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2020年7月28日
家を長持ちさせる為の外壁塗装の最適な時期
新築から、もう10年…。外壁は塗り替えが必要と聞いたけど、一体いつが塗り替えの時期なんだろうか?そう思われている方も多いでしょう。
外壁は定期的に塗装メンテナンスを行うことで、大事な家を長持ちさせることができます。
今回は、外壁塗装をおこなう最適な時期をご紹介しましょう。
外壁塗装を行うタイミング
新築後、すぐに外壁塗装を考える方はいないと思いますが、それでは外壁塗装を考えるタイミングはどのような時でしょうか?
「ご近所で塗装工事が始まり塗替えを考えるようになった」「もう新築から10年以上経過したから、そろそろかなぁ」など様々な理由があるでしょう。
なんとなく塗替えしないとなぁ…と考えてはいるものの、なかなかその必要性を感じられずに何もせずに月日だけが経っていませんか?
外壁塗装の必要性を知ることで、その意識は少し変わってくるかもしれませんね。
それでは、外壁塗装の必要性について見ていきましょう。
築10年がポイント!!
日本は高温多湿で、元々は石の上に土台が乗るような日本家屋でした。しかし現代の日本住宅は、コンクリートを基礎に使うようにり、床下の風通しが悪く、住宅に使用する木材が痛みやすくなってしまったのです。
大切なお家を守るためには、定期的な塗装メンテナンスを行い紫外線や風雨から長期的に守ってもらう必要があります。
築10年目で塗装をするわけ
日本の住宅の約80%を占める、窯業系サイディングボードは主成分がセメントのため、元々防水性能はほぼありません。そのため工場出荷時に塗装をおこない、防水性を持たせています。
しかし、その防水性能は5~7年で切れてしまいます。
その他の外壁材もほとんどが同様の年数で最初の防水性が切れてしまうため、目安として「10年周期で塗装を!」とよく言われています。
塗装をするメリットとして次のことが挙げられます。
建物の美観を保つ
外壁は毎日、紫外線や風雨に晒されているため、色あせや塗膜の汚れ・劣化が見られます。
外壁塗装をすることにより、劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができ、新築のような輝きを取り戻すことができます。
また、新築時とは違ったデザインや色味に変更することもでき、今までと気分転換をすることも可能です。
外壁を保護する
塗料を塗り、塗膜を作ることで劣化した外壁を紫外線や風雨などから守ることができます。
定期的なメンテナンスにより建物の耐久性を高めることで、劣化の原因から大切なお家を守ることができます。
お家の築年数が5~7年の方は、防水性が切れるといわれている時期ですので、一度外装劣化診断をしてみるとよいでしょう。
防水性が切れてしまうと…
防水性が切れてしまうと、外壁材に直接紫外線や風雨が当たり外壁材や家の構造体の劣化・雨漏りにつながってしまう恐れがあります。
こうなると赤信号です!早急に専門業者へ連絡し補修依頼しなければなりません。
それでも放置すると外壁塗装では済まされず、住宅の建て替えまで発展してしまうような大掛かりな工事になる可能性があります。
このような事態を未然に防ぐためにも、定期的なメンテナンスは必要なわけです。
外壁塗装と同じタイミングで行うとお得!
外壁塗装をおこなう際には、家の周りに足場を必ず設置します。
家の大きさや形状にもよりますが、足場設置には15万〜20万円かかりますので、足場設置のタイミングに合わせてその他の、お家のリフォームをおこなうとお得でしょう。
屋根の塗装
屋根塗装のみをする場合にも、足場の設置は必要です。屋根塗装と外壁塗装を別々におこなうと、その都度の工事金額は安くなりますが、トータルで見ると高くなってしまいます。
足場を一度かけたときに一緒におこなうのがおすすめです。
その他のリフォーム工事
その他にも、雨戸からシャッターへの変更や、間取りの変更に伴う窓の移動など、室内のリフォームでも外壁が絡む工事がたくさんあります。
まとめ
外壁塗装をおこなうタイミングは、お家の築年数や劣化状況によって変わってきます。
そのため、築10年目を迎えるタイミングや、外壁に気になる症状が出た際には、そのまま放置せず、専門業者に塗装が必要かどうか劣化診断をおこなってもらうと良いでしょう。
カテゴリ:外壁