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2020年12月21日
変色するベランダの床、どうすれば綺麗に再生できる?
新築時には、ピカピカだったベランダの床も、雨風や日焼けにより時と共に汚れが目立ち退色してきます。そんな変色したベランダの床を再び綺麗にするには、どのような方法があるのでしょうか。
今回は、汚れたベランダの床を綺麗にする方法についてご紹介します。
ベランダの床は何故汚れるの?
いつの間にか変色してしまっているベランダの床。気づいた時には掃除をしても手遅れ状態ということも。
では、なぜベランダの床は汚れて変色してしまうのでしょか。
経年劣化による変色
新築時から年数が経過するにつれて、雨や紫外線の影響も多く受けることとなり、その影響でベランダの床が変色することが考えられます。
ベランダ床が防水塗装や、防水シート仕上げの場合は、その防水層の劣化による退色も考えられるため、専門業者に一度みてもらうことをおススメします。
外的要因による変色
ベランダの床の汚れは主に土ぼこりで汚れています。風により運ばれてきた土ぼこりがベランダ床に落ち堆積してしまうのです。また、鳥の糞や車の排気ガスなどで汚れてしまうこともあります。
これらの汚れを掃除せずに放っておくと、汚れ同士が絡まりあい簡単な水洗い程度では落としにくくなってしまいます。特に鳥の糞は酸性なためシミを作ってしまうこともあります。
ベランダの床の変色を綺麗にする方法
ベランダの汚れを綺麗にする方法は、「自分で掃除するセルフクリーニング」と「プロに依頼する」方法があります。
ベランダの床をセルフクリーニングする方法
ベランダの床の汚れに、すぐに気付いた場合はセルフクリーニングで十分に綺麗にすることが可能です。
水と柔らかいスポンジで軽く擦り汚れを落としてみましょう。
軽い汚れや変色であれば、洗剤を使用しなくても簡単に落とすことができるでしょう。
水だけで落ちない場合は、中性洗剤を薄めて軽く擦ってみましょう。
それでも落ちない場合は、防水シートや防水塗装に染み込んでいることが考えられますので、プロに依頼しましょう。
プロの業者に依頼して綺麗にする
セルフクリーニングで変色が落ちないときは、プロの業者に依頼します。
変色を元通りにする方法を見ていきましょう。
ベランダの床の変色は塗装で綺麗にする
ベランダの床が防水シートや防水塗装仕上げになっている場合は、防水塗料で重ね塗りをすることで変色を隠してしまうことができます。
防水塗装はFRP塗装とウレタン塗装が主流となり、どちらも厚い塗膜を作ることができます。
ベランダ床のシートごと替える方法
ベランダ床の表面を塗る塗装ではなく、塗装の下に敷かれたシートごと交換する方法です。変色だけでなく、防水シートの劣化が激しいときはシートごと替える方法を選択します。
シート工法では、既存のシートの上に新しいシートを重ねて貼ります。
シートを密着させる効果の高い下地材を全体に塗布します。
水勾配を考えながらの施工となりますが、ほとんどの場合バルコニーの入口側からシートを敷き込んでいきます。
シートとシートのつなぎ目は、しっかりと接着します。
シートの貼り替えにより、元の綺麗なベランダの床を取り戻すことができます。
まとめ
ベランダの床の変色は、日頃から汚れの掃除をこまめに行うことで、抑えることができます。ただ、新築から10年も経過するとベランダ床下の防水シートの劣化が原因となることもありますので、新築から10年前後で一度専門業者に調査依頼をすることをおススメします。
カテゴリ:外壁