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2022年12月22日

戸建屋根の種類

戸建の屋根は三角屋根が基本ですが、実は様々な種類があります。屋根塗装や修繕・リフォームの際、屋根の形状や構造によって費用も変わります。今回は屋根の特徴やデザインについてご紹介していきます。

切妻屋根

切妻屋根とは皆様が想像する一般的な三角屋根のことです。現在でも多く使われているデザインで、温かみのある印象になります。

構造もシンプルでメンテナンス費用も安価になります。しかし、紫外線や雨風が当たりやすいということから屋根や外壁は劣化しやすくなります。

また、屋根の勾配が急になるほど、面積も大きくなります。

寄棟屋根

寄棟屋根は屋根の最上部から4面に分かれている屋根です。瓦屋根でもよく見られる形状で街に馴染みやすく落ち着いた雰囲気になります。

4方向すべてに軒があるため、住宅を長持ちさせることができます。切妻屋根に比べ、継ぎ目が多くなるため、その部分から雨漏りする可能性があります。

片流れ屋根

片流れ屋根は文字通り片方に流れる1枚屋根のことです。スタイリッシュな印象で、近年新築住宅で多く見かけるようになりました。

シンプルな形状のため、新築時の費用は安く抑えられます。デメリットとして、雨樋に大量の雨水が流れ込み、溢れるリスクがあるので定期的なチェックが必要です。

方形屋根

方形屋根は一つの頂点から四方へ同じ角度で傾斜した屋根のことです。屋根の形状を見ると四角錐でピラミッドのような形になるため、建物はほぼ正方形になります。

特徴やメリット・デメリットは寄棟屋根と同様になります。

差し掛け屋根

差し掛け屋根とは切妻屋根を上下に分けたような形の屋根です。

1階と2階で差し掛けになっている場合は、1階部分の屋根は、2階の窓から見えるようになるため、劣化状況がよく分かるようになっています。

また軒がついている面の外壁は雨に当たることが比較的少なくなるというメリットがあります。

他の屋根に比べて形状が複雑で面積も広くなるため、メンテナンスの塗装では少し金額が高くなってしまいます。

陸屋根

一般的に屋上のある水平な屋根のことをいいます。スタイリッシュなデザインから近年人気が高まっている形状です。

雪がよく降る地域では落屑事故を防止する目的で陸屋根にしているケースもあります。他の屋根に比べると傾斜があまりなく、雨水を逃がす力が弱くなるため、雨漏りしやすくなります。

その分防水加工や防水塗装を施す必要があり、メンテナンス費用は少し高くなります。

腰折れ屋根

腰折れ屋根は切妻屋根や片流れ屋根の途中で折れている形状の屋根です。丸みを帯びているのでかわいらしい印象になります。

屋根は勾配が急になるので雨水を撥水しやすくなります。腰折れ屋根は途中で勾配が急になるので雨水を撥水しやすい屋根と言えます。

勾配が変わると屋根の境目に雨仕舞と呼ばれる処理をきちんと施していないと将来的に雨漏りする原因になります。

まとめ

戸建住宅の代表的な屋根をいくつかご紹介しました。シンプルな形状の屋根ほど雨漏りのリスクは減ります。屋根や外壁の破損・劣化は建物自体の劣化に直結します。もし屋根や外壁に劣化症状がみられる場合、早目にメンテナンスを行いましょう。

また、プラニング・Kでは外壁塗装や屋根塗装を承っております。些細なことでもお気軽にご相談ください。

カテゴリ:屋根

ブログ執筆者:プラニング・K

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