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2023年6月29日
外壁塗装と屋根塗装は同時にするべき?
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと費用面や労力、時間など大きなメリットがあります。塗装工事は、約10年周期で行われる、お家にとって大切なメンテナンスのひとつです。
定期的に行う必要があるということは、そのぶん費用もかかるため、少しでもかかる費用を抑えて、普段の生活に回したいですよね。今回は外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
メリット
費用が抑えられる
屋根と外壁塗装を同時に行うことで費用が安くなる理由は、足場費用にあります。外壁塗装と屋根塗装を別々にした場合、外壁塗装時と屋根塗装時でそれぞれ足場を設置する必要があるため、2回分の足場設置費用がかかります。
しかし、外壁塗装と屋根塗装を同時にすると足場の設置が1回で済むため、1回分の足場の設置費用を節約することができます。足場費用は塗装工事費用全体の20パーセントを占めます。
一般的な住宅でも15~30万円程度かかるので、1回分の足場費用を削減できると、大きな費用削減になります。
色選びが自由
外壁だけを塗装する場合、既存の屋根色に合わせて色を選びます。逆に、屋根だけを塗装する場合、既存の外壁に合わせて色を選ぶようになります。しかし、屋根と外壁を同時に塗装する場合は、外壁の色も屋根の色も変えることができるため、自由に配色を決めることができます。そのため、外壁も屋根も大きく印象を変えることができます。
手間が少なくて済む
業者を探して依頼をし、現地調査、工事の打ち合わせ、日程の調整などを行うためにはそれなりに手間がかかります。業者探しなどは最も難しいため、一か所の業者に依頼してしまった方が気持ち的にも時間的にも負担が少ないかもしれません。一度に外壁と屋根を施工してしまえばこういった手間を少なくすることができます。
デメリット
1回に支払う金額が高くなる
外壁塗装と屋根塗装を同時に行うと、当然外壁塗装と屋根塗装の費用を同時に支払うようになります。別々に塗装する場合と比べて、1回に支払う金額が高くなるのはデメリットと言えます。しかし長期的に見ると、塗装メンテナンスにかかるトータルの費用は抑えることができます。
工期が長くなる
外壁だけor屋根だけ塗装する場合と比べると、工程や作業内容が増えるため、工事期間が長くなります。大体2週間ほどかかりますが、天候によるずれや劣化状況によってはもう少し伸びる可能性があります。
外壁と屋根が同じ劣化症状とは限らない
屋根と外壁では屋根の方が劣化しやすいと言われています。同じタイミングで塗装工事を行ったとしても、次の塗装工事のタイミングはずれてしまう可能性があります。
もし同時に塗装する場合は、どちらかが塗装が必要になった時点で施工する必要があるので、外壁の劣化がそれほどひどくない状況で施工をすることになる可能性もあります。
ただし、劣化状況に差はあったとしても、数年程度で外壁の塗装も必要になります。メンテナンスはあまりギリギリに行うのもよくないので、少し余裕をもって早めに施工しても良いでしょう。
まとめ
外壁塗装と屋根塗装は同時に行うのがおすすめです。実際、多くの方が外壁と屋根の塗装を同時に行っています。一度にまとまったお金を用意しないといけませんが、長期的に見ると安く抑えられるで一度検討してみても良いでしょう。
また、費用以外にも依頼を一度に済ませられるなどのメリットもあります。業者選びはその分慎重に行う必要がありますので、必ず複数業者に依頼して対応や実績、見積額などを確認するようにしましょう。
カテゴリ:塗装工事