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2023年8月21日
汚れにくい壁にするには
外壁塗装の目的は家を美しく見せてくれる美観の目的と、家を守る保護の目的があります。その2つの目的を維持するためには、外壁を汚れにくくすることが重要です。今回は汚れにくい外壁にするためのコツをご紹介します。
汚れの種類
・コケ、カビ、藻
日当たりが悪い、風通しが悪い、湿気が溜まりやすいといった条件の外壁によくみられるのがコケや藻です。建物の北側や、隣家と接している外壁などに多く発生します。コケやカビが発生すると、緑色の汚れとなって外壁にこびりつきます。
長期間放っておくと外壁の劣化が早まったり、内部に水気が侵入するなど、建物自体に悪影響を与えることに繋がります。
・雨だれ
雨だれは、窓枠、換気口など壁にある突起物、その他雨が当たるようなところならどこでもでてくる厄介な汚れで、水が垂れたような黒いあとのことです。放っておくと汚れが濃くなっていき、建物全体が黒ずんで見えてしまいます。
雨だれを防ぐには、「水切り」を設置し雨水が壁に流れないようにすることが大切です。
・排気ガス、埃
外壁は常に外気に晒されているため、排気ガスや土埃による汚れが付着します。黒やグレー、茶色の汚れとなって外壁に現れます。建物に悪影響を与えることは有馬園が、外壁全体がくすんだ印象になってしまいます。
塗料
汚れにくいという性質のことを低汚染と言い、この性能を備えた塗料は各メーカーから非常にたくさん出ています。それだけ汚れにくさというのは外壁塗装にとってとても重要であることが分かります。
また、塗料は「艶あり」にすると、表面がつやつやとした輝きのある外壁になります。「艶なし」にした場合は、光沢はなくマットで落ち着いた印象の外壁になります。どちらもメリット・デメリットがありますが、汚れにくさで決めるなら「艶あり」がおすすめです。
艶ありは、表面がつるつるしていて水を弾きやすいため、汚れに強い外壁になります。艶なしにすると、表面がざらざらとして細かな凹凸ができるため、その隙間に汚れが付着しやすくなってしまうためです。
外壁の色
綺麗な外壁が長持ちする超低汚染の塗料ですが、通常の塗料に比べて少し値段が高くなります。予算の関係で難しい場合は、汚れが目立ちにくいグレーやアイボリー、ブラウンなどの色を選ぶのがコツです。
外壁が汚れてきた場合…
どれだけ汚れない塗料を使用していても、時間が経つと外壁は汚れてしまいます。その場合の対処法についてご紹介します。
・ホースで水をかける
ホースで球に水をかけてあげて、汚れが特にひどいところなどを流します。高所での作業は非常に危険です。はしごを使用したり、屋根に上ったりするのはやめましょう。
・スポンジでこする
コケやカビ、藻はスポンジなどでこすると落ちます。強く擦りすぎると外壁や塗膜が傷んでしまうため、やさしくこすって洗い流しましょう。
・業者に依頼
プロの技術と、道具を使ってしっかりと汚れを落としてくれます。ただ、相場は外壁塗装工事の高圧洗浄よりも高い場合が多いです。
まとめ
汚れが目立たない外壁にするには、外壁の種類・色・塗料選びがポイントになります。一方で、汚れにくさばかりに囚われると、理想とするお家の外観からかけ離れてしまうこともあります。自分自身の希望と機能性のバランスを取りながら、外壁づくりを行いましょう。
カテゴリ:外壁