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2023年4月27日
悪徳業者の特徴
「まさか悪徳業者に何か騙されるわけがない!」そのように思われている方も多いのではないでしょうか。国民生活センターによると、2021年にリフォーム工事(塗装を含む)において寄せられた相談が7478件でした。
相談があった件数なので被害はそれ以上だと考えてもおかしくはないでしょう。今回は外壁塗装において悪徳業者に騙されないよう、注意するポイントをご紹介します。
悪徳業者の特徴
緊急性を煽る
悪徳業者の場合、「早く外壁塗装をしないと大変なことになりますよ」などと緊急修理をしつこく訴えてきます。外壁塗装をしないと今すぐ家が壊れてしまうということはまずありません。いち早く注文を取り、多額の請求をして音信不通になるのが悪徳業者の常とう手段です。
工事費用が前払い
外壁塗装のお支払いは一般的には施工完了後になります。料金前払いのシステムによって、施工をせずにお金を持ち逃げされたり、施工後に追加料金を取られるケースも発生しています。前払いには決して応じないようにしましょう。
自社開発の塗料を勧めてくる
自社開発というと聞こえは良いですが、塗料を開発するには膨大な費用と時間がかかるので塗料メーカー以外が簡単に作れるものではありません。一般的に塗装会社が使用する塗料は大手メーカーから取り寄せています。もし、セールストークで自社開発塗料を提案してきた場合は断りましょう。
大幅な値引き
悪徳業者は半額・50万など大きな金額を値引きしてきます。この場合、大きな値引き金額に惑わされず、疑いの目を持つようにしましょう。外壁塗装は100万円前後の費用がかかります。
材料費や人件費を考えて設定された金額のため、安くなればなるほど塗装の質が落ち、粗悪な工事になる恐れもあります。また、最初の見積金額を跳ね上げて値引きを大きく見せている可能性もあります。
対策
・相見積もりをとる
依頼しようとしている業者があっても必ず相見積もりを取りましょう。そうすることで施工におけるそれぞれの作業料金の基準などを見ることができます。また、見積もりの内容だけでなく、説明の丁寧さや対応の良さも観察して慎重に見極めましょう。
・地元業者に依頼
地域密着型の塗装会社に依頼すると良いでしょう。地域密着の業者は少しの悪い評判で仕事が取りづらくなってしまうので、丁寧な対応・施工をしている業者が多いです。また、評判が悪いようならその地域で仕事ができないので、その地域で仕事で来ていること自体が信頼されている証拠と言えます。
・知識をつける
悪徳業者に引っかかった人の多くが「自分は騙されないと思っていた」と言います。これらの多くは知識のなさに付け込まれてしまったことが原因です。悪徳業者に引っかからないためには知識を持つことが大切です。外壁の劣化状況や使用する塗料などあらかじめインターネットで調べておくと良いでしょう。
まとめ
外壁塗装の業者選びはとても大切です。業者選びに失敗しないためには、悪徳業者も存在するという認識を持っていただき、悪徳業者の特徴や手口を知っておくことが重要です。
外壁塗装は明日、明後日すぐ必要な工事ではありません。実際に塗装を依頼しようとしている業者があっても、即決せずに他社と相見積もりをとってじっくり検討しましょう。
カテゴリ:未分類
2023年4月24日
屋根から草が?!
お家の屋根に草が生えていませんか?昔ながらの土葺き屋根には、葺き土が使用されており、そこに雨水が入ると植物が育ちます。つまり植物が生えている部分は、土に水分が含まれているということになります。常に葺き土に水分があるとやがて雨漏りする可能性もあります。
今回は屋根から草が生える原因についてご紹介します。
屋根に草が生える原因
屋根に草が生える原因は植物が育つ環境下にあることです。最初にお伝えしたように土葺き屋根の瓦の下は土が敷かれています。そこに風や鳥によって植物の種が運ばれてくると、瓦の隙間から芽が出て植物が育っていきます。
また、屋根の棟部分(屋根の頂点の水平部分)に草が生えることがあります。これは漆喰に植物の種が付着したのが原因です。漆喰には土が含まれているため、付着した種がそのまま育つことがあります。
放置してしまうと…
屋根に生えた草を放置してしまうと雨漏りの原因になります。植物は成長すると根も貼ります。根から雨水が伝って内部に浸透し、ひどい場合は雨漏りを起こします。
そして雨漏りは徐々に広がっていき、天井や壁の腐食が起こり、住宅の寿命が縮んでしまいます。また、家の中の湿度が上昇し、カビや結露の発生原因にもなります。
NG対処法
屋根に草が生えてしまった場合、多くの人が屋根に上って草を抜いてしまえばいいと思うかもしれませんが、これは誤った対処法です。植物はどこまで成長し、どこまで漆喰に根が張っているか、見ただけでは判断ができません。
うかつに草を抜いてしまうと、異常のない漆喰まで壊してしまい、新たに雨水の侵入経路を作ってしまうことになります。
また、屋根の上にのぼって作業するのは非常に危険です。普段から高所での作業をしている方なら問題ないかもしれませんが、普段高い所に全く上らない人が屋根で作業するのはとても危険です。必ず専門の業者に相談をしましょう。
対策
屋根に草が生えないようにするための対策は、定期的なメンテナンスです。屋根の上は普段あまり目に付かず、日常的に掃除などをすることもありません。そのため定期的なメンテナンスや点検が必要になります。
数年に一度、定期的にメンテナンスをしていれば雑草が生えかけていても、成長する前に対処することができるでしょう。また、漆喰に種が付着することで雑草が生えると紹介しましたが、漆喰は本来、瓦で隠れている部分にあります。
しかし、屋根の経年劣化や地震によってずれたり割れたりしている場合、その部分から種が入り込み、漆喰に付着します。そのため、屋根の設置からある程度の期間が経っている家の場合、雑草を処分するだけではなく、同時に屋根の補修工事や屋根材の張替、リフォームも検討しましょう。
まとめ
屋根に草が生えているとびっくりしますよね。その場合はご自身で処理せず、必ず専門業者に相談するようにしましょう。また、屋根の定期的なメンテナンスも忘れずに行うようにしましょう。
カテゴリ:屋根
2023年4月20日
梅雨入りする前に塗装工事をしよう!
梅雨に入ると塗装工事ができなくなると思われがちですが、塗装工事は基本的にはいつでも可能です。
今回は、梅雨入りする前に塗装工事を済ませておくメリットについてご紹介します。これから塗装工事を考えている方、必見です!!
梅雨とは
梅雨(つゆ)は春から盛夏への季節が移り変わる時期に雨や曇りの日が多く現れる季節現象です。
停滞前線(梅雨前線)が、南北に移動を繰り返しながらゆっくり北上します。 梅雨前線が四国付近で停滞して活発化すると、大雨で災害が発生する反面、夏期の渇水に対しては恵みの雨でもあります。
梅雨の時期
【梅雨入り】5月末頃~
【梅雨明け】7月初旬~中旬ごろ
梅雨入りする前に塗装するメリット
雨漏りを防ぐ
梅雨のように長雨が続いたり、台風で大雨になった後に雨漏りが生じるケースがあります。
塗装工事は美観だけでなく、家の防水機能を維持することも目的とされています。雨の日が多くなる前に、未然に雨漏りを防ぎましょう。
工期の延長を防ぐ
一般的に雨天などで悪天候の日は塗装工事を行えません。
本来なら塗装工事にかかる日数は、外壁塗装の場合は7~10日間、外壁塗装+屋根塗装の場合は10~14日間です。
塗装工事では足場の仮設が不可欠です。工事が完了するまでは足場を解体することはできません。よって、工事期間が延びれば延びるほど、工事中の生活の不便さを長く感じることになります。
出来るだけスムーズに予定通り工事を終わらせたいという方は、梅雨入りする前の気候が安定している春に工事を行うことをお勧めします。
工事中も生活がしやすい
工事の期間は、作業の内容によって窓を開けることを制限されます。
夏は窓を開けられないと一日中エアコンが欠かせず、体調を崩してしまったり、電気料金が高くなります。
梅雨入り前は、気温的に窓を開けられなくてもエアコンを使用せずに生活ができ、経済的な負担も少なくすみます。
梅雨前に塗装できなかったら?
春は気温や湿度が安定しているため塗料が乾きやすく、工事がスムーズに進むことから、人気のシーズンです。
塗装業者も繁忙期になるため、梅雨までに工事を終わらせたいという方は、できるだけ早めに問い合わせをしましょう。その際に、『梅雨入りする前に工事を完了させたい』という旨を伝えることをお忘れなく!
雨漏りに注意
雨漏りは、ある日突然発生します。少しの雨だと雨漏りすることはなく、梅雨の時期や台風などによって雨量が増えた場合に発生しやすくなります。
日常的に雨漏りが起きなくても、一度雨漏りが発生したら注意が必要です。
雨漏りは屋根が原因と思われがちですが、屋根の劣化以外にも雨樋に落ち葉やゴミが溜まっていることで、雨水がうまく流れずに雨漏りが発生ケースもあります。
セルフチェックを行いましょう!
劣化のサインを見落とさないように、日頃から家の外壁や天井を意識して見るようにしましょう。
気になる箇所を見つけたら自己判断をせず、早めに専門業者に確認してもらうことをお勧めします。
定期的なメンテナンス
屋根の劣化は自分で気が付くというのが難しい場所です。
前回の塗装、もしくは新築してから約10年が経過していたら、メンテナンスの時期とも言えます。
目に見える症状は無くても、実は雨漏りの初期症状が潜んでいることもあります。専門の知識を持った業者に診断を依頼してください。
まとめ
梅雨入りする前に塗装工事をすることで、メリットも多く、雨漏りを未然に防ぐこともできます。また、梅雨が明け夏になると台風が多く発生します。
現在塗装工事を検討されている方は、ぜひ梅雨入りする前に塗装工事をされることをお勧めします。
プラニング・Kでは、無料診断を行っております。
『いつ塗装すればいいのか分からない』『塗装が必要かどうか見てほしい』といったご相談も受け付けております。是非、お気軽にお問い合わせください。
カテゴリ:塗装工事
2023年4月17日
屋根にはどんな塗料が良いの?
屋根は最も劣化しやすく、常に紫外線や雨に晒されています。そのため、定期的に塗替えなどのメンテナンスを行うことが重要なのですが、どのような塗料がいいのか分からない方も多いと思います。
今回は屋根の塗料についてご紹介していきたいと思います。
塗料の役割と効果
屋根は外観を美しく保つだけではなく、住宅の機能を守る役割をしています。例えば、屋根の劣化を防ぐ、雨漏りを防ぐ、断熱機能や遮熱機能を高めるといった効果があります。
長期間屋根のメンテナンスをしないと屋根の基礎部分が劣化し、雨漏りを引き起こしたりメンテナンス飛揚が高額になってしまいます。
屋根材に合った塗料を選択
まずはご自宅の屋根に合った塗料を選択しましょう。屋根材に適していない塗料を選んでしまうと、短期間で剥がれなどが起きてしまう可能性もあるので、長持ちさせるためにも屋根材に合った塗料を選びましょう。
特に注意が必要なのは、塗装メンテナンスが必要な瓦屋根です。粘土瓦の塗装は不要ですが、瓦屋根でもモニエル瓦やセメント瓦などの塗装が必須になる屋根の場合、必ず専用の塗料で塗ってもらうようにしましょう。
屋根材に合っているかどうかは、塗料のパンフレットなどで確認することができます。
塗料の種類
アクリル塗料
塗料の中で最も安いのがアクリル塗料です。耐用年数は5~7年で比較的短く、紫外線に弱く、塗装してから3年程で塗膜が剥がれる場合があるため、注意が必要です。メンテナンス費用をできるだけ抑えたい方には最適な塗料です。
シリコン塗料
シリコン塗料は塗料の中で最も人気の塗料です。耐用年数は10~13年と長く、コストパフォーマンスに優れた塗料です。塗料を何にするか迷っている場合は、シリコン塗料にすることをおすすめします。
フッ素塗料
フッ素塗料は近年採用されるようになった塗料です。費用は高額ですが、耐用年数は15~18年ととても長く、メンテナンス周期も長くなります。フッ素性塗料は親水性があり、汚れやほこりを洗い流してくれる効果もあります。
無機塗料
無機塗料は従来の有機物に加えて無機物を配合させた塗料です。費用は高額ですが、耐用年数は20~25年とフッ素塗料より耐候性があります。無機塗料は防汚性にも優れ、表面に汚れが付きにくい性質があります。
そのため無機塗装の上から再塗装をしてもすぐに剥がれてしまうことがあります。塗料の寿命が来た場合でも再塗装ができないことがあるため、その点には注意が必要です。
塗料の機能の種類
遮熱機能
夏になると室内の温度が高くなり、お悩みの方もいらっしゃるかと思います。遮熱塗料は温度上昇の原因となる赤外線を反射し、塗膜や屋根の表面温度を抑制させる働きがあります。
屋根に塗布することで室内の温度上昇を抑制し、室内環境の向上とともに家材の熱劣化を防ぐことができます。
断熱機能
断熱塗料は熱や冷気の侵入を防ぎ、室内の温度を逃げにくくする効果があります。もともと谷年の断熱材が充実している場合は断熱塗料を塗布しても効果が感じられない場合があるので注意が必要です。
光触媒塗料
光触媒塗料とは、化学変化を起こす触媒を混ぜ、セルフクリーニング機能がある塗料のことです。太陽の光が当たると自浄作用を発揮するため、ほかの塗料に比べて汚れが付きにくい性質があります。お手入れにかかる費用を大幅に削減した例もあり、長期的なコストカットをしたい人におすすめです。
まとめ
屋根は外壁とは違い、常に紫外線や雨に晒されており、建物の中で最も劣化しやすい部分になります。そのため屋根用の塗料はできるだけ耐候性の高いものを選ぶことをおすすめします。
2023年4月13日
現場調査って必要なの?
現場調査をご存知でしょうか?
屋根や外壁の塗装工事をする際、工事を依頼する業者にご自宅の状態を確認してもらう必要があります。
今回は、現場調査の必要性についてご紹介いたします。
現場調査とは
現場調査とは、施工業者が工事をする現場に事前訪問し、現状を把握するために行う調査のことです。
現場調査の必要性
塗装工事において最初の現場調査が非常に重要になります。
見積書を作成するにあたり、建物の状態を把握することが必要です。
そして、外壁材に合う塗料選びと補修方法、適正価格で工事を行うための提案をします。
現場調査は実際にどんなことをするの?
住宅の面積の測定、器具を用いて様々な箇所を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。
■非接触温度計
手の届かない場所、触れられない物などの温度も簡単に測ることができます。外壁の表面温度が上がります。
測定することで遮熱性を調査します。
■レーザー距離計
面から面までの距離を簡単に計測することができます。
例えば床から天井はメジャーなどでは測りにくく、誤差がも出やすいですが、レーザー距離計を用いると正確な計測が可能です。
■打診棒
肉眼では確認できない外壁の浮きや剥離などを診断する機材です。
外壁を叩いたり撫でるように転がし、その時の反響音や感触で判断します。打診棒はリフォームにおいて非常に大切な道具と言えます。
現場調査で確認するポイント
その① 外壁や屋根の面積
塗装する面積から工事にかかる費用を算出するために最も重要。
実際に塗装工事をする際には足場の仮設が必要になりますので、現場調査を行う際には、隣接しているお宅や周囲の道幅も同時に確認します。
その② 外壁や屋根の状態
外壁のチョーキングやシーリングの劣化の進行具合、また下地の状況を確認し、必要な下地補修や使用する塗料の選定を行います。
ひとつの家でも立地環境によって強く紫外線を受ける箇所、カビや苔が繁殖しやすい部分があります。
現状をしっかりと確認することで、適した補修や塗装工事をご提案することができます。
その③ 付帯部分の確認
外壁以外にも付帯部分の劣化状態を確認することが必要です。
ご自身で確認が難しい箇所は、特に劣化が進行している可能性があります。
現場調査の際は、ここにも注目👀
おそらく、施工業者と最初に対面するのが現場調査です。それまでは電話やメールでのやり取りがほとんどですが、見積りをする上で現場調査は必須です。
ご自宅で現場調査をする際に施工業者がどのような対応なのか、担当の方の人柄なども見ることができます。
大切な家の工事を安心してお任せしたいですよね。信頼のおける施工業者を選択することも塗装工事を成功させる重要なポイントになります。
現場調査にかかる時間は?
住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は30分~1時間程度で終了します。一般的に現場調査は費用がかかりませんので、しっかりと調査してもらいましょう。
日が暮れて暗い時間に現場調査を行うと、測定や劣化の確認が難しい場合があるので日中の明るい時間帯が適しています。
また、大雨や台風などで悪天候の場合は、日を改めて設定することをお勧めします。
まとめ
現場調査はそれぞれの住まいに適した施工をするために必要不可欠です。
現場調査を怠ると、正確な見積金額を算出することができず、工事が始まってから追加料金が発生したり、工事期間が延長になったりと問題が生じてしまう可能性があります。
現場調査の重要性を理解し、塗装工事を成功させるための第一歩にしましょう。
プラニング・Kでは、現場調査及び見積書の作成を無料で行っております。
是非、お気軽にご依頼ください。
カテゴリ:未分類
2023年4月10日
サイディングってなに?
サイディングという言葉をご存じでしょうか。サイディングには外壁材のことで、国内で主流に取り扱われています。サイディングには様々な種類や特徴があり、モルタルと並ぶ代表的な外壁材となっています。今回はサイディングについてご紹介していきたいと思います。
サイディングとは
外壁に貼る壁材のことで、近年では7~8割の住宅で使用されています。少し前まではモルタルが主流でした。しかし、工期が長いことや費用がかかることから、デザインの種類が豊富で、金銭面の負担が少ないサイディングへと流行が移っていきました。
サイディングの種類
・窯業系サイディング
窯業系サイディングはセメントと繊維質を主な原料としたサイディングです。サイディングの中で最も主流で、住宅外装シェアの7割を占めています。
セメントを使用しているため衝撃や火に強く、全体的に耐久性が高くなっています。また、レンガ風や石積調などデザインの種類も豊富なことから、人気のサイディングとなっています。
・金属系サイディング
金属系、というと少し前までは「トタン」が主流でした。しかし近年では「鋼板ガルバリウム」という素材を使用することが多く、窯業系サイディングに次いで人気のサイディングです。
裏材に断熱材が用いられるため、断熱性が高いのが特徴です。また、金属でできているので窯業系サイディングと比べて長期間メンテナンスを要しません。
・木質系サイディング
木の温かみを感じることができるサイディングです。木の性質上、経年劣化のダメージを受けやすく、こまめなメンテナンスが必要になります。そのため、屋根がついている所に一部分だけ使用するなど、工夫して使用してみましょう。
また、他のサイディングに比べて費用がかかるため、デザイン重視の方におすすめのサイディングです。
・樹脂系サイディング
フィルムやプラスチック製のパイプなどに使用される、塩化ビニル樹脂が主な原材料のサイディングです。日本ではあまり普及していませんが、アメリカでは外壁材全体の50%以上のシェア率を占めています。
軽量で撥水性があるため、主に寒い地方で普及しています。シーリングを使用せずに施工できるため、劣化しにくいのがポイントです。高機能ですが、取扱業者がまだまだ少ないため、施工のハードルは少し高めのサイディングです。
サイディングの耐用年数
サイディングの材質にもよりますが、
・窯業系 … 20~30年
・金属系 … 20~30年
・木質系 … 15~25年
・樹脂系 … 20~30年
とされています。サイディング自体の耐用年数は長めですが、シーリング部分や塗膜の防水性を保つには10年に1度、外壁塗装などのメンテナンスを行う必要があります。
シーリング材の耐用年数は5~10年、塗料の耐用年数は、使用する塗料にもよりますが、おおむね10年前後です。シーリングにひびが入っていたり、外壁にチョーキング現象が起きている場合はメンテナンスのサインです。
上記のようなサイディング本来の耐用年数を保つためには、シーリングや塗装のメンテナンスが欠かせません。
まとめ
サイディングは劣化が遅く、耐久性に優れた外壁材です。一方でサイディング本来の耐用年数を保つには定期的なメンテナンスも欠かせません。毎日目にするサイディングなので長く綺麗に保つように心がけましょう。
外壁塗装でお悩みの方は、お気軽にプラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:外壁
2023年4月6日
外壁はなぜ汚れるのか
新築から何年も経つと外壁が汚れてきてしまいます。汚れは外壁の塗膜を劣化させるので放置は良くありません。軽い汚れであればご自身で掃除をすることによって落とすことができますが、業者に依頼しないと落とせない汚れもあり、その見極めが重要になってきます。今回は外壁の汚れについてご紹介していきたいと思います。
【原因1】 カビ
外壁が黒ずんでいる場合、カビが原因であることが分かります。カビはジメジメした所を好むので、主に日当たりの悪い北面や風通しの悪い所で繁殖します。
日当たりでなくても根を広げてしまうので、カビの菌が発生するとお家がどんどん汚れていってしまいます。
【原因2】藻・コケ
外壁が緑色・黒色・黄緑色のような色になっていると、藻やコケが発生している場合があります。藻やコケは光合成をしますが、湿気も好みます。
ある程度日当たりがあり、湿気もたまりやすい部分の外壁に発生しやすく、お家の近くに草木がたくさん生えているようであれば、そこから藻やコケの胞子が付着してしまう可能性もあります。
【原因3】排気汚れ
外壁全体がくすんでいるグレーや黒のような汚れは車の排気ガスによって外壁が汚れている可能性があります。近くに高速道路や大きな幹線道路がある住宅は排気汚れが付きやすくなります。
また、排気汚れは徐々に拡大していくので2階や3階、屋根の下などよく確認しましょう。
外壁の汚れを除去する方法
水洗い
水洗いでほとんどの汚れを落とすことができます。スポンジで外壁を傷つけないようにやさしく擦ることで汚れが落ちます。
洗剤
コケやサビなどは外壁専用の洗剤を使用してスポンジで優しく擦ると落とすことができます。カビの根が深くまで浸透していると洗剤で落とすのは難しくなります。その場合、強く擦っても汚れは落ちず、外壁が傷んでしまうので注意が必要です。
業者に依頼
手の届かないところの汚れや、落ちにくい汚れがある場合は業者に依頼して汚れを除去してもらいましょう。業者であれば高圧洗浄機を用いて外壁を洗浄することができ、2階部分や屋根などご自身では手入れが難しい箇所も洗浄できます。
外壁の汚れを防止するには
汚れの目立ちにくい外壁カラーにする
白や黒といったカラーは塗った当初はかなりきれいに見えますが、経年劣化により黒ずみやコケなどが目立ちにくいカラーです。グレーやブラウンなど汚れが目立ちにくいカラーを選択すると良いでしょう。
汚れに強い塗料を使用
外壁の黒ずみ汚れを防止するには低汚染塗料を使用して外壁塗装をするのが有効です。低汚染塗料は親水性効果があります。親水性とは、外壁に水が付いた際、玉のように弾かずに表面に薄く広がることを言います。この効果があると、外壁と汚れの間に水が入りやすくなり、そのまま外壁から汚れを落としてくれます。
まとめ
外壁の黒ずみや汚れは様々な原因から発生します。汚れを放置すると見た目が悪くなるだけではなく、住宅の寿命にも関わってきます。外壁の汚れでお悩みの方は、業者に1度相談してみましょう。
カテゴリ:外壁
2023年4月3日
塗装工事中の空き巣にご用心!
塗装工事中に空き巣!?と思いますよね。
家を守るために行った塗装工事の最中に空き巣被害に遭うなんて、考えたくないものです。しかし、塗装工事中には空き巣被害に遭いやすい理由があるのです。
今回は、空き巣被害に遭わないための要点をご紹介します。
空き巣に狙われる理由
空き巣は、事前にどの家が入りやすいかを調査し、狙いを定めて侵入します。
そのため、狙われやすい理由を知っておくことが必要です。
■足場がある
塗装工事の際に設置する足場仮設。
足場の設置は、高所で作業する作業者を墜落などの危険から守り、作業員が安定した施工をするために必要不可欠です。
足場があると気軽に登ることができ、二階からでも侵入しやすくなってしまいます。
■養生シートで覆っている
足場に沿って住宅を囲うように養生ネットを取り付けることで、高圧洗浄による水分や塗装中の塗料の飛散を防ぐことができます。
養生によって、足場に人が立っていても気付きにくいという条件が空き巣にとって好都合となってしまいます。
防犯対策をしよう!
空き巣に遭わないためにも、しっかりと対策を講じることが必要です。
窓の施錠をする
塗装工事の場合は、室内の工事とは違い工事の際に在宅する必要はありません。
外出していても工事ができる為、施主にとっては生活を制限されることなく日常生活を送ることができます。
足場があることで2階からでも簡単に侵入ができてしまうので、家の窓は全て施錠をするようにしましょう。
職人さんとの挨拶やコミュニケーションをとる
塗装工事の場合は外出している間でも工事が進むため、立ち会いが必要な日以外は仕事をお休みしたり、外出を控えたりする必要はありません。
毎日、数人の職人さんが作業を行うため、普段の生活に比べると人の出入りが多くなります。よって、知らない人がいたとしても、『職人さんかな…』と思って過ごしてしまうかもしれません。
留守の間でも安心して工事をお任せすることができるよう、見慣れない顔の職人さんがいたらまずは挨拶をしてみましょう。挨拶を交わすだけでも顔を知ることができ、仮に不審者だった場合にも異変に気付くことができます。
防犯意識の高さをアピールするために
家の防犯設備を強化する
家や玄関の施錠はもちろんのこと、防犯対策として玄関や出入り口に人の出入りを感知するセンサー付きライトや防犯カメラなどを設置することをお勧めします。
その他、敷地に砂利を敷くことで歩くと足音が出るので、泥棒は侵入を嫌います。
家をきれいな状態に保つ
家の周囲の環境は防犯対策にとって非常に重要です。
家の中だけでなく、庭やガレージなど家の周囲や外観をきれいに維持することで、管理が行き届いた家だということがアピールできます。郵便物受けに郵便物や新聞を溜めないようにしましょう。
塗装工事を行うメリット
あまり手入れされていない庭や、屋根や外壁の汚れや傷みが目立っているような家は、家に対する関心が薄いと判断され、防犯対策が疎かになっている印象を与えてしまいます。
屋根や外壁の汚れや傷みは放置せず、定期的に管理を行い綺麗な状態に保つことが大切です。
更に!
泥棒は明るさを嫌う傾向があります。
外壁の色を明るい色にすることで外壁の周辺で身を隠すことが困難になり、怪しい動きをしていると周囲から目立ってしまいます。
また、庭が草木で覆い茂っていると窓や玄関が見えにくくなってしまいます。
死角を作らず、常に見通しの良い明るい環境をつくることが防犯に繋がります。
まとめ
塗装工事中の空き巣は、まずはしっかりと施錠を行い、防犯意識を持つことで防ぐことが可能です。
空き巣を寄せ付けないためにも、塗装工事で明るく美しい住まいにしてみてはいかがでしょうか。
プラニング・Kでは、屋根・外壁塗装工事の他、住宅のリフォームも行っております。ぜひ、お気軽にお問合せください。
カテゴリ:未分類