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2021年1月28日
遮熱塗料と断熱塗料の違いを知る
『遮熱』と『断熱』の違いについてご存知ですか?
言葉が似ていることから、同じような意味合いに思われている方も少なくありません。
しかし、住まいの塗装における遮熱と断熱は意味が異なります。
今回は遮熱塗料と断熱塗料の違いについてご紹介します。
遮熱とは
遮熱とは熱を伝わりにくくすること。
遮熱塗料について
遮熱塗料の効果のひとつとして、建物を夏の暑さから守る働きがあることが挙げられます。
太陽光線の中でも、熱の原因となる赤外線(近赤外線)の反射効率を高め、塗膜自体の温度上昇をしにくくした塗料。
■水系ファインコートシリコン遮熱(菊水化学工業)
【特長】
・赤外線を反射することによって、熱エネルギーが緩和され建物の表面温度室内温度の上昇を抑える。
・ チタン系黒色遮熱塗料は、高耐候性を有している為、従来の黒色遮熱塗料と比べて長期に亘り変色を抑える。
・ 高耐候性を有した強靭な塗膜が長期間にわたり建物を保護する。
メリット
遮熱塗料を塗装することで塗装した表面の温度の上昇が抑制され、室内の温度上昇が抑えられます。
室内の温度上昇を抑制することにより、エアコンの設定温度をあまり下げなくても快適に過ごす事ができ、省エネや環境保全にも繋がります。
※遮熱塗料は温度を一定に保つことや断熱の効果はありませんので、外から伝わってくる熱を抑えることはできません。
断熱とは
断熱とは、字のごとく熱を断つことです。
断熱塗料について
室外から室内へ、室内から室外への熱の移動を防ぐ効果を持った塗料。
夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を作ります。
遮熱塗料は外側からの熱の移動を防ぐだけですが、断熱塗料は内外の熱の出入りを防ぎます。
■キクスイガイナ(菊水化学工業)
【特長】
・薄膜でありながら、断熱・遮熱性に優れている。
・建物の屋根・外壁・室内壁・天井等、部位に応じた専用下塗り材を使用すれば、様々な部位に施工が可能。
・塗装することで、冷暖房削減により、優れた省エネ効果が期待できる。
メリット
浴室やトイレなど、家全体の温度差があまりないため、高齢者に多く発生するヒートショックを防ぐことができます。
【ヒートショックとは】=家の中の急激な温度差により、血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすこと。
まとめ
住まいの問題点を解決するためにも、遮熱と断熱の役割をしっかりと理解しましょう。
そして塗装工事をご検討されている方は、より快適な生活を送るための塗料選びをおすすめします。
塗料のことなら、プラニング・Kにご相談ください。
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