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2023年4月6日
外壁はなぜ汚れるのか
新築から何年も経つと外壁が汚れてきてしまいます。汚れは外壁の塗膜を劣化させるので放置は良くありません。軽い汚れであればご自身で掃除をすることによって落とすことができますが、業者に依頼しないと落とせない汚れもあり、その見極めが重要になってきます。今回は外壁の汚れについてご紹介していきたいと思います。
【原因1】 カビ
外壁が黒ずんでいる場合、カビが原因であることが分かります。カビはジメジメした所を好むので、主に日当たりの悪い北面や風通しの悪い所で繁殖します。
日当たりでなくても根を広げてしまうので、カビの菌が発生するとお家がどんどん汚れていってしまいます。
【原因2】藻・コケ
外壁が緑色・黒色・黄緑色のような色になっていると、藻やコケが発生している場合があります。藻やコケは光合成をしますが、湿気も好みます。
ある程度日当たりがあり、湿気もたまりやすい部分の外壁に発生しやすく、お家の近くに草木がたくさん生えているようであれば、そこから藻やコケの胞子が付着してしまう可能性もあります。
【原因3】排気汚れ
外壁全体がくすんでいるグレーや黒のような汚れは車の排気ガスによって外壁が汚れている可能性があります。近くに高速道路や大きな幹線道路がある住宅は排気汚れが付きやすくなります。
また、排気汚れは徐々に拡大していくので2階や3階、屋根の下などよく確認しましょう。
外壁の汚れを除去する方法
水洗い
水洗いでほとんどの汚れを落とすことができます。スポンジで外壁を傷つけないようにやさしく擦ることで汚れが落ちます。
洗剤
コケやサビなどは外壁専用の洗剤を使用してスポンジで優しく擦ると落とすことができます。カビの根が深くまで浸透していると洗剤で落とすのは難しくなります。その場合、強く擦っても汚れは落ちず、外壁が傷んでしまうので注意が必要です。
業者に依頼
手の届かないところの汚れや、落ちにくい汚れがある場合は業者に依頼して汚れを除去してもらいましょう。業者であれば高圧洗浄機を用いて外壁を洗浄することができ、2階部分や屋根などご自身では手入れが難しい箇所も洗浄できます。
外壁の汚れを防止するには
汚れの目立ちにくい外壁カラーにする
白や黒といったカラーは塗った当初はかなりきれいに見えますが、経年劣化により黒ずみやコケなどが目立ちにくいカラーです。グレーやブラウンなど汚れが目立ちにくいカラーを選択すると良いでしょう。
汚れに強い塗料を使用
外壁の黒ずみ汚れを防止するには低汚染塗料を使用して外壁塗装をするのが有効です。低汚染塗料は親水性効果があります。親水性とは、外壁に水が付いた際、玉のように弾かずに表面に薄く広がることを言います。この効果があると、外壁と汚れの間に水が入りやすくなり、そのまま外壁から汚れを落としてくれます。
まとめ
外壁の黒ずみや汚れは様々な原因から発生します。汚れを放置すると見た目が悪くなるだけではなく、住宅の寿命にも関わってきます。外壁の汚れでお悩みの方は、業者に1度相談してみましょう。
カテゴリ:外壁