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2020年6月16日

台風シーズンの前に屋根・外壁点検を!

毎年9月頃になると、日本列島各地に台風が接近してきます。近年では日本の各地域に上陸し、被害の爪痕を残しています。台風は雨はもとより、その通過時の強風により私たちの住宅に大きな損害をあたえます。

屋根や外壁が劣化している状態で台風の接近、通過を受けてしまうと、劣化部分の屋根材や外壁材が飛んでいってしまったり、雨漏りの被害にあったりと、通常のメンテナンスで行う塗装リフォームとは違い、高額な補修費がかかってしまいます。

台風が来る前に、屋根・外壁塗装リフォームを検討してみましょう。

 

台風による屋根・外壁の被害

台風とは、最大風速が17m/s【1秒あたり17メートル】以上の威力をもつ熱帯低気圧のことです。強い雨と風をもたらし住宅の屋根や外壁に深刻なダメージを残すこともあります。

 

 

台風による大雨被害

雨漏り

台風の通過ともに被害が多発するのが「雨漏り」です。

 

・耐風の強い風で屋根材が剥がされ、屋根材下のルーフィング(防水層)が剥がれたり破れたりして室内に天井から雨漏りが発生

 

・窓のサッシと外壁材の目地部分の(コーキング)が劣化していたとこに、雨水があたり裂け目から水が侵入し室内に雨漏りを引き起こす

 

・雨樋が排水しきれないほどの雨の量で、雨樋から雨水が溢れて外壁にあたり外壁のひび割れや軒天の継ぎ目から室内壁に雨漏りが起きる

 

もともと劣化していた部分や防水性が低下していたヵ所が、強い風と雨に打たれることにより雨漏りと繋がっているケースが多く、台風が来る前に劣化部分の補修は済ませておく方が良いといえます。

 

 

台風による強風被害

外装材の落下・飛散

台風は強さが増すにつれ、最大風速もどんどん上昇していきます。風速20m/sを超えると大人はまっすぐに歩けなくなり、しっかり固定されていない屋外の物や建物の外装は強風により飛ばされてしまいます。

家には屋根瓦やタイルといった外装材のほか、雨樋、雨戸、エントランスのポストなど様々なパーツが付いています。定期的なメンテナンスをしていれば小型の台風では簡単に剥がれたり、飛散することはありませんが長期に渡り点検を受けていない場合は台風の風で吹き飛ばされる確率が高くなります。

台風の中、これらの物が落下・飛散すると外壁や窓、通行人や近隣の住宅を傷つけてしまう恐れがあります。

 

台風通過後の見えないダメージ

台風が通りすぎた後、雨漏りや外壁材の剥がれも認められず安心していても、台風の強い風雨は見えないカ所の劣化を進行させていることがあります。

屋根瓦や屋根材のズレ、雨樋のビス飛びなど、高い場所の点検はセルフチェックは難しく危険を伴います。

住まいの点検を10年以上していない場合は、プロの業者に見えない部分の点検をお願いしましょう。

 

 

台風が来る前に家を点検

台風による被害を抑えるためには、接近前の点検が大切です。点検を済ませておくことにより大きなメリットが得られます。

 

最小限のメンテナスで補修費を抑えられる

台風が原因で損傷したヵ所は台風が接近する前から劣化が進んでいた可能性が高く、ぐらついた雨樋や割れた瓦などは事前に補修しておくことで、台風の被害を最小限に抑えることができます。

屋根瓦や外壁タイル、外壁材や雨樋は接着部分を補修することで再利用することが可能です。台風で飛ばされ落ちて割れてしまった場合は再利用はできなくなり、部材を新しく交換しなければなりません。

当然ながら、新しく部材を交換する方が工事に係る費用は高くなりますので、接着だけの補修で済むように事前に点検、補修を済ませておくことが重要です。

 

まとめ

強い雨と風で迫ってくる台風は、予測不能な深刻なダメージを私たちの住まいにもたらす恐れがあります。劣化が進んでいるだろうと想像できるヵ所の修繕は、台風シーズン到来前に点検、補修を済ませておきましょう。10年以上メンテナンスをしていない方は、早めの点検依頼をお勧めします。

 

カテゴリ:外壁, 屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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