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2024年7月18日

外壁塗装中の台風対策

外装塗装工事は、天候によって工事の内容や日程に影響が出ます。「強風で足場が倒壊しないか、家は大丈夫かな」と不安になる方も多いかと思います。

過去の台風でも工事中のビルの足場が倒壊した現場がニュースで映し出されているので、自宅で事故が起きないかと余計に心配になりますよね。

今回は外壁塗装の台風対策をご紹介していきます。

どんな被害が想定される?

まずは、外装塗装や外構工事中の台風による被害にはどんなものが想定できるのか、見ていきましょう。

足場が倒壊する可能性がある

塗装する場所の周囲を囲むように組む足場は、崩れないよう頑丈に組まれています。

しかし、強風などの影響で足場が倒壊する可能性はゼロではありません。そのため、施工側は台風が来る前に事故防止の対策を立てます。

外壁材の落下の危険性

外壁材は劣化してくると剥がれ落ちたり、強風が当たって落下したりする可能性があります。また、台風で雨が降ると塗料が完全に乾きません。

乾燥しきっていない塗料の上にさらに重ね塗りすると塗料がひび割れて剥がれ落ち、外壁材が落下する原因となることもあります。

雨漏り

外壁にひび割れなどがある場合、台風によって雨が割れ目から入り込み、雨漏りする可能性があります。

また、染みこんだ水をそのまま放置しておくと、室内の天井や壁のカビ、クロスの剥がれなどにつながってしまうこともあります。

工期の延長

湿度85%以上や雨が降っている場合は、施工不良に繋がる可能性があるため塗装工事は行えません。

延長に対して費用はかかりませんが、工事中のストレスが長引いてしまいます。

対策

・メッシュシートを畳む

外壁塗装施工中の台風被害のなかで、最も避けたいのは足場が倒れることです。強風によって足場が倒壊し、近隣住宅や歩行者にまで被害が及ぶことは何より危険です。

外壁塗装ではメッシュシートと呼ばれる薄い膜のようなものを貼って塗料やゴミの飛散を防ぐようにしています。

しかし、台風の際にメッシュシートが広がったままだと、強風を受けて足場が揺れ、最悪の場合は倒壊してしまいます。

そのため、台風が近づくと、シートを足場に巻きつけるようにして畳みます。これはどの外壁塗装業者も行っていますが、不安な場合は事前に確認しておきましょう。

・壁あてで足場を固定

外壁塗装業者が台風対策として行っている作業が、「壁あて」で足場を固定することです。

壁あてとは、足場が強風でも倒れないようにしっかり固定するための器具です。塗装の邪魔になってしまうため、普段は緩めています。

注意点

施工スケジュールを確認する

雨などの天候によって工事に遅れが生じることは、リフォーム会社にとってはある程度想定内です。

しかし台風の時期は、雨や風などの影響が大きいこともあるため、リフォーム会社が予想しているより工期が長くなる可能性があります。

当初の予定よりもどれくらい工事の遅れが出るのか、など気になる点は外壁塗装業者に問い合わせてみましょう。

台風通過後の損害チェック

台風による飛来物が外装に当たって損傷や雨漏りをすることもあります。台風通過後は、通過する前と後とで変わったことがないか、必ずチェックしましょう。

まとめ

これからの時期、台風が増えてくる時期になり、雨や風のため工事が延長されることが多く、不安に思う方も多いかもしれません。

施工スケジュールを調整してくれたり台風対策を万全に行っている外壁塗装業者に工事を依頼するようにしましょう。

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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