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2023年6月26日

ベランダの手すりは塗装したほうが良い?

外壁塗装は付帯部も塗装をします。一部でも塗装が古くなっている所が残っていると、そこが却って目立ってしまうため、建物全体を綺麗にすることが美観を保持することに繋がります。ベランダの手すりも例外ではありません。

今回はベランダの手すりの塗装の必要性についてご紹介したいと思います。

手摺塗装の必要性

結論から言うと手摺の塗装はしたほうが良いです。もともとベランダは雨漏りしやすい箇所で、塗装はもちろんコーキングやパッキンなどで防水処理が施されています。塗装をすることで美観を保つ目的もありますが、雨から住宅を守る役割もしています。

また、錆によって手摺が朽ちてしまう可能性もあります。鉄製で作られている場合は、錆びると脆くなるため、そこに手を置いたり体重をかけてしまうと折れてしまう可能性があり、安全性に欠けます。

錆の浸食が進んでしまうと表面がボコボコになり仕上がりが悪くなってしうため、傷みが出てこないうちに塗装しておくことが重要です。

手摺の劣化症状

塗装の色落ち(チョーキング)

チョーキングとは手にチョークのような白い粉がつくことで白亜化現象とも呼ばれています。

これを放置するとさらに塗膜の劣化が進み、塗膜の剥がれが起こります。そのため、チョーキングや色褪せが発生しているのは劣化しているサインです。

塗膜の剥がれ

塗膜が剥がれて下地が見えている状態だと、手すりの建築材そのものの劣化が進んでいる可能性があります。この劣化を放置すると塗装だけではカバーできず交換しないといけなくなるため、早めの塗装をお勧めします。

錆の発生

上記の塗膜の剥がれに加えて、剥がれた内部の下地が錆びている場合、かなり劣化が進んでいると言えます。

軽度の錆であれば塗装でカバーできますが、サビの程度が酷くなっていると手摺の交換が必要になってきます。

損傷している場合の補修方法

錆が広がり腐食が起こってしまった場合、塗装では損傷した所を補修することはできません。ひどい場合、穴が開いていたり折れていたりするとそこから水が張り、さらに脆くなってしまう危険性があります。損傷した所は早く直す必要があるので、部分補修を行いましょう。

手摺のDIYは難しい?

「手すりくらいなら自分で塗装できそう」と思われがちですが、手すり塗装は非常に難しいのです。鉄部の塗装では下地調整を正しい知識と技術で行うことが非常に重要で、これができないと塗装しても塗料を塗った部分にしっかり塗膜が形成されず、すぐに剥がれてしまう恐れがあります。

また、手すりや鉄柵の塗装というのは外壁や屋根などの塗装を行う際に併せて行うケースが多いです。外壁塗装はお住まいを囲むように足場を設置して塗装を行うので、同じ足場を使えば手すりや鉄柵も塗装しやすい状況になっています。しかしDIYで手すりや鉄柵だけ塗装する時に足場を仮設することはありません。

足場がなければ手すりや鉄柵をしようとしてもどうしても塗装できない箇所も出てきますし、何より手すりや鉄柵は高所に設置されている場合が多いため非常に危険です。そういった安全面でもDIYでの塗装はおすすめできません。

まとめ

今設置されている手すりや鉄柵の塗装は必要かどうか、手すりや鉄柵だけの塗装は依頼できるのかなど依頼前の検討段階で悩む方がいらっしゃいます。

私たちプラニング・Kでは外壁塗装はもちろん、手すり塗装のご依頼も承っております。点検やご相談、お見積りの作成は無料ですので、お住まいのことでお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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