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2020年4月10日
3回塗りで耐久性の高い外壁に!
プライマー・シーラー・フィラー(下塗り塗料)
外壁や屋根の塗装は3回塗りが基本となります。
1回目⇒下塗り・2回目⇒中塗り・3回目⇒上塗りと言います。外壁の美観や耐久性を左右する重要な工程となりますので、3回塗りは塗装の鉄則です。
下塗りとは・・・
プライマー・シーラー・フィラーとは塗装の下塗り材です。下塗りは、上塗り用の塗料がしっかりと壁面に定着するように壁面そのものの強度をあげるために、下地強化剤で下塗りをします。下塗りの色は白やクリーム色となりますので、選んだ色と違うと思うかもしれませんが、これは下塗り作業が始まったと思って下さい。
サイディングの外壁の場合は、太陽熱により膨れる可能性があるのでボードの奥まで浸み込んでいく浸透性の下地強化剤を使います。
モルタル壁の場合は、細かなヒビを埋めたり上塗り用の塗料の吸い込みを防いでくれる厚膜の下地強化剤を使います。
下塗り塗料の種類
・プライマー
上塗りと密着効果を高める接着プライマー・鉄部など用のサビプライマーなど機能に応じた種類があります。
・シーラー
下地の吸い込み防止・生地止め・あく止めの役目を持ちます。ほぼプライマーと同じ目的の下地調整剤です。
・フィラー
下地の凹凸や、ひび割れなどの補修をする場合に使用します。
・微弾性フィラー
水性で環境にやさしく、ひび割れも補修できます。
下塗りは密着性を高めるために必要な下塗り材です。上塗りを長持ちさせ仕上りをキレイにするために、とても重要なものです。
中塗りとは・・・
中塗りは打合せで選んだ塗料を塗ります。
上塗りとは・・・
上塗りは、見た目とモチを左右する重要な作業です。上塗りを丁寧にすることで、紫外線や酸性雨の影響を最小限に抑えると、汚れもつきにくくなり長期に渡り美しい家を保てます。
まとめ
下塗りは上塗りを長持ちさせ、仕上がりをきれいにするためにとても重要なものです。外壁の種類にかかわらず、下塗りは絶対に省けない工程の一つです。下塗り剤は外壁の種類により、最適なものを使用しなければいけません。まずは、お気軽にご相談ください。