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2023年9月21日
外壁塗装が相場より高くなるケース
外壁塗装の見積をとると思ったより高いな…と思ったことはありませんか?外壁塗装の相場は90~120万円程度です。しかし、外壁塗装は1棟1棟に合わせて工事をするので定価というものがありません。
そのため、今回は外壁塗装の見積が相場よりも高くなるケースについてご紹介していきます。
相場よりも高くなる条件
・家の面積が大きい
家の面積が大きいと、塗装面積だけでなく、足場面積や付帯物の戸数も多くなり、全体的に費用が上がってしまいます。また、建物の大きさが同じくらいでも、凹凸のある建物の方が真四角な建物よりも価格が高くなります。建物の形状や大きさで工事価格が変わることも注意が必要です。
・建物の劣化が激しい
建物の劣化が激しいと、補修工事が多くなり、費用も高くなります。例えば、外壁が剥がれていて、一部交換しなければいけない、雨樋が外れていて、一部交換が必要、シロアリの被害がある、など劣化が酷い場合は、塗装だけでは補修しきれないので費用が大幅に高くなります。
・職人が下請け業者
外壁塗装は営業会社と施工業者が違う、いわゆる下請けが当たり前の業界になります。
下請けを使う業者は、当然ですが自社で施工を行う会社に比べて中間マージン(費用の20%~30%)が発生する分、費用相場は高くなります。
塗装費用を抑えたいのであれば、下請けに委託しない塗装専門業者に依頼するのがおすすめです。
悪徳業者に注意
上記のような理由はある場合は費用が高額になってしまいますが、疑ったほうが良い高額な見積もりもあります。
単価金額が高い
単価設定を高くして、契約時に「今契約してくれれば60万円値引きしますよ」と言ってくるところもあります。一見お得に感じますが、実は最初に提示していた金額が高かっただけ、というケースが多いです。セールストークに引っかからないためにも相場通りの単価で見積をしてくれる業者が安心です。
大幅値引き
悪徳業者は実績を増やしたいという理由で、値引きをして契約を取ろうとするケースがあります。まず非常に高い費用を提示し、相場と比べてもまだ高い価格に下げて「さも値引きしたように見せる」という手口です。値引きの例には、以下のようなものがあります。
・モニター料金で割り引く
・この地域限定でキャンペーンを行っている
・今月いっぱいは30%引きで契約できる
・うちと契約すると足場代を無料にする
上記のようなことを言いながら、当初の提示金額から半額ぐらい下げてきます。このような大幅値引きがあれば悪徳業者を疑ったほうが良いでしょう。
余計な見積もりが入っている
やらなくても良い余計な工事が入っている場合も注意しましょう。
例えば、雨樋が一部われているだけなのに補修ではなく全交換になっていたり、まだ使えるカーポートの屋根の交換が見積に入っている、などということがあります。
相談もなく交換工事などの大きな工事が入っている場合は、必ず説明を受けましょう。
対処法
悪徳業者の疑いのある場合は、以下のように対応しましょう。
・即決しない
・はっきり断る
・業者の口コミや情報をネットで探す
まとめ
外壁塗装の費用相場は一般住宅で90~120万円程度です。ただし、住宅の面積が広い、職人が下請け、修繕箇所が多い建物、悪徳業者に依頼してしまうなどとすると相場よりも高くなることがあります。
尚、塗料単価や道具・職人の人件費が高騰していることから年々外壁塗装の費用相場も上昇傾向にあります。外壁塗装を検討中の方は早めの施工がコストパフォーマンス的に見ておすすめです。
ご不明な点がございましたら、お気軽にプラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:塗装工事