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2021年7月8日
和風の外壁にするには?
和風の外壁とはどのようなイメージですか?
住宅自体の雰囲気はもちろん、和風の外壁にするためにはいくつかのポイントがあります。
和風の外壁にしたい方は是非チェックしてみてください。
和風住宅と洋風住宅との違い
伝統的な和風住宅は構造に特徴があり、木造で柱と梁が住宅全体を支えています。洋風住宅は床・天井・壁を面で支えるというツーバイフォー工法になります。
以前は昔ながらの茅葺きや瓦葺きの屋根が多く建っていましたが、近年の住宅ではあまり見かけなくなりました。
和風住宅は日本の気候に合わせた材質を使用したり、昔の人々の知恵や工夫が住宅の様々な部分に活かされています。
和風の外壁とは
和風の家の外壁には漆喰やモルタルが多く使用されています。
漆喰とは、石灰石と言われる岩石を原料とする壁材。
1400年以上もの歴史を持つ日本の伝統的な壁材で、城や蔵の外壁にも多く重宝されています。
板張り、砂壁などを取り入れた外観デザインもあります。
このように自然素材を使用するのが和風住宅の外壁の特徴であり、洋風住宅との違いです。
和風の外壁にするためのポイント
■木材を活かす
木材は和風のテイストを演出するためにかかせないものです。
例えば、軒天や破風板、面格子、玄関まわりなど様々な箇所に木材が使用されています。
外壁と木目の組み合わせは、より和風のイメージを印象付けます。
ポイント!
木材を屋外で使用する場合は、雨水や湿気などから守るためにも木材専用の保護材を使用し、耐久性を高める必要があります。
■伝統色を使用する
日本には伝統色と呼ばれるものがあります。
伝統色はくすんだ柔らかい色が多く、落ち着いた中にも上品さが感じられ、和風の外壁を彩るには重要な役割を担います。
和風建築と伝統色は相性が良く、和風の外壁におすすめです。
ポイント!
伝統色は彩度が低くいものが多く、馴染みが良いと言われています。
彩度が高くなれば、近隣の住宅から目立ちやすくなります。
街の景観を壊さないよう、色選びにも注意しましょう。
まとめ
和風の外壁にするためには、雰囲気を損なわない配色にすることが重要です。
木材が持つ温もり感や木目の美しさ、日本の伝統色をうまく活用し、趣のある和風の外壁を表現しましょう。
カテゴリ:外壁