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2022年7月28日
ベランダ床の変色
普段ベランダを使用していると、ふと床の汚れに気づくことはありませんか?家は10年すると劣化症状が現れます。ベランダは、日中は紫外線が直接当たり、雨が降ると雨を受け流す役割をしているので非常に傷みやすい場所です。
今回はベランダのメンテナンスについてご紹介したいと思います。
ベランダが変色する原因
汚れ
ベランダ汚れの主なものは土埃です。その他に鳥の糞や排気ガス、コケなどで汚れる可能性が考えられます。これらの汚れを放置していると、汚れ同士が絡まりあって落としづらくなります。
また、鳥の糞は酸性のため色移りする可能性があり、シミを作りやすいとされています。
経年劣化
年数が経過するにつれて、紫外線や雨の影響で変色が生じます。ベランダ床を塗装している場合、塗装の色褪せや剥がれも起こります。
また、経年劣化による変色は、ベランダの広範囲で起こり、毎日見ていても気づかないことも多くあります。
ベランダのお手入れの仕方
汚れによる変色を防ぐためには、ベランダのお手入れをすることが大切です。
セルフクリーニング
まず、枯葉やゴミなどは放棄や掃除機などで取り除くようにしましょう。ホースでゴミを流してしまうと排水溝に詰まってしまいます。そして、水と柔らかいスポンジを用意して床を掃除しましょう。そこまで汚れがひどくない場合はこれだけでもキレイになります。
汚れが落ちない場合は、中性洗剤などを使用して擦ってみましょう。床面を清潔にしておくことで排水溝のつまりによる雨漏り、水たまりを防ぐことができ、ゴミの重みが原因で起こる、床の塗装の剥がれや防水層の劣化を防ぐことができます。
業者に依頼
塗装
ベランダの床が防水塗装・防水シート仕上げになっている場合は、防水塗料で重ね塗りすることで変色を隠してしまうことができます。
防水塗装はFRP塗装とウレタン塗装が主流となっていて、どちらも厚い塗膜を作る塗料です。仕上げを綺麗にするだけでなく、防水効果も高いので新築時のベランダ仕上げに用いられています。
張り替え
ベランダの床の張替とは、塗装の下に敷かれたシートごと交換してしまうという方法です。変色だけでなく、防水シートの破れなどの劣化が激しい場合はこの方法になります。
まとめ
ベランダ・バルコニーは居住空間ではないため、変色等を発見してもメンテナンスなど後回しにしてしまいがちです。しかし放置していると建物そのものの劣化原因にもなり、家の寿命が縮むことになります。
定期的な塗装や点検、清掃などのメンテナンスをし、不具合を見つけたらすぐに対処することが重要です。
カテゴリ:塗装工事