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香川県高松市で外壁塗装をするならプラニング・K

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2023年7月24日

屋根塗装でアンテナがある時の注意点

屋根塗装を行う際に、テレビのアンテナはどうするのだろう?と疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。なんだか邪魔になりそうだな、と思うかもしれませんが、アンテナがあっても塗装工事はできます。

今回は屋根塗装でアンテナがある時の注意点や対処法をご紹介します。

アンテナはどうするの?

養生して塗装

屋根に地デジのアンテナやCSやBSのアンテナが設置してある住宅も多いかと思います。このように屋根にアンテナが設置してある屋根塗装では、アンテナは基本的に移動させずに、養生して高圧洗浄、塗装を行います。

BSのアンテナは少しでも方向がずれると映らなくなる可能性が高いので、養生のみの作業になります。また、塗装の際には飛散防止ネットで建物をネットで覆いますが、障害物によっても受信が不安定になります。塗装の際の不安定な受信に関しては、我慢するしかありません。

アンテナの撤去依頼も可能

地デジに切り替わったことでアナログテレビのアンテナは不要になってしまいました。アナログのアンテナをそのままにしている住宅も見かけます。設置していても邪魔になりますし、危険が伴うので、使っていないものは塗装の際に一緒に撤去することをおすすめします。

古いアンテナをそのままにすると…

錆びて屋根の劣化に繋がる

屋根の上にあるアンテナのほとんどが鉄製のポールで設置されています。ポール自体に錆止めの塗装がされていますが、ひび紫外線や雨風に晒されているので、劣化も激しい部分です。ポールにできた錆は、雨と混じって屋根に流れます。すると、屋根の劣化スピードも速まってしまいます。

倒壊の危険性がある

古いアンテナは劣化制定ることが多く、強風や台風で倒れたり折れたりする危険性があります。ガラスや屋根の損壊の原因にもなります。万が一、人にあたってしまったら取り返しのつかないことになります。

落下して被害が出た場合、所有者として責任を問われるケースもあるので、使っていないアンテナは撤去しておきましょう。

よくあるトラブル

アンテナ付近の塗り残し

アンテナ周辺は養生して塗装することになりますので、塗り残しが起こりやすいです。職人さんにとって塗りにくい箇所なので、おろそかになっていたり、塗り残しがあったりという場合があります。

屋根の上なので難しいと思いますが、施工写真などをもらって塗り残しがないか、確認しておきましょう。

工事期間中はテレビが見れない

とくに衛星放送専用のアンテナは、少しでも方向を動かしてしまうとテレビに映らなくなってしまうようです。また、塗料の飛び散り防止のためのネットなどの障害物によっても、受信が不安定になります。

屋根塗装にかかる工期はおよそ、10~14日程度と言われています。そのため、我慢しなければいけないケースもあるでしょう。

まとめ

屋根にアンテナがあっても基本的にはアンテナは動かさずに養生して塗装を行います。ただ、外壁部に設置されたアンテナは取り外すことになりますし、飛散防止ネットや足場の影響で電波が不安定になることはある程度予想しておいたほうが良いかもしれません。

外壁塗装や屋根塗装後にテレビが映らなくなってしまうといったトラブル事例もあります。アンテナは設置してから長年放置しているお宅がほとんどだと思うので、屋根塗装の際に職人に屋根馬のねじがしっかりとしまっているか、ねじや支柱の錆が進行していないかなどの確認も行ってもらうと良いでしょう。

また、ご自宅に使用していない、あるいは古いテレビのアンテナがある場合には、撤去することをおすすめします。倒壊する危険性や、住宅の劣化を早寝る可能性があるからです。屋根塗装とアンテナ工事を同時に行うことで、足場の設置や解体のコストを節約できます。塗装業者の多くは、アンテナ工事もしていることが多いので、一度相談してみましょう。

カテゴリ:塗装工事, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年7月20日

外壁塗装は工事後も大切!

外壁や屋根の塗装リフォームは工事が完了しても、それで終わりではなく、塗装工事後も外壁や屋根に劣化現象が起こっていないか、定期的に点検し続けなくてはなりません。

今回は、外壁塗装後の経年劣化による塗膜の劣化や、施工不良による劣化現象などを見逃さないためのコツをご紹介します。

定期点検のメリット

建物は常に雨風に晒されているので、塗装をした十数年後はまた再塗装が必要になります。次の塗装の間に建物の状態は刻々と変化し、適切なタイミングでメンテナンスが必要になりますが、その微妙な変化に気づくのはなかなか難しいものです。

外壁が傷んでいても気が付かないままになっている可能性もあります。そこで建物の変化を早期に発見できるのが定期点検です。

劣化症状を早期発見できる

建物の劣化は専門知識を持っていることで判断ができる症状もあります。出来るだけ建物の劣化が進む前にメンテナンスをすることが望ましく、建物の変化はなるべく早くに気がつけることが重要です。

工事後の定期点検があると建物の劣化も早期発見ができるため、工事規模も大きくなることはほとんどありません。軽微な劣化で対処することでメンテナンスコストを抑えることにも繋がります。

美観を保てる

定期的に点検をするときが付きにくい変化も対処ができるため、性能の維持のほかに建物の美観を保つことができます。

建物が汚れていたり、塗装が色褪せていたりすると古い印象を与えてしまいますので、見栄えを保つこともとても大切です。

美観を保持することが建物の性能を守ることにも繋がるので、定期点検があることで美観を損なうことがありません。

今後のメンテナンスも安心

建物は定期的にメンテナンスが必要になりますが、劣化の進行具合やトータルコストなどを前もって想定して計画を立てておくことが大切です。塗装サイクルは塗料の耐用年数で判断ができ、15年保つ塗料の場合は15年周期に塗装をするスケジュールを立てることができます。

その間に、必要なメンテナンスも含めておくと、工事回数が増えずに効率よく工事ができ、メンテナンスコストを抑えることにも繋がります。定期点検があると今後のメンテナンスについてアドバイスをもらうことができますので、スケジュールも立てやすくなります。

定期点検をしてくれる業者に塗装を依頼しよう

塗装リフォーム工事後に定期点検を行ってくれる外壁塗装業者を選んでおくと、施工不良による劣化や不具合が進行する前の適切なタイミングで補修を行ってもらえます。すべての外壁塗装業者が定期点検を行っているわけではありませんし、点検内容がずさんで不適切な外壁塗装業者もいます。

適切な定期点検をしてくれる外壁塗装業者かどうかは、

・工事保証書を発行してくれる(紙の発行が望ましい)

・外壁塗装工事後の点検を積極的に行ってくれる

・地域で長く営業している業者

を目安に判断しましょう。

セルフチェック

外壁塗装リフォームを行った業者が定期的に点検を行い、その際に異常を発見し、補修してくれるというのが通常の定期点検の流れですが、住んでいる住民が外壁や屋根の異常を発見できれば、さらに早く補修することができます。そこで、外壁の劣化のサインをいくつかご紹介します。

・チョーキング(白亜化)現象、色褪せ

・構造クラック

・サビ、藻、カビ、コケの付着

・コーキングの劣化

まとめ

工事後は、塗装した屋根や外壁の状態を適切な時期にチェックします。建物の外壁や屋根は塗装によって保護されていますが、経年劣化によりいつかは耐久性を失ってしまいます。

耐久性を長持ちさせるためには、クラックやサビ、カビ・藻などの劣化を早期に取り除き、劣化を進行させないことや、外壁や屋根全体を塗装リフォームすることが重要です。点検の実施前であっても、工事後に気になる点があれば業者へ相談することをおすすめします。

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年6月8日

屋根の色選び

塗装リフォームで屋根の色にお悩みの方が多いのではないでしょうか。屋根は家の形によって見えやすかったりそうでなかったりしますが、意外と家全体のまとまりに重要な役割を持っています。

屋根の色次第でお家のイメージもがらりと変わってしまうため、瓦や外壁のデザインと考慮してまとまりのある色を選ぶ必要があります。今回は屋根の色選びについてのポイントをご紹介していきたいと思います。

色選びのポイント

外壁との調和

外壁の色の系統と揃える・馴染ませることを意識しましょう。色調が全く違うものを選んでしまうと家全体がちぐはぐな印象になり、落ち着きがなくなります。例えば、×はかなり目がちかちかしてしまいますが、ピンク×水色など、トーンを揃えると色馴染みが良くなります。

好みもありますが、オシャレに仕上げたい場合は外壁とのバランスはメリハリがあって、且つ調和の取れたバランスの良い組み合わせを意識すると良いでしょう。

近隣との調和

外壁の色もそうですが、近隣との調和がとれているかも確認しましょう。街並みの調和がとれていないような色を選択すると、お客様の住宅だけが浮いてしまい、経験を損ねることに繋がってしまいます。

費用面でも、1度失敗してしまうと簡単には塗り替えられないので街並みとの相性は考慮して、奇抜な色は避けるようにしましょう。

屋外での色の見え方

色を決める際にはサンプルを見て決定しますが、それは手元や室内で見て決定することがほとんどです。ですが、屋根は屋外にあるので日が当たったり、陰になったりすることで色の見え方が異なります。

晴れた日には1トーン明るく見え、曇りや雨の日は1トーン暗く見えます。そういった差が出ることを考慮して、1トーン明るい色・暗い色を想像したうえで、納得できる色を選ぶようにしましょう。

人気色

屋根に使われている人気の色をご紹介します。

ブラウン

ブラウン系の屋根は、濃い茶色でも明るい茶色でも家全体の色を丸くまとめてくれるのが特徴です。

比較的どの色とも相性が良く、和風・洋風のどちらの建物にも合わせやすい色です。屋根の色に迷ったらブラウンを選ぶ方が多いように思えます。

グレー

グレーはブラウンと並んで人気の高い色です。ブラウンよりシャープな印象になり、且つブラックと比べて太陽光を吸収しにくい特徴があります。

汚れや色褪せも目立ちにくく、雨樋やサッシなどの相性も非常に良いため、どのような住宅でも上品な仕上がりになります。

グリーン

グリーン系の屋根はお家の形や雰囲気を爽やかな洋風に変えてくれます。

グリーンと言っても、モスグリーンやライトグリーンなど幅広く、色調によっては外壁との相性を考える必要がありますが、比較的どの色とも相性が良いです。

また、汚れも目立ちにくく、淡色にすることで機能も損なうことはありません。

まとめ

屋根を綺麗に塗装しても外壁との相性が良くないと落ち着きのない住宅になってしまいます。塗装の色選びはセンスが重要と考えられがちですが、機能性を考えて理論的に色を選ぶことも可能です。

屋根の色決めでまだイメージがついていない方は、色選びのポイントを抑えておきましょう。塗料の性能を最大限発揮し、色選びで後悔しないよう、仕上げたいイメージをしっかりつかんで屋根塗装メンテナンスを行いましょう。

塗装工事でお困りのことがあれば、お気軽にプラニング・Kまでご相談ください。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年5月15日

倉庫や工場も塗装工事は必要?

塗装工事が必要なのは家だけと思われますが、建物は基本的に定期的な塗装が必要です。 

工場や倉庫など、塗り替えをしないまま放置されていませんでしょうか?

 

今回は、工場や倉庫の外壁塗装についてご紹介します。

 

 

外壁塗装をするメリット

 

1.雨漏り防止

倉庫や工場の屋根は、台風などによる被害や雨漏りが起こってからの依頼が多く、その時驚くほど劣化しているケースがあります。  

経年劣化によって古くなった外壁は防水機能が低下し、雨漏りが発生する可能性があります。  

 

 

2.資産を守る

倉庫には商品や機材など会社にとって資産にあたるものを置いています。それらが雨漏りによって濡れ、壊れてしまったり売り物にならなくなっては大きな損失です。  

 

雨風や紫外線、埃などの外的要因から守るためにも塗装工事は必要と言えます。  

 

 

3.環境の改善

室内の温度にも影響を及ぼします。倉庫内の室温が暑すぎたり、寒すぎたりするとエアコンをフル稼働させることになり、電気料金も上がってしまいます。 

 

従業員が快適に作業ができ、作業効率の向上にも繋がります。

 

  

 

4.イメージアップ

古く劣化した外壁は色褪せやひび割れが生じ、暗い印象を与えてしまいます。

自宅の近くに古びた工場や倉庫があると、あまり気持ちのいいものではないですよね。  

 

特に、食品を取り扱う工場や倉庫は、清潔感が必要です。

綺麗に塗装された屋根や外壁は、明るく清潔感のある印象を与え、安心感や信用にも繋がり、トラブル回避にもなります。 

 

 

屋根の修繕方法

倉庫・屋根の代表的な屋根の修繕は「葺き替え」「カバー工法」「塗装」です。一般の住宅とは屋根の面積が大きく異なります。倉庫や工場の屋根は広く、その分工事期間も長く、費用もかかります。 

 

工法や使用する材料にも差があり業者間でも見積り金額に差が生じることがあります。 

 

葺き替え

既存の屋根材をすべて剥がし、新たに屋根材をのせます。既存の屋根材は廃材となり廃材の処分費も高コストとなります。雨漏りの原因が屋根の裏にある場合は屋根を剥がすことで修繕することができます。 

 

もしアスベストを含んだ屋根を使用している場合は、アスベストが飛散してしまうため、処理をするための費用がかかります。

 

カバー工法

既存の屋根は剥がさず、上から新しい屋根材を被せます。 

 

既存の屋根が古い場合アスベストを含んでいる場合がは、剥がすことでアスベストが飛散するため処理に費用がかさみます。しかし、カバー工法の場合は飛散も避けることができ、同時に廃材処理の費用も抑えることができます。 

 

塗装

根本的な修繕より、メンテナンスに強化した施工方法です。 

塗料の種類は主に【アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素】を用います。 

 

中でもフッ素塗料は、その他の塗料に比べ高額ではありますが、優れた耐久性から耐用年数も長くなります。

塗替え頻度を減らすことができるため、特にマンションやビル、工場など大規模な建物に適しています。

 

 

 

保険適用も可能??

雨漏りの原因が経年劣化によるものであれば、保険適用はされませんが、台風や豪雨、地震などの自然災害によって引き起こした被害であれば、火災保険に含まれる『風災』が適応されます。  

災害時に被害が発生した場合は、保険が適用されるか確認しておきましょう。

   

 

プラニング・Kの施工事例

 

■香川県 屋根塗装工事 M様邸

https://www.puraningk.jp/case/519

 

 

■香川県 外壁,屋根塗装工事 Y様

https://www.puraningk.jp/case/17071

 

 

まとめ

工場や倉庫はいわば会社の顔のようなものです。メンテナンスを怠ることはデメリットしかありません。外観の改善は会社イメージを保ち、信用にも繋がります。 

 

小さな傷みの状態で修繕ができれば、費用の負担も軽減します。定期的なメンテナンスをお勧めします。 

 

プラニング・Kでは、一般住宅はもちろん、工場、倉庫、アパート、マンションの現場調査も受付しています。お気軽にご相談ください。

カテゴリ:塗装工事, 外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年5月1日

強風の被害

季節風の突風や台風などで住宅に被害が出たらどうしよう…と考えたことはありますか?一般的にこう考える方は少なく、実際に被害を受けて「突然のことでどうしたらいいのか分からない…」とパニックになる方がほとんどです。そうならないために、今からできる対策をご紹介したいと思います。

日本の季節風

季節風は、季節によって同じ方向から継続的に吹く風の事です。夏は太平洋側からの南東の風、冬は大陸側からの北西の風が日本の代表的な季節風です。季節風最大風速が15メートルを超えることも多く、最大瞬間風速は25メートルを超える場合があります。これは普通に立っていられないほどの強さで、トラックや木が飛ばされてしまうほどの威力です。

強風被害

強風による住宅被害はどのようなものがあるのでしょうか。

棟板金の変形や飛散

棟板金とは屋根の頂上部分や四隅に設置されている板金の事で、屋根面と屋根面が交差する場所にできる隙間を埋める目的で設置されています。経年劣化などでこの板金が浮いた状態になっていると、強風の際に隙間に風が入り込み、一気に吹き飛ばされてしまいます。

瓦の浮きや飛散

瓦は他の屋根材に比べると非常に重量があります。そのため「瓦は思いから飛んでいくことはないだろう」と考える方が多いと思います。昔ながらの瓦屋根は一つ一つが固定されておらず、瓦が噛み合わさることによって固定力が得られています。

瓦屋根はもともと風を含みやすい構造をしているので経年劣化で固定が緩んでいる所に風が吹き込むと瓦が飛ばされてしまいます。また、瓦は重量があるため、飛散した際に建物や車を破壊したり、人身事故などの二次災害の危険性もあります。

雨樋の破損

一般的に強風の住宅被害というと、上記で説明したような屋根材が飛散した状態や雨に備えてブルーシートを張っているような状態です。しかし、雨樋も強風に影響を受けやすいです。

雨樋は取付の部分が外壁に局所的についているため、強い風を受けると雨樋自体が揺れてズレたり、取付金具も雨樋の揺れによる微振動で一緒に震えるため徐々に強度が下がっていきます。その結果、雨樋がズレたり外れたりしてしまいます。

強風対策

住宅が被害に遭わないための対策をご紹介します。少しでも被害を抑えることができるので、備えていきましょう。

棟板金の再固定

屋根の修理業者に依頼して棟板金が浮いていないか、棟板金の釘が抜けていないか確認して修理してもらいましょう。抜けた釘は再度打ち込んでも熱膨張で抜けてきてしまいます。それを防ぐにはコーキングで塞ぐと良いでしょう。また、築7年を超えている住宅は必ず確認しておきましょう。

破損個所の確認と修繕

瓦の割れやズレ、雨樋の金具の緩みなどを事前に確認・修理しておきましょう。一部の破損個所を放置してしまうと強風の際に大きな被害が出てしまいます。

窓が割れないよう保護をする

台風が近づいている場合は窓を保護しましょう。窓が割れてしまうと風が室内に流れ込み、屋根を吹き上げて飛ばしてしまいます。窓を段ボールや養生テープでふさぎましょう。

まとめ

近年は大型台風も増えており、屋根が飛ぶ被害も多くなっています。また、住宅が被害にあうだけではなく、人身事故や物損事故などの二次災害も起こる可能性があります。こうした被害を防ぐために、日ごろから定期的なメンテナンスを行いましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年4月24日

屋根から草が?!

お家の屋根に草が生えていませんか?昔ながらの土葺き屋根には、葺き土が使用されており、そこに雨水が入ると植物が育ちます。つまり植物が生えている部分は、土に水分が含まれているということになります。常に葺き土に水分があるとやがて雨漏りする可能性もあります。

今回は屋根から草が生える原因についてご紹介します。

屋根に草が生える原因

屋根に草が生える原因は植物が育つ環境下にあることです。最初にお伝えしたように土葺き屋根の瓦の下は土が敷かれています。そこに風や鳥によって植物の種が運ばれてくると、瓦の隙間から芽が出て植物が育っていきます。

また、屋根の棟部分(屋根の頂点の水平部分)に草が生えることがあります。これは漆喰に植物の種が付着したのが原因です。漆喰には土が含まれているため、付着した種がそのまま育つことがあります。

放置してしまうと…

屋根に生えた草を放置してしまうと雨漏りの原因になります。植物は成長すると根も貼ります。根から雨水が伝って内部に浸透し、ひどい場合は雨漏りを起こします。

そして雨漏りは徐々に広がっていき、天井や壁の腐食が起こり、住宅の寿命が縮んでしまいます。また、家の中の湿度が上昇し、カビや結露の発生原因にもなります。

NG対処法

屋根に草が生えてしまった場合、多くの人が屋根に上って草を抜いてしまえばいいと思うかもしれませんが、これは誤った対処法です。植物はどこまで成長し、どこまで漆喰に根が張っているか、見ただけでは判断ができません。

うかつに草を抜いてしまうと、異常のない漆喰まで壊してしまい、新たに雨水の侵入経路を作ってしまうことになります。

また、屋根の上にのぼって作業するのは非常に危険です。普段から高所での作業をしている方なら問題ないかもしれませんが、普段高い所に全く上らない人が屋根で作業するのはとても危険です。必ず専門の業者に相談をしましょう。

対策

屋根に草が生えないようにするための対策は、定期的なメンテナンスです。屋根の上は普段あまり目に付かず、日常的に掃除などをすることもありません。そのため定期的なメンテナンスや点検が必要になります。

数年に一度、定期的にメンテナンスをしていれば雑草が生えかけていても、成長する前に対処することができるでしょう。また、漆喰に種が付着することで雑草が生えると紹介しましたが、漆喰は本来、瓦で隠れている部分にあります。

しかし、屋根の経年劣化や地震によってずれたり割れたりしている場合、その部分から種が入り込み、漆喰に付着します。そのため、屋根の設置からある程度の期間が経っている家の場合、雑草を処分するだけではなく、同時に屋根の補修工事や屋根材の張替、リフォームも検討しましょう。

まとめ

屋根に草が生えているとびっくりしますよね。その場合はご自身で処理せず、必ず専門業者に相談するようにしましょう。また、屋根の定期的なメンテナンスも忘れずに行うようにしましょう。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2023年4月17日

屋根にはどんな塗料が良いの?

屋根は最も劣化しやすく、常に紫外線や雨に晒されています。そのため、定期的に塗替えなどのメンテナンスを行うことが重要なのですが、どのような塗料がいいのか分からない方も多いと思います。

今回は屋根の塗料についてご紹介していきたいと思います。

塗料の役割と効果

屋根は外観を美しく保つだけではなく、住宅の機能を守る役割をしています。例えば、屋根の劣化を防ぐ、雨漏りを防ぐ、断熱機能や遮熱機能を高めるといった効果があります。

長期間屋根のメンテナンスをしないと屋根の基礎部分が劣化し、雨漏りを引き起こしたりメンテナンス飛揚が高額になってしまいます。

屋根材に合った塗料を選択

まずはご自宅の屋根に合った塗料を選択しましょう。屋根材に適していない塗料を選んでしまうと、短期間で剥がれなどが起きてしまう可能性もあるので、長持ちさせるためにも屋根材に合った塗料を選びましょう。

特に注意が必要なのは、塗装メンテナンスが必要な瓦屋根です。粘土瓦の塗装は不要ですが、瓦屋根でもモニエル瓦やセメント瓦などの塗装が必須になる屋根の場合、必ず専用の塗料で塗ってもらうようにしましょう。

屋根材に合っているかどうかは、塗料のパンフレットなどで確認することができます。

塗料の種類

アクリル塗料

塗料の中で最も安いのがアクリル塗料です。耐用年数は5~7年で比較的短く、紫外線に弱く、塗装してから3年程で塗膜が剥がれる場合があるため、注意が必要です。メンテナンス費用をできるだけ抑えたい方には最適な塗料です。

シリコン塗料

シリコン塗料は塗料の中で最も人気の塗料です。耐用年数は10~13年と長く、コストパフォーマンスに優れた塗料です。塗料を何にするか迷っている場合は、シリコン塗料にすることをおすすめします。

フッ素塗料

フッ素塗料は近年採用されるようになった塗料です。費用は高額ですが、耐用年数は15~18年ととても長く、メンテナンス周期も長くなります。フッ素性塗料は親水性があり、汚れやほこりを洗い流してくれる効果もあります。

無機塗料

無機塗料は従来の有機物に加えて無機物を配合させた塗料です。費用は高額ですが、耐用年数は20~25年とフッ素塗料より耐候性があります。無機塗料は防汚性にも優れ、表面に汚れが付きにくい性質があります。

そのため無機塗装の上から再塗装をしてもすぐに剥がれてしまうことがあります。塗料の寿命が来た場合でも再塗装ができないことがあるため、その点には注意が必要です。

塗料の機能の種類

遮熱機能

夏になると室内の温度が高くなり、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。遮熱塗料は温度上昇の原因となる赤外線を反射し、塗膜や屋根の表面温度を抑制させる働きがあります。

屋根に塗布することで室内の温度上昇を抑制し、室内環境の向上とともに家材の熱劣化を防ぐことができます。

断熱機能

断熱塗料は熱や冷気の侵入を防ぎ、室内の温度を逃げにくくする効果があります。もともと谷年の断熱材が充実している場合は断熱塗料を塗布しても効果が感じられない場合があるので注意が必要です。

光触媒塗料

光触媒塗料とは、化学変化を起こす触媒を混ぜ、セルフクリーニング機能がある塗料のことです。太陽の光が当たると自浄作用を発揮するため、ほかの塗料に比べて汚れが付きにくい性質があります。お手入れにかかる費用を大幅に削減した例もあり、長期的なコストカットをしたい人におすすめです。

まとめ

屋根は外壁とは違い、常に紫外線や雨に晒されており、建物の中で最も劣化しやすい部分になります。そのため屋根用の塗料はできるだけ耐候性の高いものを選ぶことをおすすめします。

カテゴリ:塗装工事, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2022年12月26日

屋根の遮熱塗料、冬場は寒くないの?

遮熱塗料は太陽光を吸収し、室内の温度上昇を抑える役割があります。夏は快適に過ごすことができますが、冬は太陽光が吸収されず、室内の温度が下がるのではないかと疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

今回は遮熱塗料についてご紹介していきたいと思います。

遮熱塗料とは

遮熱塗料は太陽光や赤外線を反射し、熱を吸収しづらくする塗料で室内の温度上昇を抑制する働きをします。そのため、夏はエアコンの設定温度を上げたり、使用時間を減らせるなど電気代の節約もでき、環境にも優しい塗料です。

また、熱を吸収しても放出しやすい素材になっているので冷めるのも早くなります。

遮熱塗料で塗装すると冬は寒くなる?

上記の遮熱塗料の特性から、冬は寒くなるのではないかという疑問が出てきます。実は冬場は遮熱塗料を施していても室内の温度は、さほど変わりはないことが分かっています。

日射角度

夏と冬では公転の関係により、太陽から受ける光の角度が変わります。夏場は直射日光がほぼ垂直に降り注ぎ、屋根への日射量が増えます。逆に、冬場は夏に比べて日照時間も減り、直射日光が横から当たるようになるため、屋根への日射量も減少します。

日射強度

太陽光は季節による違いはありませんが、太陽光が地面に当たる日射強度がちがいます。夏は日射角度が高くなり、日射強度は強くなります。冬は日射角度が低くなり、日射強度は弱くなります。

これらの理由から、遮熱塗料を施していても、冬は遮熱効果が小さくなり、室内の温度変化にほぼ影響がないと考えられます。

遮熱塗料の使用がおすすめの方

夏の暑さを少しでも軽減したい方

遮熱の塗料は「夏の暑さを少しでも軽減したい!」という方におすすめです。例えばご高齢者やペットがいる場合、夏は熱中症が心配ですよね。

遮熱塗料を使用するとエアコンが不要になるとまではいきませんが、室温を2~3度下げることができます。

スレート瓦または金属屋根の住宅の方

スレート屋根は屋根材が4~5㎜と薄く、屋根材の表面温度がすぐ屋根裏に届いてしまいます。また、金属屋根はスレート瓦同様に屋根材が薄く、加えて熱伝導率が高い素材です。

他の屋根材と比べて表面温度も高くなりやすく、すぐ屋根裏に伝わり、室内の温度も上昇してしまいます。そのため、遮熱塗料採用を検討してみても良いかもしれません。

吹き抜けのある住宅の方

吹き抜けは1階と2階の仕切りがないため、2階の日差しがそのまま届くなど、構造的に熱が室内に侵入しやすくなっています。オシャレな開放空間のある吹き抜けで快適に過ごせるように遮熱塗料を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

遮熱塗料は表面温度を下げ、室内の温度を下げる働きがありますが、冬は日射角度や日射強度により室温にあまり影響はありません。また遮熱塗料の効果は建物の構造や屋根材によって変わってきます。

夏の暑さにお困りでしたら、屋根の遮熱塗装を検討してみることをオススメします。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2022年12月22日

戸建屋根の種類

戸建の屋根は三角屋根が基本ですが、実は様々な種類があります。屋根塗装や修繕・リフォームの際、屋根の形状や構造によって費用も変わります。今回は屋根の特徴やデザインについてご紹介していきます。

切妻屋根

切妻屋根とは皆様が想像する一般的な三角屋根のことです。現在でも多く使われているデザインで、温かみのある印象になります。

構造もシンプルでメンテナンス費用も安価になります。しかし、紫外線や雨風が当たりやすいということから屋根や外壁は劣化しやすくなります。

また、屋根の勾配が急になるほど、面積も大きくなります。

寄棟屋根

寄棟屋根は屋根の最上部から4面に分かれている屋根です。瓦屋根でもよく見られる形状で街に馴染みやすく落ち着いた雰囲気になります。

4方向すべてに軒があるため、住宅を長持ちさせることができます。切妻屋根に比べ、継ぎ目が多くなるため、その部分から雨漏りする可能性があります。

片流れ屋根

片流れ屋根は文字通り片方に流れる1枚屋根のことです。スタイリッシュな印象で、近年新築住宅で多く見かけるようになりました。

シンプルな形状のため、新築時の費用は安く抑えられます。デメリットとして、雨樋に大量の雨水が流れ込み、溢れるリスクがあるので定期的なチェックが必要です。

方形屋根

方形屋根は一つの頂点から四方へ同じ角度で傾斜した屋根のことです。屋根の形状を見ると四角錐でピラミッドのような形になるため、建物はほぼ正方形になります。

特徴やメリット・デメリットは寄棟屋根と同様になります。

差し掛け屋根

差し掛け屋根とは切妻屋根を上下に分けたような形の屋根です。

1階と2階で差し掛けになっている場合は、1階部分の屋根は、2階の窓から見えるようになるため、劣化状況がよく分かるようになっています。

また軒がついている面の外壁は雨に当たることが比較的少なくなるというメリットがあります。

他の屋根に比べて形状が複雑で面積も広くなるため、メンテナンスの塗装では少し金額が高くなってしまいます。

陸屋根

一般的に屋上のある水平な屋根のことをいいます。スタイリッシュなデザインから近年人気が高まっている形状です。

雪がよく降る地域では落屑事故を防止する目的で陸屋根にしているケースもあります。他の屋根に比べると傾斜があまりなく、雨水を逃がす力が弱くなるため、雨漏りしやすくなります。

その分防水加工や防水塗装を施す必要があり、メンテナンス費用は少し高くなります。

腰折れ屋根

腰折れ屋根は切妻屋根や片流れ屋根の途中で折れている形状の屋根です。丸みを帯びているのでかわいらしい印象になります。

屋根は勾配が急になるので雨水を撥水しやすくなります。腰折れ屋根は途中で勾配が急になるので雨水を撥水しやすい屋根と言えます。

勾配が変わると屋根の境目に雨仕舞と呼ばれる処理をきちんと施していないと将来的に雨漏りする原因になります。

まとめ

戸建住宅の代表的な屋根をいくつかご紹介しました。シンプルな形状の屋根ほど雨漏りのリスクは減ります。屋根や外壁の破損・劣化は建物自体の劣化に直結します。もし屋根や外壁に劣化症状がみられる場合、早目にメンテナンスを行いましょう。

また、プラニング・Kでは外壁塗装や屋根塗装を承っております。些細なことでもお気軽にご相談ください。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

2022年12月12日

トタン屋根の補修方法

最近では新築の建材として使用されることが少なくなったとトタンですが、古い住宅や倉庫などで使用されている所を目にします。トタン屋根は古いタイプの屋根で傷みやすく、雨漏りしやすいなどのデメリットがあります。

傷んだトタン屋根はどのような補修方法が適しているのかご紹介したいと思います。

トタンの特徴

トタンは鋼板に亜鉛メッキを施したもので、普通の鋼板よりも錆びにくいという特徴があります。

メリット

トタンは軽量(瓦屋根の10分の1程度)で加工がしやすく、運搬も簡単です。狭い敷地でも簡単に施工ができることから、施工性が高い屋根材と言えます。また、価格も屋根材の中で最も安価なものになります。

デメリット

雨水が流れにくく、最も雨漏りしやすい屋根材です。また、錆も生えやすく、表面のメッキに傷がつけば瞬く間に錆が広がっていきます。そのため定期的に錆止めや再塗装などのメンテナンスをする必要があります。

それに加え、断熱性がない、防音性がない、耐用年数が短いなど多数のデメリットがあります。

このようにメリットよりデメリットのほうが多いため、トタンを使用している住宅が少なくなってきています。また、屋根材が進化し、ガルバリウム鋼板などは耐用年数がトタンの3倍以上あり、重量、価格はトタンと変わらない屋根材が出てきており、わざわざトタンを選ぶ必要がなくなってきています。

メンテナンス方法

塗装

比較的トタンの劣化が少なく、錆が軽度の場合に行うメンテナンス方法です。錆止め塗料や、断熱や遮熱効果のある塗料でメンテナンスを行いましょう。サビで穴が開いていたり、崩れている部分があれば塗装で補修することができません。

カバー工法

既存のトタン屋根の上から、新しい金属屋根材を被せてカバーする方法です。古いトタンの上に防水シートや遮音や断熱の機能を持ったシートを挟み込むことができます。

被せる素材はトタンでも良いですが、せっかくメンテナンスするのであれば、ガルバリウム鋼板を選ぶと良いでしょう。

葺き替え工法

既存のトタン屋根を撤去して新たな屋根を作る方法です。下地や構造材の傷みがあれば交換し、必要な部分の補修ができるため根本的な耐久性を復活させることができます。

しかし既存屋根の撤去や廃棄費用などがかさみ、工事費用が高額になるため、長期的に建物を使用したいかなどをよく検討して工事を行う必要があります。

まとめ

トタン屋根は傷みやすい屋根材です。劣化を放置してしまうと錆が広がったり、穴が開いて雨漏りをしたりとどんどん悪化していきます。劣化している場合は症状に合わせて補修を行いましょう。

また、日ごろから屋根が劣化していないかチェックすることも心がけましょう。些細な劣化でも早急に対応すること費用が安くなったり、劣化の進行を止めることができます。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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