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2022年6月30日
外壁塗装の役割とは
外壁塗装というと、ただ外壁の色を変えるための外観工事と思う方もいらっしゃるかもしれません。見た目の改善だけでなく、外壁や屋根の機能を改善し、普段の生活を快適にするという役割があります。
今回は外壁塗装の役割についてご紹介していきたいと思います。
美観
外観は常に紫外線や雨や風などの厳しい環境下に晒されています。外壁が色褪せ、剥がれ、排気ガスや泥、コケなどで劣化していると、古びた家に見えてしまいます。しかしそんな外壁も塗装を行うことにより、新築のような美しい外観になります。
耐久性アップ
外壁塗装の本来の目的は、大切なお住まいを長く守るための耐久性向上です。上記でも述べたように、外壁は厳しい環境下にあります。そのため、定期的にメンテナンスを行わないと保護機能が低下し、どんどん劣化してしまいます。
外壁の保護機能が失われると雨漏りを引き起こしたり、下地の柱を腐らせてしまう可能性があります。
断熱・遮熱
最近は遮熱や断熱の機能を持った塗料があります。
遮熱塗料は熱を反射する塗料で、断熱塗料は熱を伝わりにくくする塗料です。室内の温度上昇・低下を防ぎ快適に過ごすことができます。
また、冷暖房の使用も軽減され、電気代も節約できます。
塗装をしないと起こるリスク
塗装をしないとどのようなリスクがあるのでしょうか。
建物が劣化する
紫外線や雨風などで外壁を保護する機能が低下します。また、台風や地震などにより想像以上にダメージを受けます。主にひび割れや、手に粉がつくチョーキング現象、塗膜の剥がれが起こります。
建物の耐久性を高める塗膜が剥がれてしまうと外壁にひびが入り、劣化が進行してしまいます。
雨漏りが起きる
上記のように外壁が劣化してくると、ひびから雨水や湿気が入り、中の建材に染み渡り、やがて雨漏りが起こります。雨漏りは屋根からというイメージが多いと思いますが、外壁からも雨漏りは起こります。
美観が損なわれる
言わずもがなですが、外壁塗装をしないと建物はどんどん汚れていきます。雨はもちろん、カビや藻、排気ガスなどの長年汚れが外壁にこびりつきます。そうすると外観が古く見え、美観を損ねてしまいます。
まとめ
外壁塗装が担っている役割をご理解いただけたでしょうか。塗装をしないとどんどん建物が劣化してしまい、最終的には塗装では補修できないほど劣化が進み、建材の交換や立て直しが必要になる場合もあります。
そうなると費用も外壁塗装よりかさんでしまいます。大切なお住まいを長く綺麗に保つため、外壁塗装は必ず行いましょう。