- HOME
- >
- ブログ
ブログ
2020年11月27日
外壁塗装~3回塗りが必要な理由~
『外壁塗装はペンキを塗るだけ』と思っている方もいるかと思いますが、実は様々な工程があり、基本的には塗料を3回塗ります。
では、なぜ3回塗る必要があるのか。その理由についてご説明します。
3回塗りとは
3回塗りの役割
外壁塗装は塗料を3回塗り【下塗り→中塗り→上塗り】が基本です。
それぞれの工程には役割があります。
■1回目(下塗り)
3回塗る既存の塗膜や下地の状況、次に塗る塗料の色を考慮し、下塗りを行う。
2回目の中塗りと3回目の上塗りは同じ塗料を使用しますが、1回目に塗る下塗りは下塗り専用の塗料を塗る。色は白や透明のものが主流。
■2回目(中塗り)
防水機能を長く保持するため、塗膜の厚みを確認しながら行う。
■3回目(上塗り)
中塗りの際の塗りムラや塗り残しを防ぎ、3回塗りによって耐久性の高い塗膜にしあげる。
3回塗りの目的とは
・塗料の密着性を高める
・重ねて塗ることで発色をよくする
・滑らかで美しい外壁をつくる
・塗膜に適正な厚みを持たせる
3回塗りの際の注意点
塗料は塗るごとに必ず乾燥させる
塗装の工程ごとに乾燥させておくことが重要です。
完全に乾いていない状態で次の塗料を塗ると、剥がれの原因になってしまう恐れがあります。
乾燥時間は天候はもちろん、住宅の環境によっても変わります。陽当たりの良い壁と陽があたりにくい壁では、乾燥にかかる時間に誤差が生じます。
塗料を塗る度にしっかりと乾燥させて、一層ずつ保護膜を作ってから塗料を重ねることで、お家をしっかり守れる塗装となります。
まとめ
外壁塗装において、『3回塗り』は欠かせない工程ということがご理解いただけたかと思います。
時間をかけて塗装をすることが大切な家を守ることに繋がります。
お家の状態をしっかりと調査し、塗装をしてくれる優良業者さんに工事をお願いしましょう。
カテゴリ:外壁