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2024年7月8日
超低汚染塗料って何??
住宅用塗料には、遮熱・防水・防カビなど、様々な機能を持つ塗料があります。
その中に、建物の美しさを維持することを目的に開発された『 超低汚染塗料 』があります。
念願だったマイホームを購入し、数年で外壁が色褪せた…。汚れが目立ってきた…なんてことになるとショックですよね。
そんな悩みを軽減してくれるのが、超低汚染塗料です。今回は超低汚染塗料の魅力についてご紹介いたします。
超低汚染塗料とは
汚れにくい機能に優れ、細かな汚染物質でさえも付着しにくく、長い期間において外壁の美しさを保ちます。
近年、黄砂や排気ガスなどの汚染物質の増加により、建物の美観を長く保持する機能を持つ塗料の需要が高まり、注目されている塗料です。
超低汚染塗料と従来の塗料との違い
従来の塗料は表面がザラザラしており、汚れが付着しやすい構造になっています。一方、超低汚染塗料は表面が滑らかで親水性に優れているため、汚れが付きにくく、付着した汚れも雨水で洗い流されやすくなっています。
超低汚染塗料の汚れにくさの秘密
高性能な樹脂を使用
超低汚染塗料はフッ素樹脂などの高性能な樹脂が使用されています。これらの樹脂は、表面に油膜を形成し、汚れの付着を抑制します。
親水性によるセルフクリーニング
超低汚染塗料は「親水性」という性質を保持しています。
従来の塗料とは異なり、汚れが付きにくく、長時間美観を維持できる画期的な塗料です。
また、塗膜表面が水となじみやすく、汚れの付着を抑制し、仮に汚れが付着しても雨水によって汚れが洗い流されます。
この機能をセルフクリーニングといいます。
雨だれによる汚れが付きにくい
雨だれとは、外壁に付着した汚れや排気ガス等の空気中の汚れが雨に混じって流れ、外壁表面にできる汚れです。
特に窓サッシやタイルの上、ベランダやバルコニーの手すりは埃が溜まりやすく、雨だれができやすい場所です。
雨だれがあると外壁が一気に汚れたように感じてしまいます。
しかし、低汚染塗料は雨で汚れを洗い流すため、このような雨だれが発生しにくくなります。
カビや苔の増殖を防ぐ
外壁に生えるカビや苔は、日当たりの悪い場所や、隣家との外壁が近いことで発生しやすくなります。
湿気が多くなり、外壁に付着した埃が水分を吸収しカビや苔が発生しやすくなります。
低汚染塗料は埃や汚れは付着しにくいため、カビや苔の発生を抑制することができます。
超低汚染塗料のメリットとデメリット
◎メリット
・美観を維持できる
・塗り替えサイクルが長くなる
・環境にやさしい
×デメリット
・従来の塗料に比べて価格が高い
超低汚染塗料は特殊な配合のため、従来のシリコン塗料に比べると若干高価になります。
汚れが付きにくいだけじゃない!超低汚染塗料の魅力
超低汚染塗料は汚れが付きにくいだけでなく、他にもメリットがあります。
早速、見ていきましょう🔍
■遮熱効果の保持
一般の遮熱塗料は経年とともに付着した汚れが熱を吸収するため、徐々に遮熱効果が低下していきます。
しかし、遮熱機能を兼ね備えた低汚染塗料は汚れが付きにくいため、汚れによる熱の吸収を防ぐことが可能です。
■コスト削減
外壁に汚れが付着しにくいということは、洗浄したり塗替えの頻度を減らすことができます。
外壁塗装は1回の費用も高額なため、少しでも長い期間において美しい外壁を維持できるというのは大きなメリットとも言えます。
まとめ
このように超低汚染塗料にはたくさんの魅力があります。超低汚染塗料で、外壁を美しく長持ちさせ、快適な暮らしを実現しましょう。
プラニング・Kでは、超低汚染塗料を取り扱っております。お客様のご要望に合わせた塗料をご提案いたします。
現場調査・見積のご依頼は無料で承ります。外壁塗装をご検討中の方は、是非一度ご相談ください。
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