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2021年10月18日
ツートンカラーに塗装するときのポイント
外壁塗装をお考えの方の中には「せっかくならおしゃれにしたい!」という方も多いのではないでしょうか。外壁をオシャレにする方法の一つにツートンカラーがあります。
ツートンカラーは単色の外壁塗装に比べ、配色の組み合わせが多く、様々なパターンのデザインを作ることができます。
その一方で色の組み合わせを間違えると失敗した外壁塗装になってしまう危険性もあります。色の組み合わせ方やデザインが苦手な方にとっては難しいと感じるかもしれません。
今回は外壁をおしゃれにしたいけどツートンカラーに不安をお持ちの方のために配色のコツや失敗しないためのポイントをご紹介したいと思います。
色選びのポイント
ツートンカラーにする場合、選んだ色の組み合わせにより塗装後「失敗した…」と感じることがあります。そうならないために、まずは配色のコツについてご紹介します。
同色系
ツートンカラーで失敗しない塗装の組み合わせの一つとして同色系でまとめるという方法があります。一般的に白&グレー、グレー&黒、ベージュ&ブラウンなどでまとめる住宅が多く見受けられます。
対照的な色
配色を失敗しないもう一つの方法として対照的な色を組み合わせる方法があります。対照的な色を組み合わせるとメリハリができ、まとまって見えるようになります。
一般的な組み合わせとして白&黒、白&ブラウン、白&ネイビーなどが見受けられます。
色の配分
ベースカラー
次に大事なポイントが色の配分になります。
まず、ベースカラーです。ベースカラーは塗装面積が6~7割と最も大きくなる色なので外壁の印象を決める重要な色になります。
原色系を選んでしまうと近隣との調和がとれなくなってしまうので、白や黒、ベージュやグレーなどといった色を選ぶ方が多いようです。
アソートカラー
次にアソートカラーです。アソートカラーはベースカラーの次に多く使用されます。
外壁全体の2~3割程度を目安に塗装するのでベースカラーを引き立てる色やベースカラーよりも明るくて鮮やかな色にすると良いでしょう。
アクセントカラー
ベースカラーとアソートカラーだけではぼんやりとした印象になってしまい、2色の見え方を調整したいときや、強烈な色を和らげたい場合に使用します。アクセントカラーは外壁の1割程度ですが、ベースカラーとアソートカラーを引き立てるような色を選びましょう。
色の区切り方
上下で区切る
ツートンカラーで塗装する際、よく使われるデザインなので失敗しづらいです。
一般的には1階と2階で色を分ける場合が多いです。1階に濃い色、2階に淡い色を持ってくると重厚感のある印象になり、お家を大きく見せる効果があります。
縦で区切る
配色を縦に区切る場合は、窓枠に沿って垂直に区切ったり、家の角を利用して区切るようになります。
また、縦に色分けすることでスッキリとしたスタイリッシュな印象になります。
出っ張っている部分だけ塗装
ベランダなど出っ張っている部分だけ塗装する方法もあります。
出っ張っている部分のみ塗装することで、より立体感を出すことができます。
見本板
塗装する色がある程度決まったら、次はカラーシミュレーションをしてみましょう。
色見本を見ながらテーブルの上で配色や区切り方を決めても、実際に塗装をしてみるとイメージしていた色と全然ちがう!ということになってしまいます。
そこでカラーシミュレーションとして実際に塗装する塗料の見本板を業者に頼んで用意してもらうことができます。メーカーのカタログよりも大きい面積(A4サイズ)に塗ったサンプルなので、より本物の塗装の色に近づきます。
ただし、面積効果に注意しましょう。面積効果とは、目の錯覚で小さい面積に塗った色と大きい面積に塗った色が違って見える現象です。明るい色の場合、面積が大きいほど色が薄く(明るく)見え、暗い色の場合は面積が大きいほど暗くみえるようになります。
また、室内灯と太陽光では色の見え方が変わるため見本板を見るときは外に出て色を確認するのが良いでしょう。
まとめ
配色やデザインが難しいと感じる方も、今回ご紹介したポイントを知っておくことで簡単におしゃれな外壁にすることができます。
採用するカラーが一つ増えるだけで、デザインの幅がグッと広がり、日常的に目にすることになるご自宅の外観に彩りを与えてくれることでしょう。
ぜひ最高のカラーの組み合わせを見つけて、帰宅が楽しみになるような素敵な外壁を目指してみてください。
カテゴリ:外壁