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2024年1月15日
別荘の外壁塗装
都会の喧騒と無縁の山や、時間によって変わる海の色、澄んだ空気が爽やかな高原、そんな場所でのんびり過ごす…そんなすてきな余暇を叶えてくれる別荘。『長期休暇や週末は別荘暮らし』なんて生活、憧れますよね。
しかし、別荘は老朽化しやすいということをご存じでしょうか?
今回は別荘の外壁メンテナンスについてご紹介していきます。
老朽化しやすい理由
別荘は通常の戸建住宅とは違い、自然の中に建っていたり、年間を通して人がいない期間がほとんどだったりします。日常と離れた環境でリフレッシュするには最適ですが、建物の劣化要因やリスクも住宅地とは違います。
海辺や水辺沿いにある別荘
海や水辺の近くで予想できるのが塩害です。塩害だけだと建物のメンテナンス周期を短くすれば被害を予防できるのですが、厄介なのが強風により砂も飛んでくることです。
砂浜の砂にも塩が含まれています。外壁や屋根についた砂をそのままにしておくと 外壁の劣化に繋がります。
山や森にある別荘
山奥や森の中は湿気が多いです。湿気が多いと外壁は色あせしやすくなり、カビも生えやすくなります。森の中ではコケやツタなどの植物が付きやすく、これも外壁を劣化させる原因になります。また、秋から冬にかけて大量の落ち葉にも悩まされる場合もあります。
高原にある別荘
高原は日差しが強く、紫外線の影響を受けやすい場所です。
標高が高くなると、空気も薄くなります。その結果、太陽光が散乱せず、そのまま届くようになり、紫外線も増えてしまいます。
紫外線の強い場所では、外壁の色あせが起きやすくなります。色あせは塗料の保護能力が落ちるので、外壁の劣化が早くなります。
別荘の外壁を長持ちさせるコツ
外壁素材
外壁に使う塗料の耐用年数によってメンテナンスを行う周期は大きく変動します。塗装だけでなく、外壁そのものの張り替えを行うことによって、より建物の耐久度が高まります。様々な素材があるため、立地や劣化状況に応じて適切な素材を選択しましょう。
塗装
定期的に塗り替え工事を行うことです。ひび割れなどの大きなトラブルが起きてしまうと、外壁の塗り替えだけでは対処できなくなってしまいます。
大きなトラブルに対処するためには大規模な工事が必要になるので、その分のコストもかかります。そのため、トラブルが大きくなる前に定期的に塗り替え工事を行って補修しましょう。
早めの掃除
次の滞在の時に…と後回しせず、早目に外壁の掃除を行いましょう。
いくら機能性に優れた塗料を使っていても、外壁が汚れた状態のまま放置していると本来の機能を発揮できません。
こまめに外壁表面の掃除をして、塗料の機能を活かすことのできる環境を維持することが、外壁を長期間守ることにつながります。
塗料の機能性を最大限発揮するためにも、できる範囲内で外壁の掃除をするのがおすすめです。
まとめ
街中にある一般的なお住まいよりも手がかかってしまうのが別荘です。頻繁に訪れるという方も、たまにしか訪れないという方も、街中の建物よりも早めのメンテナンスを心掛けてあげてください。
外壁塗装や屋根塗装といった塗り替えも街中の建物よりも早めの周期で行いましょう。メンテナンス時期を逃してしまうと、劣化が進み、取り返しのつかないことになりかねません。
所有している別荘が、築10年以上経過しているか、前回の外壁塗装から10年以上が経過している場合は塗り替えのサインですので、現地の業者に依頼して対策を講じるようにしましょう。