、書き出してみましょう。



2⃣家族会議で希望を明確に!



具体的な仕上りのイメージを家族で共有しましょう。リフォームは、不便な点や悩みを解消すると共に新しい生活シーンを叶えるという目的も含みます。家族会議はとても大切です!


3⃣予算を組む!


今、いくらまでならリフォーム費用に充てることができるのかがポイント。工事費用がいくらかかるかと考えると予算がオーバーしかねません。用立てれる費用の上限を決めておきましょう。




リフォーム店を探す


家族会議により、希望や予算が概ね決まったらリフォーム会社を探します。

最近では各リフォーム会社で自社のHPを立ち上げており、そのHPで施工事例などもアップされています。どのような工事をしているか?会社自体の軌跡なども見ることが可能です。

数ある中からリフォーム会社がきまったら、自分たちの要望を正確に伝え予算内での提案を依頼しましょう。




まとめ


満足度の高いリフォームを行うには、事前の家族会議が重要なポイントとなります。特に予算面では上限を定めておかないと、思わぬ失敗に繋がりかねません。事前準備をしっかりして自分たちの仕上りのイメージを正しく伝えれるようにしましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月20日

塗料の成分を知る

 

外壁塗装に欠かせない塗料ですが、何で出来ているかご存知ですか。

今回は塗料に含まれる成分についてご説明します。

  

 

  

そもそも塗料は何でできているの? 

塗料を構成する4つの成分

塗料は「顔料」「樹脂」「添加剤」「溶剤」の4つの成分から構成されています。

 

顔料

顔料そのものが色を持つ粉末固体で、主に塗料の色彩などを形づくる成分。

顔料自体が私たちの目に塗膜として見えている。

 

 

樹脂 

塗料の主成分である顔料だけでは塗膜として機能せず、樹脂は顔料を膜として密着させる働きを持つ。 

 

溶剤 

樹脂を溶かすための希釈用として水やシンナーを用いる。

塗料を塗りやすくするため、適正な粘度に調整したり、塗面の仕上がりをよくするために使用する。 

 

 

添加剤

防藻、防カビ、低汚染、抗菌など塗料の機能を向上させる補助薬品。

塗装の目的とする機能や用途に応じて必要な添加剤を少量だけで混ぜ合わせる。

 

  

 

家を守る塗膜とは

紫外線や雨風に対する耐久力を『耐候性』といい、耐候性が良い塗料は経年劣化が少なく、状態を維持することができます。

この耐候性は樹脂の結合力によって大きく左右されます。 

 

 

■塗膜の劣化を引き起こす最大の原因

塗膜は、長い間強い紫外線と雨風にさらされることにより劣化します。 

その中でも大きな原因となっているのが紫外線。紫外線は塗料を塗った表面の0.1㎜程度まで浸透します。  

塗料が劣化すると、顔料を結合している樹脂層も劣化し、顔料の剥離が生じます。 

  

 

 

 

 

チョーキング現象 

 

外壁を触ると白い粉がつくこの現象を『チョーキング』と言います。

この白い粉は雨や紫外線によって塗料に含まれる合成樹脂が分解され、顔料が粉状となり表面に現れたものです。

 

 

 

■強い塗膜を作るために

4つの成分が絡み合うことで、家を紫外線や雨から守る強い『塗膜』になります。 

 

成分の配分量によって価格や耐久性が変化します。

一般的に樹脂が多い塗料ほど高価になりますが、その分耐久性も高くなります。

費用を抑えるために安い塗料を使用すると、劣化の進行が早くすぐに塗替えが必要になる可能性があるので注意しましょう。

  

 

まとめ 

塗料は含まれている成分や割合によって金額が変わります。

大切な家を守るためにも、金額だけで決めてしまわないようにしましょう。 

 

塗料のことでお悩みがありましたら、ぜひプラニング・Kにご相談ください。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月13日

屋根瓦の劣化症状と修理方法


屋根瓦は強風や積雪の重さにより、瓦がズレたり割れてしまうなどの事態を起こすことがあります。瓦のズレの補修や、部分的な交換で対応できる場合はそれほど修理費用もかかりません。一方、症状があるまま何もせずに放置してしまうと部分的な補修では改善することは不可能となり、葺き替え工事や葺き直し工事という高額な修理費用がかかる事態を招く結果となってしまいます。

今回は、屋根側の劣化の症状とその修理方法についてご紹介します。


屋根瓦の劣化症状と修理方法


劣化症状は様々ですが、代表的なものを見ていきましょう。



部分的なズレ

瓦のズレはズレた瓦をもとの場所へ戻す補修で修理は完了です。
修理自体も数分で終わる工事で、費用も数千円程度ですみます。

瓦の割れ

瓦が割れている場合は、瓦の差替え交換が必要です。
セメント瓦やモニエル瓦は粘土瓦に比べて耐用年数が短く、生産が中止されている商品もありますので入手が困難な場合があります。

漆喰の剥がれ

漆喰が一部剥がれている場合は部分的に漆喰の補修をします。
棟瓦の崩れに伴う漆喰の崩れの場合は、棟の積み替え工事を行います。既存の棟瓦を撤去して再度積み直す工事となります。

雨漏り

雨漏り修理は、防水シート(ルーフィング)を交換する必要があります。
葺き直しによる修理となりますが、セメント瓦やモニエル瓦の場合は耐用年数の観点から、費用対効果は期待できません。
屋根材を新しくする葺き替えを検討しましょう。

屋根瓦種類別のメンテナンス方法

粘土瓦(日本瓦)

粘土瓦の耐用年数は50年~80年と言われています。そのため屋根の躯体や屋根材が劣化しない限り、葺き替えの必要はありません。
【メンテナンス方法】既存の粘土瓦を再利用する葺き直しを行います。


セメント瓦

セメント瓦の耐用年数は30年~40年と言われています。耐用年数を目安に30年~40年で新しい屋根に張り替える葺き替え工事が必要です。
【メンテナンス方法】10年~15年で屋根塗装を施します。


モニエル瓦

モニエル瓦の耐用年数は30年~40年と言われています。耐用年数を目安にセメント瓦同様に、新しい屋根に張り替える葺き替え工事が必要です。
【メンテナンス方法】10年~15年で屋根塗装を施します。


まとめ

瓦の種類によって必要なメンテナンス方法や葺き替え工事のタイミングが違います。自宅の瓦の種類や状態、修理方法を正しく知ることは、工事を依頼するうえで重要なことです。まずは、専門業者に現状の調査依頼をして見積書を取ることをおすすめします。早く修理しないと…と契約せずに慎重に業者は選びましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月12日

現場調査って何?

現場調査という言葉をご存知でしょうか。

意外と知られていない現場調査の内容についてご紹介します。 

  

 

現場調査とは

現場調査とは施工業者が工事をする現場に事前訪問し、現状を把握するために行う調査のことです。 

 

■現場調査の必要性 

最初の現場調査が塗装工事にとっては非常に重要になってきます。 

見積書を作成するにあたり、建物の状態を把握することが必要です。 

そして、外壁材に合う塗料選びと補修方法、適正価格で工事を行うための提案をします。 

※ここで注意!!

現場調査を行わずに概算で見積りを依頼することはおすすめできません。

仮に現場調査を怠った場合、劣化状況を事前に把握できないため工事が始まってから追加の工事費用が発生することが予想され、お客様と施工業者間でトラブルにもなりかねません。 

適正価格で正しい施工を行うために必要と言えます

 

   

 

 

現場調査の方法  

 

現場調査といっても何をするの?

どのくらい時間はかかるの?などの疑問もあるかと思います。 

 

■現場調査で確認する3つのポイント  

 

①外壁の面積

塗装する面積から工事にかかる費用を算出するために最も重要。

 

②外壁の状態

下地の劣化状況を確認し、必要な下地補修や使用する塗料の選定を行います。

  

③付帯部分の確認

外壁以外にも付帯部分の劣化状態を確認することが必要です。ご自身で確認が難しい箇所は、特に劣化が進行している可能性があります。 

 

  

 

■実際の現場調査の様子を見てみましょう。

住宅の面積の測定や器具を用い様々な箇所を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。 

 

【非接触温度計】

手の届かない場所、触れられない物などの温度も簡単に測ることができます。外壁の浮きがあると空気層により、外壁の表面温度が上がります。測定することで遮熱性を調査します。 

  

 

 

【打診棒】

肉眼では確認できない外壁の浮きや剥離などを診断する機材です。

外壁を叩いたり撫でるように転がし、その時の反響音や感触で判断します。打診棒はリフォームにおいて非常に大切な道具と言えます。 

 

 

【レーザー距離計】 

面から面までの距離を簡単に計測することができます。例えば床から天井はメジャーなどでは測りにくく誤差も出やすいですが、レーザー距離計を用いると正確な計測が可能です。

 

 

  

   

■所要時間は? 

住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。日が暮れて暗い時間に現場調査を行うと、測定や劣化の確認が難しい場合があるので日中の明るい時間帯に行いましょう。

 

また大雨や台風などで悪天候の場合は、日を改めて設定することをおすすめします。

 

  

 

まとめ

家の面積や劣化状態は様々です。普段から生活している住人でも気が付かない劣化が隠れていることも多くあります。

 

屋根や外壁塗装を検討中の方はもちろん、そろそろ塗替え時期かなと思ったら、専門業者によるしっかりとした現場調査を受けることから始めてみましょう!

プラニング・Kでは、無料で現場調査と見積書作成を行っております。

ぜひ、お気軽にご相談ください。 

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月7日

台風が来る前に、お家のセルフチェックを!!


毎年のように、日本には巨大な勢力を持つ台風が到来します。

これは、島国の日本で住んでいる限り避けられないことではありますが、台風が

来る前にお家のセルフチェックを行うことで、台風の被害を最小限に抑えること

ができます。

今回は、台風が来る前に家族でできるお家のセルフチェックについて、ご紹介し

ます。



お家の部分別セルフチェック


「家のセルフチェックと言われても、一体どこを見ればよいのかなぁ?」と思わ

れる方も多いでしょう。ここでは、家の各部位ごとの点検方法を見ていきます。


外壁の劣化をチェック

外壁の劣化をチェックしましょう。
写真のような、ヒビやコーキングに隙間があると、台風の激しい雨風により、そこから雨水が侵入し室内まで浸透すると雨漏りを起こしてしまいます。
前回の塗装から時間が経過している場合は塗料の防水性も落ちていると考えられます。

ひび割れや、コーキングに隙間を見つけたら

台風が来る前に塗装業者に相談をし、台風の被害を被らないように補修工事を依頼しましょう。


屋根瓦や板金をチェック

台風前には屋根材の点検はとても重要です。
瓦屋根では瓦が割れたり、欠けたりしていないか。また、金属屋根の場合は板金がしっかり留まっているかをチェックしましょう。
屋根の不具合は大きな台風の雨風により、さらに破損が進み室内に雨漏りを起こす危険があります。

屋根材に不具合をみつけたら

屋根の点検・補修は高所作業となりますので危険です。自分で行おうとせずに、専門の業者へ依頼しましょう。
10年以上屋根の点検を行っていない場合は、台風前に点検することをおススメします。


窓やサッシ周りのチェック

窓やサッシ周りの取付部分には、隙間を埋めるためにコーキングが充填されています。経年劣化により、そのコーキングが硬化し痩せてしまうと隙間ができている場合があります。
しっかり点検をして台風に備えましょう。

コーキングの劣化をみつけたら

コーキング自体はホームセンターなどでも販売はしていますが、コーキングの打替えには劣化している既存のコーキングをキレイに取り除き、新しいコーキングを充填し、さらには他のカ所(外壁材やサッシなど)を汚さないという技術を伴います。専門業者に依頼する方が安心であり、仕上りも良いでしょう。



すだれ・シェードの撤去と網戸・雨戸のチェック

窓周辺に「すだれ・シェード」などを設置している場合は、台風前に片付けておきましょう。
網戸や雨戸のがたつきがあると強風によって外れてしまったり、破損する恐れがあります。

雨戸のがたつきをみつけたら

可動させて利用する雨戸は、経年劣化による影響も大きく受けます。 気づくと、開閉の際にがたつきが出るようになっていたり、雨戸自体にひび割れが起きていたりします。雨戸の修理は、素人には難しいため業者に依頼したほうが手間がかかりません。無理な修理で雨戸を全損させるよりも、業者に修理や交換を依頼しましょう。


まとめ

家は台風が来ると、強い風と雨の影響を受けます。事前に家の点検をを行って傷んだ部分の補修を済ませておくことで、台風による被害は最小限に抑えることができます。傷んだ部分を放置せず、修繕しておくことが建物内部への雨水の侵入を防ぎ、建物自体を守ることにつながります。台風前には家族でお家のセルフチェックを行いましょう。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月2日

スレート屋根はメンテナンス塗装が絶対に必要!


現在の日本の屋根の多くは、スレート(カラーベスト・コロニアル)屋根が占めています。初期のコストが比較的安価であることが普及が広がる要因となりました。また、価格のみでなく工期も短く済むことも人気に拍車をかけました。

今回は、スレート屋根のメンテナンス塗装と、その必要性について紹介しましょう。




なぜ、スレート屋根には塗装メンテナンスが必要なのか?


スレート屋根には、綺麗な屋根もあれば苔や藻が繁殖してしまい劣化が進んでしまっている屋根もあります。本来定期的なメンテナンスを行っていれば、苔や藻が発生する前に塗り替えて対処できますが、普段の生活上で屋根を目にする機会がないだけに、ついつい屋根のメンテナンスは後回しになってしまうのです。
塗装によるメンテナンスが必要な理由を正しく知って、今後のメンテナンスに役立てましょう。


理由① 防水性を回復させて高めるため


傷付いたスレート屋根では、表面の塗膜の剥離などで雨水に直接触れる部分が出てくると、 吸水による膨張、水分が乾燥する際の収縮が起こります。これを繰り返すと変形や、割れが起こり脆くなってしまいます。

特に寒冷地域では雪や霜、氷が屋根の上に張ることがあります。スレート屋根にその水を吸わせてしまうと、水が液体から氷の固体となり膨張してしまいます。

スレート屋根に吸水させないためには屋根塗装で防水性を高めることが重要なのです。



理由② 美観を保持するため


スレート屋根は、劣化により塗装膜が薄くなり剥がれ始めると、どんどん色褪せが進んでいきます。地上から見上げただけでは、その色褪せには気が付きませんが、少し離れた高台から見下ろして見ると、塗装の色が抜けて白っぽく見える自宅の屋根を見て愕然とすることも…。

このような事態にならないためにも、塗料の耐用年数をきちんと把握しておき、適切な時期に塗装メンテナンスを行うことが大切です。




スレート屋根の適切な塗り替え時期とは?


一般的には、新築から10年を目安に考えておけば良いでしょう。ハウスメーカーにもよりますが保証期間中に他社が工事施工した場合は保証を無効にすると取り決めている場合があります。そのような場合は新築時の保証が切れた時点で塗装するのが良いでしょう。

スレート屋根は、人気の屋根材であることから、かなりの量が流通しています。その為、対応する塗料も数多くのものが発売されています。ダメージを受けたスレートを保護し、強化する下塗り材も数多く発売されています。

スレート屋根の塗装については、専門の塗装業者へ診断依頼をして、適切な塗料を提案してもらいましょう。



まとめ


スレート屋根は様々な種類があり、理想とするデザインに馴染みやすく、カラーバリエーションも豊富な優れた屋根材です。新築時のような性能を長く保つためにも、適切な時期に適切な塗料で塗装メンテナンスを行うことが大切です。新築時から10年以上経過したが、何もメンテナンスをしてないという方は早めに屋根の診断依頼をおススメします。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年10月1日

屋根の塗装リフォーム時に注意すること

屋根は日常的に雨風や強い紫外線にさらされています。普段あまり目にする場所ではないため傷みや劣化を見落としがちです。 

 

目の届かない場所だからこそ、定期的なメンテナンスが必要になります。

ではリフォームの際のポイントをご紹介します。 

 

 

見落とし注意!雨漏りの原因 

通常の雨では特に症状はないけれど、ゲリラ豪雨や台風の雨は強さが違います。

普段は隠れている雨漏りの原因が、叩きつけるような雨によって雨漏りを引き起こす可能性があります。

 

①屋根の破損や劣化

屋根材によって起こりやすい症状は違います。劣化が進行し、雨漏りが生じることも多くあります。  

 

スレート系     

■苔やカビ…外間kの劣化により防水機能が低下することで、水分を吸収し苔やカビが生える。   

 

■色あせ…色あせが悪化するとひび割れや破損が生じ、雨漏りが起こる場合がある。  

   

粘度系瓦

■ズレやひび割れ…瓦を固定している漆喰が崩れ、瓦のズレが生じる。  

 

■苔の発生…苔が雨水などの水分を吸収するため、放置していると苔の範囲が広がり湿気を保った状態になる。  

   

金属系(銅板)

■サビや剥がれ…サビは表面に発生することが多いが、湿気が多い裏側にも生じることがある。サビを放置すると穴が開き、雨漏りの原因になる。

  

 

 

   

 

  

 

 

 

 

セメント系 

■色あせ…強い紫外線や雨風により、塗装の色あせが生じる。  

 

■ひび割れや欠け…塗膜の劣化により、セメントがもろくなりひび割れや欠けが生じる。

  

  

 

②雨どいの詰まり 

雨樋(あまどい)とは…雨水を集めて排水させるプラスチック製(塩化ビニール樹脂)の筒状の建材です。

雨樋から溢れた雨水が壁などから内部に侵入し、雨漏りの原因になります。 

 

 

③太陽光発電や温水器設置箇所 

穴を開けて設置工事を行った場合、不適切な処理やシーリングの劣化箇所から雨水が侵入する可能性があります。 

   

 

 

塗料選び~種類と特徴を知る~

色次第で家のイメージがガラリと変わるため色選びで悩む方も多いと思いますが、塗料にはそれぞれの特徴があります。まずは塗料の長所と短所を把握し、どのような点を重視したいのかを考え使用する塗料を選びましょう! 

 

シリコン塗料

機能性に対し、価格がお手頃なのが魅力で一番主流な塗料。耐用年数は約7~10年。 

 

メリット◎:耐水性や耐候性が高く、汚れが付きにくい。耐久性が高いため長期的なトータルコストを抑えられる。

デメリット×:水性や油性など種類が様々なので性能の違いを判断しづらい。  

 

フッ素塗料

耐用年数が長く約15~20年と耐久性に優れている。 

 

メリット◎:防水性に優れているため汚れにくい。光沢感があり美しい仕上がりになる。

デメリット×:高品質のため価格が高い。塗膜が硬い分ひび割れが生じやすい。  

 

遮熱塗料

太陽熱など外部からの熱を反射させることで、建物が受ける熱の影響を軽減させる効果を持つ塗料。 

屋根に遮熱塗料を塗ると、熱エネルギーの吸収が軽減されるため、屋根材の温度上昇を抑えることができ、室内の上昇温度を下げる果があります。耐用年数は10~15年程度。 

 

メリット◎:遮熱効果によって室内温度が抑えられるため、夏も快適に過ごすことができ光熱費削減になる。耐用年数が長い。

デメリット×:価格が高い。塗膜の表面に汚れが付着してくると、太陽光を反射しにくくなり遮熱効果が低下する。

     

 

まとめ

屋根の劣化は自分で気が付くというのが非常に難しい場所です。

屋根リフォームの際には、施工業者に雨漏りの原因となる可能性がある箇所を見てもらいましょう。

そして塗料の特徴を知り、屋根材に合う塗料を選びましょう。

 

プラニング・Kではご自宅に合う塗料をご提案させていただきます。

お気軽にご相談ください。 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年9月26日

なぜ相見積もりは必要なのか?


外壁・屋根塗装を検討する中で、業者からの見積書は契約の締結に大きく係る書類の一つと言えます。

そのため、一つの業者からの見積書だけで契約を急がずに数社から見積書を取り寄せる「相見積もり」を多くの方が行います。

今回は、「相見積もり」を行うことで得られるメリットとその重要性について、ご紹介しましょう。



「相見積もり」とは・・・

契約前の業者選びの際に同じプラン内容で数社の業者に見積りを依頼し、値段などを比較することです。
「相見積もり」を業者へ依頼する際には以下のことに注意しましょう。


条件を合わせて依頼を行う

相見積もりは価格や納期などの条件を比較する目的で行いますので、条件が異なっていては比較になりません。

相見積もりを行う際は必ず条件を合わせて依頼をしましょう。

また、納期や数量など詳細な内容が含まれていないと、正確な見積りができない場合があります。

相見積もりを取る際の条件設定はしっかりと行いましょう。


予算や納期・提出期限を明確に伝える

「相見積もり」を取る際には 予算や納期・提出期限を明確に伝えなければなりません。

依頼する業者側にも、希望する予算や納期では対応が難しい場合もあります。

予算や納期を知らせずに見積もり依頼をしてしまうと、結果的に無駄な労力だけをかけてしまう事になってしまいます。

スムーズにやり取りが出来る様に心掛けましょう。



相見積もりが届いたらチェックすべきポイント


金額と内訳

相見積もりにおいて、見積り金額は最もトラブルになりやすいポイントの1つです。

商談が進んでいく中で、追加料金が発生することが主な原因としてあげられますが、内訳までしっかり目を通すことにより、不足箇所がないかのチェックができます。

また、見積りを比較することによりコストを抑えるために削れる部分が見えてくることもありますので、しっかりと見比べてみることが大切です。

有効期限

見積もりには 有効期限が設けられているのをご存じでしょうか。

有効期限が設けられているのは、経済情勢の変化や仕入れ原価の高騰などにより、価格変動の可能性があるからです。

相見積もりを取る際には、注意しましょう。

まとめ

「相見積もり」は複数の業者の価格やサービス内容を比較して、より良いサービスや商品を選ぶ事が目的で行われます。

相見積もりの依頼をする際は、相見積もりの依頼だということを業者側に伝えておくと、その後の断りの連絡をする際も問題なく対応してもらえるでしょう。

プラニング・Kでは、相見積もりの依頼も受付しております。お気軽にお問合せください。



カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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