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2020年10月1日

屋根の塗装リフォーム時に注意すること

屋根は日常的に雨風や強い紫外線にさらされています。普段あまり目にする場所ではないため傷みや劣化を見落としがちです。 

 

目の届かない場所だからこそ、定期的なメンテナンスが必要になります。

ではリフォームの際のポイントをご紹介します。 

 

 

見落とし注意!雨漏りの原因 

通常の雨では特に症状はないけれど、ゲリラ豪雨や台風の雨は強さが違います。

普段は隠れている雨漏りの原因が、叩きつけるような雨によって雨漏りを引き起こす可能性があります。

 

①屋根の破損や劣化

屋根材によって起こりやすい症状は違います。劣化が進行し、雨漏りが生じることも多くあります。  

 

スレート系     

■苔やカビ…外間kの劣化により防水機能が低下することで、水分を吸収し苔やカビが生える。   

 

■色あせ…色あせが悪化するとひび割れや破損が生じ、雨漏りが起こる場合がある。  

   

粘度系瓦

■ズレやひび割れ…瓦を固定している漆喰が崩れ、瓦のズレが生じる。  

 

■苔の発生…苔が雨水などの水分を吸収するため、放置していると苔の範囲が広がり湿気を保った状態になる。  

   

金属系(銅板)

■サビや剥がれ…サビは表面に発生することが多いが、湿気が多い裏側にも生じることがある。サビを放置すると穴が開き、雨漏りの原因になる。

  

 

 

   

 

  

 

 

 

 

セメント系 

■色あせ…強い紫外線や雨風により、塗装の色あせが生じる。  

 

■ひび割れや欠け…塗膜の劣化により、セメントがもろくなりひび割れや欠けが生じる。

  

  

 

②雨どいの詰まり 

雨樋(あまどい)とは…雨水を集めて排水させるプラスチック製(塩化ビニール樹脂)の筒状の建材です。

雨樋から溢れた雨水が壁などから内部に侵入し、雨漏りの原因になります。 

 

 

③太陽光発電や温水器設置箇所 

穴を開けて設置工事を行った場合、不適切な処理やシーリングの劣化箇所から雨水が侵入する可能性があります。 

   

 

 

塗料選び~種類と特徴を知る~

色次第で家のイメージがガラリと変わるため色選びで悩む方も多いと思いますが、塗料にはそれぞれの特徴があります。まずは塗料の長所と短所を把握し、どのような点を重視したいのかを考え使用する塗料を選びましょう! 

 

シリコン塗料

機能性に対し、価格がお手頃なのが魅力で一番主流な塗料。耐用年数は約7~10年。 

 

メリット◎:耐水性や耐候性が高く、汚れが付きにくい。耐久性が高いため長期的なトータルコストを抑えられる。

デメリット×:水性や油性など種類が様々なので性能の違いを判断しづらい。  

 

フッ素塗料

耐用年数が長く約15~20年と耐久性に優れている。 

 

メリット◎:防水性に優れているため汚れにくい。光沢感があり美しい仕上がりになる。

デメリット×:高品質のため価格が高い。塗膜が硬い分ひび割れが生じやすい。  

 

遮熱塗料

太陽熱など外部からの熱を反射させることで、建物が受ける熱の影響を軽減させる効果を持つ塗料。 

屋根に遮熱塗料を塗ると、熱エネルギーの吸収が軽減されるため、屋根材の温度上昇を抑えることができ、室内の上昇温度を下げる果があります。耐用年数は10~15年程度。 

 

メリット◎:遮熱効果によって室内温度が抑えられるため、夏も快適に過ごすことができ光熱費削減になる。耐用年数が長い。

デメリット×:価格が高い。塗膜の表面に汚れが付着してくると、太陽光を反射しにくくなり遮熱効果が低下する。

     

 

まとめ

屋根の劣化は自分で気が付くというのが非常に難しい場所です。

屋根リフォームの際には、施工業者に雨漏りの原因となる可能性がある箇所を見てもらいましょう。

そして塗料の特徴を知り、屋根材に合う塗料を選びましょう。

 

プラニング・Kではご自宅に合う塗料をご提案させていただきます。

お気軽にご相談ください。 

 

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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