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2020年5月17日
突然の雨漏り!その原因と対策
突然の雨漏り、びっくりしてどうして良いのかわからない…という方も多いでしょう。
雨漏りの原因は軽いものから深刻なものまで様々ですが、放置するのはよくありません。内部まで浸食が進むとカビやシロアリの危険性がでてきます。
まずは雨漏りの原因をしっかりと突き止めて、適切な修繕を行いましょう。
ここでは、雨漏りの原因と、修繕方法をご紹介します。
雨漏りの原因の特定
・外壁からの雨漏り
外壁からの雨漏りの主な原因は、外壁のひび割れ、コーキングの劣化です。
外壁に幅3㎜以上のひび割れがあると、外壁材の内側まで雨が侵入していることがあります。
コーキングの耐用年数は約10年程度ですが劣化が進むと硬質化が進み割れたり剥がれたりします。そこから雨水が侵入してしまいます。
・屋根からの雨漏り
屋根からの雨漏りの主な原因は、屋根材の経年劣化、瓦のズレです。
屋根材にも寿命があり、古くなった屋根は水を吸収し最終的には水を通してしまいます。
地震などの自然災害により屋根材がズレてしまったり、浮いてしまうと水が侵入してしまうことがあります。
・ベランダからの雨漏り
ベランダからの雨漏りの主な原因は、防水層の劣化、排水口の詰まり・劣化です。
ベランダの床に張られている防水シートや防水塗装は経年劣化するとひび割れや剥がれが起こり雨漏りの要因となります。
排水口に枯れ葉やゴミが溜まっていると水が流れていかずにベランダの防水層を超えてしまい階下に水が漏れてしまいます。
雨漏りの修繕方法
・外壁からの雨漏り
外壁のひび割れの補修を行いコーキング剤などで補修したヵ所が目立たないよう塗装をします。
コーキングの劣化が原因の場合は、コーキングの打ち直しをしましょう。
・屋根からの雨漏り
屋根本体の経年劣化の修繕は葺き替えかカバー工法を行います。
葺き替えは今ある屋根を解体して新しい屋根材を設置する工事です。工期も長くなり費用も高額になってしまいます。
カバー工法は今ある屋根を解体せず、その上から新しい屋根を被せる工事です。葺き替えに比べると安く工期も短いながメリットです。
瓦のズレや屋根材の浮きは葺き直しが必要です。葺き直しとは傷んでしまったところだけを直す工事です。
・ベランダからの雨漏り
ベランダ床の防水層の劣化が原因の場合は既存の防水層を剥がし下地処理をした後、新しい防水層を施工します。
排水口の詰まりがある場合は、ゴミや枯れ葉を取り除く掃除をすれば解決できるでしょう。
まとめ
突然の雨漏りには誰もが戸惑います。雨漏りヵ所の下に新聞紙やタオルを敷き、バケツを置いて床が雨で濡れないように対処しましょう。雨漏りは放っておくと浸食が進み住宅の寿命を縮めてしまう危険性がありますので、できるでけ早くプロに相談しましょう。プラニング・Kでは雨漏りの修繕も対応しています。お気軽にお問合せください。