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2021年4月5日
屋根塗装 素材別の塗装方法
皆さんは自宅の屋根の素材をご存知ですか?住宅を守る屋根には、いくつかの素材があり、その素材により塗装の方法は異なります。
今回は、屋根の素材別の塗装方法について、ご紹介します。
ご自宅の屋根素材の塗装についての参考にして下さい。

屋根の塗り替えはしないといけないのか?
屋根塗装は、なぜ行なうのでしょう。
その目的は主に2つあります。
1つは、建物を保護し長持ちさせるためです。
もう1つは、見た目の美しさ「美観」を整えるためです。
太陽の紫外線や雨風などの自然環境に常に晒されている建物は、時間とともに徐々に劣化していきます。
その中でも屋根は、太陽が出ている日中は、ほぼ100%紫外線を浴びており、劣化具合も進行が早いと言われています。
定期的なメンテナンス(塗り替え)を行なうことにより、大切な住いを長持ちさせるようにする必要があるのです。
なぜ屋根塗装をすることで家を守ることになるのか
なぜ、屋根塗装をすると家を守ることになるのでしょうか。
塗装をすることで形成される塗膜の存在が大きく関係してきます。
塗装により塗装した面に塗膜ができ、紫外線や雨水をブロックします。そうすることで外壁材や屋根材への外的要因を防ぎ、家の構造部をしっかりと守ることができるのです。

屋根材別の屋根塗装方法
屋根材の種類別の、屋根塗装方法を見ていきましょう。
スレート瓦

スレート瓦とは、粘土板岩を使用した薄い板状の屋根材です。
定期的な塗装を施さないと「耐熱性」「防水性」などを維持できなくなります。重度の劣化は「葺き替え」が必要となります。
「色あせ・色むら」や「カビやコケ」が発生している場合は、塗装をおこないましょう。
スレート瓦の屋根塗装の手順
①高圧洗浄で、苔や旧塗膜を洗い流す
②鉄部のサビを落とし、ひび割れ部分の補修
※ひび割れがひどい場合や欠損となっている場合は、取り換えの検討も必要
③鉄部に錆止めを塗る
④下塗り材(シーラー等)を塗る
※下地の吸いこみが激しい場合は、下塗り材は複数回塗る
⑤タスペーサーを取り付ける
※屋根材に負担をかけず縁切り作業を行う
⑥中塗り材・上塗り材を塗る
※細かい箇所は刷毛で、平面はローラーで塗る
モニエル瓦

モニエル瓦は別名セメント瓦といわれ、「着色スラリー」を塗膜として、さらにアクリル樹脂のクリアー塗料を塗布した屋根材(瓦)です。
変色やチョーキングなどの塗膜の退化がある場合は塗り替えのタイミングです。また、その他、塗膜の膨れや剥離などの症状がみられる場合は、早急に塗り替えの対応が必要です。
モニエル瓦の屋根塗装の手順
①高圧洗浄で、苔や旧塗膜を洗い流す
②下地調整および下地補修(クラック処理、破損瓦の交換)を行なう
※高圧洗浄で落としきれなかったスラリー層をケレン具で除去
③塗装しない部分に養生を施す
④下塗り材を塗る
※瓦にたっぷり含ませるように塗布
⑤上塗り材を塗る
※刷毛を使い塗りムラがでないように丁寧に塗布
トタン屋根

薄い鉄板の表面を亜鉛で覆った屋根材が、トタンです。重さが軽く地震に強いとされています。
塗膜の退化が原因で起こるチョーキングや変色は、放置しているとトタン自体の劣化につながる可能性が高くなります。早期の塗り替えを検討しましょう。
トタン屋根の塗装の手順
①ケレン(既存塗膜除去や目荒し作業)を行なう
※高圧洗浄のみでなく、必ずこの下地処理工程が必要
②塗装しない部分に養生を施す
③錆止め処理(下塗り工程に該当)を行なう
④上塗り材を塗る
まとめ
屋根材には主にスレート瓦・モニエル瓦・トタン屋根がありますが、それぞれに屋根塗装の工程は違います。ご自宅の屋根に白っぽく見えるチョーキング現象や、明らかな変色、コケやカビが見られた場合は、塗替えのサインかもしれません。まずは、専門の業者へ連絡し調査依頼をしましょう。大切なお家を守るためには屋根塗装は必要不可欠です。適切な時期に塗り替えメンテナンスを行うことにより長く安心できる住まいを維持することができます。塗り替えメンテナンスを心掛けましょう。
カテゴリ:屋根
2021年3月25日
春に屋根・外壁塗装を行うメリット
春になると、外壁塗装の工事をしている場面をよく目にするということはありませんか?
現在、屋根・外壁塗装をご検討中の方にぜひ読んでいただきたい、春に塗装工事を行うメリットをご紹介します。

塗装工事に季節が関係する訳
塗装工事ができない季節は特になく、基本的には年間を通して工事は可能です。
しかし、季節によっては天候の影響で工事期間が長くなってしまうケースもあります。
では、塗装工事に適してない天候を見てみましょう。
それは塗料が乾燥するのに必要な条件です。
以下の3つの条件さえクリアできれば一年中工事は可能ということになります。

①気温が5℃以下の真冬日
②湿度が85%以上の日
③雨天などで悪天候の日
春の外壁塗装が人気の理由
実は、春は外壁塗装において最も人気の季節といわれています。では、なぜ春に外壁塗装をする方が多いのでしょうか?
春に塗装工事を行うメリット
予定通りに工事が進む
通常一戸建ての外壁塗装を行う場合は、10日~2週間ほど工事期間に要します。
春は四季の中でも特に気温や湿度が安定しているため、塗料が乾きやすくスムーズに工事が進みます。
そのため工事の遅れも少なくスケジュール通りに進むため、予定が組みやすいのが人気の理由です。

生活の不便さを軽減できる
塗装工事中は養生をするため、窓を開けられません。
そのため夏の塗装工事はエアコンが欠かせず、電気料金が高くなる可能性があります。
春は気温的にもエアコンを使用しなくても生活がしやすく、経済的にも負担が少なくすみます。
梅雨や夏の台風など悪天候が多い季節に比べ、春は工事の延長も少ないため、窓を開けられない窮屈感や洗濯問題など生活上の不便さも軽減できます。
春に塗装工事をする際の注意点
一年の中でも人気の春は、特に工事の依頼も多くなります。
塗装業者が繁盛期に入るため、希望の日程で工事をしたいという方は注意が必要です。
どうしてもこの期間に工事を終わらせたいという希望がある場合は、できるだけ早めに施工業者に依頼しましょう。
香川県はいつでも外壁塗装がしやすい環境!?
香川県は全国的に見ても、晴れの日が多い県だということはご存知でしょうか?
香川県の年間晴天日数は249.5日で、実は日本で一番晴れの日が多いのです。
従って、工事期間中に雨が降らず、気温も低くなりすぎなければ工事期間は伸びることなくスムーズに作業を行えます。そういった意味では、全国的に見ても比較的、外壁塗装がスムーズに行える県だと言えます。

まとめ
春に外壁塗装が人気の理由、お解りいただけましたでしょうか。
春は新年度の季節でもあります。気分を新たに新年度を迎えたいという方にもおすすめです。
いつ外壁塗装をするか悩んでいる方は、ぜひこの春に外壁塗装をしてみてはいかがでしょうか。
2021年3月15日
ログハウスや別荘の屋根・外壁塗装
昨今、このご時世でなかなか思うように旅行に行けないことから、キャンプが流行していますよね。山を購入しキャンプを楽しむ人や、セカンドハウスとしてログハウスや別荘を購入する人も増えています。
大自然の穏やかな環境で過ごすことができるログハウスや、別荘での生活はとても魅力的です。
しかし、頻繁に訪れることのないセカンドハウスでもメンテナンスは必要です
今回はセカンドハウスを長く楽しむためのポイントをご紹介します。

ログハウスや別荘の特徴
ログハウスや別荘は基本的に生活の拠点ではなく、休日を利用して年に数回使用するための住居です。
毎日生活しているのと違い、人が出入りすることがないため室内の換気も行われず、空気の入替えができません。
そのうえ不在期間が長いため、建物の劣化に気が付かず長期間放置してしまいます。その結果、台風や大雪により建物が大きなダメージを受けてしまったというケースもあります。
ログハウスや別荘を長く保つには
ログハウスや別荘といえば、山や高原の中、湖畔や海の近くにあるイメージが強いですよね。このような立地は、建物にとって非常に過酷な環境と言えます。
人の住まない家は傷みが早いと言われるように、別荘などのセカンドハウスも同様です。そのため、一般の住宅よりも早い期間でメンテナンスを行う必要があります。
どのようなメンテナンスが必要??
①屋根の塗替えをしよう
ログハウスや別荘は寿命を延ばすため、適切なタイミングで屋根の塗装工事を行うことです。
<屋根の塗装工事を行うメリット>
・屋根の防水機能が雨漏りを防ぐ
・新しい塗膜の層が雨風や強い紫外線から守る

②外壁の塗装工事をしよう
ログハウスや別荘は通常の住宅とは違い、より自然の中にあることが多いです。

■山の中の別荘
山の中の建物は、樹木に囲まれ陽があまり当たらないことがあります。
木や植物が建物に密着しているような場合は特に要注意です。
草木によって湿気やすく、苔やカビが発生し建物の劣化の進行を速めてしまいます。

■海沿いの別荘
海沿いの建物は、海からの潮風によって起こる症状『塩害』に注意が必要です。
腐食やサビの原因となり、家の劣化を進行させてしまう場合があります。
※ポイント
塩害に強い塗料を使用しましょう。
フッ素塗料=塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料で、耐久性に優れ、塗膜が硬く丈夫なため塩害にも強い。
<外壁の塗装工事をするメリット>
・防水機能が向上し、苔やカビの発生を防ぐ
・塗膜の層により外壁の表面が保護され、ホコリやゴミなどが付着しにくい
・色あせた外壁に艶感が増し、美観を取り戻す
③定期的なメンテナンス
◎掃除
山の中には落ち葉や木の枝、虫の死骸などが大量にあります。それらが風に吹かれ屋根や外壁に堆積します。
そこにダニや虫が発生し、建物が腐食する原因となります。建物の周囲の草刈りや掃除を必ず行いましょう。

◎室内の換気
日々の換気ができない別荘では、室内が高温多湿になります。室内に溜まった湿気は建物の劣化に繋がります。
部屋内に湿気取りなどを設置するなど、湿気がたまらないよう対処しましょう。
◎定期的に訪れること
自然災害はいつ起こるのかが予測できません。そのため年に数回は建物の現状を確認するため、定期的に訪れましょう。
雨漏りに気付かず数カ月放置した場合、内部までボロボロになり大規模な工事が必要になる可能性もあります。
まとめ
セカンドハウスは生活拠点である住まいよりもメンテナンスに注意が必要です。
別荘の寿命を延ばし美しい外観を維持するためにも、適切なタイミングで屋根や外壁の塗装工事、定期的なメンテナンスを行うことをお勧めします。
2021年3月8日
屋根・外壁塗装 -契約時に注意するポイント-
家の劣化が気になり、そろそろ塗装工事をしよう!と決心したけれど、いざ契約を目前にして不安を感じていることはありませんか?
これから契約をされる方に、ぜひ読んでいただきたいポイントをご紹介します。

契約書とは
リフォーム工事を正式に依頼することになったら、必ず必要になるのが契約書です。契約書は施工業者とご契約者間でお互いに了承のもと作成されます。
契約書が必要な理由
口頭で交わした約束では、時間が経過した後、『そんなことは聞いていない』『あの時はこう言われた』などの言った言わないのトラブルにもなりかねません。口約束では捉え方によって誤解が生じてしまいます。
トラブルを防ぎ関係を良好に保つためにも、必ず書面で契約を交わしてください。その際、契約者ご本人にも契約書の控えを渡されますので、紛失しないように保管しておきましょう。
契約する前に確認すること

疑問や不安を感じていないか
どんな小さなことでも、疑問や不安に感じてることがあれば契約前に確認しましょう。
話し合うことで、信頼関係を築く事ができ工事期間中も安心してお任せすることができます。

きちんと契約書を発行してくれるか
どんな小さな工事でも、口約束だけで依頼するのはトラブルになりかねません。
契約は必ず書面で交わしましょう。

契約内容に食い違いがないか
契約書の内容には契約者の情報以外に契約金額や工事内容、工事期間など様々な情報が記載されています。
お互いの認識に食い違いがないか、しっかりと確認しましょう。

契約に関する約款があるか
契約を交わす際に、もうひとつ重要なのが「請負契約約款」です。
契約時に説明を受けることが多いと思いますが、請負契約約款には工事に関する取り決め事項や、万が一不具合が発生した場合の保証についての内容等が記載されています。
重要な内容なので、必ず目を通すようにしてください。

希望する支払い方法が可能かどうか
施工業者によっては現金支払いのみの場合や、クレジット決済やローン支払いまで対応している会社もあります。
支払いの時期についても事前確認が必要です。
一般的には工事完了後に全額を支払いすることが多いですが、大規模な工事の場合は着手金として工事前に代金の一部を支払うケースもあります。

工事の工程表を提出してくれるか
工程表はご契約者様が事前にスケジュールを把握するために大切なものです。
いつまでに工事を終わらせてほしい、今月は留守がちなので来月以降に工事をお願いしたい等があれば事前に伝えておきましょう。
ただし、工程表はあくまでも予定なので、天候によって左右する可能性があります。
まとめ
外壁塗装は大きな買い物です。
そのため誰もが慎重になりやすく、その場では理解していたのに契約後に疑問点が出てきて不安になったりすることもあります。
ご契約者とそのご家族が安心して依頼できるよう、ポイントをしっかりと抑えておきましょう。
2021年3月4日
屋根のリフォーム 塗装or葺き替え?
屋根のリフォームと聞いて、どのようなイメージがありますか?
マンションと違い、戸建ての場合は定期的な屋根リフォームが必要になります。
一般的に屋根のリフォームには、塗装と葺き替えがあります。では、どちらを選べばよいのでしょう。
今回は屋根のリフォームについてご紹介します。

屋根のリフォームとは
劣化の進行は建物の立地条件や気象環境、屋根に使用している材質によっても異なります。
セルフチェックが難しい屋根は劣化を見逃しがちになってしまいますが、屋根の劣化を知らせるサインを見逃さないことが重要です。
塗装工事と葺き替え工事の違い
塗装工事
塗装工事は定期的に塗替えることで屋根材を保護し、屋根の寿命を延ばすことができます。
築10年以内の住宅や屋根材の傷みが少ない場合に実施され、葺き替えに比べ安価でできます。
屋根材に特に傷みがなくても耐久年数を目安に定期的に再塗装を行うと、屋根材の劣化を防いでくれます。
葺き替え工事
屋根材ごと新しいものに取り替える葺き替え工事は、塗装に比べ費用がかかります。
しかし、塗装工事では対応できず屋根材自体が劣化している場合は、葺き替え工事が必要になります。
劣化の状態を知る
ご自宅の屋根、どのような症状がありますか?
材質別に劣化の症状と対策について見てみましょう。
【スレート系】セメントを混合した厚さ5㎜程の薄い板状の素材。
特徴:軽量であることが大きな特徴。「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれ、色やデザインが豊富なため近年では使用されることが多い人気の材質。

■苔やカビの発生
塗膜の劣化により防水機能が低下することで、水分を吸収し苔やカビが生える。
塗装工事が必要

■艶の減少・色あせ
色あせが悪化するとひび割れや破損が生じ、雨漏りが起こる場合がある。
塗装工事が必要

■剥がれ
劣化が進行しているため、このまま放置し続けると雨漏りが発生する。
早急な葺き替え工事が必要
【粘土系瓦】粘土を焼いた屋根材で瓦屋根の中で最も代表的。
特徴:屋根材に厚みがあるため遮音性や断熱性が高い。高品質で価格は高めだが、耐久性に優れておりメンテナンスコストを抑えることができる。

■色あせ
塗膜の劣化により、色あせが生じてる。
塗装工事が必要

■ズレやひび割れ
瓦を固定している漆喰が崩れ、瓦のズレが生じる。台風や大雨によって落下しないよう早急な対処が必要。
葺き替え工事が必要
【セメント系】セメントと砂を水で混ぜ、型に入れて形成したもの。
特徴:塗装することでカラーバリエーションが豊富になり、和風・洋風どちらの住宅にも使用できる。

■色あせ
強い紫外線や雨風により、塗装の色褪せが生じる。
塗装工事が必要

■ひび割れやかけ
塗膜の劣化により、セメントがもろくなりひび割れや欠けが生じる。
葺き替え工事が必要
定期的なメンテナンスをしよう
屋根は定期的なメンテナンスやリフォームが必要です。
室内にいると快適に過ごせていても、過酷な環境下にある屋根の劣化は避けることができません。
10年ごとに塗装を繰り返しても、湿気などの水分が影響し屋根材に傷みが生じることもあります。
屋根の状態が悪くなり雨漏りが発生した場合は、屋根材の破損や下地の劣化が進んでいる証拠なので早急に専門業者に連絡しましょう。
そのまま放置していると、家を支えている柱や内部まで劣化してしまうので注意が必要です。

まとめ
塗装工事なのか、葺き替え工事が必要なのかはケースバイケースです。
早期発見が工事の内容や工事費用を左右する可能性もあります。
まずは専門業者に現場を見てもらい、工事内容をしっかりと把握したうえで正式に依頼をしましょう。
カテゴリ:屋根
2021年3月1日
洋瓦の種類とメンテナンス方法
「洋瓦」とは洋風の屋根瓦の総称ですが、どのような種類があるのでしょうか。
昨今の新築戸建てでは昔ながらの日本家屋から、スタイリッシュな外観の戸建ての建築が多くなり、その外観には日本瓦はマッチせずに洋風瓦の需要も多くなってきています。今回は、「洋風瓦」について、その種類や機能、メンテナンスの方法についてご紹介します。

「洋風瓦」とはどんな瓦?
洋風瓦には、大きく分けると粘土瓦とセメント瓦の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
洋風瓦 粘土瓦タイプの特徴
粘土瓦タイプの洋瓦は、その名の通り粘土を主材料とし製造されています。
フランス式の(F形)とスペイン式の(S形)があり、近年では南欧風住宅によく用いられるような(混ぜ葺き仕様)の製品もあります。
メンテナンスは、10年~20年位の周期で塗り替えが必要になります。
重量があるため地震に弱いという弱点があり、最近では生産数が減ってきています。
フランス式F形瓦

洋瓦の中で最もよく採用されているのが、「F形瓦」です。凹凸が少なく平らなデザインが特徴で、フラットな形状であることからF形瓦・平板と呼ばれています。
スペイン式S形瓦

「S形瓦」はスパニッシュ(スペイン)に由来して付けられた呼び名です。
国産の洋瓦の中では最も凹凸が明瞭で立体感や高級感を演出できる洋瓦です。大正時代に西洋建築と共に日本に伝わりました。
F形瓦と比べると施工の難易度が高く工期も費用もかかりますが、最高級の屋根に仕上げるには最適な洋瓦といえます。
混ぜ葺き仕様

混ぜ葺き仕様とは、F形やS形の洋瓦に数種類の色を焼き付けて製造されます。混ぜ葺きとは、屋根を一つのカラーで統一するのではなく複数の色を混合して使い屋根に表情を付ける工法です。
南欧風の屋根にしたいと考えている時には、混ぜ葺き仕様の洋瓦を検討してみましょう。
洋風瓦のメンテナンス
粘土瓦タイプ、セメント瓦タイプともに洋瓦で起きる不具合としては次のようなことがあります。
・強風により棟瓦が外れる
・屋根の漆喰部分が剥がれる
自身で屋根の瓦の確認ができるようであれば、歪んでいる箇所や割れている箇所、欠けている部分がないか確認しましょう。
瓦の歪みや破損、ルーフィングの劣化が見ら れた場合は早めに専門業者に修理の依頼をしましょう。
棟瓦の修理はどのように行うの?

棟瓦がズレたり外れたりした場合は、棟瓦の積み替え、積み直し、漆喰の修理などを行います。
棟の段数が多いほど、漆喰の補修費もかかるため費用は高額になります。
セメント瓦・モニエル瓦の場合は塗装が必要

既存の洋瓦のタイプがセメント瓦の場合は、10年~20年に一度の塗り替えが必要になります。
一般的な戸建ての屋根の塗装費用は、足場代、高圧洗浄代、シーリング補修代などを含め総額で40~60万位になることが多いです。
※一般的な屋根50~80㎡の場合
まとめ
洋瓦には「F形瓦」「S形瓦」「混ぜ葺き仕様」などの種類があり、それぞれ凹凸の有無やカラーなど違いがあることがわかりました。
洋瓦にもメンテナンスは必要でセルフチェックが可能な場合はズレや破損などの箇所がないか確認しましょう。
修繕が必要な箇所がある場合は高所作業になり危険ですので自身で行うことは止めて専門業に依頼しましょう。
カテゴリ:屋根
2021年2月15日
今年も梅雨は来る!! 梅雨前にやっておきたい雨漏り対策
日本では、毎年本格的な夏の到来前に梅雨がやってきます。激しい雨が打ち付けるような年もあれば、じめじめとした長雨が続く年もあります。そんな中、建物の屋根や外壁は盾となり建物内で生活する人々を守っているのです。
今回は、梅雨前にやっておきたい屋根や外壁の点検ヶ所を一緒に見ていきましょう。

点検①屋根が浮いているところはないか

屋根材が浮いてしまっていると当然ながら、その浮いた隙間から雨が侵入してしまいます。そうなると野地板の上のルーフィング(防水シート)にまで雨が及び防水シートとしての役目を果たすことができなくなってしまいます。その結果、雨漏りという最悪の事態を招いてしまいます。
①屋根が浮いている場合の対策
屋根の状態を確認するのは、屋根の上に上る必要があり素人では危険が伴います。専門業者に相談して現状の確認と修繕補修の提案をしてもらいましょう。
点検②外壁にひび割れはないか

外壁や基礎の部分にひび割れあると、そこから雨水が侵入します。ひびが0.5mmシャープペンの芯が入る大きさなら注意が必要です。1mm以上あるものは、ひびを埋める補修が必要です。
②外壁にひび割れがある場合の対策
まずは、ひび割れの大きさを確認しましょう。0.5㎜未満のひび割れについては、すぐに雨が建物内部まで侵入して建物を傷めてしまう危険性は少ないとかんがえて大丈夫です。0.5㎜以上のひび割れについては、強く長い期間降り続く梅雨が来る前に補修をしてひび割れを埋めて塞ぐ処置をすることをおススメします。専門業者に相談しましょう。
③窓やサッシ廻りに隙間や亀裂はないか

一般的に窓やサッシ廻りには、コーキングという樹脂性の隙間を埋める処置が施されています。しかし、コーキングにも寿命があり劣化が進むと硬質化し痩せてきてしまし、ピシっと埋まっていた隙間に隙間ができてしまうのです。
③窓やサッシ廻りに隙間や亀裂がある場合の対策
亀裂や隙間の大きさにもよりますが、風を伴わない雨では室内にすぐに雨が侵入してくるようなことはないでしょう。強い風を伴う雨では勢いと共に雨がじわじわと窓廻りのサッシの溝に溜まり、溢れてしまった雨が室内側へ流れてしまうことがあります。梅雨前の点検で気になる亀裂や隙間を見つけた場合は専門業者に一度診断してもらいましょう。
④雨樋の詰まりはないか

普段の掃除では、なかなか雨樋まで手が回らないというご家庭がほとんどでしょう。梅雨前や台風の前など強く長い期間雨が降ることが予想される場合は、家族で相談し掃除をしましょう。雨樋に詰まったゴミを取り除き雨が樋を伝い正しいルートで排出されるようにしておきましょう。
④雨樋の詰まりがある場合の対策
掃除をしましょう。雨樋には落ち葉や、風で飛んできたゴミなどが溜まります。雨が樋により正しく排出されるためには、それらのごみは障害となります。取り除けるごみは全て取り除きましょう。点検時に雨樋の「ぐらつき」「割れ」を発見した場合は、専門業者に修繕依頼をしましょう。
⑤バルコニーの裏側に染みはないか

一般的には、バルコニーは防水加工が施されている場合が多く、バルコニーの下などを見上げて変色や染みを発見した場合には、バルコニーの防水層が機能していない事態に陥っている可能性が高いです。そうなると雨漏りのリスクが高くなり、梅雨の長雨には耐えることが難しくなります。
⑤バルコニーの裏側に染みを発見した場合の対策
すでに防水層の役目を果たせていない可能性が高いため、バルコニーの床の防水層の張り替えが必要です。専門業者に依頼して梅雨がくる前に修繕工事をしましょう。
まとめ
長く続く梅雨の雨が来る前に、一度じっくりとご家族で家の周りを一周しながら普段は気にして見ないカ所の点検チェックをしてみましょう。今回ご紹介したような部分がある場合は、素人判断せずに専門業者に診断を仰ぎましょう。心配で不安な部分は修繕しておくと梅雨がきても何の心配もなく普段通りに過ごせます。是非、早めの点検を心掛けて下さい。
2021年2月8日
塗装の依頼『施工業者の選び方』
皆さんは屋根や外壁塗装を依頼する際、どのようにして施工業者を選びますか?
塗装工事は約10年を目処に行うのがいいと言われています。
工事を成功させるために、まず直面する問題が業者選びですよね。
今回は、施工業者を選ぶ際のポイントをご紹介します。
そもそもどうやって業者を選ぶの?
インターネット上に情報があふれる昨今。
外壁の色あせが気になり、塗装工事を考えているけど、どこの業者に頼めばいいのかわからない。なんてことはありませんか?
■折り込みチラシや新聞の広告を収集する

折り込みチラシはイベント開催の案内や、売り出しセールなどの情報が掲載されいます。
近隣の業者の情報を収集するための第一歩となります。
■インターネットやSNSで検索する

ホームページを検索すると、これまでに施工した事例やお客様の声を掲載している会社が多くあります。
『こんな色にしたい』『デザインが好み』など、イメージに近い画像があれば安心して工事を依頼できます。
■知人や近隣の方から話を聞く

近隣の方が塗装工事を行っている場合は、仕上がりを間近で見ることができます。挨拶廻りで施工業者が訪れることもあるので、その際に話を聞いてみるのもいいと思います。
実際に施工した知人からの情報は信頼度が高いので、積極的に取り入れましょう。
施工業者に何を求めるか
施工業者のホームページを見ると、様々な会社の情報が掲載されています。
その中には会社のアピールポイントが書かれている場合が多くあります。
例えば低価格や高品質、施工技術の高さ、長期保証など強みとしている内容と、ご自身が施工業者に求めるものが合致する業者を選択することをおすすめします。

見積りを依頼してみよう!
どこの業者に依頼するのか候補が絞れたら、まずは見積書の依頼をします。
入手した情報から1社に決める方もいますが、何社か迷われている場合は相見積を取ることもひとつの方法です。
低価格を求める場合は相見積を取ることで、一番安い業者を選ぶことができます。
※ポイント
ただし見積もりを依頼する際に、塗替えたい箇所や耐用年数など同じ条件であることが重要です。同じ条件にすることで比較がしやすくなります。
まとめ
近年インターネットが身近なものになり、ネット情報に頼りがちですが、身近な方の実体験を聞くことも塗装工事を成功させるポイントになります。
ご近所で塗装工事をしているお宅があれば、作業中の雰囲気を見ることで、不安な要素が軽減されることもあります。
大切な家を守るため、しっかりと業者選びを行いましょう。

2021年2月4日
塗料の基礎知識『クリヤー塗装とは』
屋根・外壁塗装をインターネットで検索していると、様々な専門用語を目にしますよね。
その中でクリヤー塗装やクリヤー仕上げという言葉を聞いたことはありませんか。
今回は、クリヤー塗装についてご紹介します。
仕上がりによる分類
塗膜の仕上がり(見た目)状態で分類されます。
主に薄付けで外観の保護や美観を主目的としており、意匠性は下地によります。
顔料が入ったタイプ(エナメル塗料)と、透明なタイプ(クリヤー塗料)に分類されます。
エナメル塗料
色付きの塗料。樹脂に着色顔料が混ぜてあり、多種の色艶を作ることが出来る。

■水系ファインコートフッ素(菊水化学工業)
【特長】
・酸性雨や紫外線等による外的劣化要因に対する耐候性がよく、長期的に変退色や塗膜劣化を抑える。
・低汚染性に優れている。親水性に優れた塗膜は、汚れが付着しても雨と共に徐々に流れ汚染を抑える。
・透湿性を有する。
・防藻・防カビ性に優れている。特殊配合によりカビや藻の発生を抑制し、美観を保つ。
・滑らかな塗膜を形成し、優れた光沢を発揮する。
クリヤー塗料
その名の通り透明な塗料。着色顔料が入っておらず、無色透明な塗膜が出来ます。
下地の多彩感(色々な色を使っている柄)を生かしたまま、保護及び光沢の回復が可能です。

■キクスイSPパワーフッ素クリヤー(菊水化学工業)
【特長】
・紫外線や酸性雨等で劣化している面に塗布することにより、表面保護・光沢の復活が可能。
・フッ素樹脂の優れた性能により、超低汚染性を実現
・防藻・防カビ剤を配合。藻やカビの発生を防ぐ。
【用途】
・サイディングボード各種(窯業系、金属系)
・磁器タイル
・石材調塗材用
クリヤー塗装を選ぶメリット
①外壁のデザインを最大限に生かせる
最近は外壁デザインにこだわった住宅も増えています。
外壁のデザインや風合いを維持したまま塗装をしたい場合は、クリア塗装を行うのがおすすめです。
②外壁に光沢を与える
クリヤー塗装は外壁に艶を出すことができます。
艶にも光沢感の強い『艶有』や、光沢感を少し抑えた『3分艶』などがあります。塗料によって艶の種類が異なるため、事前に確認しましょう。

③外壁の保護
屋根や外壁が塗装されていることにより、強い紫外線や雨風から建物を保護しています。
新しい塗膜の層は防水機能が高く、塗替え時をピークに経年とともに防水の機能は低下していきます。そのまま放置していると美観が損なわれるだけでなく、塗膜の保護性能が無くなり建物内部に水が入り込むようになります。
定期的な塗替えで新しい塗膜層をつくり、住まいを守りましょう。
まとめ
クリヤー塗装は、現在の屋根や外壁のデザイン性を保つことができるのが最大のメリットです。
現在の屋根や外壁の雰囲気をそのままに、防水機能を高めたいという方におすすめです。
クリヤー塗料でも製品によって機能性に違いがあるため、施工業者に相談して選びましょう。
2021年2月1日
そもそも外壁や屋根塗装は何故必要なの?
皆さんは、外壁塗装や屋根塗装が何故必要なのか、ご存知ですか?
外壁塗装や屋根塗装が必要なのは、なんとなく聞いたことがあり知っているけれど、本質的な必要性については知らない、という方が多いのではないでしょうか。
今回は、外壁塗装,屋根塗装について、どうして塗装工事が必要なのか詳しく見ていきましょう。

外壁塗装,屋根塗装は何故必要なの?
外壁や屋根の塗装は、なぜ必要なのでしょうか?
住宅街を車で走っていても、塗装工事をしている住宅と塗装工事をしていない住宅があります。塗装工事を怠ったとしても、すぐに住宅が崩れてしまうような大きな被害に合うわけではなさそうです。
では、なぜ外壁、屋根の塗装は必要なのでしょう。
①新築時の輝きを取り戻す!
外壁塗装や屋根塗装の目的は住宅の保護だけではなく、新築時の輝きを取り戻し美観の向上を目的とする方も多くいらっしゃいます。
これまでの色と違う色で塗り替えてイメージチェンジを図る方も多くいます。
before 施工前 after 施工後
新築時にはなかったような高機能性塗料も発売されており、遮熱塗料や断熱塗料耐汚染性塗料など、塗り替えのタイミングで必要な機能を持つ塗料を選ぶことが可能になりました。
②雨風から住宅(住まい)を守る!
バケツをひっくり返したような激しい大雨や、音を立てて吹き付ける強い風、一年中降り注ぐ紫外線に真夏の猛暑、真冬の氷結など、過酷な環境からそこで暮らす人を守っているのが住宅(住まい)です。
住宅(住まい)は屋外、屋内を問わずに発生する湿気と乾燥によるダメージを日々受けています。
人の身体はダメージ(疲れなど)が溜まっても、それをケアすることにより回復することができます。
しかし住宅(住まい)の場合は自然回復は不可能です。そのため定期的なメンテナンスが必要になるわけです。
住宅(住まい)にとって水分は大敵
水分は大敵・・・ 雨漏りにより室内クロスが剥がれる 雨漏りにより天井に雨染みができている
雨漏りはお住まいの寿命を著しく縮めてしまいます。
お住まいの大敵は水分です。雨水が住宅の内部に浸入してくれば、梁や柱といった住まいの重要な部分を腐食させます。
住宅(住まい)の寿命を著しく短くしてしまうのです。
雨水が住宅(住まい)内部に侵入するのを防ぎ住宅(住まい)を守る役目を担っているのが、外壁や屋根ですが、その外壁や屋根を守っているのが塗装です。
外壁材自体には防水性はほぼありません。塗装を施すことにより雨水に対しての防水機能を発揮することができます。
屋根材も同様で、粘土瓦以外の屋根材では塗装が必要です。
塗装が劣化すると、塗膜の劣化が進みます。この状態で放置してしまうと塗膜により保護されていた素材自体の劣化を引き起こしてしまいます。
塗膜のみの劣化であれば塗り替えメンテナンスで、費用も抑えることができます。
新築または前回の塗り替えから8年以上経過している場合は、一度住宅の点検を依頼してみましょう。
③資産価値を維持するため!
外壁塗装、屋根塗装によるメンテナンスは住宅(住まい)を守り長く住み続けられるようにする目的と共に、大切な資産価値の維持にも大きな影響があります。
同じ築年数の住宅であっても、定期的にメンテナンスをしている住宅と、何もせず年数だけが経過してしまった住宅では、資産価値は違ってきます。
この資産価値の判断材料となるのが、今後も長く住み続けることができるか、どうかという観点です。
定期的なメンテナンスをしている住宅の方が、何もせず年数だけが経過してしまった住宅よりも安心して長く住めるのは当然のことです。
外壁塗装、屋根塗装による塗り替えメンテナンスにより、大切な資産価値の維持に努めましょう。
まとめ
外壁塗装、屋根塗装がどうして必要なのかをご紹介しました。
適切な時期に塗り替えメンテナンスを行うことにより、厳しい自然環境から家族を守り快適な生活を送ることが可能となり、メンテナンスのタイミングで外観のイメージチェンジもできる外壁、屋根塗装。
皆さんも、新築から、または前回の塗り替えから8年以上経過している場合は専門の業者へ現状診断を依頼して、大切な資産を長く維持できるように心掛けましょう。