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2020年4月30日
要注意!チョーキングの原因と建物への影響
あなたは普段から家の外装をチェックしていますか?
あまり意識して見ることはないと思いますが、外装は紫外線や雨風を受けているため日々変化していきます。今回は誰でも簡単にチェックできるチョーキング現象についてご説明します。
チョーキングとは何?
外壁塗装の塗膜劣化により起こる症状で、
外壁に触ると白い粉がつくことを『チョーキング』(白亜化現象)と言います。
この白い粉は雨や紫外線によって塗料に含まれる合成樹脂が分解され、顔料が粉状となり表面に現れたものです。
立地条件によって症状が違うので、紫外線の影響でチョーキングが起こりやすい南側の壁(日当たりの良い箇所)を触って確認します。
チョーキングを発見したら?
外壁の色褪せが気になってきたり、触ってみたら白い粉のようなものが手についたなどといった症状が出ていたらリフォームの時期と言えます。
外壁だけでなく、外壁に付帯する雨どいやベランダ部分にも経年劣化が生じている可能性があります。専門業者に見てもらうことで、外壁の細かなひび割れや建物の防水性を保持するために継ぎ目に充填しているシーリング材の亀裂や剥離が見つかる場合もあります。
そのような症状が出ていたら、早急な対応が必要になります。その小さな気付きが塗替えのサインかもしれません。
放置したままだとどうなる?起こりうる影響とは…
チョーキングが発生すると塗膜の防水機能が低下している証拠です。
そのまま放置していると建物全体に影響を及ぼす可能性があります。
防水の低下によって雨などの水分を吸収しカビや苔などが発生したり、チョーキング現象が悪化しひび割れが生じ、そのひび割れから雨漏りが発生することも考えられます。
対処法はあるの?
●外壁や屋根は外的環境にさらされているため、経年劣化を避けることはできません。
そのため、いかに劣化を起こりにくくするかということが重要になってきます。
フッ素塗料のように防水性が高く耐久性に優れている塗料を使用した場合、
耐用年数も長くなります。
●外壁の塗替えには様々な工程があります。劣化が進んだ塗膜は剥がれの原因になるため、まずは高圧洗浄を行い、チョーキングで発生した粉や長年で付着した汚れをしっかりと落とすことで新しい塗膜の密着度が違ってきます。
費用を抑えたいからと自分でDIYすることはおすすめできません。まずは専門業者に現状を見てもらいましょう。
まとめ
大切な家の寿命を長くするためにも日ごろから意識的にセルフチェックを行い、チョーキングに気付いたら専門業者へ相談しましょう!
早期発見により、家を重症化させずに費用も抑えることができます。
あなたの早急な対応が大切な家を守ることに繋がります。
プラニング・Kでは無料診断を行っております。ご自宅の壁を触って白い粉が付いたら、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2020年4月29日
外壁塗装する前に大切なペットのために知っておくこと!
大切なペットのために塗装前に知っておくこと、注意すべきこと
あなたのお家ではペットを飼っていますか?ペットは人間よりも嗅覚が敏感です。塗装中の臭いはペットにストレスをあたえてしまうことも考えられます。
ペットを飼っている場合、外壁塗装でどのようなことに注意をすれば良いのか紹介します。
外壁塗装前にペットのためにしておくこと
犬や猫などのペットは嗅覚が敏感なため、塗装中の塗料の臭いや音によって、ストレスを感じ体調を崩してしまうかもしれません。
大切なペットが普段通りの生活を送れるように、どのようなことに注意すればよいか見ていきましょう。
ゲージや小屋の配置を考えましょう
庭の出入口や、トラックの出入りがある場所は、ペットにストレスがかかってしまいます。
工事関係の人や車が通らない場所へ移動しましょう。
人見知りがあり知らない人に吠えてしまうペットには、作業員の出入りは大きなストレスとなります。
室外で飼っている場合は、室内に移動するなどして、ペットのストレスを減らしてあげましょう。
施工業者にペットを飼っていることを伝えましょう
ペットの種類や室内・室外どちらで飼っているのか伝えましょう。
実際に塗る塗料についても、ペットに害がないか詳細に説明をしてもらいましょう。
作業中の騒音
作業中の洗浄機の音や機材の音、知らない人の話声など普段の生活で聞きなれていない音が聞こえてきてペットが落ち着きがなくなり、吠え続けることも考えられます。
【対策】
作業をしているところから、できるだけ離れた場所へ移動させて安心させてあげましょう。
ペットも安心 おすすめ塗料
水性塗料
現在の外壁塗装では主に建築基準法対応の水性塗料が使用されています。
外壁材の関係で油性塗料が使われる場合は、シンナーと呼ばれる有害物質が発生するので要注意です。
シンナーはかなり強い臭いを発し、ペットがその臭いを吸収すると嘔吐やアレルギー症状を引き起こす場合があります。
【対策】
外壁塗装の見積りを依頼する際は、ペットに影響が少ない水性塗料を希望することを伝えておきましょう。
まとめ
今回は、外壁塗装がペットに及ぼす影響と対処方法を紹介しました。
大切なペットが普段通りストレスなく過ごすことができ、お家の外壁塗装もキレイに仕上がるのが一番ベストです。
ペットに配慮してくれる優しい職人さんは、たくさんいます。
遠慮なく施工会社に相談してみましょう。
カテゴリ:外壁
2020年4月27日
フッ素塗料の特徴と魅力
大切なお家の塗替えを考えた際、何を重視しますか?費用面はもちろん、どんな色にするか。
何の塗料を使用しどのような仕上がりにしたいか、など考える方は多いと思います。
今回は数ある塗料の中から、フッ素塗料の魅力についてご説明したいと思います。
フッ素塗料とは何?
フッ素塗料とは、塗料の主成分の樹脂がフッ素系の塗料です。
フッ素樹脂の技術を使って開発された塗料であり、耐久性に強い塗膜を作る事が出来ます。
非粘着性(汚れを弾く)効果があり、実は様々なものに使用されています。
身の回りにもある歯磨き粉やフライパンから、有名なところでいうと東京スカイツリーやレインボーブリッジにもフッ素塗料が塗られています。
フッ素塗料のメリットとデメリット
◎メリット
・耐久性が高く、約15~20年長持ちする。
・親水性に優れ、汚れが付着しても雨で汚れを流してくれる。
・艶があり、新築のような美観を維持できる。
・防藻性・防カビ性がある。
・紫外線に強い。
×デメリット
・他の塗料に比べて価格が高い。
・塗膜が硬い分、ひび割れが生じやすい。
・艶なしがないため、住宅のイメージによっては適さない場合がある。
・一度フッ素で塗ると、他の塗料での塗替えが難しい。
フッ素塗料はこんな方におすすめ!
◇とにかく長持ちさせたい人
フッ素塗料の大きな強みでもある耐久性は、耐用年数の長さにも繋がります。
塗替えの頻度が減ることで次の工事までの期間にも余裕ができ、資金計画をしっかり立てることができます。
◇コストを抑えて費用を軽減したい人
外壁や屋根の塗装工事には必ず足場の仮設が必要で、塗替えの度に足場費用がかかるため、コストダウンするためにも塗替えの頻度を減らすことが重要です。
フッ素塗料はその他の塗料に比べ高額ですが、特にマンションやビルなどの大規模な建物の塗替えには莫大な費用がかかるため、耐久性に優れているフッ素塗料を使用することで塗替えコストを抑えることができます。最近では、一般住宅でも使用されることが増えています。
◇海沿いにお住まいの人
海沿いにお住まいがある場合、海水に含まれる塩分が潮風によって家に付着し、劣化してしまう『塩害』にも気をつけなければいけません。
フッ素塗料は耐久性に優れ、塗膜が硬く丈夫なため塩害から守ってくれます。
フッ素塗料を使用する際のポイント
外壁や屋根塗装の際には、付帯している部分の塗装も重要になります。
軒天や雨樋の付帯部分は経年劣化により傷みやすく、塗装部分が剥がれてきたりします。
フッ素塗料を雨樋の外側に塗装を行うことで外装保護の効果があり、長期間美観を保つことができます。
まとめ
塗料にはフッ素塗料以外にも様々なタイプがあります。経年劣化はどうしても避けられないので、いかに劣化の進行を防ぎ大切な家を守ることができるかが重要です。
そのためにも塗料が持つ性能や魅力をよく理解し、建物の生涯で塗替え回数を減らすことによりメンテナンスコストを削減しましょう。
2020年4月26日
知っておきたい!外壁塗装の色選びのポイント
色選びは外壁塗装で重要なポイント!!
外壁塗装は長いものだと10年以上の寿命があり、色選びを失敗してしまうと10年以上もそのままの状態で過ごさなければなりません。塗り直しを選択したとしても追加に費用がかかってしまうため、色選びは慎重に行う重要なポイントといえます。
色の選び方
外壁塗装の色を選ぶときは、実際の景観とのバランスが大切です。
また、色見本だけで判断するのは、サイズ(塗る面積)によって色の見え方が変わることもあるため避けた方がよいでしょう。
景観に合ったものを選ぶ
周辺の家や色味をチェックしましょう。自宅の外壁や屋根が町の景観に浮いていないか、外れた色でないか見ておくとよいでしょう。
自宅周辺で気になる色の家がある場合は業者さんと一緒に確認しておくことも、おすすめです。
色の属性『色相・明度・彩度』で選ぶ
色には「色相・明度・彩度」の3つの属性があります。
色相・・・色のイメージを表現し、色相環という表でまとめられています。気になる色の反対側にある色は補色と呼ばれており、双方の色を引き立てる効果があるといわれています。
明度・・・文字通り色の明るさを指します。明度が高いと白に近く、低いと黒くなります。
彩度・・・色の鮮やかさを示します。高い色ほど原色に近く、低くなると灰色(無採色)になります。
彩度の高い色は外壁塗装においては失敗のリスクが高くなります。塗装前に色の属性を知ることで自分のイメージする色が明確になってくるでしょう。
面積効果で選ぶ
面積の大きさによって色の見え方が変わることを視覚効果といいます。一般的には面積が小さいと色が暗く、大きいと明るく見える傾向です。
汚れが目立たないものを選ぶ
綺麗な外見を維持するには、外壁に付着する汚れが目立たない色を選ぶことが重要です。砂埃やカビの色は中間色と呼ばれています。外壁も汚れと同じ中間色を選ぶと、汚れは目立ちません。このことから、ベージュ系やグレー系の色は美観を長く保つことができるといえます。
色選びの注意点
複数の色を使用する場合はバランスが重要
家のデザインや形状に合わせてアクセントカラーを使うことがあります。2色、3色と使う色が増えるほど、全体のバランスが難しくなります。複数色を使う場合はカラーシュミレーションを使い、慎重に配色を決めていきましょう。
同じ色でもツヤで印象が変わる
外壁塗装で使う塗料には、「ツヤ有」「ツヤ消し」があります。どちらを選ぶかで仕上りも変わります。
「ツヤ有」・・・新築のような光沢感
「ツヤ消し」・・落ち付いた高級感
ツヤの有無を決める際は外壁材との相性をチェックしておきましょう。どの程度のツヤになるのかを把握するために塗り板サンプルで確認しておくとよいでしょう。
まとめ
外壁塗装では自身の好みはもちろんですが、周辺の景観とのバランスを意識して選ぶことが大切です。実際に色を選ぶ時は業者さんとの色の認識のズレがないかを確認しましょう。自分では決められない、という方もいらっしゃるでしょう。プラニング・Kでは、お客様の要望を踏まえて、ご自宅に最適な色、プランをご提案します。どうぞお気軽に問合せ下さい。
カテゴリ:未分類
2020年4月25日
外壁と屋根塗装工事の流れを知る!疑問に思うことを解消しよう。
外壁と屋根塗装の工期は?雨が降ったらどうするの?
『外壁と屋根の塗装で約10日~15日ほどかかります』
しかし10日間というのは、雨などの天候不良の場合や土日祝日を含んでいない日数です。天候や環境・劣化状態などにより工期が延びる場合もあります。
一般的に行われている塗装の工程です。
※塗装業者さんにより変わることもあります
塗装は細かい作業のどれもが大切となります。長い工期と思われる方もいますが、一つ一つの作業を、しっかりと行うことで仕上りの出来を大きく左右し、塗装を長持ちさせることにもつながります。
塗装中に雨が降ったらどうなる?
『雨天時は基本作業を中断します。』
雨で塗料が溶け、剥がれや膨れの原因となってしまいますので、無理やり塗装をすることはありません。
また、雨により作業が中断して工期が延長となっても見積通りの金額です。ただし屋根や外壁が思っていたよりも劣化がひどく修繕が必要となる場合は、追加料金が発生します。
工事中は窓は開けれるの?
『塗装工事中は窓は開けれません』
外壁・屋根塗装工事では、窓などの塗装をする必要がない部分は養生して塗料が飛ばないようにします。
玄関などの開閉の必要がある場所は開閉できるように養生します。
窓を開けていると高圧洗浄によって水が入り、塗料が室内に入ってしまいますので窓は開けれません。
工事中のエアコンの使用は?
『塗装工事中は窓は開けれませんが、エアコンは使えます』
外壁や屋根塗装工事は一年中できますので、真夏でも塗装することはあります。夏に窓を開けれないと室内温度が上昇したいへんなことになりますので、たいていの業者はエアコンを使えるようにしてくれます。室外機に塗料が飛ばないように養生し、室外機が稼働できるようにしてくれます。
工事中は外出しても大丈夫?
『工事中でも外出できます。戸締りはきちんとして出かけましょう』
外壁・屋根塗装工事はどちらも家の外の工事になりますので、在宅の必要はありません。ただし外出の際は戸締りをしっかりとしてください。
工事期間中は足場や養生シートで囲まれているため中が見えにくく防犯上気を付けなければなりません。職人も休憩をとったり、トイレで離れたりしますので外出の際は必ず鍵をかけて戸締りしましょう。
『工程を見て確認したい場合は在宅してください』
不在の間に終わってしまっては、きちんと出来ているのか不安だなぁ・・と思う方もいらっしゃると思います。
きちんと洗浄はしてくれたかな?3度塗りしたのかな?などと特に初めての塗装では心配になりますよね。
工事の工程を見ながら確認したいという方は、在宅して工事の進捗を見守りましょう。
まとめ
初めての塗装工事では、こんな時はどうしたらいいのだろう?と思い悩むこともあると思います。工事着工前に疑問に思うことなどは書き出しておき、打合せの際に施工業者さんへ聞いてみましょう。施工中は足場が立っていますので、少し圧迫感や不便さを感じることがあるかもしれません。それも家をメンテナンスしている期間の辛抱だと思い施工後には笑顔で綺麗になった家と対面できるといいですね。
2020年4月24日
トタン屋根からガルバリウムに葺き替える方法
トタン屋根は、もうやめようかぁ…とお考えの方必見!
トタン屋根は劣化が早くメンテナンスや葺き替えのサイクルが早いといわれます。夏場の暑さや雨音の騒音など、お悩みの方は違う屋根材にしようかとお考えではないでしょうか?
しかし葺き替え工事となると、まとまった費用が必要となります。そんな中、最近増えてきているのがガルバリウムへの葺き替え工事です。
トタンもガルバニウムも同じ金属系の屋根ですが、どうしてガルバリウムに変更する人が増えてきているのでしょう?
トタンとガルバリウムの違いと特徴
どちらも金属屋根(板金屋根)となります。金属屋根の最大のポイントは安価で軽量という点です。
トタン屋根の特徴
高度経済成長期に多く採用された屋根材の一つです。屋根の傾斜が緩いことが多く、瓦棒・縦葺が主流となっています。
【メリット】
・施工に手間がかからない
・非常に薄くて軽量
・安価
・耐震性への影響が及びにくい
・継ぎ目が少ないため雨漏りをしにくい
【デメリット】
・定期的に塗装などのメンテナンスが必要
・サビやすく放置すると破損する
・防音性が低い(雨音が伝わりやすい)
・断熱性が低い(室内の温度が上昇しやすい)
・デザイン性が低い
ガルバリウムの特徴
トタン屋根と同じ金属系の屋根ですが、「断熱性・防音性」といったトタン屋根のデメリットをカバーできるため、最近注目されている屋根材です。
【メリット】
・非常に薄くて軽量
・サビにくい
・安価
・耐震性への影響が及びにくい
・加工がしやすくデザイン性が高い
【デメリット】
・非常に薄いため傷がつきやすい
・断熱性や防音性などを上げるためには別途工事が必要となりコストがかかる
・新素材であるため高い技術を持つ職人が少ない
トタン屋根よりもメリットがある点
ガルバリウムの方がトタンよりもサビにくく耐用年数も長い。特殊加工や施工方法を工夫すれば「断熱・防音」の性能を高めることができます。
トタン屋根⇒ガルバリウムへ葺き替える3つの方法
①葺き替え
既存のトタンはすべて撤去し、新たに防水シートを張りガルバリウムをかぶせます。既存の屋根の撤去・処分ひようなどがかかりますので、コストは一番高くなります。
②カバー工法
既存トタンはそのまま残し、コンパネ・防水シートを上から張り、その上にガルバリウムをのせる工法です。
断熱材・防音材を下地や屋根裏に施すことで、金属屋根の断熱性や防音性を高めることができます。
既存の屋根材であるトタンの凸凹の上にコンパネをのせることで、隙間ができ軒先から空気が通る道ができます。屋根に空気の層を作ることによって断熱性を高めることができます。屋根が二重になりますので防音効果もたかめられます。
③カバー工法(簡易)
既存のトタンはそのまま残し防水シート・調湿シートを上から張ります。その上にトタンと同じ瓦棒のガルバリウムをのせる方法です。低コストで施工することができます。
まとめ
緩やかな勾配の屋根の場合、サビにくい屋根材であっても水が溜まってサビや腐食が発生してしまうことがあります。「ガルバニウムの屋根!!」と決めてしまう前に、あなたの家にとって適切な屋根材であるかどうかを専門家に見極めてもらいましょう。プラニング・Kでは無料で現地調査をさせていただきます。お気軽にお問合せ下さい。
カテゴリ:未分類
2020年4月23日
屋根塗料の種類と特徴
そろそろ屋根の塗替え時期かなと思っても、塗料の種類が多くて何を選べばいいのかわからない…という方も多いのではないでしょうか。屋根は雨風や紫外線など外的環境から家族を守ってくれている大切な場所です。
普段あまり目にする場所ではないため傷みや劣化を見落としがちですが、目の届かない場所だからこそ、定期的なメンテナンスが必要になります。
まずは塗料の特徴を知り、大切な屋根を守りましょう!
塗料の種類と特徴
色次第で家のイメージがガラリと変わるため色選びで悩む方も多いと思いますが、塗料にはそれぞれの特徴があります。まずは塗料の長所と短所を把握し、どのような点を重視したいのかを考え使用する塗料を選びましょう!
シリコン塗料
機能性に対し、価格がお手頃なのが魅力で一番主流な塗料。耐用年数は約7~10年。
メリット◎:耐水性や耐候性が高く、汚れが付きにくい。耐久性が高いため長期的なトータルコストを抑えられる。
デメリット×:水性や油性など種類が様々なので性能の違いを判断しづらい。
フッ素塗料
耐用年数が長く約15~20年と耐久性に優れている。
メリット◎:防水性に優れているため汚れにくい。光沢感があり美しい仕上がりになる。
デメリット×:高品質のため価格が高い。塗膜が硬い分ひび割れが生じやすい。
遮熱塗料
太陽熱など外部からの熱を反射させることで、建物が受ける熱の影響を軽減させる効果を持つ塗料。 屋根に遮熱塗料を塗ると熱エネルギーの吸収が軽減されるため、屋根材の温度上昇を抑えることができ、室内の上昇温度を下げる効果があります。耐用年数は10~15年程度。
メリット◎:遮熱効果によって室内温度が抑えられるため、夏も快適に過ごすことができ光熱費削減になる。耐用年数が長い。
デメリット×:価格が高い。塗膜の表面に汚れが付着してくると、太陽光を反射しにくくなり遮熱効果が低下する。
屋根塗装の際のポイント
屋根塗装は高所での作業を伴うため、足場の仮設が必要になります。屋根塗装と外壁塗装を一緒に行えば、足場の仮設が1回で済むので費用的にも軽減されます。
屋根に付帯している雨どいなど、屋根以外にも工事する際に足場が必要な箇所があります。このように足場が必要になる工事はできるだけまとめて行うことをおすすめします。
まとめ
塗料にはそれぞれの特徴や耐久年数があります。
大きな買い物になるためどうしても費用は抑えたいところですが、費用面だけで塗料を選ばず、長期的に考え費用対効果を見込み選ぶことをおすすめします。
プラニング・Kでは無料で診断・お見積りをしております。大切なお宅のお悩みや疑問がありましら、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:屋根
2020年4月22日
塗り替えシェア率№1 シリコン塗料ってどんな塗料?
塗り替えシェア率№1 シリコン塗料を知ろう!
シリコン塗料とは・・
シリコン塗料の正式名称は「アクリルシリコン」といい、アクリルにシリコン塗料を加えた塗料をいいます。
一度塗ると10年から15年持ち、耐候性・耐水性・柔軟性に優れた塗料です。
シリコン塗料の種類
シリコン塗料は、水性1液型、溶剤1液型、溶剤2液型の3種類に大きく分けられます。3種類の中の、溶剤1液型と溶剤2液型は油性です。
外壁塗装では、塗装前に塗料を液体で溶かして使用します。
その際、水で溶かすタイプが水性塗料、溶剤で溶かすタイプが油性塗料となります。
油性塗料の方が耐久性・密着性。防汚性などに優れていますが価格が高く臭いもキツいことから、近年では水性塗料でありながら、優れた耐候性や耐水性、防汚性を向上させたシリコン塗料もでています。
※図はキクスイ ロイヤルセレクションより『キクスイ ロイヤルシリコン』高耐候性技術を参照
シリコン塗料のメリット
・コストパフォーマンスが良い
他の塗料と比べても低価格でありながら耐久性に優れていることが、最大のメリットです。
「ウレタン塗料の耐久性では心配だけど、フッ素塗料は高いなぁ…」と考えている方には最適な塗料といえます。
・低汚染性
シリコン塗料の塗膜は撥水性に優れているため、汚れが付着しても雨水で徐々に流され長期にわたり美しい外壁を維持することができます。
※図はキクスイ ロイヤルセレクションより『キクスイ ロイヤルシリコン』表面親水化技術を参照
・艶があり美しい仕上り
他の塗料と比較しても高い光沢感を長期に渡り維持することができます。艶の種類を選べる塗料も増えてきているので自分好みのツヤ感を選んで塗装することが可能です。
シリコン塗料のデメリット
・DIYには向いていない・・
最近ではホームセンターなどで材料をそろえてDIYをする方も増えてきました。しかし、低粘度で顔料が沈殿しにくいシリコン塗料は、気を配るポイントが多くあるためDIYでは施工不良を起こしやすい塗料といえます。高い技術を持つ塗装会社へ依頼しましょう。
まとめ
外壁塗装において№1のシェア率をもつシリコン塗料ですが、一言でシリコン塗料といっても、その種類や機能は様々です。「コストパフォーマンスを重視する」「とにかく光沢感のある美しい外観にしたい」「掃除やメンテナンスを減らしたい」と考えている方には、ベストな塗料といえるでしょう。まずは丁寧に調査してくれる業者さんへ現場調査の依頼をして最適な塗料を聞いてみるのもいいですね。
カテゴリ:未分類
2020年4月21日
雨漏りサインを見逃すな!
雨漏りといえば、雨水が天井からポタポタ落ちるイメージを持たれるかたも多いでしょう。
しかし、雨漏りは意外な場所からも発生します。
雨漏りによる被害を受けないためにも、普段から雨漏りのサインがないか注意しましょう。
雨漏りを見つけたら、すぐに経験豊富な業者へ修理の依頼をしましょう。
雨漏りのサイン
・天井や壁、クロスにしみができる
侵入した雨水は、たまった湿気の水分が乾くと天井や壁にシミになって出てきます。
クロスが浮いたり、剥がれたりしているヵ所も要注意です。雨漏りにより剥がれたクロスの裏側はカビが発生していたというケースもあります。
・部屋がカビ臭い
天井裏や壁の内側など、目に見えない場所で雨漏りが続くと木材が腐食しカビが発生します。それにより部屋がカビ臭くなるのです。家の中でも特定の部屋しか臭わないという場合は注意です。日が当たらない、「押入」「天袋」「靴箱」なども普段からチェックしておきましょう。
・床が膨らんでいる
床がブヨブヨして膨れているのも、雨漏りのサインの一つです。
天井や外壁から侵入した雨水が床を濡らし、湿気を含んでしまうことが原因です。
ベランダや屋上も同じような状況が起こりやすい場所となりますのでチェックをしましょう。
・障子が波打つ
湿気を吸った障子の表面がたわんで波打つのも、雨漏りのサインです。
湿気がひどいと木部も湿気を吸って、戸の閉まりが悪くなることもあります。
雨漏りの原因
雨漏りの原因で最も多いのは建物自体の経年劣化です。紫外線や風雨にさらされている屋根や外壁は時とともに劣化していきます。
老朽化すると、サビた古いトタン屋根に穴が開いてしまったり、屋根材がズレてしまったり、釘の緩みや漆喰の崩れなども起こり、雨水が内部に侵入してしまう原因となるのです。
台風や地震、積雪などの自然災害も雨漏りの原因の一つです。
強風のために屋根が破損したり、地震で地盤にズレが生じて外壁にひびや亀裂が入ったりするためです。
雨漏りを放置すると
雨漏りを放置しておくと、木造部分は腐食します。それほど深刻でなさそうな天井のシミやクロスの剥がれも、実は壁の内部や屋根裏の腐食が進行しているかもしれません。
また、ジメジメと湿気が多い床下や壁の内側はシロアリが好む場所です。雨水で腐食した木材はシロアリの餌となるのです。
雨漏りは家を腐食する以外にも、雨漏りによる湿度の上昇で発生したカビにより、そこに暮らす人の健康も害します。カビは喘息やアレルギーの原因になります。
雨漏りの発生を防ぐには
雨漏りを防ぐためには、普段から雨漏りサインがでていないか、自分の目でチェックすることが大切です。
屋根のセルフチェックは危険ですので定期的に業者に依頼しましょう。
台風や地震などの自然災害後には、破損ヵ所がないか点検をすることをお勧めします。雨漏り前に破損ヵ所を見つけて修復すれば被害の拡大も防ぐことができます。
まとめ
雨漏りは放置しても自然に直るものではありません。雨漏りが見つかったらすぐに修理し、被害を拡大させないようにしましょう。そうすることで、家の寿命を延ばし暮らす人の健康も守れます。また、普段から雨漏りサインを見逃さないように目視でチェックすることが、雨漏り予防になります。目視で確認できない場合は専門の業者へ現場調査を依頼しましょう。
2020年4月20日
無色透明クリヤー塗装の基礎知識
外壁の塗替えを考える際に、『今のデザインで元の模様をそのままにしたい』と考える方も多いと思います。
そのような場合には無色透明のクリヤー塗装がお勧めです。
今回はクリヤー塗装の特徴や性能について説明していきます。
クリヤー塗装とは・・・
外壁の仕上げ塗りの方法として、塗りつぶしとクリヤー塗装の2つの種類があります。
塗りつぶしとは、色のついた塗料で塗り、外壁材の色は見えなくなります。そのため、今までと違った外壁の色にすることができます。
一方、クリヤー塗装は無色透明の塗料を塗るため元の色がそのまま残ります。クリヤー塗装に使用する塗料には顔料が含まれていないため、保護やツヤ出しなどのコーティングとして特化した塗装仕上げです。
タイル調やレンガ調など凝った意匠の『窯業系サイディング』はクリヤー塗装が適しているといえるでしょう。
クリヤー塗装のメリット
クリヤー塗装の一番のメリットは、既存のデザインや色や模様を残したまま表面を保護することができることです。
・塗装回数が少なくて済む
通常の塗装は下塗り+中塗り+上塗りと3回塗りが標準ですが、クリヤー塗装ではシーラーやフィラーと呼ばれる下塗り材を使用しません。1層目のクリヤー塗料が乾燥したら、2層目のクリヤー塗料で上塗りをし完成です。
塗る塗料の量を減らすことができ、作業の人件費も減らすことができることから、他の塗装よりも比較的安価になります。
・艶のある光沢を出すことができる
外壁は年数が経つにつれツヤがなくなってきます。塗装でツヤを与えることで、新築時のようなきれいな印象になるでしょう。
ツヤがありすぎるのは・・と感じる方もいらっしゃるでしょう。強すぎるツヤを好まない場合は「ツヤなし」「三分ツヤ」など加減を選べる塗料もあります。
ツヤや光沢を出しながら美しさを長持ちさせることができるのも魅力です。
・チョーキングが発生しない
チョーキングとは塗料の劣化により顔料がチョークの粉のように外壁表面に現れ、触ると手が白くなる現象をいいます。
クリヤー塗料には顔料が含まれていないため、塗料が劣化してもチョーキングが発生することはありません。
クリヤー塗装のデメリット
クリヤー塗装には、その塗料の効果を発揮できない外壁やクリヤー塗装に適さない外壁など、注意点があり塗装を行うまえにクリヤー塗装が可能かどうかを見極めることが重要となります。
・劣化が生じている外壁
クラヤー塗装は着色しないので、劣化が生じる前に塗装をする必要があります。
クリヤー塗料には表面の保護機能はありますが、汚れや傷、色落ちなどがあると塗装しても透けて見えてしまいます。外壁にクラック(ひび割れ)がある場合、クリヤー塗料にはクラックの保護機能はないので、塗装してもクラックを塞ぐことはできません。またチョーキング現象が発生している外壁も、クリヤー塗装を行うと塗料が白濁してしまうため向いていません。
・光触媒や無機塗料、フッ素塗料でコーティングされたサイディング
光触媒や無機塗料、フッ素塗料でコーティングされている外壁には、密着せず剥がれてしまう可能性があるため、通常のクリヤー塗装はできません。サイディングメーカーのカタログや塗装時の仕様書などで確認が必要です。
またコーキングの上にクリヤー塗装を行うと、塗膜の汚染や剥離の原因になるため、コーキング部分は避けて塗装した方が良いでしょう。
まとめ
クリヤー塗装を行うためには、劣化が発生する前に実施することが重要です。
塗りつぶし塗装か、クリヤー塗装か迷っている場合は、まずは現在の外壁にクリヤー塗装が施工可能かどうかを塗装会社に現地調査してもらいましょう。㈱プラニング・Kでは、ご相談、お見積りは無料で承ります。お気軽にご連絡下さい。
カテゴリ:外壁