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2024年2月8日
瓦屋根・漆喰補修の重要性
漆喰とは、瓦屋根の頂部にあたる棟の土台部分に詰められている、石灰でできた白い溶剤のことです。防水効果や接着効果、防火効果などのメリットから、屋根以外に外壁塗装や天井などにも使われることがあります。
しかし、経年劣化によって屋根の漆喰が剥がれてしまい、これを放置しておくと雨漏りなどの原因になります。今回は漆喰補修の重要性についてご紹介していきます。

漆喰の役割

漆喰の歴史は、5000年以上も前から世界中の様々な建築物に使用されて、日本の伝統的な家屋の壁やお城などにも利用されています。
屋根の漆喰は、屋根の棟と瓦の間の隙間を埋め、瓦の下にある屋根の葺き土(ふきつち)を雨風から守り、替え瓦と瓦を接着させる目的で漆喰が塗られています。
漆喰の剥がれる原因
漆喰とは石灰にふのり・粘土を混ぜた自然由来の素材です。外壁にも使用されるように呼吸できる素材として調湿効果と耐火性が高いものです。しかし、漆喰は屋根の頭頂部にあり、雨風の影響を受けやすく、地震や気温が激しく変化する環境に置かれることでひび割れなどが起こってしまいます。
漆喰が剥がれると…
棟の台土の流出
漆喰が剥がれてしまうことで屋根の中で一番大切な棟の台土が雨風に打たれ、流出してしまいます。漆喰で台土をしっかりと保護することで屋根の耐久年数はかなり変わってきます。瓦自体は35年~60年とかなり耐久性があるため、こまめに漆喰の補修を行えば屋根の耐久年数はかなり延びます。
瓦のずれ
棟には瓦が積み上げている場合が多く、その瓦のズレなどから棟の中に雨水が侵入し、侵入した雨水は赤土を湿らし風化させます。その結果、瓦への接着力がなくなり、また瓦がずれる、といった悪循環が起こります。
雨漏り

最後に出てくる症状として、室内への雨漏りです。雨漏りするということは、どこかに必ずひび割れや穴あきがあり、家屋内部の木材などを通過しています。
そのため補修する際には、瓦をすべて取り外してから行う「葺き直し(ふきなおし)」や、全面張り替えをする「葺き替え(ふきかえ)」が必要になる可能性があります。
漆喰からの浸水が原因だとしても、漆喰を補修するだけでは解決しません。
補修方法
漆喰の詰め直し
漆喰の補修方法には、詰め直し工事が行われます。古い漆喰をハンマーで叩いて剥がし、棟の土台である葺き土を綺麗に整える作業をします。
そのうえで専用のコテで新しい漆喰を詰めます。この工事では屋根の頂上部分にある棟瓦を外す作業を伴わないので、補修費用は最小限に抑えられます。
積み直し
地上から見ただけでも明らかに瓦がずれているケースでは、周辺の漆喰が剥がれてほとんどが失われている可能性があります。これはかなり重度な劣化なので、一度、棟瓦を取り外した上で、漆喰の詰め直しをしなければなりません。
充填作業が終われば、また棟瓦を元通りに取り付けるという工程も生じるため、詰め直し工事と比較して費用は倍以上になるでしょう。
まとめ
金属瓦やスレート瓦のように定期的な塗り替えを必要としない屋根瓦は、瓦自体の寿命が長く、ほとんどメンテナンスに手がかかりません。
しかし、その土台となる漆喰や葺き土は長期間にわたって雨風にさらされると劣化が進むので、10年に一度はプロに点検を依頼しましょう。

カテゴリ:屋根
2023年9月11日
天窓からの雨漏り
近年建てられた住宅を見ていると、天窓を設置していることが多いように思います。光や通風の手段として当たり前に導入されている天窓ですが、天窓や屋根材の特徴を把握していなければ、いざ屋根から雨漏りを起こしてしまった時も対処が分からず大きな不安を抱えてしまうかもしれません。今回は天窓からの雨漏りの対処法についてご紹介します。

天窓のメリット
採光性
天窓の人気の理由は採光性が高まることです。日光に当たることで体内時計が整い、体調を整えてくれる効果があると言われています。うつ病の予防にもよいという研究があるほどで、ふんだんに日光を取り入れることで心も体も健康な生活を送ることができます。
通風性

開閉式の天窓を付けることで、壁面だけで換気を行うときに比べて風通しが最大で4倍も良くなると言われています。
換気しやすくなると同時に、夏場は部屋の上空に溜まった熱気を外に逃がしやすくする効果も期待できます。
光熱費削減
自然光の入らない部屋では、どんなに天気が良くても一日充電器を付けていないと暗くて生活ができません。天窓があると日中は明るくなり電気代の削減に繋がります。
天窓のデメリット
暑さ

天窓があることで日光を取り入れすぎてしまい、まぶしい・暑い・エアコンの効率が悪いといったことが起こります。
これを防ぐため、天窓用のブラインドやカーテンを使用している方が多いようです。
雨漏り
雨漏りはどのような箇所、部材でも起こり得ることですが、天窓は屋根に穴をあけるのと同じなので、雨漏りのリスクは高くなります。
耐久性
窓が天井についているので、藻のが飛散して割れてしまう恐れがあります。その玉天窓には強化ガラスの使用や飛散防止フィルムを貼った窓がオススメです。
雨漏りの原因と対処法
パッキンやコーキングの劣化
天窓が雨漏りを引き起こす一番の原因はパッキンやコーキングの劣化です。まだ被害がそれほど大きくないなら補修のみで対応が可能です。この時雨水は天窓の内側から漏れてくるケースが多いです。
天窓の枠とガラスの間に設置されたパッキンや、枠の継ぎ目に施されたコーキングが経年劣化で劣化し、隙間を作ってしまいます。この場合、パッキンの交換やコーキングを打ち直すことで雨漏り症状は抑えられます。
天窓の劣化
コーキングに問題はなく、天窓そのものに問題がある場合は天窓の交換になります。築25年以上だと耐久年数が過ぎているのでガラスの曇りや、窓枠の著しい劣化がみられるようになります。天窓を安全かつ高性能で使用し続けるためにも、早目の交換がオススメです。
屋根の劣化
天窓だけでなく、周辺屋根からの雨漏りも考えられます。コーキング補修や屋根塗装などのメンテナンスをすることで雨漏りの症状を抑えることができます。

まとめ
屋根塗装メンテナンスは定期的に行っているものの、天窓の点検は行ったことがない、という方は非常に多いです。天窓周辺のクロスが剥がれてきた、カビが発生し黒ずんできている、雨水が垂れてくる、といった普段違うことが起きた場合は早めに点検・調査・補修を行いましょう。
カテゴリ:屋根
2023年8月31日
台風の後に確認すべき箇所とは
台風が過ぎ去ったらひと安心というところですが、お住まいは大丈夫ですか?
通常の雨とは違い、台風は過大なダメージを与えます。
台風の後には、家全体を確認することをおすすめします。
今回は、台風の後に起こりやすい症状と確認方法をご紹介します。

台風が与える影響
起こりうる影響と症状
通常の雨では特に何も起こらないけれど、台風の雨は威力が違います。
強い風を受けて外壁をたたきつけるような雨は注意が必要です。
屋根への影響
瓦のズレや浮き、割れ
瓦屋根の場合はズレや浮き、割れている箇所があると、風に煽られて瓦が剥がれたり、破片が飛んで周囲に被害を及ぼしたりする可能性があります。
瓦のズレは下からの目視だけでは確認が難しく、自分で屋根に上るのは大変危険です。瓦の異常に気付いたら専門業者に依頼をし、確認してもらいましょう。
漆喰の劣化
屋根瓦には欠かせない漆喰(しっくい)。漆喰は、瓦を固定する土を雨水から守るために漆喰で隙間を埋め、蓋のような役目をしています。

漆喰は経年劣化によってヒビが入り、剥がれてしまうこともあります。
漆喰部分が剥がれると、中の葺き土が雨水を含み流れ出し、最悪の場合は瓦が崩れ落ちてしまいます。
屋根の漆喰の寿命は瓦よりも短いため、15~20年程でメンテナンスが必要です。
外壁への影響
塗膜が劣化している外壁は防水の機能が低下しているため、雨を受けて水分を吸収します。湿気を含んでしまうと苔やカビの繁殖の可能性も高くなります。
チョーキング現象が悪化し、ひび割れが生じ、そのひび割れから雨漏りが発生することも考えられます。
また、海の近くの住宅は強風によって海水を含んだ水分が付着します。
これを『塩害』といい、家の腐食やサビの原因となり、家の劣化を進行させてしまう場合があります。塩害対策や、定期的なメンテナンスをしっかりと行いましょう。

雨樋への影響
雨樋とは、雨水を集めて排水させるプラスチック製(塩化ビニール樹脂)の筒状の建材。軒先に取り付ける樋を軒樋、軒樋から接続し地面までつながる縦方向の樋を竪樋といいます。
筒状の建材を継ぎ手と金具で固定しているため、台風などの外的要因によって大きな負荷がかかると壊れやすくなります。

雨樋の故障やゴミや落ち葉が雨樋に詰まっている場合は、雨水がうまく排水できず、雨樋に溜まって溢れ出してしまいます。
雨水が溢れてしまうと、地面の泥や砂利が外壁に飛び散り、外壁を汚してしまいます。
これらの症状を放置するとどうなる?
屋根の異常や外壁の劣化、雨樋の異常などを放置し続けると雨漏りが発生します。すると、漏電や白アリなどが発生する恐れもあります。
早期発見だと簡単な工事で修復できたものが、重症化してしまうと工事も大掛かりになり、高額な工事費用がかかってしまうことも考えられます。
確認方法
➊屋根
・屋根材が傷んでいたり、カビや苔が生えていないか。

・屋根材の欠けや剥がれがないか。
・漆喰部分が黒ずんだり崩れていないか。
・スレート屋根の棟板金の剥がれはないか。
※屋根の点検は危険が伴うため、必ず専門業者に依頼をしましょう。
❷外壁

・シーリングのひびや剥離、欠落がないか。
・外壁のひび割れや塗膜の剥がれはないか。
・サッシ周りのシーリングの縮みや剥がれがないか。
※すでに外壁に大きなひび割れがある場合は、内部(室内)の変化にも注意してください。
❸雨樋
屋根同様、ご自身で屋根に上がって確認するのは危険が伴います。
2階の窓から目視で確認できる範囲で行ってください。

・落ち葉やゴミが溜まっていないか。
・雨樋が歪んでいたり、ズレていないか。
・継ぎ手部分のズレや外れがないか。
※屋根同様、ご自身で屋根に上がって確認するのは危険が伴います。
2階の窓から目視で確認できる範囲で行ってください。
まとめ
夏は台風が多い季節です。それに加えて、夕立ちやゲリラ豪雨も多く発生します。
私たちの生活を守ってくれている家も、自然災害によってダメージを受けています。大切な家を守るためにも、事前に防ぐ定期的なメンテナンスとアフターケアが重要です。
台風が過ぎた後はお住まいに異常がないかを必ず確認し、早期発見&早期対処に努めましょう!
プラニング・Kでは、フリーダイヤルとHPからメールでのお問い合わせも可能です。
日中はお仕事で、電話でのやり取りが難しいという方は、下記URLからメールでのお問合せも受け付けております。
ぜひ、お気軽にご相談ください
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2023年8月24日
破風板の役割とメンテナンス
破風板とは何かご存じでしょうか?聞いたことはあるけど、どの部分か分からない、といった方が多いかと思います。今回は破風板の役割やメンテナンスについてご紹介していきたいと思います。
破風板とは
破風板とは、画像の赤い線で囲まれているような、屋根の側面に取り付けられている板のことです。屋根の妻側の側面を「破風(はふ)」と呼ぶことから名づけられました。

破風板があることで屋根の吹き上げる風を分散させることができ、台風や強風時の雨水の侵入を防ぐこともできます。さらに、破風板の存在により、屋根の下地や構造が隠され、美観の向上にも寄与します。
また、破風板には防火性能を高める役割もあり、住宅を安全かつ美しく見せるために重要な役割を担っているのです。
破風板の劣化症状
破風板は屋根の側面にあり、家の中でも特に雨風や紫外線が当たる場所です。新築時に破風板は塗装されていますが、紫外線によって外壁よりも早く塗膜が劣化します。塗膜が劣化すると雨が降った時に水を浸透させて破風板自体が弱くなっていきます。次のような劣化症状があれば、早目に補修を行いましょう。
・ひび割れ
・色褪せ
・塗膜の剥がれ
・コケ、カビ
・破損
破風板のメンテナンス方法
塗装
破風板の塗装は、比較的に損傷が軽い場合に行われる方法です。木材、金属系、窯業系などを問わずに行うことができます。塗装の効果としては、耐久性や防水性を上昇させることができます。
また、かかる費用も他の方法と比べると安く済みます。ただし、防火性能の上昇についてはほとんど期待できません。
金属板金巻き
剥離が一部だけでなく広範囲にわたっている場合、再塗装はおすすめできません。破風板に板金を巻いて表面をカバーする「板金巻き」をおすすめします。ガルバリウム鋼板の板で、既存の木製破風板を覆い包む方法で、最も多い破風板の修理方法です。塗装によるリフォームよりも耐久性や耐火性が高まります。
破風板交換
破風板自体が劣化してひび割れや欠けなどが起きていると塗装も板金巻きもおすすめできません。素材自体がボロボロになってしまっている場合は交換が必要になります。交換をする場合は木材でなく耐火性ボードなどを使用する場合が多いです。
劣化する前に心がけること
点検をする
破風板は屋根に付属している紫外線や風を強く受ける傷みやすい場所です。また屋根や破風板は高所にあるのでご自身で劣化を確認するのが難しい場所になります。
そのため築5年程度が過ぎたら、塗装の専門業者に点検を依頼しましょう。ご自身では確認しづらい場所なので、点検の際に業者に写真を撮って見せてもらうようにしましょう。
素地が傷む前に塗装する
破風板に初期症状が見られたら塗装を依頼しましょう。破風板が傷んでしまった後に塗装しても数年で塗装が剥がれてしまいます。破風板が退職してきたら塗装の時期ですので、点検の際に写真を見せてもらい退職が確認できた場合や、破風板を触ってもらい、手に色がつく状態になっていたらはやめに塗装を依頼しましょう。

まとめ
今回は破風板についてご紹介しました。面積こそ小さいですが、破風板は建物の耐久性を向上させるために大きな役割を担っています。それゆえにハードな環境に耐えねばならない場合が多く、傷みやすい部分でもあります。破風板の劣化のサインを見逃すことなく、適切なメンテナンスを施してあげましょう。
2023年7月24日
屋根塗装でアンテナがある時の注意点
屋根塗装を行う際に、テレビのアンテナはどうするのだろう?と疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。なんだか邪魔になりそうだな、と思うかもしれませんが、アンテナがあっても塗装工事はできます。
今回は屋根塗装でアンテナがある時の注意点や対処法をご紹介します。

アンテナはどうするの?
養生して塗装
屋根に地デジのアンテナやCSやBSのアンテナが設置してある住宅も多いかと思います。このように屋根にアンテナが設置してある屋根塗装では、アンテナは基本的に移動させずに、養生して高圧洗浄、塗装を行います。
BSのアンテナは少しでも方向がずれると映らなくなる可能性が高いので、養生のみの作業になります。また、塗装の際には飛散防止ネットで建物をネットで覆いますが、障害物によっても受信が不安定になります。塗装の際の不安定な受信に関しては、我慢するしかありません。
アンテナの撤去依頼も可能
地デジに切り替わったことでアナログテレビのアンテナは不要になってしまいました。アナログのアンテナをそのままにしている住宅も見かけます。設置していても邪魔になりますし、危険が伴うので、使っていないものは塗装の際に一緒に撤去することをおすすめします。
古いアンテナをそのままにすると…
錆びて屋根の劣化に繋がる
屋根の上にあるアンテナのほとんどが鉄製のポールで設置されています。ポール自体に錆止めの塗装がされていますが、ひび紫外線や雨風に晒されているので、劣化も激しい部分です。ポールにできた錆は、雨と混じって屋根に流れます。すると、屋根の劣化スピードも速まってしまいます。
倒壊の危険性がある
古いアンテナは劣化制定ることが多く、強風や台風で倒れたり折れたりする危険性があります。ガラスや屋根の損壊の原因にもなります。万が一、人にあたってしまったら取り返しのつかないことになります。
落下して被害が出た場合、所有者として責任を問われるケースもあるので、使っていないアンテナは撤去しておきましょう。
よくあるトラブル
アンテナ付近の塗り残し

アンテナ周辺は養生して塗装することになりますので、塗り残しが起こりやすいです。職人さんにとって塗りにくい箇所なので、おろそかになっていたり、塗り残しがあったりという場合があります。
屋根の上なので難しいと思いますが、施工写真などをもらって塗り残しがないか、確認しておきましょう。
工事期間中はテレビが見れない
とくに衛星放送専用のアンテナは、少しでも方向を動かしてしまうとテレビに映らなくなってしまうようです。また、塗料の飛び散り防止のためのネットなどの障害物によっても、受信が不安定になります。
屋根塗装にかかる工期はおよそ、10~14日程度と言われています。そのため、我慢しなければいけないケースもあるでしょう。
まとめ
屋根にアンテナがあっても基本的にはアンテナは動かさずに養生して塗装を行います。ただ、外壁部に設置されたアンテナは取り外すことになりますし、飛散防止ネットや足場の影響で電波が不安定になることはある程度予想しておいたほうが良いかもしれません。
外壁塗装や屋根塗装後にテレビが映らなくなってしまうといったトラブル事例もあります。アンテナは設置してから長年放置しているお宅がほとんどだと思うので、屋根塗装の際に職人に屋根馬のねじがしっかりとしまっているか、ねじや支柱の錆が進行していないかなどの確認も行ってもらうと良いでしょう。
また、ご自宅に使用していない、あるいは古いテレビのアンテナがある場合には、撤去することをおすすめします。倒壊する危険性や、住宅の劣化を早寝る可能性があるからです。屋根塗装とアンテナ工事を同時に行うことで、足場の設置や解体のコストを節約できます。塗装業者の多くは、アンテナ工事もしていることが多いので、一度相談してみましょう。

2023年7月20日
外壁塗装は工事後も大切!
外壁や屋根の塗装リフォームは工事が完了しても、それで終わりではなく、塗装工事後も外壁や屋根に劣化現象が起こっていないか、定期的に点検し続けなくてはなりません。
今回は、外壁塗装後の経年劣化による塗膜の劣化や、施工不良による劣化現象などを見逃さないためのコツをご紹介します。

定期点検のメリット
建物は常に雨風に晒されているので、塗装をした十数年後はまた再塗装が必要になります。次の塗装の間に建物の状態は刻々と変化し、適切なタイミングでメンテナンスが必要になりますが、その微妙な変化に気づくのはなかなか難しいものです。
外壁が傷んでいても気が付かないままになっている可能性もあります。そこで建物の変化を早期に発見できるのが定期点検です。
劣化症状を早期発見できる
建物の劣化は専門知識を持っていることで判断ができる症状もあります。出来るだけ建物の劣化が進む前にメンテナンスをすることが望ましく、建物の変化はなるべく早くに気がつけることが重要です。
工事後の定期点検があると建物の劣化も早期発見ができるため、工事規模も大きくなることはほとんどありません。軽微な劣化で対処することでメンテナンスコストを抑えることにも繋がります。
美観を保てる

定期的に点検をするときが付きにくい変化も対処ができるため、性能の維持のほかに建物の美観を保つことができます。
建物が汚れていたり、塗装が色褪せていたりすると古い印象を与えてしまいますので、見栄えを保つこともとても大切です。
美観を保持することが建物の性能を守ることにも繋がるので、定期点検があることで美観を損なうことがありません。
今後のメンテナンスも安心
建物は定期的にメンテナンスが必要になりますが、劣化の進行具合やトータルコストなどを前もって想定して計画を立てておくことが大切です。塗装サイクルは塗料の耐用年数で判断ができ、15年保つ塗料の場合は15年周期に塗装をするスケジュールを立てることができます。
その間に、必要なメンテナンスも含めておくと、工事回数が増えずに効率よく工事ができ、メンテナンスコストを抑えることにも繋がります。定期点検があると今後のメンテナンスについてアドバイスをもらうことができますので、スケジュールも立てやすくなります。
定期点検をしてくれる業者に塗装を依頼しよう
塗装リフォーム工事後に定期点検を行ってくれる外壁塗装業者を選んでおくと、施工不良による劣化や不具合が進行する前の適切なタイミングで補修を行ってもらえます。すべての外壁塗装業者が定期点検を行っているわけではありませんし、点検内容がずさんで不適切な外壁塗装業者もいます。
適切な定期点検をしてくれる外壁塗装業者かどうかは、
・工事保証書を発行してくれる(紙の発行が望ましい)
・外壁塗装工事後の点検を積極的に行ってくれる
・地域で長く営業している業者
を目安に判断しましょう。
セルフチェック
外壁塗装リフォームを行った業者が定期的に点検を行い、その際に異常を発見し、補修してくれるというのが通常の定期点検の流れですが、住んでいる住民が外壁や屋根の異常を発見できれば、さらに早く補修することができます。そこで、外壁の劣化のサインをいくつかご紹介します。

・チョーキング(白亜化)現象、色褪せ
・構造クラック
・サビ、藻、カビ、コケの付着
・コーキングの劣化
まとめ
工事後は、塗装した屋根や外壁の状態を適切な時期にチェックします。建物の外壁や屋根は塗装によって保護されていますが、経年劣化によりいつかは耐久性を失ってしまいます。
耐久性を長持ちさせるためには、クラックやサビ、カビ・藻などの劣化を早期に取り除き、劣化を進行させないことや、外壁や屋根全体を塗装リフォームすることが重要です。点検の実施前であっても、工事後に気になる点があれば業者へ相談することをおすすめします。
2023年6月8日
屋根の色選び
塗装リフォームで屋根の色にお悩みの方が多いのではないでしょうか。屋根は家の形によって見えやすかったりそうでなかったりしますが、意外と家全体のまとまりに重要な役割を持っています。
屋根の色次第でお家のイメージもがらりと変わってしまうため、瓦や外壁のデザインと考慮してまとまりのある色を選ぶ必要があります。今回は屋根の色選びについてのポイントをご紹介していきたいと思います。

色選びのポイント
外壁との調和
外壁の色の系統と揃える・馴染ませることを意識しましょう。色調が全く違うものを選んでしまうと家全体がちぐはぐな印象になり、落ち着きがなくなります。例えば、赤×青はかなり目がちかちかしてしまいますが、ピンク×水色など、トーンを揃えると色馴染みが良くなります。
好みもありますが、オシャレに仕上げたい場合は外壁とのバランスはメリハリがあって、且つ調和の取れたバランスの良い組み合わせを意識すると良いでしょう。
近隣との調和
外壁の色もそうですが、近隣との調和がとれているかも確認しましょう。街並みの調和がとれていないような色を選択すると、お客様の住宅だけが浮いてしまい、経験を損ねることに繋がってしまいます。
費用面でも、1度失敗してしまうと簡単には塗り替えられないので街並みとの相性は考慮して、奇抜な色は避けるようにしましょう。
屋外での色の見え方
色を決める際にはサンプルを見て決定しますが、それは手元や室内で見て決定することがほとんどです。ですが、屋根は屋外にあるので日が当たったり、陰になったりすることで色の見え方が異なります。
晴れた日には1トーン明るく見え、曇りや雨の日は1トーン暗く見えます。そういった差が出ることを考慮して、1トーン明るい色・暗い色を想像したうえで、納得できる色を選ぶようにしましょう。
人気色
屋根に使われている人気の色をご紹介します。

・ブラウン
ブラウン系の屋根は、濃い茶色でも明るい茶色でも家全体の色を丸くまとめてくれるのが特徴です。
比較的どの色とも相性が良く、和風・洋風のどちらの建物にも合わせやすい色です。屋根の色に迷ったらブラウンを選ぶ方が多いように思えます。

・グレー
グレーはブラウンと並んで人気の高い色です。ブラウンよりシャープな印象になり、且つブラックと比べて太陽光を吸収しにくい特徴があります。
汚れや色褪せも目立ちにくく、雨樋やサッシなどの相性も非常に良いため、どのような住宅でも上品な仕上がりになります。

・グリーン
グリーン系の屋根はお家の形や雰囲気を爽やかな洋風に変えてくれます。
グリーンと言っても、モスグリーンやライトグリーンなど幅広く、色調によっては外壁との相性を考える必要がありますが、比較的どの色とも相性が良いです。
また、汚れも目立ちにくく、淡色にすることで機能も損なうことはありません。
まとめ
屋根を綺麗に塗装しても外壁との相性が良くないと落ち着きのない住宅になってしまいます。塗装の色選びはセンスが重要と考えられがちですが、機能性を考えて理論的に色を選ぶことも可能です。
屋根の色決めでまだイメージがついていない方は、色選びのポイントを抑えておきましょう。塗料の性能を最大限発揮し、色選びで後悔しないよう、仕上げたいイメージをしっかりつかんで屋根塗装メンテナンスを行いましょう。
塗装工事でお困りのことがあれば、お気軽にプラニング・Kまでご相談ください。

カテゴリ:屋根
2023年5月15日
倉庫や工場も塗装工事は必要?
塗装工事が必要なのは家だけと思われますが、建物は基本的に定期的な塗装が必要です。
工場や倉庫など、塗り替えをしないまま放置されていませんでしょうか?
今回は、工場や倉庫の外壁塗装についてご紹介します。
外壁塗装をするメリット
1.雨漏り防止
倉庫や工場の屋根は、台風などによる被害や雨漏りが起こってからの依頼が多く、その時驚くほど劣化しているケースがあります。
経年劣化によって古くなった外壁は防水機能が低下し、雨漏りが発生する可能性があります。
2.資産を守る

倉庫には商品や機材など会社にとって資産にあたるものを置いています。それらが雨漏りによって濡れ、壊れてしまったり売り物にならなくなっては大きな損失です。
雨風や紫外線、埃などの外的要因から守るためにも塗装工事は必要と言えます。
3.環境の改善
室内の温度にも影響を及ぼします。倉庫内の室温が暑すぎたり、寒すぎたりするとエアコンをフル稼働させることになり、電気料金も上がってしまいます。

従業員が快適に作業ができ、作業効率の向上にも繋がります。
4.イメージアップ
古く劣化した外壁は色褪せやひび割れが生じ、暗い印象を与えてしまいます。
自宅の近くに古びた工場や倉庫があると、あまり気持ちのいいものではないですよね。
特に、食品を取り扱う工場や倉庫は、清潔感が必要です。
綺麗に塗装された屋根や外壁は、明るく清潔感のある印象を与え、安心感や信用にも繋がり、トラブル回避にもなります。
屋根の修繕方法
倉庫・屋根の代表的な屋根の修繕は「葺き替え」「カバー工法」「塗装」です。一般の住宅とは屋根の面積が大きく異なります。倉庫や工場の屋根は広く、その分工事期間も長く、費用もかかります。
工法や使用する材料にも差があり業者間でも見積り金額に差が生じることがあります。
葺き替え
既存の屋根材をすべて剥がし、新たに屋根材をのせます。既存の屋根材は廃材となり廃材の処分費も高コストとなります。雨漏りの原因が屋根の裏にある場合は屋根を剥がすことで修繕することができます。
もしアスベストを含んだ屋根を使用している場合は、アスベストが飛散してしまうため、処理をするための費用がかかります。
カバー工法
既存の屋根は剥がさず、上から新しい屋根材を被せます。
既存の屋根が古い場合アスベストを含んでいる場合がは、剥がすことでアスベストが飛散するため処理に費用がかさみます。しかし、カバー工法の場合は飛散も避けることができ、同時に廃材処理の費用も抑えることができます。
塗装
根本的な修繕より、メンテナンスに強化した施工方法です。
塗料の種類は主に【アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素】を用います。

中でもフッ素塗料は、その他の塗料に比べ高額ではありますが、優れた耐久性から耐用年数も長くなります。
塗替え頻度を減らすことができるため、特にマンションやビル、工場など大規模な建物に適しています。
保険適用も可能??
雨漏りの原因が経年劣化によるものであれば、保険適用はされませんが、台風や豪雨、地震などの自然災害によって引き起こした被害であれば、火災保険に含まれる『風災』が適応されます。
災害時に被害が発生した場合は、保険が適用されるか確認しておきましょう。

プラニング・Kの施工事例
■香川県 屋根塗装工事 M様邸
https://www.puraningk.jp/case/519
■香川県 外壁,屋根塗装工事 Y様
https://www.puraningk.jp/case/17071
まとめ
工場や倉庫はいわば会社の顔のようなものです。メンテナンスを怠ることはデメリットしかありません。外観の改善は会社イメージを保ち、信用にも繋がります。
小さな傷みの状態で修繕ができれば、費用の負担も軽減します。定期的なメンテナンスをお勧めします。
プラニング・Kでは、一般住宅はもちろん、工場、倉庫、アパート、マンションの現場調査も受付しています。お気軽にご相談ください。
2023年5月1日
強風の被害
季節風の突風や台風などで住宅に被害が出たらどうしよう…と考えたことはありますか?一般的にこう考える方は少なく、実際に被害を受けて「突然のことでどうしたらいいのか分からない…」とパニックになる方がほとんどです。そうならないために、今からできる対策をご紹介したいと思います。

日本の季節風
季節風は、季節によって同じ方向から継続的に吹く風の事です。夏は太平洋側からの南東の風、冬は大陸側からの北西の風が日本の代表的な季節風です。季節風最大風速が15メートルを超えることも多く、最大瞬間風速は25メートルを超える場合があります。これは普通に立っていられないほどの強さで、トラックや木が飛ばされてしまうほどの威力です。
強風被害
強風による住宅被害はどのようなものがあるのでしょうか。
棟板金の変形や飛散
棟板金とは屋根の頂上部分や四隅に設置されている板金の事で、屋根面と屋根面が交差する場所にできる隙間を埋める目的で設置されています。経年劣化などでこの板金が浮いた状態になっていると、強風の際に隙間に風が入り込み、一気に吹き飛ばされてしまいます。
瓦の浮きや飛散
瓦は他の屋根材に比べると非常に重量があります。そのため「瓦は思いから飛んでいくことはないだろう」と考える方が多いと思います。昔ながらの瓦屋根は一つ一つが固定されておらず、瓦が噛み合わさることによって固定力が得られています。
瓦屋根はもともと風を含みやすい構造をしているので経年劣化で固定が緩んでいる所に風が吹き込むと瓦が飛ばされてしまいます。また、瓦は重量があるため、飛散した際に建物や車を破壊したり、人身事故などの二次災害の危険性もあります。
雨樋の破損
一般的に強風の住宅被害というと、上記で説明したような屋根材が飛散した状態や雨に備えてブルーシートを張っているような状態です。しかし、雨樋も強風に影響を受けやすいです。
雨樋は取付の部分が外壁に局所的についているため、強い風を受けると雨樋自体が揺れてズレたり、取付金具も雨樋の揺れによる微振動で一緒に震えるため徐々に強度が下がっていきます。その結果、雨樋がズレたり外れたりしてしまいます。
強風対策
住宅が被害に遭わないための対策をご紹介します。少しでも被害を抑えることができるので、備えていきましょう。
棟板金の再固定
屋根の修理業者に依頼して棟板金が浮いていないか、棟板金の釘が抜けていないか確認して修理してもらいましょう。抜けた釘は再度打ち込んでも熱膨張で抜けてきてしまいます。それを防ぐにはコーキングで塞ぐと良いでしょう。また、築7年を超えている住宅は必ず確認しておきましょう。
破損個所の確認と修繕
瓦の割れやズレ、雨樋の金具の緩みなどを事前に確認・修理しておきましょう。一部の破損個所を放置してしまうと強風の際に大きな被害が出てしまいます。
窓が割れないよう保護をする

台風が近づいている場合は窓を保護しましょう。窓が割れてしまうと風が室内に流れ込み、屋根を吹き上げて飛ばしてしまいます。窓を段ボールや養生テープでふさぎましょう。
まとめ
近年は大型台風も増えており、屋根が飛ぶ被害も多くなっています。また、住宅が被害にあうだけではなく、人身事故や物損事故などの二次災害も起こる可能性があります。こうした被害を防ぐために、日ごろから定期的なメンテナンスを行いましょう。
カテゴリ:屋根
2023年4月24日
屋根から草が?!
お家の屋根に草が生えていませんか?昔ながらの土葺き屋根には、葺き土が使用されており、そこに雨水が入ると植物が育ちます。つまり植物が生えている部分は、土に水分が含まれているということになります。常に葺き土に水分があるとやがて雨漏りする可能性もあります。
今回は屋根から草が生える原因についてご紹介します。

屋根に草が生える原因
屋根に草が生える原因は植物が育つ環境下にあることです。最初にお伝えしたように土葺き屋根の瓦の下は土が敷かれています。そこに風や鳥によって植物の種が運ばれてくると、瓦の隙間から芽が出て植物が育っていきます。
また、屋根の棟部分(屋根の頂点の水平部分)に草が生えることがあります。これは漆喰に植物の種が付着したのが原因です。漆喰には土が含まれているため、付着した種がそのまま育つことがあります。
放置してしまうと…

屋根に生えた草を放置してしまうと雨漏りの原因になります。植物は成長すると根も貼ります。根から雨水が伝って内部に浸透し、ひどい場合は雨漏りを起こします。
そして雨漏りは徐々に広がっていき、天井や壁の腐食が起こり、住宅の寿命が縮んでしまいます。また、家の中の湿度が上昇し、カビや結露の発生原因にもなります。
NG対処法
屋根に草が生えてしまった場合、多くの人が屋根に上って草を抜いてしまえばいいと思うかもしれませんが、これは誤った対処法です。植物はどこまで成長し、どこまで漆喰に根が張っているか、見ただけでは判断ができません。
うかつに草を抜いてしまうと、異常のない漆喰まで壊してしまい、新たに雨水の侵入経路を作ってしまうことになります。
また、屋根の上にのぼって作業するのは非常に危険です。普段から高所での作業をしている方なら問題ないかもしれませんが、普段高い所に全く上らない人が屋根で作業するのはとても危険です。必ず専門の業者に相談をしましょう。

対策
屋根に草が生えないようにするための対策は、定期的なメンテナンスです。屋根の上は普段あまり目に付かず、日常的に掃除などをすることもありません。そのため定期的なメンテナンスや点検が必要になります。
数年に一度、定期的にメンテナンスをしていれば雑草が生えかけていても、成長する前に対処することができるでしょう。また、漆喰に種が付着することで雑草が生えると紹介しましたが、漆喰は本来、瓦で隠れている部分にあります。
しかし、屋根の経年劣化や地震によってずれたり割れたりしている場合、その部分から種が入り込み、漆喰に付着します。そのため、屋根の設置からある程度の期間が経っている家の場合、雑草を処分するだけではなく、同時に屋根の補修工事や屋根材の張替、リフォームも検討しましょう。
まとめ
屋根に草が生えているとびっくりしますよね。その場合はご自身で処理せず、必ず専門業者に相談するようにしましょう。また、屋根の定期的なメンテナンスも忘れずに行うようにしましょう。

カテゴリ:屋根