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2022年2月28日
黒い外壁のメリット・デメリット
黒い外壁はスタイリッシュで重厚感のあるオシャレな印象を持つため、人気の色です。ここでは黒の外壁のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
黒色の風水
様々な色を混ぜれば最終的に黒になります。そうしたことから黒はすべてを溜め込んだ色ということで、貯蓄が増える効果が期待されます。そして全てを飲み込んでしまうことから秘密を飲み込む、秘密を守る、信頼感を増す、といった印象を与える効果もあります。
これとは反対に恐怖・不安・孤独といったマイナスなイメージもあります。
黒色の外壁のメリット
デザイン性が高い
外壁を黒にすることによって重厚感のある仕上がりになります。一般的な住宅より異なるデザインにしたい、ハイセンスにしたい、という方にはデザイン性のある黒がおすすめです。
他の色と調和しやすい
黒は他の色と合わせやすく、ほかの色を際立たせることも可能です。組み合わせる色を工夫したり、アクセントにすることによって外観がよりオシャレになります。
黒ずみが目立ちにくい
外壁を黒にすることによって、排気ガスやほこりなどの黒い汚れは目立ちにくくなります。
黒色の外壁のデメリット
熱を吸収しやすい
ご存じの方も多いとは思いますが、黒は熱を吸収しいやすい色です。白系の壁に比べると外壁の温度が高くなります。気温にすると約10℃以上の熱を持つといわれています。外壁の温度が上がれば室内の温度も高くなります。
しかし、断熱材の施工をしっかりしていれば、外壁を白にしても黒にしても室内の温度差はほとんどありません。
劣化しやすい
白は汚れが目立ちやすく、黒は汚れが目立ちにくいといった印象があるかもしれませんが、実は黒も汚れが目立ちます。黒ずみ等の汚れは目立ちにくいものの、紫外線の影響で色褪せしやすく、泥跳ねや鳥の糞などの汚れはどうしても目立ってしまいます。
また、外壁は劣化してくるとチョーキングという現象が起きます。チョーキング現象が起こると白っぽくなってしまうため、黒の外壁だと劣化が目立ちやすくなります。黒の外壁を長く保とうとすると定期的なメンテナンスが重要です。
近隣の住宅との調和に配慮がいる
風水でご紹介したように、黒にはマイナスなイメージもあります。皆が皆、黒をかっこいいと思っていないのが残念な事実です。近隣の方が黒を好まないケースもあります。
もし、近隣の方との関係を大事にされているのであれば、外壁を黒にしたいということを伝えておくと良いかもしれません。
黒と相性の良い色
黒×白
黒と白の組み合わせは最もシンプル且つスタイリッシュな印象になります。また、コントラストがはっきりしているのでどのようなデザインにしてもモダンな印象にもなります。
黒×茶
茶色は黒と合わさることでより一層高級感が増します。茶色の部分を木目調やレンガ調にすることでオシャレに仕上がり、親しみやすさが生まれます。落ち着いた雰囲気にしたい方におすすめです。
まとめ
スタイリッシュな黒い外壁は、デザインや色の組み合わせも豊富で個性的な外観になります。その一方で、熱による劣化が激しいので定期的なメンテナンスや周囲の家との調和も必要といったデメリットもあります。
デメリットの対策をしっかり行い、自分好みで住み心地の良い家を目指しましょう。
カテゴリ:外壁