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2024年7月11日
防水工事って本当に必要?
防水工事の必要性について考えたことはありますか?雨漏りや水漏れなど、生活に支障をきたした場合は業者に連絡をする方が多いと思います。
しかし、そうでない場合は、気にする方はあまりいないのではないでしょうか。雨漏りや水漏れは、目に見えて現れないと気付きません。
防水を施している場所に異常が見つからなくても、時間の経過とともに劣化している可能性もあります。
そこで今回は防水工事の必要性についてご紹介していきます。
防水工事はなぜ必要なのか
建物は経年劣化や紫外線、雨風によってひび割れや雨漏り、腐食などの被害によって寿命は短くなり、建物内の物などに影響を与えます。
他のダメージとしては沿岸部などを中心とする、潮風による塩害や湿気による外壁へのひび割れから雨漏りや腐食といったケースもあります。
こうした建物の劣化に際し、耐久性や防水性を高めるために外壁塗装やひび割れの修繕工事、特殊シートを使用して防水工事を行う必要があります。
防水工事は、雨漏り防止の工事だけではなく、外壁や屋根等の劣化箇所の補修や防水性を高めるための塗装など、住宅に様々な内容が含まれているのです。
防水工事が必要な箇所
陸屋根
屋根全般的に防水工事は必要ですが、特に陸屋根は防水工事必須です。陸屋根とは、勾配がなく真っ平な屋根を指します。
微妙な勾配こそつくられていますが、水が溜まる可能性が高く雨漏りのリスクは一般的な屋根に比べて高いと言えます。
ベランダ・バルコニーの床
ベランダやバルコニーの床は、一般的に四方が壁に囲まれており、勾配がほとんど付けられていません。
さらに、内側は日当たりも悪く、一度水が溜まってしまうとなかなか乾きにくいため、防水工事が必要な箇所です。
外壁
雨漏りは、屋根や天井だけではなく外壁が原因のことも多いです。耐久性に優れている外壁であっても年数が経つごとに劣化していきます。
ひび割れや塗装の剥がれなどの劣化を放置し、外壁の内側にある防水シートが雨水で濡れてしまうことで、ダメージを受けます。
防水工事が必要な劣化症状
以下のような症状がある場合、修繕を検討しましょう。
・雨漏りしている
すでに雨漏りしている場合は、防水層が劣化しており、早めに対策をしないと内部の修繕が必要になる可能性もあります。
・水たまりができている
水がたまったままの状態だと防水層が劣化します。また、排水機能に問題がある可能性があります。
・塗装の剥がれ・ひび割れがある
剥がれやひび割れがあるとそこから水が侵入して防水層の内側に入り込んでしまいます。
塗膜と下地の間に水が溜まってしまうことで、塗膜が膨れ、最終的には防水層ごと剥がれてしまい、雨漏りの原因となります。
防水工事を行うメリット
・建物の寿命を延ばすことができる
防水工事をすることで、雨漏りや水漏れなどが起こらなくなるため建物が傷みにくくなります。
耐水性も上がるため建物の内部に水分が入り込みにくくなり、腐食なども起きづらくなるため建物の寿命を延ばすことに繋がります。
・カビやダニ、シロアリが発生しにくくなる
カビやダニ、シロアリは湿気が多い環境を好みますが、防水工事をすることで室内に雨漏りや水漏れがしなくなるため、発生しにくい環境を作ることができます。
住宅を痛めてしまうだけでなく、住む人の健康面にも影響を及ぼすため防水工事を行っておくと良いでしょう。
・台風や梅雨の時期も安心
建ててから年月が経っている建物の場合、台風や強い雨風が吹いていると雨漏りが心配になりますよね。
防水工事をしておけば、これからくる台風シーズンも安心して室内で過ごすことができます。
防水工事が必要なタイミングが分かり事前に対策ができるため、定期的にチェックやメンテナンスはしっかり行いましょう。
まとめ
防水工事は建物の寿命も延び、快適に過ごすことができるようになるため、必要不可欠な工事です。
住宅に住む人の健康面にも影響してくるため、防水工事を定期的に行い安全で安心できる建物にしましょう。
カテゴリ:防水