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2024年4月11日
高圧洗浄で起こるトラブルと対策
外壁を塗り替える際に欠かせない、外壁の高圧洗浄。また、ホームセンターなどに行くと家庭用の高圧洗浄機も売られているので、ご自身で高圧洗浄機を使って外壁を綺麗にしようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、高圧洗浄機を誤った使い方をすると思わぬトラブルを招きます。今回は高圧洗浄で起こるトラブルについてご紹介します。
高圧洗浄のトラブル事例
・外壁材やコーキングが剥がれる
高圧洗浄の水圧で外壁材を傷めてしまう可能性もありますが、外壁材がはがれるのには、汚れが落としきれていないという原因も考えられます。
汚れが残っている箇所には塗料が密着しづらく、せっかく塗った塗料がはがれ落ちてしまう可能性があります。
また、コーキング箇所は、強い水圧でダメージを受けやすく、経年数で塗装がはがれやすくなっている可能性もあります。
・換気口や隙間から水が侵入する
高圧洗浄中、水が換気口や隙間から建物内部に浸入することがあります。
これは不適切な水圧や方向で洗浄を行った場合に発生しやすく、内部の構造に損傷を与える可能性があります。
また、窓や扉が閉まっていないと室内に水が中に入ってしまいます。換気扇を消し忘れることもよくあるパターンです。
・音や水しぶきによる近隣トラブル
高圧洗浄作業中の音や水しぶきが近隣住民に迷惑をかけることがあります。
風の強い日には水が飛散し、洗濯物が干せないといった苦情が生じることもあります。こういった問題はコミュニケーション不足が原因で起こります。
トラブルの対処法
水圧に気を付ける
高圧洗浄機を使う時には、水圧の強さに気をつけることが大切です。
外壁掃除では、高い位置から水を流して汚れを落としていきますが、水圧は弱めに設定しましょう。
最初から最大の水圧にすると外壁が傷つく可能性があり、弱い水圧で様子を見ながら徐々に強くしていくことで、外壁を傷つけるリスクを減らして、汚れをキレイに落とすことができます。
洗浄前には必ず施錠の確認をする
高圧洗浄作業中、水が窓やドアの隙間から建物内部に浸入する可能性があります。
事前に窓やドアの戸締りを確認し、しっかりと閉めておきましょう。また、換気扇も、換気口が閉められるタイプの場合は閉めておくことおすすめします。
近隣挨拶に行く
高圧洗浄は作業音や水しぶきが近隣住民に迷惑をかける可能性があります。
トラブルを回避するためには、事前に近隣住民に一言挨拶に行くことが大切です。
作業の日時や予定される騒音について説明し、理解を得ることでトラブルの発生を軽減できます。
業者に依頼する
高い技術力を持つ優良業者を選ぶことで、トラブルのリスクを軽減することができます。
高圧洗浄は、外壁の状態や場所に応じて水圧を適切に調整する必要があり、熟練した技術が求められる作業です。
建物や外壁の構造に精通した職人なら、適切な高圧洗浄を行うことができます。
優良業者を選ぶコツ
高圧洗浄を自分で行うことで費用を節約しようと考える方もいるかもしれませんが、自身で行うことはおすすめできません。
多くの実績を持つ塗装業者なら豊富な経験から適切な洗浄方法や薬剤を提案してくれます。業績が豊富であることは、お客様からの信頼の証です。気になる業者がいればWEBサイトで実績の事例や長い歴史を確認してみましょう。
また、高圧洗浄では、外壁の状態に合わせて洗浄方法や薬剤を選定していきます。点検時の説明が不十分であり、質問に曖昧な回答がある場合、安心して依頼することができません。
疑問や不安点に対して、きちんと対応してくれる業者を選びましょう。
まとめ
今回は外壁の高圧洗浄のトラブルについてご紹介しました。また、お家を高圧洗浄でキレイにしたい方は、外壁塗装とセットで行うことをおすすめします。
劣化箇所を早く補修でき、お家も新築のように綺麗になります。
外壁塗装をご検討の際は、ぜひプラニング・Kにご相談ください。
カテゴリ:外壁