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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2020年6月3日

雨から屋根を守る最強建材 防水シート

梅雨の長引く雨や、台風を伴う強い大雨から屋根を守ってくれているのが防水シートです。屋根材などに問題がある場合は雨漏りを防ぐべき最強の働きをしてくれる、たいへん優秀で重要な建材です。

今回は屋根の防水シートについて詳しく見ていきましょう。

 

屋根の構造

 

屋根は下から、野地板・防水シート・屋根材の順に重なっています。

野地板には木を主とした合板やコンパネが使われています。

築年数が古い瓦屋根の場合は防水シートは使用されずに、土が敷きつめられていることがあります。

これを土葺き工法といい、少し前の瓦屋根ではよく使われた工法です。

 

防水シートとは重要

屋根材の下に敷く防水シートはルーフィングシートとも呼ばれます。

防水シートは、梅雨の長引く雨や、台風を伴う強い大雨による雨水の侵入を防いでいます。

隙間から入り込んでしまった雨は防水シートがあることで排水され、深部に侵入することはできません。

 

一方、防水シートがなければ雨水は野地板や天井に浸み込み、柱や梁といった木材にまで被害が及ぶことになります。

防水シートは大切な家を守るためには必要不可欠な建材なのです。

 

しかし防水シートも劣化します。

劣化した状態で放置すると雨漏りリスクが高まり危険です。

防水シートの劣化のサインは早い段階で見つけて対処しましょう。

 

 

防水シートの劣化サイン

防水シートの劣化は目視で確認できます。

下記のようなサインが確認できたら、専門業者へ調査依頼をしましょう。

 

<防水シート劣化サイン>

■防水シートが膨れたり、浮いてたりする

防水機能を失っている可能性大⇒防水シート交換工事

 

■防水シートにひび割れがある

部分的なひび割れ⇒劣化部分のみ修繕

 

■草が生えている

防水機能を失っている可能性大⇒防水シート交換工事

 

■雨水が溜まっている

防水機能を失っている可能性大⇒防水シート交換工事

 

 

防水シートの修繕と交換

防水シートにひび割れや膨れ、浮きなどの劣化サインが確認できた際は、まずは部分的な劣化サインなのか全体的な劣化サインなのか見極めましょう。10年以上メンテナンスをしていない場合は全体的な劣化のサインと考えられます。その場合は既存の防水シートを完全に撤去してから新しい防水シートの張り付けをしましょう。

 

部分的なひび割れの劣化サインは劣化部分のみ張り替えをします。ただ、部分的な補修をしてもつなぎ目や他の古い防水シートは経年劣化をしていくので、何度も修繕を繰り返すことになりかねません。

「何度も工事は嫌だわ…」と考える方は、今後のことを考えて全部張り替え交換を選択した方が良いでしょう。

まとめ

大雨や強い横殴りの雨から屋根を守っている防水シートは、雨漏りリスクを高めないためにもきちんとメンテナンスをしましょう。雨漏りが起こってしまってからでは、メンテナンスでかかる費用以上に費用はかさみます。

雨が続く梅雨や台風の時期に備えて、防水シートのメンテナンスを考えてみませんか?

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年6月2日

人気の屋根材の種類とメリット・デメリット

一般の住宅に使用される主な屋根材には、日本瓦、セメント瓦、スレート材、ガルバリウム鋼板の4種類があります。

今回は各屋根材の特徴と、メリット・デメリットを見ていきましょう。

 

屋根材の種類

■日本瓦

日本瓦とは、粘土や土を高温で焼き形成して作る、和風の瓦です。

表面を釉薬で覆った「釉薬瓦 ユウヤクカワラ」や釉薬が塗られていない「いぶし瓦」があります。

■セメント瓦

セメントと砂を主原料とした加圧して成形、乾燥させた瓦です。

日本瓦よりも安価で寒暖の影響をうけにくいといわれいます。

■スレート材

繊維とセメントを板状に成型してつくる屋根材です。

天然の粘土を使ったものは「天然スレート」と呼ばれ高価な屋根材となります。

「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれる商品が有名です。

 

 

■ガルバリウム鋼板

アルミと亜鉛の合金でメッキ処理を施した金属系の屋根材です。

 

各屋根材のメリットとデメリット

■日本瓦

メリット:重厚感があり日本家屋を象徴する屋根材

メリット:50年以上の耐久性

 

デメリット:他の屋根材と比べると非常に重い

デメリット:瓦の割れや、接合部分の漆喰の点検が必要。放置すると雨漏りの原因になる

 

■セメント瓦

メリット:和風・洋風どちらのデザインにも対応できる

メリット:施工費用を抑えることができる

 

デメリット:他の屋根材と比べると非常に重い

デメリット:日本瓦と違い、表面の塗装が必要。塗装が劣化すると瓦自体の劣化につながる

 

■スレート材

メリット:シンプルなだけに、どんなデザインにも馴染む

メリット:断熱・遮熱性能を有している

メリット:軽量で屋根にかかる負荷を軽減

 

デメリット:耐久性を保つために10年程度に一度の塗装が必要

デメリット:スレート材そのものの点検も必要(5年に一度程度)

 

 

■ガルバリウム鋼板

メリット:最も軽い屋根材

メリット:軽量なため施工しやすい

メリット:建物に負荷をかけない

 

デメリット:表面に傷ができるとサビが出る

デメリット:熱を伝えやすく、雨音も響きやすい

 

 

まとめ

それぞれの屋根材にメリットとデメリットがあります。まずは既存の屋根材の状態を知り、屋根のリフォームを検討の際は「葺き替え」にするのか「カバー工法」にするのか、また既存の屋根にはどのタイプの屋根材がリフォームに適しているのかを、プロの業者に診断をしてもらいましょう。

 

 

 

 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月31日

デザイン重視!お洒落な屋根にしたい!

家の外観にこだわる方の中には外壁に続き屋根にポイントを置く方も多いです。一括りに「屋根」といっても、どのような屋根がお洒落に洗練された屋根にみえるのでしょうか。
ここでは、お洒落に見える屋根を紹介していきます。

お洒落に見える屋根

 

■『切妻屋根』シンプルが和洋どちらでも合う

切妻屋根は、屋根の中心部分を頂点として二枚の屋根が繋がっている形状の屋根です。

子供がお絵かきなどで書く、三角屋根の形といえばイメージがわくでしょう。

切妻屋根は、屋根の傾斜を変えることで印象がかわります。緩い傾斜にすると、どっしりとした印象、反対に急傾斜にするとシャープな印象となります。

屋根材とも相性がよく、日本瓦から洋風瓦、スレートまでさまざまな屋根材を自由に使用することができることからデザインの自由度は高くなります。

軒先が張り出す形状ですので、張り出しの大きさや、軒下や破風などのデザインで和風な印象になったり、洋風な印象になったりと自分好みの屋根を作ることができるでしょう。

 

■『陸屋根』勾配のない屋根

陸屋根は、屋根の勾配をなくした屋根です。

綺麗な四角形の建物が人気となってきているなか、よく採用されています。屋根部分を屋上として利用するなどモダンな印象です。

 

陸屋根は屋根に傾斜はありません。そのため排水口からスムーズに雨水を排水できなくなると、雨漏りのリスクは高くなります。

 

 

■『片流れ屋根』モダンでシャープな印象

片流れ屋根とは、一枚の屋根を斜めに配置した屋根の形状のことです。

斜めにスパッと切り落としたようなイメージで、建物をシャープな印象にします。

また屋根の面積を小さくすることができ、土地が狭い場合には適している屋根といえます。

最近の新築物件では、よく見られる人気の屋根です。

 

 

モダンでお洒落な家にするために

屋根の形状で建物の印象はがらりと変わります。

屋根の勾配を緩くすると柔らかさや重厚感が生まれ、急勾配ならシャープさを感じ取れます。

軒は外壁のデザインや屋根のカラーによっても印象は大きくかわりますが、張り出していた方が重厚感があり、短くするとシャープな印象となります。

屋根の勾配や色については、少しの違いで建物全体の印象は大きく変わることからリフォームの際は、じっくりと組み合わせを検討しましょう。

まずは、業者へ依頼する前に住宅展示場や工務店のホームページなどを参考にして、自分のイメージするものを見ることが業者との打合せの際には生きてきます。参考資料などは事前に用意しておきましょう。

 

 

まとめ

屋根の形状でがらりと印象が変わってしまう建物ですが、屋根の形状が決められないという方は建物全体のイメージを考えてみましょう。「シャープで洗練された印象の家にしたい」「外国の家のようにかわいい印象にしたい」「シックでモダンな建物にしたい」など、自分の描くイメージを追求してみましょう。

プラニング・Kでは、豊富な知識であなたのリフォームのお手伝いをさせていただきます。お気軽にお問合せ下さい。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月29日

下塗り用塗料「プライマー」とは?

外壁や屋根の塗装工程の中で、下塗りプライマー塗装という工程があります。塗装する上で大変重要な作業工程の一つです。このプライマー塗装の出来が最終的な塗装の仕上りを左右するともいわれています。

ここでは下塗り用塗料プライマーについて紹介します。

 

プライマーとは

 

 

プライマーとは、簡単にいうと下塗り用塗料のことです。

塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りが基本となっていて、塗膜の厚みをつくり塗料を剥がれにくくしています。

プライマー塗装は、外壁や屋根の塗装をする際に最初に行う下塗りのことで、中塗りや上塗り塗料の密着性を高める接着剤のような役割を持ち、塗装面を整える重要な役割も兼ねています。

 

 

プライマーの種類

下地の状況やもともと塗られている塗料によって、適しているプライマーを使い分けることが必要です。

上塗り塗料と同じくプライマーにも水性タイプと油性タイプがあり、水性タイプは塗装時の臭いが少なく環境に対する影響も少ないのが特徴です。一方、油性タイプは浸透性が高く下地補強、密着度が水性タイプよりも優れていますが、塗装時の臭いは強いです。

 

浸透性プライマー

浸透性プライマーは劣化している塗装面の奥深くまで浸透して下地を補強することが特徴の下塗り用塗料です。

建物の内装にも使用するこが可能で、コンクリートやセメントモルタル、スレートなどに塗布して表面を強化させるために使用することもあります。

 

 

防錆プライマー

防錆プライマーは鉄部の下塗り用塗料です。鉄部の塗装はサンドペーパーやワイヤーブラシで錆を落としてから防錆プライマーを塗ります。そうすることで錆の進行を食い止めることができるのです。

古い塗膜や錆を取り除くケレン作業はとても大変な作業になりますが、出来上がりの美観の観点からは絶対に外せない工程といえます。

 

 

その他の下塗り塗料

■フィラー

下地の凹凸を調整し、表面を平らに整える下塗り塗料です。

クラック(ひび割れ)がおきやすいモルタル外壁の下塗りに使われることが多く、フィラーでクラックを埋めて表面を整えます。

近年では微弾性フィラーと呼ばれるものが外壁塗装の下地処理に使わていて、塗膜に弾性を持たせる特徴をもつため、ひび割れ部分に入りこみひび割れをおこしにくくします。

 

■シーラー

塗装面にシーラーを塗り下地に吸収させることで、中塗りや上塗り用の塗料が下地に吸い込まれるのを防ぎ、表面と上塗り塗料との密着性を高めます。

外壁の痛みが強い場合は、シーラーの吸収が激しいので、二度塗りすることもあります。

 

まとめ

下塗り塗料は、塗装後の仕上りを左右するといわれるほど重要な工程の一つとなります。費用をかけて塗装工事を依頼するわけですから、仕上りに満足できないのでは意味がありません。施工する塗料の知識はもちろん、もともと塗られている塗料の知識、下地の痛み具合の判断から下地塗料の選別と、とても素人には対処できませんね。塗装工事は実績のあるプロに任せましょう。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月28日

スレート屋根とその他の屋根との違い

屋根のリフォーム工事では、スレート屋根を採用される方が多いです。なぜなのでしょうか?

ガルバニウム鋼板や瓦屋根と比較すると、どんなところにメリットがあるのでしょうか。

今回は、スレート屋根について詳しく見ていきましょう。

 

スレート屋根とはどんな屋根

 

 

 

スレート屋根と言われても、一体どんな屋根のことを指すのかわからない方も多いでしょう。

スレート屋根とは粘土板岩であるスレートを使用して作られた屋根のことです。

よく聞くカラーベストやコロニアルと呼ばれる屋根はスレート屋根の一種です。

 

 

スレート屋根の種類

 

 

 

 

石綿スレート

アスベストと呼ばれる石綿とセメントを混ぜて作られたものを石綿スレート屋根といいます。

2004年にアスベストが人体に有害と認定されるまでは一般的に使用されていました。

2004年以前に建てられた住宅が石綿スレート屋根である場合は、リフォーム工事をする際に廃棄物処理対策をしなければならず、費用がかさむことがあります。

 

無石綿スレート

石綿は使用せずに、パルプやビニロンを混ぜて作られたスレート屋根をいいます。

アスベストの使用禁止となった現在は、無石綿スレート屋根が多く採用されるようになりました。

 

天然スレート

スレート屋根の中で最も高いのが天然スレートです。

天然石を使用しているため高価になり、あまり日本では採用されていません。

 

人工スレート

人の手により人工的に作られたスレートをいいます。

使用する素材により特徴は変わります。

 

 

その他の屋根との違い

 

 

ガルバニウム鋼板と比較

ガルバリウム鋼板は、軽量で加工がしやすく、施工が簡単というメリットがあります。

耐熱性や遮音性はスレート屋根より劣ります

コロニアルやカラーベストの方がガルバニウム鋼板よりも耐久性に優れています

 

 

 

瓦屋根と比較

瓦は耐久性や耐熱性は高く優れていますが、価格が高くなります。

スレート屋根は耐久性、耐火性は瓦屋根に劣りますが、価格は瓦屋根の半分程度に抑えられます

洋風の住宅には瓦よりもカラーバリエーションの豊富さから、スレート屋根を選ぶ方が多いです。

 

 

まとめ

スレート屋根にも種類があり高級感や重厚感を求めるなら断然、天然スレートがおすすめです。反対に価格重視で求めるなら無石綿スレートがおすすめです。デザインや商品数も多いので、自分好みの屋根を選ぶことができるでしょう。まずは、どの点を一番に重要視するかを、しっかり専門業者に伝えて最適な屋根材の提案をしてもらいましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月26日

梅雨前のメンテナンスが家を守る!

戸建て住宅、特に木造住宅は水から家を守ることが大切

一般住宅のうち、特に木造住宅は名の通り木材で建てられた家のことです。木材に水が侵入すると腐朽を起こしてしまいます。屋根の防水切れや外壁のコーキング切れにより雨漏りが生じると、木部がダメージを受けることとなり大切な家を守ることができません。

本格的な梅雨に入る前に、大切な家を守るために必要なメンテナンスを紹介します。

 

屋根材と漆喰

本格的な梅雨に入る前に、何らかの不具合を見つけた場合には梅雨の前に修理しておくのがオススメです。

 

■棟板金(専門業者に補修依頼)

スレートや金属屋根の場合は屋根の頂上部に棟板金が施工されています。釘やコーキングで固定されているため、経年劣化により固定していた部分が緩んでしまいます。固定部分が緩んでしまうと、その部分に隙間ができ水が侵入してしまいます。専門業者に補修依頼しましょう。

 

■屋根材の割れ(専門業者に修理依頼)

長く使用してきた屋根材は、割れやズレが生じている可能性があります。屋根材の割れやズレの部分から雨は容易に侵入してしまいます。梅雨前に修理を依頼しましょう。

 

■漆喰の劣化(専門業者に補修依頼)

瓦屋根の場合は、漆喰の劣化です。漆喰は施工から10年程度経過すると、ひび割れや脱落が目立つようになります。ひび割れや脱落の劣化部分から水の侵入を許してしまいますので、梅雨前に補修が必要です。

 

 

外壁のコーキングとメンテナンス

これからくる梅雨の時期、傷んだところからの水の侵入対策や外壁のカビ対策はとても重要となります。

■壁の目地部分コーキング(確認して業者に依頼)

多くの外壁材はサイディングボードが採用されていますが、ボードとボードの間には隙間剤のコーキングが施されています。残念ながらコーキングには寿命があり、経年劣化で機能を失ったコーキングは亀裂が起こったり最悪の状態では完全に剥がれてしまうこともあります。そのままの状態で放置してしまうと、その隙間から梅雨に入った雨が幾度も内部に侵入してくる事となり、木部は水を吸い湿気により腐って朽ちてしまいます。

コーキングに傷みを目視できた場合は、梅雨に入る前に早急に専門業者に修繕依頼をしましょう。

■定期的に水洗い(ご自身で)

普段のお手入れは水洗いで十分です。ホースで水をかけて柔らかいブラシやスポンジを使ってホコリや泥を洗い流しましょう。高圧洗浄機があれば、とても便利です。

洗った後は自然乾燥させますので、水洗いは天気の良い日に行いましょう。

定期的な水洗いだけでも、カビの発生はかなり抑えることができます。

 

 

■風通し良く(ご自身で)

特に北側の壁は日光が他面に比べると当たらず、湿度が高くカビが生えやすい環境です。壁面に近いところへは物を置かないようにしたり、植え込みがある場合は、こまめに刈り込みをし風通し良い環境にしましょう。

 

 

湿気によって劣化する床下

 

■シロアリ(専門業者へ依頼)

湿気の多い場所を好み住宅に被害を与えるのがシロアリです。

シロアリは湿気を含んだ木材を餌としていることから、梅雨時期には被害を受けることも考えらえます。

特に築年数が経った住宅には注意が必要です。シロアリ対策は専門業者へ依頼しましょう。

■床下に湿気が溜まる(専門業者へ相談)

床下が木材でできている住宅の場合には、梅雨時期の湿気対策が必要です。

カビは湿気の多い場所を好むため、床下に湿気が溜まった状態が続くとカビが生えてきてしまいます。目視で床下を確認するのは難しいですが、押入や床、畳からカビの臭いがすると要注意です。床下の木材がかなり水分を吸い込んでいる可能性が高いです。

床下の木材が水分を含むと、木材の腐食が始まり強度は損なわれ家全体の耐久性に影響します。

湿気防止シートの設置や床下換気扇の設置は、専門業者へ相談しましょう。

 

 

まとめ

本格的な梅雨に入る前に、お家のメンテナンスをしましょう。

雨漏りや、シロアリ被害は起こってしまってからではコストも高くなり、健康に被害が及ぶこともあります。

定期的なメンテナンスを心がけて大切な家を守りましょう。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月25日

地震の後に注意すること【屋根・住宅編】

地震大国の日本、最近でも頻繁に地震のニューステロップを見ます。今回は地震が起きた場合に取り急ぎ確認すること【屋根・住宅編】をおおくりします。

予期せぬ自然災害に備えて、少しでも知識として知っておくことは大変重要なことです。地震後に知っておくべきこと、災害発生時の対処について詳しく見ていきましょう。

 

地震が起きた場合に確認すること

◆被害がなさそうな場合でも、屋根の状態・躯体・築年数に問題がないか確認

(古い家ほど今後倒壊のリスクがあります。1971年、1981年に耐震基準が改定されていますので、これ以前に建てられた家は注意が必要)

◆明らかに被害が出てしまっている場合は早急に業者に相談

(特に瓦屋根の落下の危険に注意)

◆雨漏りが潜んでないかチェックする

(天井・床・壁紙が湿ったり、シミができたり障子や襖が波を打っていないかチェック。)

◆太陽光パネルを設置している人発電量に変化がないか確認

(目視でパネルの損傷がないか確認。正常に発電できているか確認)

 

今すぐ注意したい住宅被害

大きな災害の時に倒壊する住宅の多くが古い家です。

古い家とは、1981年以前に建てられた建物で、ここを境に倒壊のリスクが高まるのは、この年に耐震基準の大きな改定が行われたためです。さらにその10年前の1971年にも基準が改正されています。このことからも、古い建物であるほど耐震性が低いと考えることができます。住宅の耐震性は、その骨組みや構造でそれは躯体の強さを指します。耐震性が低いということは躯体の耐震性が足りないということです。躯体の耐震性が弱ければ軽い屋根材であっても倒壊の危険性は十分にあり得るのです。

 

瓦屋根が飛散してくる可能性

古い住宅では瓦屋根を使用しているケースが多く、地震後の多くは瓦が散乱していることがあります。

瓦屋根の取付方法はいくつかありますが、昔の住宅の多くは『土葺き』といって、屋根の上に載っているだけの状態です。この状態の瓦は落ちやすいといわれていますが、これはわざと落ちるようにしていると考えられます。

瓦は重たい屋根材になります。上記の通り昔の住宅は耐震性が高くありませんので、重量のある瓦がしっかりついていると倒壊のリスクが高まるため、あえて落下しやすい固定法にしているといわれています。

そこで充分に気を付けていただきたいのが余震です。

瓦屋根の廻りを歩いているときに余震が起こると瓦が飛んでくる可能性があります。

 

脱出口の確保

地震が発生すると扉が歪んで開かなくなったり、タンスや家具が倒れて扉を塞いでしまうことがあります。

特にマンションは地震の際に歪みが起こることが多いといわれています。必ず脱出口の確認と確保をしておきましょう。

余震がいつ起こるかわからない状態で無理にタンスを起こそうと近づくのは危険です。食器棚の中では既に食器が傾き散乱している可能性があるので注意が必要です。

 

 

目に見えない住宅被害や今後起こり得る被害

 

家が歪んで雨漏りが起こる

大きな揺れが原因となって家が歪んでしまって、今は大丈夫でもそのうちに雨漏りが起こってくる危険性があります。

特に古い住宅では注意が必要で、余震のたびに家が揺れ屋根にも大きな負担がかかってしまいます。そのたびに何かしらの隙間や歪みが生じてしまいます。雨は、どんな小さな隙間からでも侵入してしまいます。

雨漏りが起こってしまう主な原因は外壁にの小さな隙間や、屋根材の下にある防水シートに空いたわずかな穴からの雨の侵入です。

家が歪んでしまうと雨漏りの原因が生まれてしまいますので、今後の雨漏りの可能性について考えておくようにしましょう。

 

地盤が歪んで家に亀裂が生じる

大きな地震の場合、地盤が緩んでいる可能性があります。こういった場合、壁や基礎部分に亀裂が入っていることがあります。

 

台風の時期になると家が揺れて雨漏りに

特に九州地方は大型の台風が当たることは珍しくありません。地震のあとは住宅の躯体が歪んでいることがあります。台風が来るたびに大きく揺れ屋根に大きな負担がかかってしまいます。その度に何かしらの隙間や歪みが生じてしまい雨漏りのリスクが高まると考えられます。

 

 

外的被害

電気・ガス・水道

すぐに思い浮かぶのは、電気・ガス・水道などのライフラインです。電気が止まっていてもガスコンロを使っている方はガスコンロは使用できます。

水が出る状態でしたら、あらかじめ水を浴槽などに貯めておくと良いでしょう。

 

液状化現象

液状化現象とは、地震の揺れで地盤が液状化になることです。その結果、道路が沈下したり傾いたりするほか水道管が浮き上がり断水することもあります。地盤が建物を支えきれなくなったり、建物の基礎が移動して建物自体が2つに割れたように離れてしまうこともあります。傾いた家で生活を続けると健康にも悪い影響が出てしまいます。

 

まとめ

自然災害は予期せず起こります。地震による被害なのかどうなのかを判断するうえでも、日ごろの家の状態を知っておくことが大切です。また、タンスや食器棚などは大きな被害につながらないためにも、地震対策グッズなどを活用し倒れないようにしておくと良いでしょう。明らかな被害が出ている場合は、専門業者に相談しましょう。問題が見つかった場合は緊急度に合わせて修理を行いましょう。急ぐ修繕がなかれば修繕計画を立ててもらいましょう。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月23日

遮熱塗料とは… どんな塗料?

みなさんも、遮熱塗料ということばを耳にしたことはありませんか?そもそも遮熱塗料とは、どのような塗料のことを指すのでしょう?ここでは、遮熱塗料の性質、特徴についてご紹介していきます。

 

遮熱塗料とは…

外壁・屋根の塗料には断熱塗料と遮熱塗料と呼ばれるものがあります。

断熱塗料とは熱の伝導を防ぐ作用がある塗料のことです。

一方、遮熱塗料は熱を反射させる効果を持つ塗料のことです。この場合の熱とは太陽からの熱のことを指します。太陽から受ける日差しで外壁・屋根の表面温度が上がり、その熱が家の内部に伝導し室内の温度に影響します。

遮熱塗料には近赤外線の波長を反射しやすい特殊な顔料が使用されています。近赤外線の波長を反射しやすくすることで、蓄熱を防ぎ室内に熱が伝わるのを抑えるのです。

 

遮熱で省エネ!

太陽の熱の影響を直接受けやすい屋根に遮熱塗料を塗装することで室内の急激な温度上昇を防ぐことができます。冷房の設定温度をあまり下げなくても快適に過ごすことができるのです。蓄熱やエアコンの使用によるCO²発生を軽減することができるので、温暖化対策にも貢献できます。

 

 

 

遮熱塗料はどう選ぶ?

市場に出回る塗料すべてが遮熱塗料ではありません。塗料により遮熱効果があったり、無かったりします。どうしてなのでしょうか…。

塗料メーカーにより解釈には差がありますが、遮熱効果を添加することにより耐候性が若干低くなる可能性があるからだといわれています。

耐候性を落とすことなく遮熱効果を発揮できる塗料を、各塗料メーカーは開発しカタログ等で紹介しています。

まずは、塗替えを依頼する業者にどのような遮熱塗料が自宅に適しているのか相談してみましょう。

 

 

 

遮熱塗料の効果を引き出すには

遮熱塗料の効果は、外壁・屋根の色に大きく左右されます。塗料の色調によって効果に差があります。

一般的に、暗い色ほど反射率は低く、明るい色ほど反射率は高くなります。

遮熱塗料の効果を発揮させるには、やはり白色が一番良い結果が出せるわけです。

最近では「かっこいい・お洒落」という外観から黒い外壁・屋根の家が増えてきました。

そのような家にも対応できる、濃い色での遮熱塗料を取り揃えている塗装メーカーも増えています。

 

 

まとめ

外壁・屋根塗装リフォームを検討されている方は、塗料の性質や特徴、遮熱性能などをしっかり確認した上で最適な塗料を選びましょう。塗料のことは塗装のプロにお任せください。プラニング・Kでは無料調査を実施しています。お気軽にお問合せください。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月21日

天窓の魅力と不安、雨漏りに対する対処法

光と風を感じられる暮らしを実現してくれる人気の天窓。しかし天窓導入にあたっては不安な点もあるのではないでしょうか?特に「雨漏りはしないの?」という、雨漏りに対しての不安な声をよく聞きます。

今回は、天窓の魅力と不安点、雨漏りに対する対処法をご紹介します。

 

 

 

天窓のメリット

採光性

天窓の人気の理由は採光性が高まるところです。証明だけではなく薄暗く冷たい印象の部屋でも、天窓にすることで明るくて温かみや開放感のある空間に広がります。左右を挟まれた部屋でも天窓があれば自然光を取り入れることができます。

 

通風性

風通しの良さは、風の入口・抜け道・出口の確保です。暖かい風の場合その性質上、上昇し壁の窓だけでは抜けきりません。天窓があることで家の上に抜ける風道ができ通風できるのです。天井に熱がこもりやすい夏場でも熱の排出効果を期待できます。

 

光熱費の削減

自然光の入らない部屋では、どんなに天気が良くても一日中電気をつけていないと暗くて生活ができません。

天窓があると日中は明るくなり電気代の削減につながるでしょう。

 

家具の配置

壁一面に大きな窓がある家は素敵ですが、反面家具の配置が限定されてしまいます。その点、天窓だと上に窓がありますから家具の配置が限定されることなく、自由に配置できます。

 

 

防犯性のUP

窃盗犯の侵入経路の一つは窓です。天窓の場合、屋根に上って入ることになります。窃盗犯は侵入に時間のかかるい家、苦労する家は嫌いますので防犯性の向上にも期待できます。

 

天窓のデメリット

良いことばかりに思える天窓ですが、不安や疑問に思っていることがある方もいます。

 

夏場の暑さ

採光性が良いということは夏場は暑くなるのでは?と心配される方も多いでしょう。天窓の窓ガラスは断熱性・遮熱性に優れていますが、天窓用のカーテンやブラインドなどを併用している方が多いようです。

 

 

耐久性

天井についていますので、割れた時の心配はあります。そのため天窓には強化ガラスの使用や飛散防止フィルムの窓がお薦めです。

 

 

雨漏り

一概にはいえませんが、天窓がない屋根よりは雨漏りリスクは高いと思っておいた方が良いでしょう。

 

天窓からの雨漏りの備え

・自動開閉センサー付きFIXタイプ

雨が降るとセンサーが反応し自動で開閉するタイプがあります。また単純な構造の方が雨漏りのリスクは抑えられますのでFIXタイプ(はめ殺し)も選択できます。しかしFIXタイプの場合は天窓のメリットの一つ、通風性を失うことになります。

 

 

雨漏りが起こってしまったら

雨漏りが起こった場合は早急に対応が必要です。

 

・コーキングの補修

単純に天窓と屋根の隙間にあたる部分から雨漏りが起こっている場合はパッキン部分の補修を行います。雨漏りの原因の特定が難しい時はコーキングの補修を行い様子をみると良いでしょう。

 

 

・天窓の交換

コーキングに問題はなく、天窓そのものに問題がある場合は天窓の交換となります。

 

 

・屋根の葺き替え

そもそも天窓だけが原因でないかもしれません。その場合は屋根の葺き替えを行うこともあります。予算は高くついてしまいますが放置していると屋根の下地、躯体にまで雨水が侵入し家が傷んでしまいます。費用はかかりますが決断が必要です。

 

 

まとめ

天窓から見える、空や月や星あこがれますよね。メリット・デメリットをしっかり知った上で天窓を採用するかどうか決めましょう。プラニング・Kでは、電話相談、オンライン相談を受付しています。お気軽に、お問合せください。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2020年5月19日

水性塗料のメリットとデメリット

外壁・屋根塗装工事に使用される塗料は、近年では水性塗料が多く採用されています。臭いは気にならないけれど、耐久性が油性塗料に比べて劣るといわれています。本当にそうなのでしょうか?

今回は水性塗料の特徴、メリット、デメリットについて、ご紹介します。

 

そもそも水性塗料とは?

水性塗料とは溶媒に水を使用した塗料のことです。

溶媒とは、顔料成分や樹脂成分が溶け込んだ液体のことで、塗料中の溶媒は時間とともに蒸発します。

溶媒にシンナーなどの有機溶剤を使用したものを油性塗料、水を使用したものを水性塗料といいます。

水性塗料は臭いがきつくなく、扱いやすい塗料です。

特に家庭に小さな子供やペットがいる家の塗り替えでは水性塗料が選ばれています。

 

水性塗料の特徴、メリット、デメリット

臭い

水性塗料は油性塗料のようなシンナー臭はありません。そのためご近所に不快な臭いの影響を与えることがなく、密集した住宅の多い場面で役に立つ塗料といえます。

耐久性

性能面では油性塗料に劣っているといわれていましたが、水性塗料の性能が進化をして耐久性についても油性塗料に劣らないようになりました。

現在は、油性塗料に比べて水性塗料の耐久性が低いということはないといっていいでしょう。

 

 

安全性

油性塗料は必ずVOCを含み、水性塗料はそれが少なく安全な塗料といえます。水性塗料は環境や人の健康に対して、大変優れている塗料といえます。

※VOC:揮発性有機化合物。光化学スモッグやシックハウス症候群の原因物質

 

 

乾燥

水性塗料は気温が5℃以下では乾燥が遅くなります。タイトな日程での塗装には向きません。

一方油性塗料は、気温や湿度の影響を受けにくく時間をかけにくい場合は油性塗料が適しているといえます。

また、冬場に行う塗装の寒冷地では水性塗料の乾燥が進まないことが考えられますので、油性塗料を使用した方が良いでしょう。

 

 

水性塗料の種類

外壁におすすめ

キクスイ ロイヤルシリコン

 

 

 

紫外線による劣化を抑える独自のトリプルブロックシステムにより、抜群の耐候性。

親水性塗膜により汚れが付着しても雨水で流され長期に渡り美しい外観を維持。

水系塗料で高い光沢感を実現。

 

水系ファインコートフッ素

 

 

酸性雨や紫外線などの外的劣化要因に耐性が良く、長期にわたり塗膜劣化を抑える。

親水性塗膜により汚れが付着しても雨水で流され長期に渡り美しい外観を維持。

透湿性に優れ、塗膜が湿気を放湿し結露を防ぐ。

 

 

屋根におすすめ

キクスイ ロイヤルベストW

 

 

コロニアル、カラーベスト、スレート屋根に適用

外壁塗料以上に紫外線に強い樹脂を使用。

ワンランク上の優れた耐久性。

 

 

まとめ

水性塗料のご紹介、いかがでしたか?油性塗料と比べると乾燥時間の面では少し劣りますが、その他の性能ではほぼ変わりがありません。環境や人体への影響が少なく安心して使用できる塗料ですね。

 

外壁・屋根塗装リフォームの際は水性塗料を希望していることを業者に伝え、お家の屋根・外壁に最適な塗料を選択しましょう。プラニング・Kでは電話相談・オンライン相談を受付しています。お気軽にご相談ください。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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