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2023年1月16日
見積りで見るべきポイント
「外壁塗装の見積りをとったが、適正価格なのか分からない」「相見積もりをしたが、どの業者を選べば良いか分からない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回は見積りの抑えておくべきポイントをご紹介します。
相見積もり
まずは相見積もりをとりましょう。すでにお任せしたい業者が決まっている場合はとる必要はありませんが、業者によって使用する塗料、サービス、金額はバラバラです。
見積もりを取ることによって安心できる工事を行ってくれるか見極めることができます。3社ほど見積もりを取って業者選びの判断材料にしましょう。
見るべきポイント
何回塗りかチェックする
外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。3回塗りをしない場合は、塗料がうまく密着せず、塗膜が剥がれやすくなります。そうなると耐久性が落ちてしまい、壁の耐用年数も大幅に短くなってしまいます。
これでは塗装した意味がなくなってしまうので、事前に重ね塗りの回数は確認しておきましょう。
塗装面積が数値で書かれているか
「上塗り 一式〇〇円」ではなく「上塗り〇〇㎡ 単価〇〇円 計〇〇円」というような形で面積が詳細に記載されているか確認しましょう。後に「ここは工事に含まれていません」といったトラブルを避けるため事前に確認しておきましょう。
また「坪数」と書かれているのも注意が必要です。坪数は単なる床面積なので外壁の面積ではありません。
塗装箇所がすべて書いてあるか
外壁トラブルで最も多いのが「見積書にない項目を追加で請求された」というものです。契約金額は安かったのに施工中にどんどん工事が追加され、高額になってしまった、というケースもあります。
見積から見る業者選びのポイント
見積もりを作成する際に必要な建物の情報(素材や面積)を調べるため、現地調査を行います。
その際に目測で測っていたり、屋根を確認しなかったりと短時間で現地調査を終わらせる業者には要注意です。
正しい外壁面積を出さないと、塗料の塗布面積を算出することができません。
丁寧に現地調査を行っている業者を選ぶようにしましょう。
また、表記に関すること以外に、現地調査後にできた見積もりがきちんと劣化原因に基づいているかも確認しましょう。劣化症状と全く合わない塗料を提案されても塗膜が綺麗に密着せず、かえって耐用年数が短くなり、塗り替える意味がなくなってしまいます。
劣化症状を無視して自社おすすめ塗料を提案してくる業者には注意が必要です。
まとめ
見積書の抑えておくべきポイントとそこから見る業者の選び方についてご紹介しました。外壁塗装業界はトラブルが多い業界です。現地調査を丁寧に行っているか、見積書の不備がないか、表記は正しいか、などしっかりと確認して悪徳業者を見極めてご自身の身を守りましょう。
また、見積書以外でも業者と綿密な打ち合わせを行い、悔いの残らない工事を行いましょう。
カテゴリ:塗装工事