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2022年2月17日
窯業系サイディングは塗装が必要!
サイディングには窯業系、金属系、木質系、樹脂系などがあり、現在最も多く使われているのが窯業系サイディングです。
窯業系サイディングは耐久性が高く、汚れも付きにくい壁材ですが、定期的なメンテナンスも必要です。今回はどのようなことに気を付けてメンテナンスをすればよいのかご紹介したいと思います。
窯業系サイディングとは
窯業系サイディングは文字通り、窯に入れて作られる工業製品です。防火性、デザイン性、機能性、耐久性がある外壁材で、素材はセメントや粘土など自然由来のものを使用し、焼き固めたあと、表面に塗装をすることで作られます。
流通量も多く、コストを抑えられるので多くの企業で取り扱われています。
塗装の目安
窯業系サイディングは以下のような症状が出ると塗り替えをするタイミングです。
・チョーキング
・色褪せ
・カビ・藻の発生
・塗膜の剥がれ・浮き
・シーリングの劣化・剥がれ
窯業系サイディングを塗装するときの注意点
直張り工法の場合は塗り替えではなく張り替え
サイディングの塗り替えで一番注意しなければならないのは、今あるサイディングが通気工法か直貼り工法かという点です。
直貼り工法は胴縁がなく通気性がないため、水分が入って蒸発すると塗膜が膨れたり剥がれたりしてしまいます。そのため、塗り替えではなく張り替えが推奨されています。
弾性塗料はNG
サイディングは表面が高温になりやすい、
吸収性が高いといった特徴があります。
ここに伸縮性のある弾性塗料を塗ると
表面が高温になった時に塗膜が熱で柔らかくなり
サイディングが吸水した水分が蒸発するときに
柔らかくなった塗膜が膨らんでしまい、
膨れ・剥がれの原因になります。
劣化が進むとクリヤー塗装は使えない
サイディングのデザインをそのままにするため、クリヤー塗装をする方も多くいます。しかし、サイディングが劣化しているとクリヤー塗装はできません。そのため、10年経つより少し前に塗り替えを検討すると良いでしょう。
まとめ
サイディングは定期的なメンテナンスが必要です。7~8年経った当たりが塗装をする目安です。上記のようなことに注意してご自宅のサイディングを綺麗に保ちましょう。
カテゴリ:外壁