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2024年12月5日
何度も繰り返す雨漏り対策!
「ついこの前補修したと思ったのに、もう雨漏りしている・・・」、「雨の時期になると雨漏りが再発する・・・」1回の雨漏りでも不安になってしまうのに、くりかえす雨漏りには本当に困りますよね。
今回は雨漏りが再発するケースと対策をご紹介します。
繰り返す雨漏りの原因
・施工不良
雨漏り補修を行う場合、正しくない工程や手抜きを行ってしまうと、一瞬雨漏りが止まったとしても時間が経つと同じ場所から雨漏りすることがあります。
雨漏りしている箇所の隙間をやみくもに埋めてしまうと、逆に雨漏りを悪化させてしまうこともあります。
・原因が分かっていない
雨漏りの原因を把握することは、専門業者であっても難しいことがあります。
原因の特定が不十分のまま勘で雨漏りの修理工事を始めてしまうといったケースもあり、注意が必要です。
・建築構造の理解不足
木造建築とコンクリート建築の構造的な理解がないと、雨漏りの原因を突き止めるのは難しいです。
たとえば、木造建築の場合は、基本的に真上が雨漏りの原因となりますが、コンクリート建築や鉄構造の場合は、雨水が浸入位置から横に移動することが多いことがあります。
・経年劣化
家が経年劣化すると、屋根や外壁の材料が劣化し、隙間が生じやすくなります。
劣化した箇所が複数存在すると、修理しても他の弱点から再び水が浸入するリスクがあります。
対策
原因特定
何よりもまずは正しく調査による原因特定をして現状の把握をすることが第一優先事項となります。
水を撒いて雨漏りしている箇所を目視で確認する「散水調査」、赤外線カメラで建物の浸水している所を探す「赤外線調査」などを行い、雨漏りの原因の特定をしましょう。
適切な工事
原因が分かれば、それに応じた修理方法をする必要があります。
たとえば、浸入口が複数ある場合は、局所的な修理ではなく、範囲を広げた全面的な修理が必要になることもあります。
優良業者に補修してもらう
雨漏りの調査能力と修理能力の高い専門業者を見つけることです。
実は雨漏りの原因を突き止めるには、慣れた職人にとっても非常に難易度が高いものです。そのため不慣れな業者に依頼することで、二次トラブルを生むリスクがあります。
雨漏りを放置すると…
雨漏りが繰り返すからといって雨漏り修理せず、放置してしまうと、雨漏りがどんどん進行し、家の価値が下がるほか、後々多額の修理費用が必要になってしまうケースがあります。
また、カビなどが発生して住んでいる人やペットの健康にも悪影響を与えます。カビは湿度の高いところに発生します。人体に悪影響を及ぼすカビはカビ毒と呼ばれ、300種類以上あります。
咳、頭痛、呼吸困難などをはじめ、アレルギー感染症になるケースもあるので、くれぐれも雨漏りは放置しないようにしてください。
まとめ
雨漏りが何度も再発するのは、原因箇所を特定できていない、もしくは適切に施工できていないからです。雨漏りの原因はたくさんあり、いたるところに雨漏りリスクが潜んでいます。
繰り返す雨漏りには、きちんと原因を調査し、適切な工事を行ってくれる業者に修理を依頼しましょう。
カテゴリ:防水