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2020年12月7日
外壁塗装 今の外壁デザイン,模様をそのまま活かす塗装をするには?
外壁塗装をする一番の目的は、外壁を劣化させないように保護することですが、美観を向上させることも、その目的の一つです。
新築時は綺麗な模様が映えていましたが、塗装の劣化が始まると艶が失われ綺麗な模様も色褪せてしまいます。
今回は、新築時のデザイン,模様を蘇らせる塗装についてご紹介します。
デザイン,模様を造り出すサイディングボード
近年では、工場で製造したパネルを家の周りに張り合わせるサイディングボードによる外壁が主流となっています。
サイデイングボードの模様は様々
サイディングボードのデザインは様々で、レンガ調や石材調、ストライプ柄などたくさんの模様の中から好きなものを選べるメリットがあります。
サイディングボードの模様を活かすクリヤー塗装
新築時に、どのサイディングボードを選んだとしても、サイディングボードは紫外線や雨の影響により徐々に色褪せてきます。
そのため、定期的に塗装メンテナンスが必要です。
今の外壁のデザイン,模様をそのまま生かしたい場合(模様が多いサイディングボードの場合)に、無色透明のクリヤー塗装を選択することでサイディングボードの模様を潰すことなく塗装を行うことができます。
クリヤー塗料とは?
クリヤー塗料は主成分の樹脂のグレードにより耐久性に違いが生じ、樹脂のグレードが高いほど、その耐久性は高くなります。
アクリル樹脂塗料が最も性能が低く、フッ素樹脂のクリヤー塗料が性能が高く価格も高額になります。
どのクリヤー塗料を選択すかは、次の塗り替えまでの期間の設定を明確にすることで、選択しやすくなるでしょう。
無色のクリヤー塗料は、サイディングボードの模様を潰すことなく外壁の塗装をすることができますが、色褪せが酷い部分は色褪せたまま表面に透けて見えてしまう難点もあります。
この場合は、色褪せが酷い部分のサイディングボードのパネル自体を交換することで、元の綺麗な状態にすることができます。
高い耐久性と、お気に入りの模様を維持するためには
外壁のデザイン、模様を残して維持したいけれど、劣化した部分まで残ってしまう状況を作らないためには、外壁が劣化して色褪せてしまう前にクリヤー塗料で塗り替えておくことが大切です。
外壁の模様が綺麗であっても、すぐに剥がれたり、ひび割れなどが生じてしまうと、綺麗な模様も台無しです。きちんと耐久性を備えた塗装を行うことが重要になってきます。
安心して施工を任せられる業者を見つけるためには、検討している業者が施工してきた物件の写真や実績をチェックすることがポイントです。最近では、自社のホームページを持つ会社も多くあります。気になる会社のホームページを見てみると、その会社の軌跡はもちろん、施工写真、施工実績の情報はすぐに確認できるでしょう。
施工業者が決まり工事が始まったら気を付けて見ておくこと
外壁の綺麗な模様を活かす塗装には、下地処理が最大のポイントとなります。
工事前の外壁は、紫外線や雨風によるダメージが蓄積された状態ですが、丁寧な下地処理をすれば模様を保つことができます。
剥がれ、ひび割れ、色褪せといった様々な劣化が生じている場合、このような劣化を残したまま塗装をしても塗膜が密着できずに施工不良を起こしてしまいます。
塗装により塗膜をしっかり密着させるためには、下地処理という劣化を補修する工程が必要となります。
下地処理に時間を掛けて、丁寧に作業をしてくれているか、しっかりと見ておきましょう。
※主な下地処理とは、鉄部のサビを落とす「ケレン作業」や、ひび割れを補修する「クラック処理」などがあります。
まとめ
外壁のデザイン、模様を綺麗な状態で維持するためには、劣化のサインを見逃さないことが重要です。日頃から、家の周りをぐるりと回ってみて、劣化症状かな?と思う部分が見つかった場合は早めに専門業者へ相談しましょう。
プラニング・Kでは、塗装に関する相談を受付しています。お電話、ホームページよりお気軽にご相談下さい。
カテゴリ:外壁