- HOME
- >
- ブログ
ブログ
2020年10月29日
サイディングボードの日頃のお手入れと定期メンテナンス
近年では外壁の外装材はサイディングボートと呼ばれるパネルを貼り合わせる外装材が主流となりました。
塗り壁(モルタル)と違いサイディングはパネルを貼り合わせていくため、パネルとパネルの間に必ず境目ができてしまいます。そこにコーキング剤を詰めて雨水が入るのを防ぐのです。
今回は、ほとんどの住宅で採用されているサイディングボードについて、日頃のお手入れの仕方をご紹介します。
サイディングボードとは?
サイディングボードには、原料の違いにより大きく分けて4つの種類があります。
サイディングボードの種類は4つ
種類 | 原料 | 特徴 |
窯業系サイディングボード | セメント・繊維質 | 強度があり軽い |
金属系サイディングボード | 金属(アルミニウム・亜鉛合金) | 圧倒的に軽い |
樹脂系サイディングボード | 樹脂(塩化ビニール) | 強度が強い |
木質系サイディングボード | 木 | 風合いがある |
日頃のお手入れと定期メンテナンスが重要
サイディングボードを長く保つ為には、メンテナンスが必要です。
自分で行うべきお手入れと、業者に依頼するメンテナンスがありますが、どのような方法があるのでしょうか?
日頃のお手入れ方法
サイディングボードを清潔に保つことが長寿化に繋がります。
普段のお手入れには高圧洗浄機は圧力が強すぎてサイディングボードを傷める可能性があります。
ホースの水をかけながら柔らかいブラシなどで汚れを落としましょう。
下からの水に対し想定して作られていないサイディングボードには、中に水が入ってしまう危険があります。ホースで水をかける際は上から下へかけるようにしましょう。
カビを落とす際は中性洗剤(台所用洗剤)を使いましょう。
鳥の糞は、水だけで落とせない場合は中性洗剤とブラシを使って落としましょう。見た目に汚く、喘息などのアレルギーを引き起こすことも考えられますので、できるだけ早く取り除きましょう。
掃除の際は、マスクとゴム手袋を必ず付けるようにしましょう。
業者に依頼するメンテナンス
サイディングボードは塗装された状態で出荷されます。
サイディングボード自体の寿命、塗られた塗料の寿命、目地のコーキングの寿命と、それぞれのメンテナンスの時期を把握しておくことが大切です。
新築から、10年を目安に家全体の点検をしておきましょう。
メンテナンスや塗り替え時期は、外装材や環境により異なります。プロの業者に見てもらい適切なメンテナンスの方法を提案してもらいましょう。
主な劣化症状
下のような症状が出たら、専門業者に相談しましょう。
・サイディング自体
割れていないか。ズレていないか。反っていないか。
・塗装
粉が手につかないか。コケや藻が生えていないか。塗装が剥がれてないか。
・コーキング
切れ目、隙間ができていないか。剥離していないか。
まとめ
日本の住宅で外壁材としては、最も多く使われているサイディングボードですが、サイディング本体はもちろんのこと、目地を埋めるコーキングや塗装のメンテナンスは絶対に必要です。塗料の耐候性が失われて塗り替えのタイミングでコーキングの打替えを一緒に行うことをおススメします。
プラニング・Kでは外壁塗装の相談を受付しています。疑問に思うこと、悩んでいること、何でもご相談下さい。
カテゴリ:外壁