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2020年11月4日
塗膜が出来るまで
塗膜という言葉を聞いたことはありますか?
今回は塗装に欠かせない塗膜についてご紹介します。
塗膜とは?
塗膜とは、液体の塗料が乾いたことで出来る塗料の膜のことを言います。
塗膜は外壁材をコーティングする役目をしているということです。
塗膜の役割
住まいの屋根や外壁、その他ビルや商業施設などは、日々紫外線や雨水を浴びて劣化をします。
施工直後であれば高い防水機能を維持しているため、建物の内部に雨水が侵入することはありません。
しかし、常に直射日光にさらされている状態でダメージを受け続けた結果、防水機能を失い建物の内部へ雨水が侵入しやすくなります。そうならないためにも定期的に塗装を行い、塗膜を維持することが必要です。
塗膜が出来るまで
様々な工程を経て、塗料が塗膜になります。
では、どのようにして塗膜が作られているのかをご説明します。
①塗料が作られる
工場で原材料(溶媒・樹脂・添加剤・顔料)を混ぜて塗料が作られる。
作られた塗料は塗装現場で使用される。
②塗装を行う
下地調整
下地の凹凸を無くし、欠損部を補修する。
下塗り
下塗りは3回塗る工程の中で、唯一種類の違う下塗り専用の塗料を使用する。
下塗り塗料は透明や白色のものが多く、下地と塗料(上塗り)の密着性を高めるために塗装。
中塗り
塗料メーカーの規定回数に基づき塗装を行うことで、塗料が持つ性能を引き出すことができる。
上塗り
発色や光沢が良くなり、塗料の厚みも出るので、塗装を長持ちさせるためにも必要な工程。
③塗膜の完成
3回塗りの工程が終わり、塗料が乾いたら塗膜が出来上がる。
※塗膜を作るための注意点
むやみに触らない!
塗装したばかりのきれいな状態を触りたくなってしまいますが、乾燥する前に触ってしまうと、塗膜がよれたり、剥がれてしまうことがあります。
完全に乾燥するまでは触らないようにしましょう。
壁に物を立てかけない!
例えば、ほうきや傘、自転車など頻繁に使うからといって壁に立てかけていませんか?
塗装したばかりの壁に傷がついたり、汚れてしまったということにもなりかねません。
完全に乾燥していない場合は、塗料がくっ付いてしまう恐れがありますので注意しましょう。
まとめ
外壁塗装では塗膜が形成されて建物の保護を行います。強い塗膜は家の寿命を長くすることができます。
プラニング・Kでは熟練された職人が塗装工事を行っておりますので、安心してお任せください。
塗装のことでお悩み等ありましたら、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁