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2024年3月21日
外壁塗装 ~塗り残しトラブル~
塗装工事がようやく終わって、家が見違えるように美しくなったと喜んでいた矢先、塗り残しが見つかったらショックですよね。
実際に塗り残しを見つけたらどうすればいいの??と、混乱してしまうかと思います。
そうならないためにも、今回は塗り残しトラブルと見つけた時の対処法をご紹介いたします。
塗り残しとは
塗り残しとは…屋根や外壁の一部が塗装されず、そのままの状態になることを指します。
塗り残しが起こりやすい場所
■エアコン室外機の裏側
エアコンの室外機の裏側は、塗り残しが多い箇所です。
室外機を少し前に移動させ、ホース周りなども塗装を行います。
細かい箇所は刷毛などを使用し丁寧に塗装しますが、刷毛が入らない狭いスペースは塗り残しが生じてしまう可能性があります。
■鼻隠し
鼻隠し(はなかくし)とは、雨樋の裏側にあたり、塗り残しが多い箇所です。
鼻隠しは、屋根からの雨水が飛び散るため、塗装を怠ると雨漏りの原因にもなりやすい箇所です。
■軒天
軒天(のきてん)とは、屋根の裏側の天井部分で、外壁から外側に突き出して見える部分を指します。
覗かなければ見えないため、施工業者も塗り残しを見落としやすい箇所です。
また、軒天は日陰になる部分なので、塗装範囲が確認しづらく、塗り残しが発生することもあります。
■窓枠
まず気になるのは、見栄えが悪くなってしまうことです。
窓のサッシ周りに塗り残しがあると、目立ってしまいます。
既存の色とは異なる色で塗装することが多いため、より塗り残しが際立ってしまいます。
■ガス給湯器の配管の裏側
ガス給湯器を使用しているお宅は、給湯器周りに様々な配管が集中しています。
給湯器は動かすことができないため、配管の裏側に塗り残しが生じやすくなります。
また、水道メーターの周辺も塗り残しが生じやすい箇所です。
塗り残しが生じる原因
塗り残しが発生する原因としては、職人さんの見落としと施工する環境が原因になることがあります。
外壁塗装工事は屋外での施工のため、天候によって左右されてしまいます。
梅雨の時期や長雨が続いた時は、工事の一時中断を余儀なくされます。
いざ工事を再開した時に何処まで施工していたかわからなくなってしまい、塗り残しが発生するケースが発生します。
塗り残しが引き起こす問題
塗り残しの主な原因は、外壁塗装工事の施工ミスであり、これが建物の耐久性や美観に悪影響を与えます。
放置するとどうなる!?
➊美観が損なわれる
塗り残しがある状態は、見た目にも納得できるものではないかと思います。
場所によっては目立ちやすく、きれいに塗り直しをしてもらわない限りは気持ちも晴れません。
信頼のできる業者を選び細かいところまでやり取りを行い、未然に防ぐことも必要です。
❷本来の機能が発揮できない
塗り残しの一番の影響は、塗装前よりも外壁や屋根の耐久性にダメージを与えてしまうことです。
塗装工事をする前に行う高圧洗浄によって、長年の汚れや埃だけでなく、古い塗膜まで除去してしまいます。
従って塗り残された箇所は、外壁を保護していない状態になってしまっているということです。
そのまま放置すると、紫外線や雨風の影響を受け、劣化が進行してしまいます。
塗り残しを防ぐ方法
工事期間中は在宅していたらいいの?
確かに家にいると、職人さんが毎日どこを作業しているかを確認できるかと思います。しかし、毎日ずっと監視しているわけにもいかないですよね。
屋根や外壁塗装は屋外での作業になりますので、立ち会いが必要な時以外は基本的に外出していただいて構いません。
そこで重要になるのが、施工業者とのやり取りです。
進捗状況や今後の作業の流れなど、コミュニケーションをとることで信頼関係を構築し、留守の間でも安心して工事を任せることができます。
塗り残しを見つけたら?
塗装工事が終了したら、施工業者による最終確認を行います。
塗り残しや不備がないかをチェックし、仮に塗り残しがあった場合は、きちんと塗装が完了した後に引渡しとなります。
もし、工事終了後にご自身で塗り残しを見つけた場合は、早急に施工業者に連絡しましょう。
まとめ
塗り残しがあった場合、見た目だけでなく、本来の耐久性まで影響を及ぼします。
契約時には工事内容や施工範囲、アフター保証等もしっかり確認しておくことをお勧めします。
塗り残しトラブルを起こさないためにも、塗り残しが起きやすい場所や原因を知り、後悔のない塗装工事をしましょう!!
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