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2025年1月6日

外壁塗装でよくあるクレーム事例&対処法

外壁塗装について何らかの不満があり、業者にクレームを言いたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。  

 

なかには物申したいことはあるものの、「クレームを入れることに抵抗がある」「ご自身の主張が正しいのかが判断できない」という方もいらっしゃるかもしれません。  

 

今回は、外壁塗装でよくあるクレーム事例とその対処法をご紹介いたします。 

 

 

 

クレームとは

クレームを入れることは悪いことではありません。

クレームと聞くと苦情や怒りといったイメージがあり、仰々しく感じてしまいますが、要は『現状に納得できていない』『改善してほしい』といった要求を伝えるということです。

 

業者に一方的に文句だけを投げつけるようなやり方はお勧めできませんが、業者と一緒に解決策を探るためのものであれば、クレームを入れたことによって損をしたり悪い印象になったりするということはありません。

 

大事なのはクレームを入れることではなく、クレームによって問題を解決することです。

    

よくある外壁塗装のクレーム&対処法

仕上がりの色やイメージ

色を選ぶ段階で、一度は納得して決めたものの実際に仕上がってみたら『イメージと違った』『仕上りが納得できない』というケースも少なくありません。

しかし、そういった感覚的なことを理由に塗装業者が無償で塗り替えしてくれることはありません。どうしても納得できず塗り替えたい場合は、塗り替えにかかる費用を自己負担する必要があります。

 

既に足場を撤去していたら、足場費用も必要になります。まずは費用等を含め、現状での塗り替えが可能かどうか、施工業者に確認しましょう。

 

対処法

色を選ぶ段階で、失敗しないためのポイントを理解しておくことが必要です。

色を決める際に色見本を使用しますが、「面積効果」の現象で実際の色と違うように感じてしまうことがあります。

面積効果=同じ色でも面積の大きさによって色の明るさや濃さなどが違って見える錯覚現象のこと 

小さな色見本では想像通りの色だったとしても、外壁の広い面積に塗ってみると、思ったより明るかったり暗かったりなどのトラブルが発生することもあります。 

 

また、室内で蛍光灯の下で見るのと、自然光の下で見るのとでは明るさや色合いが違うこともあります。

 

施工業者にできるだけ大きな色見本を依頼し、自然光で色を確認することをお勧めします。

 

作業中のニオイ

 

いざ工事が始まると塗料のニオイが気になり、ストレスを感じてしまう方も少なくありません。

我が家が綺麗になるのを楽しみにしているのに、工事期間中に苦痛を感じてしまうのは残念ですよね。

対処法

ニオイを完全除去することはできませんが、問題点を施工業者に共有し、妥協点を探り、工事中のストレスを軽減することは可能です。

ニオイが気になって窓が明けられないなら、まずは業者と相談してみましょう。 

 

その日の作業内容によってはニオイを気にせずに窓を開けたり、塗装箇所によって窓を開けることが可能な日もあります。

 

 

 

 

 

近隣トラブル

特に住宅が密集している住宅街は、近隣へ迷惑がかからないかも心配なものです。

実際に近隣の方から直接クレームを言われることもあります。  

『高圧洗浄の水で洗濯物が汚れた』

『塗料が飛散して停めていた車が汚れた』 

突然、上記のようなことを言われたら困惑しますよね。 

 

ご自身で解決せず、必ず施工業者に報告しましょう。施工業者を通して、対応してもらうことをお勧めします。

 

 

対処法

外壁塗装工事が近隣とのトラブルを未然に防ぐためにも、工事前の挨拶は必要です。挨拶をしているかどうかで、万が一何か問題が発生した際でも関係を良好に保つことができます。 

  

一般的には、工事をする施工業者が作業内容を含め挨拶廻りをしてくれる場合がほとんどです。工事の日程が決まったら、早めにお知らせすることをお勧めします。遅くとも1週間前までには、近隣の方への挨拶を済ませておきましょう。

 

どんなに外壁が美しくなっても、近隣とトラブルになり住みづらくなってしまっては本末転倒です。それでもトラブルが起きてしまった場合は、早急に業者から謝罪と現状復旧の対応をしてもらうことが必要です。

 

 

塗り残しや塗りムラ

工事が終わって、家が見違えるように美しくなったと喜んでいた矢先、塗り残しが見つかったらショックですよね。 

 

塗り残しが起こりやすい場所

■エアコンの室外機の裏

■鼻隠し

■軒天

■窓枠

■ガス給湯器の配管の裏側

 

      

 

塗り残しが生じる原因

塗り残しが発生する原因としては、職人さんの見落としと施工する環境が原因になることがあります。

外壁塗装は屋外で行う工事のため、天候によって左右されてしまいます。

梅雨の時期や長雨が続いた時は、工事の一時中断を余儀なくされます。いざ工事を再開した時に何処まで施工していたかわからなくなってしまい、塗り残しが発生するケースが発生します。

   

 

対処法

塗装工事が終了したら、施工業者による最終確認を行います。

塗り残しや不備がないかを確認し、仮に塗り残しがあった場合はきちんと塗装が完了した後に引渡しになります。

 

もし、工事終了後にご自身が塗り残しを見つけた場合は、早急に施工業者に連絡しましょう。

 

まとめ

お世話になっている業者にクレームを入れるというのは、ハードルの高いことかもしれません。しかし、伝えなければ事態は変わらず、泣き寝入りすることにもなりかねません。  

  

また、感情が先に立ってしまっては、本来伝わるものも伝わらなくなってしまう可能性があります。気になっていることを整理し、冷静に伝えることが重要です。

より理想の外壁塗装を実現するための一歩となるでしょう。

 

 

カテゴリ:塗装工事

ブログ執筆者:プラニング・K

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