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2020年8月21日
色見本で塗料の色を選ぶ際に注意するポイント
外壁塗装をすると決めた後は、業者、塗料、塗料の色を決める必要があります。
その中でも色選びは、多くの方が悩まれる難関ポイントです。
何を基準にして、どういう風に色を決めたらいいのかが分からないという方も多くいらっしゃいます。
そこで施工業者は、塗ったイメージを少しでも膨らませてもらおうと塗料の色を
確認できる色見本という便利なグッズを使用するのです。
今回は、外壁塗装の色決めに使用する色見本の紹介と、使用する際の注意点を
ご紹介します。
色見本の役割とその種類
色見本の役割
塗り替えの際に多くの方が色選びで悩まれます。
色見本にはたくさんの種類があり、その見本の大きさや材質は実に様々です。
◆色を選びやすくすること
◆お家の塗り替え後のイメージをしやすくすること
と、種類は多くありますがその目的は共通しています。
色見本の種類
色見本とは…使用する色のサンプルのことをいいます。
紙のものや壁材に塗料を塗ったもの、ネットやパソコン上で色のシミュレーションができるものなど、さまざまな色見本があります。
色見本帳
外壁塗装の色決めの際に利用されるのが色見本帳です。
厚紙などに実際に使用する塗料の色が塗られており、一度に多くの色を見ることができます。
塗料メーカーが作成している見本帳は、提案されている塗料ごとに色を確認することができる大変便利な見本帳です。
【こんな人におすすめ】
・塗料の機能や価格にこだわりがある
・使用する塗料が決まっている人
・大まかな好みの色を調べたい
【注意点】
・使用する塗料によっては色が限られているものもあります。
・パンフレットと一体になっている色見本の場合、実際の塗料とは違う印刷用のインクで色を出している場合があり、実際の塗料の色と差異が生じる場合があります。
塗り板
塗り板は、実際に使用する塗料を使用しているため、お家の仕上がりに一番近いイメージをつかめる色見本となります。
主には塗料メーカーで作成していますが、塗装店リフォーム店で作成する場合もあります。
実際外壁に使用する塗料を使用しており、多くの場合はA4サイズで作成されています。
大きなサイズで色を確認することができるのが特徴です。
色見本帳だけよりも完成イメージがしやすくなります。
【こんな人におすすめ】
・選んだ色の最終確認
色見本を見る時の重要なポイント
色見本を見るときには、注意をしなければならないポイントがあります。
サンプルを見る場所に注意
多くの場合、色見本のサンプルを見るのは室内だと思います。
室内で見る場合、蛍光灯の下で見ることになりますが、同じサンプルを太陽の下で見ると、色が違って見えます。
これは、蛍光灯や白熱灯など光を発生させる光源によって色の見え方が変わってくるためです。これを光源色と呼びます。
実際に塗料を塗るのは外ですので、外壁色のサンプルを見る際は室内だけで見て決めるのではなく、屋外で晴れた日に見る様にしましょう。
サンプルの大きさに注意
色には面積効果というものがあります。面積効果とは目の錯覚により生じるもの
です。同じ色であっても面積が変わることで色の明るさや鮮やかさが変わるというものです。
外壁ともなるとかなりの面積を塗ることとなります。小さな色見本だけで色を決
めてしまうと塗り終わった後に「こんな色だったかな?」「こんなに派手な色を
選んだかな?」と仕上がりに満足できずにトラブルの原因につながります。
色を決める際は、できる限り大きいサイズの色見本を見せてもらいましょう。
まとめ
外壁塗装の色見本帳には様々な種類があり、その用途や使用方法も少し変わって
きます。一度塗り替えると気に入らなかったからといって簡単に塗り替えること
はできません。
色選びは遠慮することなく、時間をかけても慎重に行いましょう。
プラニング・Kでは、外壁・屋根塗装に関する質問を受付しています。お悩み事はお気軽にご相談下さい。