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2021年2月12日
マンション ベランダ防水他リフォーム
購入した際には、綺麗だったマンションのベランダも時間の経過と共に汚れが目立つようになってきます。水廻りのキッチンやお風呂、トイレのようにベランダのリフォームをすることは、できるのでしょうか?
ベランダのリフォームをすることは可能です。
しかしながら、リフォームをする前に注意する点や、依頼する業者選びなど事前に知っておきたい注意点があります。
今回は、マンションのベランダリフォームをする際の注意すべき点をご紹介します。
マンションのベランダリフォームで綺麗にできるところ
マンションのベランダリフォームでは、どのようなことができるのでしょうか?
防水リフォーム
マンションのベランダやバルコニーの防水層が劣化してしまうと雨漏りの原因となってしまいます。
マンションの共用部分のリフォームとなる場合は、本来は大規模修繕工事の際に管理組合主導のもとで施工を行います。
個人で業者へ依頼することは、ほとんどありません。
既に雨漏りが発生している状況の場合は、下階に損害を及ぼす可能性がありますので、管理組合や管理会社に連絡し早急に修繕の手配をお願いしましょう。
手すりのリフォーム
マンションのベランダに設置されている手すりを交換、修繕することも可能なリフォームの一つです。
マンションにおいては、ベランダは共用部分となるため個人でリフォームを行うことはできません。
マンションの場合は外観の統一性を維持する規約が定められており1部屋だけ他部屋と違う独自の手すりを取り付けることはできません。
破損や劣化により安全性に問題がある場合は、管理組合に依頼して修繕リフォームを行いましょう。
サンルーフ設置リフォーム
ベランダやバルコニーへのサンルーフの設置にも、共用部分のため許可が必要になります。
※庇や屋根が付いているものを「ベランダ」付いていないものを「バルコニー」と呼びます。
サンルーフ設置を検討している場合は、まずは管理組合に問い合わせてリフォーム可能かどうかを確認しましょう。
マンションのベランダリフォームで注意するべきこと
マンションのベランダやバルコニーのリフォームは、マンションの種類や施主の立場により注意すべきことがあります。
分譲マンション 家主の場合
分譲マンションでは、ベランダやバルコニーなどの屋外部分は共有部分とされている場合がほとんどです。
共有部分とは、マンション全体の資産と扱われる部分を指し、家主が自由に手を加えることはできない部分です。
そのため、ベランダやバルコニーのリフォームについては、マンション全体の管理をしている管理組合や管理会社の許可を得なければ施工することはできません。
共有部分の修繕は基本的に管理組合が主導で修繕を行いますので、個人で自由にリフォームすることはできません。
賃貸マンション 貸主
マンションを所有しているオーナーなら、ベランダやバルコニーを自由にリフォームすることができます。
ベランダやバルコニー部分は雨風の影響により経年劣化が進んでしまう部分ですので修繕を兼ねたリフォームを行うことも多くあります。
賃貸マンション 借主
賃貸マンションの場合、貸主の許可が得られればリフォームを行うことができます。
ベランダやバルコニー部分は外から見える部分ですので外観が大きく変わるようなリフォームについては許可が得られない場合もあります。
外観に影響しないウッドデッキの設置や、退去時に撤去できるマットシート類などを用いたリフォームについては許可されることが多いようです。
マンションのベランダリフォームを依頼する業者選びの注意点
マンションのベランダやバルコニーのリフォームを依頼する場合は、経験の有無を確認することが大切です。
リフォーム業者のホームページなどをチェックして今まで施工した事例などを確かめておくと良いでしょう。
また、質問や問合せについて、すぐの答えてくれたり対応が丁寧だったりする業者を選ぶと安心でしょう。
マンションのオーナーや管理組合にリフォーム業者を紹介してもらうのも良いでしょう。
いずれにしても、リフォーム工事は1社だけに相談するのではなく、数社に相談をして、それぞれに見積提示をお願いしましょう。そうすることで工事内容や適性価格かどうかの判断ができます。
まとめ
マンションのベランダやバルコニーのリフォームには個人で自由に施工できない場合が多くあります。まずは、マンションの管理組合にリフォーム可能か否かの確認を取りましょう。
プラニング・Kではマンションの大規模修繕工事をはじめ各部分の修繕、リフォームを数多く施工しています。マンションのベランダ、バルコニーのリフォームを検討中の方は、是非ご相談下さい。
カテゴリ:防水