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2020年7月11日
外壁塗装 予算を抑えたくてもやってはいけない事!
戸建住宅の外壁塗装リフォームでは、仮設足場、下地処理、下塗り、上塗りなどの工程があり、その費用は約50万円から100万円を超える場合もあり、一度にたくさんのお金が必要となります。
そのリフォーム費用を、積み立てるなどして予め用意していない場合、人の心理としては「ここは省けるのではないか」「これは要らないだろう」と考えなんとか予算を抑えたいと思うものです。
今回は、予算を抑えたくてもやってはいけない事を説明していきます。
外壁塗装工事は必要不可欠
大切な家を守るためには、外壁塗装工事は欠かすことのできない工事です。
予算の捻出が難しいからと、新築から(もしくは前回塗替えから)10年以上経っても塗装工事を考えない方も多くいますが、外壁の劣化は止まることなく進みますので、外壁塗装をしないということは確実に家を蝕んでいくことになります。
■チョーキング現象
■クラック(ひび割れ)
■苔・カビ
チョーキング現象や、ひび割れ、苔・カビなど、目に見える劣化症状が起こっている場合は、外壁塗装を検討しましょう。
早めの対処により、補修が少なく予算が安く上がるメリットもあります。
焦って契約はNG
業者選びの際は、十分に検討した上で契約をしなければなりません。
できるだけ急いで工事をした方がよいと焦って契約を結ぶのはおすすめできません。
焦って契約してしまうことは、冷静な判断を欠いていると言えます。
見積書の内容を、しっかりと見て適切な工事で、適正な工事価格なのかを見極めましょう。
相見積もりを取りましょう
1社のみの見積書では、適切な工事で適正な価格なのかの判断がつきません。
できるだけ予算を抑えるためにも、適正な価格を知ることは重要です。
見積書は数社に依頼しましょう。
予算重視で工程を省くのはNG
外壁塗装工事では、いくつかの工程がありますがそのどの工程も必要なもので低予算で施工するためにと、いずれかの工程を省いてしまうと塗料が外壁に密着せずに数年で剥がれてしまうといった結果を招いていまいます。
例えば
・上塗りは1回しかしない
・高圧洗浄はしない
・コーキング工事はしない
など、予算重視で下地処理を省いたり使用する塗料の量を少なくしたりすると、塗膜がしっかり外壁に密着せずに数年で剥がれて、せっかくの工事がもったいない結果となります。
優良な業者は、工程を省くような申し入れが施主側からあったとしても最終的に予想される結果を施主側に伝え通常の工程通りに工事を進めることに努めます。
一方で、手抜き業者は「これを省いたら安くできる」などとけしかけてくるでしょう。
工事の工程については、しっかり予習しておくことが大切です。
グレードの低い塗料はNG
品質の高くないグレードの低い塗料をを使うことで費用は抑えることができますが、グレードが低いということは耐久性も低いといえますので、5年ほどで次回の塗り替えを行う必要があります。
ここで、人気のあるシリコン塗料を選ぶと、倍の10年~15年の耐用年数を得ることができます。5年ごとに足場を組み塗装を施すことを考えると、予算を抑えるために塗料のグレードを下げるのは良い判断とはいえません。
使用する塗料は専門業者に相談して決めるのが良いでしょう。
部分補修は結果的には高くつく
外壁塗装を行う際は、外壁と屋根合わせて工事するのが一般的です。なぜなら、足場代などを1回で済ますことができるからです。
逆に、外壁だけの塗装だけで工事を終わらすと、外壁だけの為に足場を組むこととなり、屋根の寿命が来た際には再度、足場を組む必要があり単純に2倍の足場代費用がかかることになります。
このように、部分補修は結果的に費用がかかることとなります。
屋根と外壁は同じような耐用年数の塗料を塗ることをおすすめします。
まとめ
外壁塗装は高額で、できるだけ安く抑えたいという方は多くいらっしゃいます。
安全性や品質の高い工事にするためには、ある程度の予算は必要です。一般的に必要とされる工程を、予算を抑えるために省くことは返って出費を重ねる結果を生みます。専門業者に予算の相談をした上で、適切なアドバイスをもらいましょう。
カテゴリ:外壁