- HOME
- >
- ブログ
ブログ
2021年4月12日
一番人気のシリコン塗料!その理由と特徴
皆さんのお家のポストにも、塗装会社からのチラシやDMが届いたことはありませんか?そのチラシをよく見ると、人気№1○○シリコン塗料、コスパ最高△△シリコン塗料などと記載されています。それだけ見ると、シリコン塗料はすごく優れていて価格も財布に優しいイメージです。
でもなぜ、人気№1なのでしょうか?
今回は、一番人気のシリコン塗料について、その理由と特徴をご紹介します。
一番人気のシリコン塗料って、どんな塗料?
シリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料が戸建住宅で使用率が高い傾向にあった中、その耐用性が評価され昨今ではアクリル塗料やウレタン塗料を抑えて人気№1になった塗料です。
シリコン系塗料は、塗料の主成分である合成樹脂にシリコンが一定程度含まれているものを指します。
塗料を選ぶ際には価格だけでなく耐久性も大事な要素ですので、シリコン系塗料はこの2つのバランスが良い塗料といえます。耐久性が高いため、耐用年数も8~12年と長めです。
グレードの低い塗料だと、5~8年程度のスパンで塗り替えが必要になってしまいます。つまり、シリコン系塗料はほかと比べてコストパフォーマンスが良いといえるでしょう。価格が安定していて性能も良いため、一般住宅でよく使用されており人気№1なのです。
シリコン塗料のメリット
一般住宅で最もよく使用されているシリコン塗料には、コストパフォーマンス以外には、どのようなメリットがあるのでしょうか?
耐候性に優れている
シリコン塗料は、塗装後にツヤがある仕上がりになります。光沢の保持率が高く、塗膜の光沢を長期間に渡って保つことが期待できます。
※光沢保持率とは・・・雨、紫外線、熱などの塗膜の劣化要因に対して、初期の光沢を100%とし、劣化後に何%の光沢を保持しているかの割合
コストパフォーマンスが良い
シリコン塗料は、費用(価格)に対する耐用年数のコストパフォーマンスに優れています。
【外壁面積が約100㎡の家の場合】
・ウレタン塗料は価格相場70万円~75万円で耐用年数5年~7年
・シリコン塗料は価格相場80万円~90万円で耐用年数7年~10年
シリコン塗料は価格の割に耐用年数が長いのです。
耐汚染性に優れている
塗膜が親水性を備えているものもあり、車の排気ガスなどの油汚れが一体化しないため、長期に渡って建物をきれいな状態で保持することができます。
建物の美観にこだわる方にとっては魅力的な性質といえます。
シリコン系塗料の主なメリットは上に挙げた通りですが、その他にも「カビが発生しにくい」「ひび割れしにくい」「紫外線に強く高温に耐えられる」などの効果があるものもあります。
シリコン系塗料を選ぶ際のポイント
シリコン系塗料にはいくつか種類があります。シリコンの含有量が1%しかない塗料を、シリコン系塗料として販売している場合もあるので、塗料が格安だった場合は、本当に質が良いものかどうか考え見極める必要があります。
また、シリコン系塗料は細かく分類するとさらに水性・油性、1液型・2液型と分けることができます。一口にシリコン系塗料といっても、耐久性や機能に差があるため、自宅の外壁に最も適したタイプを選ぶには専門知識がなければ判断が難しくなるでしょう。塗料は自分だけで選ぶのではなく信頼できる業者にアドバイスを求めることが、一番良いといえるでしょう。
選ぶ塗料によって耐久年数に差が出る
「シリコン塗料」と一口にいっても水性・油性と種類に分かれているため、どちらの種類を選ぶかによって耐用年数にも差が出てきます。
一般的な水性のシリコン塗料の耐用年数は10年程度、油性だと12〜15年程度とされています。
シリコン塗料を選ぶ際は、シリコン塗料は種類によって耐用年数に若干の差があることを認識しておきましょう。
シリコン塗料はこんな人におすすめ!
とにかくコストパフォーマンスの高い塗料が良い人
予算や耐久性に特にこだわりがなければ、コストパフォーマンスでシリコン塗料がおすすめです。
メンテナンスの回数を減らしたい人
シリコン塗料はホコリなどの汚れがつきにくいため、外壁をこまめに掃除する時間がない…という人にもおすすめできる塗料です。
まとめ
外壁塗装で一番人気の塗料、シリコン塗料についてご紹介しました。人気№1になるには、その特徴はもちろんのことコストパフォーマンスの高さが評価されているようですね。ただ、何の知識もないままシリコン塗料をススメられたからと契約を結んでしまうのは危険です。含有量が何%なのか、ススメられているシリコン塗料はどこのメーカーの商品なのか、しっかりと質問をしてまずは数社に見積り依頼をしましょう。
カテゴリ:外壁