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2022年1月27日
外壁塗装で起こるトラブル
外壁塗装を行う上で注意しなければならないのが、仕上がり後のトラブルや近隣からのクレームなどのトラブルです。塗装工事でよく起こるトラブルや対処法、未然に防ぐ方法をご紹介します。
イメージしていた色と違う
イメージしていたものと仕上がりの色が違うというトラブルについてです。
色は感覚的な要素が強いため、しっかりと説明を聞いて納得をして選ばないと、「想像していたものと違う」となってしまいます。
しかし施工が終わってしまうと使用する塗料を間違っていたなど業者のミスでない限り、無料でやり直してもらうのは難しいです。
対処法
1面を塗った時点で色の確認をしましょう。すでに塗ってしまった場合は、業者とよく相談し、追加料金で塗り直してもらいましょう。
※色によっては塗り直しができない場合があるので注意しましょう。
未然に防ぐ方法
カラーシミュレーションだけではなく見本板など実際のサンプルを確認しましょう。また、見本板は室内ではなく、晴れた日の外で確認しましょう。
近隣住民からのクレーム
塗装工事を行う上で近隣住民の方からクレームが来ることは多々あります。
よくあるトラブルとしては、足場組立や解体時、高圧洗浄の音がうるさい、塗料の臭いによって気分が悪くなった、塗装業者の車が邪魔になる、というような事例があります。
対処法
近隣の方から苦情が来た場合、真摯に謝罪するしかありません。苦情が来た事案以外に何か問題はなかったか、ということも確認してください。苦情が来たのにそのまま放置してしまうと、その後の大きなトラブルのもとになりかねません。
そうならないためにも、真摯に対応しましょう。そして、苦情があった旨を塗装業者に伝え、二度と同じことが起きないように伝えてください。
未然に防ぐ方法
工事の前に挨拶回りを行いましょう。そして挨拶時に工事開始日と完了日、騒音・車の出入り・塗料の臭いなど近所の人が気にしそうなことは一通り説明しておきましょう。
数カ月から数年で塗料が剥がれてしまった
工事後すぐに塗装が剥がれたり、色褪せたり、塗膜が浮いてきたりするトラブルもあります。
原因としては高圧洗浄を十分に行わないまま下塗りをしたり、下塗りを塗る量が不足し、上塗材との密着性が弱くなったことが挙げられます。
対処法
剥がれや色褪せなどはカラーの選択ミスとは違い、塗装業者のミスに起因する場合が多いです。工事の契約内容や見積を確認し、保証期間内であれば塗り直しを依頼してみましょう。
未然に防ぐ方法
工事完了後すぐは綺麗な仕上がりに見え、施工ミスがあるようには見えません。そこで塗装を行っているときに、塗装の工程や塗料の缶数、何度塗りするかなど詳細に工事の進捗を確認し、コミュニケーションを積極的にとるようにしましょう。
また、保証期間を明記している塗装業者を選ぶようにしたり、保証がある業者でも保証期間や保証内容をしっかりと確認しておくことも大切です。
まとめ
外壁塗装工事には上記の内容以外に様々なトラブルが起こる可能性があります。もし、トラブルが起こってしまった場合はすぐに塗装業者に相談することが大切です。
ですが、やはりベストなのはトラブルを未然に防ぐことです。様々な可能性を考え、前もって準備をしておきましょう。
カテゴリ:外壁