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2020年11月30日
見積書の疑問を解決!
インターネット上に情報があふれる昨今。外壁の色褪せが気になっているが、塗替えの時期なのかわからない。塗装業者を探そうと検索してみたけれど、情報が多すぎて不安を感じたり、混乱している方もいるのではないでしょうか?
では実際に見積もりを依頼した際の流れや、見積書を受け取ってからどうすればよいのでしょうか。
Q.外壁塗装の見積りはいつ依頼すればいいの?
雨漏りや目に見える劣化の場合は早急な依頼が必要になりますが、いつどのタイミングで塗替えが必要なのか。
見積りを依頼したらよいかを知ることで、資金計画を立てることができます。
Q.外壁塗装のタイミングは?
外壁の劣化のサインが見つかったらそれが一番のタイミングですが、普段から意識していないと見落としてしまいます。
外壁塗装の耐用年数は使用している塗料によっても異なりますが、平均的に7~10年と言われています。外壁の防水効果は経年により劣化するため、新築時や前回の塗替えから10年程度を目安に専門業者に見てもらうことをおすすめします。
☎まずは外壁塗装業者へ問い合わせてみましょう。
インターネットでも気軽にリフォーム会社を探せるような便利な時代ですが、重要なのが施工業者が事前に行う現場調査です。
まずはお客様からの問い合わせをもとにご自宅へお伺いし、現状をみさせていただく必要があります。
詳細な見積もりをお客様に提出するための大切な工程です。
Q.現場調査にかかる時間はどのくらい?
住宅の面積や状態を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。
尚、平面図や立面図があればより正確に積算ができるので、ご準備できる方はおすすめします。
Q.見積書提出までどのくらい時間がかかる?
見積書をお客様にお渡しできるまでにかかる時間(日数)は現地調査を行って以降、基本的には3日程度になります。
現地調査で測定した面積や状況とお客様のご要望などを踏まえ作成します。春や秋は気温や湿度が安定しているため工事の依頼も多く、1週間~2週間程要する場合もあります。お客様がベストシーズンの工事を希望される場合は、早めに見積もりを依頼されることをおすすめします。
Q.見積書に有効期限があるのはなぜ?
施工業者は現場調査をした時の建物の状態で見積書を作成し、通常は有効期限が表記されています。
外壁は日々、紫外線や雨風にさらされているため、状態も変化します。仮に有効期限を設定せず何ヵ月も経過した場合、建物の劣化が進行していることも考えられます。
その場合は、改めて見積書を提出しなければいけなくなり、お客様にとっても費用と時間がかかり負担になります。そのため、有効期限は不可欠と言えます。
見積書を受け取ってからの流れ
大切な家に係る大きな買い物なので慎重に検討し、心配なことや不明な点がある場合は施工業者にしっかりと相談しましょう。
契約後、工事の日程が決定したら施工業者が近隣のお宅への挨拶も行いますので、工期完了まで安心してお任せできます。
まとめ
見積書は外壁塗装をする際の第一歩です。
プラニング・Kでは、無料で外壁診断とお見積りをしております。
ご自宅の塗替えを検討されている方は、まずはお気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2020年11月27日
外壁塗装~3回塗りが必要な理由~
『外壁塗装はペンキを塗るだけ』と思っている方もいるかと思いますが、実は様々な工程があり、基本的には塗料を3回塗ります。
では、なぜ3回塗る必要があるのか。その理由についてご説明します。
3回塗りとは
3回塗りの役割
外壁塗装は塗料を3回塗り【下塗り→中塗り→上塗り】が基本です。
それぞれの工程には役割があります。
■1回目(下塗り)
3回塗る既存の塗膜や下地の状況、次に塗る塗料の色を考慮し、下塗りを行う。
2回目の中塗りと3回目の上塗りは同じ塗料を使用しますが、1回目に塗る下塗りは下塗り専用の塗料を塗る。色は白や透明のものが主流。
■2回目(中塗り)
防水機能を長く保持するため、塗膜の厚みを確認しながら行う。
■3回目(上塗り)
中塗りの際の塗りムラや塗り残しを防ぎ、3回塗りによって耐久性の高い塗膜にしあげる。
3回塗りの目的とは
・塗料の密着性を高める
・重ねて塗ることで発色をよくする
・滑らかで美しい外壁をつくる
・塗膜に適正な厚みを持たせる
3回塗りの際の注意点
塗料は塗るごとに必ず乾燥させる
塗装の工程ごとに乾燥させておくことが重要です。
完全に乾いていない状態で次の塗料を塗ると、剥がれの原因になってしまう恐れがあります。
乾燥時間は天候はもちろん、住宅の環境によっても変わります。陽当たりの良い壁と陽があたりにくい壁では、乾燥にかかる時間に誤差が生じます。
塗料を塗る度にしっかりと乾燥させて、一層ずつ保護膜を作ってから塗料を重ねることで、お家をしっかり守れる塗装となります。
まとめ
外壁塗装において、『3回塗り』は欠かせない工程ということがご理解いただけたかと思います。
時間をかけて塗装をすることが大切な家を守ることに繋がります。
お家の状態をしっかりと調査し、塗装をしてくれる優良業者さんに工事をお願いしましょう。
カテゴリ:外壁
2020年11月26日
屋根・外壁塗装の疑問Q&A
屋根や外壁塗装の工事を検討している中、疑問や不安ごとを感じている方も多いと思います。では実際にどのような疑問・質問が多いかご紹介します。
気になることを解決しよう!
外壁リフォームは天候によっても左右しますが、工事期間が約2週間と長くかかります。そのため、気になりながら工事完了を待つのは精神的な苦痛を感じてしまいます。
工事が始まってからでも、気になることがあれば必ず確認しましょう。
◆塗装に関する疑問
Ⓠ外壁塗装はDIYでもできるか?
A:費用を抑えるために自分で塗装したいという方もいます。ですが、基本的にはおすすめできません。
外壁塗装の場合は高所作業になるので、足場の設置が必要になります。
万が一、作業中に落下したら大怪我をしてしまう危険性も伴います。作業中の失敗やリスクを考えると、熟練された職人に依頼することをおすすめします。
Ⓠ塗替えに適している時期はあるの?
A:外壁塗装ができない季節や時期は特にありません。気温5℃より高く、湿度85%より低ければ一年中いつでも塗装工事は可能です。ただ、気温が5℃以下の真冬日と雨の日は塗装工事を行えません。
雨天が続くと塗料の乾燥に時間がかかり、工期が予定通り進まないことも考えられます。工事期間も含め、施工業者としっかり相談しましょう。
◆生活に関する疑問
Ⓠ洗濯物は干せますか?
A:工事期間は家全体を養生ネットで覆います。作業中は塗料を使用するため匂いや飛散で洗濯物を汚してしまう可能性も考えられます。そのため室内干しをお願いしております。
Ⓠ塗装中に車は汚れたりしないの?
A:作業中は車にシートカバーを被せ塗料の飛散を防ぎます。塗装部分に付帯している部位も塗料がつかないように養生シートでカバーします。
Ⓠ作業中は家にいないといけないの?
A:屋根や外壁塗装の場合は、屋外の作業のため基本的にはお留守でも作業に差し支えはありません。
工事の初日や最終日は施主様の立会いが必要になることもありますので、事前に施工業者に確認しましょう。留守にする場合は、玄関はもちろん窓の施錠もお願いします。
Ⓠ作業中に家の中に入ることはあるの?
A:工事内容によりますが、屋根・外壁塗装に関しては基本的に家の中に入って作業を行うということはありません。トイレ休憩の際も近くの公衆トイレやコンビニのトイレを使用しています。
Ⓠ工事費用の支払いは先払いですか?
A:一般的には工事完了後のお支払いになります。
ただし、大規模な工事で高額な場合は着手金として一部先にお支払いいただく場合もあります。契約時に必ず確認しましょう。
まとめ
屋根や外壁リフォームは家の一生において、数回行う程度です。1回の費用も高額なため、疑問や不安を感じることは当然です。
疑問に感じていることは事前に施工業者に確認を行い、新しく生まれ変わる我が家を気持ちよく迎い入れましょう!
2020年11月25日
屋根の材質と劣化について
みなさんはご自宅の屋根を見ることってありますか??普段から目に入る位置ではないため、多くの方がご自身では劣化に気が付きません。
しかし、気が付かなかったからと言って放っておいてはいけません。屋根は日々強い紫外線を浴び、雨風にさらされています。劣化は日々進行しているのです。
では、見えない場所で実際にはどのような症状が起こっているのか見てみましょう。
まずは屋根の材質について知りましょう!
屋根の材質は主に4種類です。
ご自宅の屋根はどの材質を使用しているのか確認しましょう。
スレート系
セメントを混合した厚さ5㎜程の薄い板状の素材。軽量であることが大きな特徴です。
「カラーベスト」や「コロニアル」と呼ばれていて、色やデザインが豊富なため近年では使用されることが多い人気の材質です。
粘土系瓦
粘土を焼いた屋根材で瓦屋根の中で最も代表的とされています。屋根材に厚みがあるため遮音性や断熱性が高くなります。高品質で価格は高めですが、耐久性に優れておりメンテナンスコストを抑えることができます。
セメント系
セメントと砂を水で混ぜ、型に入れて形成したもの。塗装することでカラーバリエーションが豊富になり、和風・洋風どちらの住宅にも使用できます。
金属系
軽く耐久性に優れ、地震などによる家屋崩壊の危険性が少ない。
加工しやすい材質で継ぎ目が少ない施工のため雨漏りが起こりにくい。
そもそも劣化するとどうなるの?
材質ごとに起こりやすい症状は違います。メンテナンス時期を知らせる劣化を見逃さないようにしましょう。
■スレート系
苔やカビ…塗膜の劣化により防水機能が低下することで、水分を吸収し苔やカビが生える。
色あせ…色あせが悪化するとひび割れや破損が生じ、雨漏りが起こる場合がある。
■粘土系瓦
ズレやひび割れ…瓦を固定している漆喰が崩れ、瓦のズレが生じる。台風や大雨によって落下しないよう早急な対処が必要。
苔の発生…苔が雨水などの水分を吸収するため、放置していると苔の範囲が広がり湿気を保った状態になる。
■セメント系
色あせ…強い紫外線や雨風により、塗装の色褪せが生じる。
定期的な塗替えが必要。
ひび割れや欠け…塗膜の劣化により、セメントがもろくなりひび割れや欠けが生じる。
■金属系(銅板)
サビや剥がれ…サビは表面に発生することが多いが、湿気が多い裏側にも生じることがある。サビを放置すると穴が開き、雨漏りの原因となる。
浮き…板金を止めているボルト(釘)のサビや浮きにより、屋根材の反りが起こる。
反った屋根の隙間から雨が浸透すると内部にまで影響を及ぼす。
まとめ
このように、使用している屋根材によって劣化の症状は違います。
そして屋根の劣化は自分で気が付くというのが非常に難しい場所です。前回の塗装、もしくは新築してから約10年が経過していたら、一度塗装業者に見てもらうことをおすすめします。
プラニング・Kでは無料で診断を行っておりますので、ご自宅の屋根の状態が気になるという方はお気軽にご相談ください。
カテゴリ:屋根
2020年11月20日
外壁塗装 油性塗料と水性塗料
外壁塗装に使われる塗料には、「水性塗料」と「油性塗料」があります。
どちらの方が自宅の塗り替えに適しているのでしょうか?
今回は、「水性塗料」と「油性塗料」の違いと、メリット・デメリットについてご紹介します。
水性塗料と油性塗料
外壁塗装の塗料には「顔料」「樹脂」「添加物」が個体として含まれています。
個体なために、液体で溶かして使用します。
この際に、塗料を溶かすのが水の場合は「水性塗料」となり、シンナーなどの溶剤で溶かすと「油性塗料」になるわけです。
水性塗料とは
シンナーを一切使用せずに、環境に良い塗料として開発されたのが「水性塗料」です。
シンナーを使わないことから、臭いが少なく安全な塗料として紹介されています。
水性塗料のメリット
・臭いが少ない
・害が少なく保管も簡単
・油性塗料よりも安価
水性塗料のデメリット
・油性塗料より寿命が短い
・艶が落ちやすい
・低温では乾かない
油性塗料とは
油性塗料の使用するシンナーなどの有機溶剤は人体にとって危険な有害物質です。
そのため、「有機溶剤作業主任者」の資格を持つ人を必ず現場に置くことが定められています。
油性塗料のメリット
・艶を維持できる
・汚れが付きにくい期間が長い
・低温でも乾燥させやすい
油性塗料のデメリット
・臭いが強い
・価格が高い
油性塗料は水性塗料よりも艶が出やすいメリットがありますが、艶消しはできないため、落ち着いたマットな仕上りを希望する場合には向かないと言えます。
水性、油性どちらを選べは良いのか
「水性塗料」「油性塗料」ともに塗料自体の違いは、ほとんどなくなってきています。
どちらを選んでも、失敗というわけでは、ありません。
現在の外壁の劣化状況や鉄部の有無などにより、どちらが適しているかを専門の外壁塗装会社へ診断してもらうと良いでしょう。
機能性重視の場合は油性塗料
「水性塗料」「油性塗料」で期待耐用年数が同じ15~20年の場合、艶の有無や、汚れにくさ、紫外線のダメージに耐える耐候性などに関しては、もともと艶が出やすい「油性塗料」の方が優れていると言えます。
長時間、汚れにくい家を維持したいと希望される場合は、「油性塗料」を選びましょう。
人体や環境への影響を考える場合は水性塗料
塗り替え工事中にシンナーの刺激臭を伴う油性塗料は、少なからずもご近所に迷惑を掛けることとなります。施主側も、室内や洗濯物に臭いが付着したり、空気中に含まれるシンナーを妊婦さんや赤ちゃん、ペットが吸い込むと悪影響が及ぶ恐れがあります。
妊婦さんや赤ちゃん、ペットが居る家では、「水性塗料」を選びましょう。
まとめ
塗り替え工事に使用する塗料には、水性と油性があり同じ樹脂の塗料でも、どちらを選択するかにより、仕上りの艶や施工中の臭いなどに違いが出てきます。
どちらか迷っている際は、塗料についての専門家でもある塗装業者に適した塗料の選択を委ねてみるのもいいかもしれません。
塗装工事の疑問、質問はプラニング・Kまでお気軽にご相談下さい。
カテゴリ:外壁
2020年11月19日
ケレンとは??
外壁塗装について検索する中で『ケレン』という用語を目にしたことはありませんか?
専門用語を理解せずに依頼をするのはとても不安ですよね。
今回はケレンについてご説明します。
ケレンとは
『ケレン』とは塗装をする箇所に付着している汚れやサビを取り除くことを言います。『素地調整』とも呼ばれます。
ケレンの重要性
古い塗膜が残っていると新たに塗る塗料が剥がれやすくなったり、膨れが生じてしまう可能性があります。
本来の性能を最大限に活かすためにも、ケレン作業は重要と言えます。
作業内容について
①高圧洗浄
チョーキングで発生した粉や、付着した汚れを高圧洗浄でしっかりと洗い流します。
②ケレン作業(素地調整)
高圧洗浄で取り除けなかったサビや古い塗膜を、ケレン作業で落とします。
※この際、サビが部材の深い部分まで進行している場合は、電動工具を使用し、削っていく作業を行います。
■使用する道具
ケレン作業は、サビの状況によって使用する道具が異なります。
手工具
手作業でケレンを行う際に多く使われるのが「紙ヤスリ(サンドペーパー)」です。
簡単に落とせるサビや塗膜、小さな凹凸は手作業によるケレンで行います。
電動工具
サンダーと呼ばれる電動の工具を使用します。
電動でケレンを行うメリットは、広範囲を削る際に効率よく作業が進みます。
クラック(ひび割れ)補修で使うことが多く、ひび割れした箇所をサンダーで削りシーリング材を充填し、表面を滑らかにします。
目的と役割
ケレンには重要な役割があります。
●塗装面の凹凸を無くすことで、塗料の密着性を高める
外壁の表面には長年の汚れや埃が付着しています。
それらを取り除くことなく塗装を行うと、塗膜の密着が弱く、剥がれの原因になってしまいます。
●塗料を長持ちさせる
耐久性に優れた塗料を使用しても、外壁材自体にサビなどの劣化が生じている場合、塗膜に悪影響を及ぼしてしまいます。
外壁塗装を長持ちさせるために、サビや劣化が引き起こす原因になる要素をしっかりと取り除き、強い塗膜で家を保護しましょう。
●滑らかで美しい仕上がりになる
凹凸のない滑らかな外壁は、塗りムラもなく塗料がしっかりと密着します。
見た目にも美しく、新築のような美観を保つことができます。
まとめ
外壁塗装において、ケレン作業は欠かせない役割を担っています。
このように専門用語で分からない事があれば、施工業者に質問しましょう。
プラニング・Kでは屋根・外壁の無料点検を行っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2020年11月18日
外壁塗装『塗料の種類』
外壁塗装をする際に塗料を選ぶのは難しいですよね。
ご自宅にどのような塗料が合うのか?と疑問に感じたことはありませんか?
今回は、塗料についてご紹介します。
塗料の特徴を知ろう!
塗料の主成分は、樹脂(合成樹脂)です。
樹脂の種類によって、塗膜の性能が変わります。
【アクリル樹脂塗料】
◎メリット
・価格が安い。
・艶があり、ハッキリとした色が特徴。
・低価格で重ね塗りができるため、短いサイクルで様々な色に塗替えができる。
×デメリット
・汚れやすく、塗膜が硬いためひび割れが生じやすい。
・耐久年数が短く、頻繁に塗替えが必要。
【シリコン塗料】
◎メリット
・耐久性が高く、紫外線に強い。
・耐水性や耐候性に優れている。
・汚れにくい
・価格と性能のバランスが良く、一番塗装されている塗料。
×デメリット
・メーカーによって水性と油性など種類が多種多様なので、性能の違いを判断しづらい。
【ウレタン塗料】
◎メリット
・光沢のある仕上がりが特徴
・樹脂が柔らかく密着性が高いため、あらゆる素地に多用される。
・低温でも反応するので、冬場でも安定して塗膜になりやすい。
×デメリット
・耐久性、防汚性が他の塗料に比べてやや劣る。
【フッ素塗料】
◎メリット
・親水性や防水性に優れているため汚れにくい。
・耐用年数が長いため塗替えの回数が少なく、結果的にトータルコストが抑えられる。
×デメリット
・価格が高い
・一回にかかる費用が高いため、一般住宅にはまだあまり普及していない。
塗料の耐用年数とは
■耐用年数とは何?
外壁塗装の耐用年数とは、塗装をしてから次の塗替えが必要になるまでの年数のことを言います。
使用する塗料にもよりますが、平均的な耐用年数は7年~10年と言われています。この時期を目処に次回の塗替えの資金計画をすることも大切になります。
■塗料別耐用年数
アクリル塗料 | シリコン塗料 | ウレタン塗料 | フッ素塗料 |
5~6年 | 10年 | 7~10年 | 15~20年 |
■耐用年数を長く保つためのポイント
使用する塗料によって違いはありますが、耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。
外壁塗装は経年劣化により家を保護する防水機能が低下し、外壁だけでなく建物の内部にまで影響を及ぼしてしまう可能性があります。
外壁の清掃や手入れをせずに放置していると建物の劣化にも気付けず、大規模なリフォームを余儀なくされるということも考えられます。
台風や大雨の後の汚れ取りなど、セルフメンテナンスをすることで劣化を防ぐことに繋がります。
まとめ
このように塗料の種類は様々です。
それぞれのメリットとデメリットをしっかりと把握し、ご自宅に合った塗料を選びましょう。
塗料選びに迷ったら、お気軽にプラニング・Kにご相談ください。
2020年11月17日
外壁はなぜ色あせするの?
ご自宅の外壁の色は、新築時や塗替え後から変わってはいませんか?
近隣のお宅と同時期に完成した新築の家なのに、なぜか色あせがひどく感じるということはありませんか?
ではなぜそのような事が起こるのでしょう。
なぜ色あせが起こるの?
車も直射日光が当たる場所に停めていたら色あせるって聞いたことありますよね。
色あせの最大の原因は紫外線です。
日々、強い紫外線や雨風などの外的環境にさらされている外壁は経年劣化を避けることはできません。
色あせないためにどうすればいいの?
色選び
色には色あせしやすい色、色あせしにくい色があります。
一度塗ると次の塗替えまで約10年間同じ色で過ごすことになります。好みだけで選ぶと失敗に繋がりかねません。慎重に色選びを行いましょう!
■色あせしやすい色
赤…原色のように濃い色は、特に色あせが目立ってしまいます。
■色あせしにくい色
白…色あせはしにくいですが、どうしても汚れが目立ってしまいます。
対処法について
建物の立地条件によって陽当たりの良い南側は、より紫外線の影響を受けやすくなります。
色あせが更に劣化すると、チョーキングが発生します。チョーキングは防水機能が低下している証拠です。建物の内部にまで雨水が浸透してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
外壁の塗替え
一度色あせてしまった建物は塗装することで元の美しい姿を取り戻します。
外壁の塗替えには様々な工程があります。劣化が進んだ塗膜は剥がれの原因になるため、まずは高圧洗浄を行い、長年で付着した汚れをしっかりと落とすことで新しい塗膜の密着度が違ってきます。
費用を抑えたいからと自分でDIYすることはおすすめできません。まずは専門業者に現状を見てもらいましょう。
塗料選び
フッ素塗料のように防水性が高く、耐久性に優れている塗料を使用した場合、耐用年数も長くなります。
塗替えの頻度が減ることで次の工事までの期間にも余裕ができ、資金計画をしっかり立てることができます。
まとめ
何色を選んでも経年劣化による色あせは起こります。
いかに色あせを遅らせることができるかが、家の劣化を遅らせることにも繋がります。
プラニング・Kでは無料で診断・お見積りを行っております。大切なお宅のお悩みや疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2020年11月16日
外壁塗装の色問題
いざ外壁塗装をするとなると、やはり迷うのは色ですよね。
『今の外壁は濃い色だから、次は淡い色にしたい!』なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。『でも実際に濃い色から淡い色に塗替えなんてできるの?』という声も多くあります。
では今回はその疑問についてご紹介します。
まずは外壁塗装の目的を知ろう!
◆外的環境から守る
家は日常的に雨風や強い紫外線などを受けています。
長年付着した汚れや劣化により、塗膜は剥がれ落ちてしまいます。塗替えによって新しい塗膜の層ができ、家を保護することができます。
◆美観
経年劣化により外壁の艶がなくなり、色褪せや変色が起きます。防水機能を失った外壁はチョーキング現象が生じ、更に劣化をするとひび割れてしまいます。
ここまで症状が悪化すると、古びた暗い印象を与えかねません。
塗替えによって新築のような美しい外観を取り戻すことができます。
濃い色から淡い色に塗替えはできる?
絵の具を使って絵を描くとき、濃い色の上に淡い色で色付けをするのは難しいですよね。重ねて塗ると下の濃い色が強く出てしまい、淡い色はかき消されてしまいます。
では、外壁塗装の場合はどうでしょう。
外壁塗装の3回塗りの特徴
外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の『 3回塗り 』 が基本です。
下塗りは上塗りを定着させるための接着材のような役割で、上塗りをきれいに仕上げるための大切な工程です。
この下塗りの際に既存の濃い色を消してしまいます。そうすることで、淡い色で中塗り・上塗りと2度塗り重ねても元の濃い色が透けることなく、淡い色でもきれいに発色することが可能です。
①下塗り
既存の塗膜や下地の状況、次に塗る塗料の色を考慮し下塗りを行う。
↓
②中塗り
防水機能を長く保持するため、塗膜の厚みを確認しながら行う。
↓
③上塗り
中塗りの際の塗りムラや塗り残しを防ぎ、3回塗りによって耐久性の高い塗膜に仕上げる。
まとめ
外壁塗装は家が美しく生まれ変わると同時にイメージチェンジもできます。
これまでの外壁の色を思い切って変えてみる。デザインを変えて単色塗りからツートンカラーにしてみるなど、色選びも外壁塗装の楽しみのひとつと言えます。
カテゴリ:外壁
2020年11月13日
店舗の外壁塗装の効果と重要性
外壁は外観の大部分を占めるため、第一印象を左右します。
そして店舗の外壁は店舗のイメージにつながるため重要です。店舗の外壁塗装をする際に失敗しないためのポイントを抑えておきましょう!
店舗の外壁塗装のタイミング
塗替えのタイミング
使用している塗料にもよりますが、一般的には10年程度を目処にメンテナンスが必要です。
定期的なメンテナンスを怠った場合、台風や大雨で営業中に雨漏りをしてしまったなんてことにもなりかねません。
まずは、劣化のサインを見逃さないようにしましょう。外壁の劣化のサインが見つかったら、それが一番のタイミングです。
外壁劣化のサイン
・10年以上外壁の点検をしていない
・外壁が色あせている
・外壁を触ったときに手に白い粉が付いた
・壁が剥がれている、ひび割れている
工事の時期
店舗の場合、緊急性を要する工事以外は急にお店を休むということは避けたいものです。飲食店は来店されるお客様や食材の仕入先など取引先業者も係ってくるので、計画的に工事を進める必要があります。
休業すれば売り上げに影響するので、塗替えの回数を減らせるように耐用年数の長い塗料を使用することをおすすめします。
塗装工事前のご近所への挨拶
工事の日程が決まったら、事前に近隣の方への挨拶を欠かさず行いましょう。
事前に挨拶をしているかどうかで、万が一何かトラブルが発生した際でも関係を良好に保てるケースが多くあります。
特に建物が密集していたり飲食店が近隣にある場合は、塗料の匂いが原因でクレームになることもあるので注意が必要です。
店舗の外壁塗装の必要性
店舗の外壁塗装はイメージアップに繋がります。そして売り上げを向上させるための方法のひとつと言えます。
外壁塗装がもたらす効果
■店舗のイメージを色で演出する
例えばカフェやケーキ屋のように女性客をターゲットにしている店舗は、白を基調としたクリーム色やミントグリーンなどで柔らかな印象と清潔感で入店しやすい雰囲気を演出できます。
黒はラグジュアリーな高級感のあるイメージを印象付けます。
赤は購買意欲を高め、青は食欲減退させる効果があります。このように色が与える効果を活用しましょう。
■知名度アップや宣伝効果
色褪せや汚れていた外壁を塗替えるだけで印象は変わります。美しく塗替えられた外壁は新店舗のような美観を取り戻します。
店舗の場合は一般住宅では使用しない明るい色の外観にすることも可能です。個性的な色や目立つ色の外観は周囲の目を引き、宣伝にも繋がります。
集客促進によって売り上げアップを目指すことが可能になります。
まとめ
店舗の外壁塗装は美観以外に様々な効果があり、重要性が高いということがお解りいただけたかと思います。
プラニング・Kでは一般住宅以外に店舗の外壁塗装も行っております。
店舗の外壁でお悩み事があれば、是非お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁