- HOME
- >
- ブログ
ブログ
2022年10月3日
外壁にサビが生えていませんか?
外壁にサビが生えるのはごく稀ですが、サビが発生しないわけでもありません。サビは見栄えを悪くするだけではなく、住宅の老朽化にも関わってきます。
今回はサビが発生する原因やサビを放置するとどうなるかなど、外壁に発生するサビについてご紹介していきたいと思います。
外壁に発生するサビ
サビには種類があり、その中でも外壁に生えやすいのは赤サビと白サビです。赤サビは鉄が水や空気に触れて表面が酸化することで発生します。
”サビ”というとこの赤サビを連想する方が多く、水に溶けやすくもろいのが特徴です。
白サビはアルミニウムや亜鉛メッキの表面が空気中で酸化することで発生する、チョークの粉のようなサビです。
サビの原因
もらいサビ
もらいサビとは言葉の通り、他からもらってしまうサビのことです。外壁の近くにある金属製のもの(雨樋の金具・門扉・シャッター・自転車など)に発生したサビが外壁に付着することによりサビが発生してしまいます。
もらいサビは金属製の外壁だけでなく、窯業系サイディングやモルタルにも発生します。サビが発生しやすいものはできるだけ外壁に近づけないように心がけましょう。
金属製外壁の劣化
お住まいの住宅の外壁が金属製の場合、劣化が進むことによってサビが生じます。特に傷や掻き傷を放置するとサビができやすくなると言われています。
建物内部へ水分が侵入
雨水などが外壁のクラックから侵入することによって発生するサビもあります。外壁内部には金属製の構造もあり、水が付着すると腐食し、サビが発生しやすくなります。
塗装の手抜き工事
塗装工事を行うことで外壁は防水性を取り戻すことができます。しかし、その塗装工事が手抜きになっていると、数年でサビが発生してしまいます。
ケレン作業などの下地処理がきちんと行われていなかったり、防錆塗料が正しく塗布されていないと、塗料の効果が発揮されず、早期にサビが発生してしまいます。
サビを放置してしまうと…
・水洗いだけでは落ちなくなり、ケレン作業(研磨)が必要になる
・サビが雨などで広がっていきサビの範囲が拡大してしまう
・サビが進行し外壁に穴が開いてしまう
サビがあまり気にならないという方も、放置しておくと上記のようなことが起こるので早めに業者に相談するようにしましょう。
サビの落とし方
サビがそれほど進行していない場合
まずホースで水をかけて落としてみましょう。その際に指でホースの先をつぶして勢いよく水をかけることがポイントです。
それで落ちない場合はサビ取り用洗剤を使用してスポンジで強く擦ると落とすことができます。変色を防ぐためにも最後はしっかりと水で流しましょう。
サビが進行して広がっている場合
上記の方法でサビが落ちない、または著しくサビが進行している場合はケレン作業が必要になるため、業者に依頼をしましょう。ケレン作業とはサンドペーパーやワイヤーブラシなどを使用し、サビの発生個所を研磨し、除去していく作業です。
ケレンの作業後は塗膜が失われ、外壁を保護する機能がないため、塗装が必須になります。その際には防錆材や錆止め塗料を使用しましょう。これらは既存のサビの進行を抑制することができ、再発も防止してくれます。
まとめ
今回はサビの発生原因・お手入れ方法をご紹介しました。部分的なサビであればしばらく放置しておいても問題はありませんが、だんだん広がってくると外壁に穴が開いたり、住宅の劣化に繋がる危険性があります。
少しでもサビが気になる場合は早々に業者に相談することをおすすめします。
カテゴリ:塗装工事
2022年9月30日
グレーの外壁の魅力
グレーは外壁塗装の人気カラーです。グレーはどんな色でも合わせやすく、汚れも目立ちにくいため、多くの方に選ばれています。今回はグレーのメリットとデメリット、組み合わせやすい色についてご紹介していきたいと思います。
グレーの風水
グレーは白と黒の中間的な色であり、真面目で誠実といった意味を持ち、心を落ち着かせるパワーがあります。また、落ち着いて生活できる、仕事運の上昇といった効果もあり、お家との相性もかなり良いとされています。
グレーの外壁のメリット
汚れや劣化が目立ちにくい
グレーには汚れや劣化が目立ちにくいという最大の特徴があります。外壁の汚れには砂ぼこりやカビ、コケなど様々な種類のものがあります。そしてその汚れのほとんどは薄茶や薄緑などの中間色になります。
グレーはそういった中間色を目立たなくしてくれる色です。メンテナンスを頻繁にできないビルにグレーが多いのはこうした理由があると言われています。
シンプルなデザイン
グレーはモダン・シンプル・都会的、などといった印象があります。グレーの外壁にすることで落ち着きがありつつ、どこかオシャレで上品な印象を与えることができます。
周囲の環境と調和しやすい
グレーは周りになじみやすく、近隣の家並みのデザインや色に合わせた調整が効きやすい色です。
そのため、違和感なく周囲の家になじむことができます。
グレーの外壁のデメリット
地味な印象
グレーはコンクリートや道路アスファルトなどの色と似ており、中間色かつ無彩色なのでグレーの明度によっては印象が地味になりやすく、またオリジナリティが出しづらくなってしまいます。
これらはツートンカラーやアクセントカラーを入れるなど色味をプラスすることによって解消されます。
古びた家に見えることも
メリットの点で”グレーは中間色であり、汚れが目立たない”という紹介をしました。しかし逆に言うと、”グレーは汚れに近い色”でもあります。また、グレーの彩度によっても色褪せてしまっているように見えます。
特に薄いグレーの場合、特に色褪せた印象になりがちなので色選びには注意しましょう。
グレーに合う色
グレー×白
良くある組み合わせとして白をメインとして凹凸部分に濃いグレーを入れる方法があります。立体感が出てモダンな印象になります。
薄いグレーを選んでしまうと色味がはっきりとしなくなり、グレーも白っぽく見えてしまうので注意しましょう。
グレー×黒
グレーと黒を組み合わせる場合、黒の比率を大きくしてしまうと重たい印象になってしまいます。そうならないために黒はワンポイントとして木目調を取り入れることで無彩色であるグレーが、一気に温かみのあるオシャレな印象になります。
グレー×木目調
意外にもグレーと合うのが木目調です。ワンポイントとして木目調を取り入れることで無彩色であるグレーが、一気に温かみのあるオシャレな印象になります。
まとめ
外壁の色で人気がある色の一つがグレーです。汚れが目立ちにくい分、シンプルな印象になりやすい特徴があります。アクセントカラーやツートンにしたり、配色や濃淡に注意すると、とてもスタイリッシュでかっこいい外観になります。
業者とよく相談して、納得のいく外壁塗装をしましょう。
カテゴリ:塗装工事
2022年9月26日
雨の日でも塗装工事はできるの?
外壁塗装は雨の日でもできるの?そういった疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。外壁塗装工事中に雨が降ると工事の日程や塗料にどのような影響が出るのか、どのような工程なら雨の日でもできるのか、雨の日の外壁塗装工事に関する疑問を解決していきます。
外壁塗装工事ができる条件
雨の日でも外壁塗装工事ができるのかというと、基本的にはできません。国土交通省公共建築工事標準仕様書や塗料メーカーのカタログには「湿度85%以上、気温5度以下の場合は塗装工事を避けてください」という記載があります。
湿度85%以上になると塗料に雨や結露などが混ざってしまい、変色や塗膜の形成不良を起こしてしまうからです。
また、「外部の塗装は降雨のおそれがある場合や強風時には、原則として行わない」という記載もあります。天気予報が雨の場合も工事は避けたほうが良いかもしれません。
雨の日でもできる作業
足場仮設
足場仮設は外壁塗装工事を安全に行うために欠かせない工程です。塗装工事に入る前に行います。
小雨程度なら大丈夫ですが、雨がひどい場合は部材が滑りやすく、落下事故が起きてしまう危険性があるため、大雨の場合は工事を中断する必要もあります。
飛散防止シートの設置
足場設置後、塗料が近所に飛散しないようにメッシュ状のシートを張る作業です。外壁に触れることはないため、雨の日でも施工ができます。
高圧洗浄
高圧洗浄は外壁の汚れを洗い流し、塗料と壁の密着を良くするための作業です。こちらも雨が降っていてもできる作業で、洗濯物や飛沫を気にせず洗浄を行うことができます。
雨の日にできない作業
塗装
雨の日に無理矢理塗装工事をしてしまうと、塗料に雨が入ったり、せっかく縫った塗料が雨で流れ落ちたりと様々な弊害が起こります。また、仕上がりがまだらになったり、乾燥時間が十分とれないまま重ねて塗ることになるので、あとからひび割れやクレーターなどの不具合が起きる可能性が高くなります。
シーリング工事
雨が降っている状態でシーリングを行ってしまうとシーリング材が硬化不良を起こしてしまいます。シーリング材やプライマーは油分が多いため、水分をはじいてしまうので、シーリング材を補填しても隙間ができてしまう可能性もあります。
途中で雨が降ってきた場合
塗装工事前に天気予報や空の様子を見て工事を中止することは可能ですが、塗装工事中に予期せぬ雨に見舞われた場合は、工事をすぐに中断しなければなりません。軒だけでは雨を防ぐことが難しいので、業者になるべく雨に濡れないような養生をしてもらうようにしましょう。
また、乾ききってないうちから雨に濡れてしまった塗装面は、その後の経過を観察し、異常がないか確認するようにしましょう。
まとめ
雨の日の外壁塗装工事は塗料に影響がでたり、完成後しばらくしてひび割れや剥がれなどの不具合が起きてしまったりと、リスクが生じます。
このようなリスクを回避するためにも、天気予報をしっかり見て、雨の日は工事を行わない判断をしましょう。
また、雨の日の工事やその他気になることがあれば気軽に業者に相談しましょう。
カテゴリ:塗装工事
2022年9月22日
秋は外壁塗装におすすめの季節!
秋は夏より涼しく、冬より暖かいため、過ごしやすく、外壁塗装を依頼する方が増加します。また他の季節に比べて天気も安定しており、外壁塗装がしやすい時期でもあります。今回は秋に外壁塗装をするメリット、デメリットをご紹介します。
メリット
天気が安定している
秋は夏や梅雨に比べて天気が安定しています。そのため、工事がスムーズに進みにくくなります。工事中は足場が立ち、窓を養生するため、普段より生活に不便を感じることが多いと思います。しかし工事がスムーズに終わると、足場が早く解体され、不便さもなくなります。
快適に過ごせる
外壁塗装では窓に塗料がつかないように養生します。夏場に窓を閉め切ってしまうと暑苦しく、ストレスを感じてしまいます。
秋は夏や冬に比べて過ごしやすい気温になることから、秋に外壁塗装をする方が多くなります。
また、冷暖房をなるべく使いたくない方にとってもおすすめの時期です。
乾燥時間が十分にとれる
冬は気温が低く塗料の乾燥が遅くなり、夏は気温が高く乾燥が早くなることから、塗料が定着しにくいと言われています。それに比べ、秋は日照時間が比較的長くあり、気温も安定しているため、乾燥時間や塗料を定着させるのに適しています。
デメリット
希望通りのスケジュールにならない
秋は外壁塗装のベストシーズンのため、外壁塗装を依頼する方が多くなり、施工の予約が取りづらくなります。そのため早々に外壁塗装の予約をしておかないと、希望通りのスケジュールに施工できなくなります。
台風シーズンのため工事が長引くことも
秋は気候が安定していると紹介しましたが、例外として台風があります。台風が来ると工事は延期になり、スケジュール通りにならない可能性があります。
秋に外壁塗装をする注意点
業者探しは早めに
業者選びは意外と時間がかかります。いくつかの塗装会社から見積もりを出してもらい、その中から選ぶとなると、1~2週間程度はかかります。秋は外壁塗装の人気シーズンなので、既に日程が埋まってしまっており、希望通りのスケジュールに施工できない可能性があります。
契約時
外壁塗装の契約時に秋に塗装したいことを伝えておきましょう。希望の日程がある場合、先に確認しておくと安心です。先ほどもお伝えしたとおり、秋は外壁塗装の人気シーズンなので既に日程が埋まってしまっており、希望通りのスケジュールに施工できない可能性があります。
トラブルを未然に防ぐため、契約書に工期の記載があるか、必ず書面での確認をおすすめします。
まとめ
秋は春に次いで外壁塗装の人気シーズンです。工期を短くしたい、なるべくきれいな塗膜で仕上げたいという方にはおすすめの季節です。秋に外壁塗装をする際は、早め早めに準備を行うよう心がけましょう。
カテゴリ:未分類
2022年9月15日
屋根の種類について
皆さんはご自身の住宅の屋根材が何かご存じですか?一口に屋根といってもいろんな種類があります。今回は日本でよく使われている屋根材をご紹介したいと思います。
あまり屋根を見る機会がないので分からない、屋根について詳しくない、という方必見です。
スレート屋根
今現在、日本で最も多く使用されているメジャーな屋根材です。厚さが約5㎜のセメント板の重なった形が特徴です。
メリットは、工事価格が比較的安価であり、瓦よりも耐震性が高く、カラーバリエーションが豊富です。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とはアルミニウムと亜鉛、シリコンによってできている鋼板素材です。金属素材の中では最も人気があり、錆びにくく耐久性に優れています。
しかし、金属素材なので断熱性が低く、そのため断熱対策が必要なうえ、ほかの素材より薄いため衝撃に弱い他、防音性が低いというデメリットがあります。
セメント瓦
セメント瓦はその名の通りセメントから作られた瓦です。断熱性、防音性が高いなどのメリットがあります。
しかし、セメント瓦は耐震性が低い、耐用年数が短いといったデメリットがあるため、近年では生産・新規での使用が減少していると言われています。
トタン
トタンとは亜鉛でメッキ加工した薄い鉄板素材です。トタンの最大のメリットは雨漏りしにくいということです。
しかし、錆が発生しやすい、断熱性が低いなどのデメリットが多いため、近年ではあまり使用されなくなっています。
ステンレス
ステンレスの屋根材は鉄が主成分でクロムやニッケルを含んだ合金の屋根材です。
錆に強いため、塩害の影響を受けやすい海に近い住宅によく使用されます。
また、耐用年数も長く、色褪せを気にしなければ、メンテナンスは不要といったメリットがあります。しかし、単価が高い、防音性が低い、傷に弱いといったデメリットもあります。
銅板
銅板屋根とは銅製の板を屋根に貼り付けたものです。お寺などで使用されており、屋根材の中で最も耐用年数が長い素材です。
銅は大仏や自由の女神に使用されており、耐用年数が100年を超えるのも珍しくありません。そのため、工事価格も他の屋根材と比べて高くなります。また、施工できる業者も少ないため、業者探しが大変というデメリットがあります。
アスファルトシングル
アスファルトシングルはガラス繊維にアスファルトを塗装し、表面に石を吹き付けたシート状の屋根材です。
軽量で耐震性があり、複雑な形状の屋根にも対応できるなど、メリットが多数あります。一方で、風で吹き飛びやすい、施工業者が少ないので工賃が高くなる可能性があるといったデメリットもあります。
まとめ
近年、屋根材はとても豊富になりました。スレート屋根でも、塗料によっては将来のメンテナンス費用や耐久性が大きく変わってきます。建設会社やリフォーム会社など、施工側が提案してくる屋根材だけでなく、施主側も一度、各屋根材の特徴を確認して選ぶことが大切です。
カテゴリ:屋根
2022年9月12日
雨漏りのサインに注意!
雨漏りといえば、雨水が天井からポタポタ落ちるイメージを持たれるかたも多いでしょう。
しかし、雨漏りは意外な場所からも発生します。
雨漏りによる被害を受けないためにも、普段から雨漏りのサインがないか注意しましょう。雨漏りを見つけたら、すぐに経験豊富な業者へ修理の依頼をしましょう。
雨漏りのサイン
・天井や壁、クロスにしみができる
侵入した雨水は、たまった湿気の水分が乾くと天井や壁にシミになって出てきます。
クロスが浮いたり、剥がれたりしているヵ所も要注意です。雨漏りにより剥がれたクロスの裏側はカビが発生していたというケースもあります。
・部屋がカビ臭い
天井裏や壁の内側など、目に見えない場所で雨漏りが続くと木材が腐食しカビが発生します。それにより部屋がカビ臭くなるのです。家の中でも特定の部屋しか臭わないという場合は注意です。日が当たらない、「押入」「天袋」「靴箱」なども普段からチェックしておきましょう。
・床が膨らんでいる
床がブヨブヨして膨れているのも、雨漏りのサインの一つです。
天井や外壁から侵入した雨水が床を濡らし、湿気を含んでしまうことが原因です。
ベランダや屋上も同じような状況が起こりやすい場所となりますのでチェックをしましょう。
・障子が波打つ
湿気を吸った障子の表面がたわんで波打つのも、雨漏りのサインです。
湿気がひどいと木部も湿気を吸って、戸の閉まりが悪くなることもあります。
雨漏りの原因
雨漏りの原因で最も多いのは建物自体の経年劣化です。紫外線や風雨にさらされている屋根や外壁は時とともに劣化していきます。
老朽化すると、サビた古いトタン屋根に穴が開いてしまったり、屋根材がズレてしまったり、釘の緩みや漆喰の崩れなども起こり、雨水が内部に侵入してしまう原因となるのです。
台風や地震、積雪などの自然災害も雨漏りの原因の一つです。
強風のために屋根が破損したり、地震で地盤にズレが生じて外壁にひびや亀裂が入ったりするためです。
雨漏りを放置すると
雨漏りを放置しておくと、木造部分は腐食します。それほど深刻でなさそうな天井のシミやクロスの剥がれも、実は壁の内部や屋根裏の腐食が進行しているかもしれません。
また、ジメジメと湿気が多い床下や壁の内側はシロアリが好む場所です。雨水で腐食した木材はシロアリの餌となるのです。
雨漏りは家を腐食する以外にも、雨漏りによる湿度の上昇で発生したカビにより、そこに暮らす人の健康も害します。カビは喘息やアレルギーの原因になります。
雨漏りの発生を防ぐには
雨漏りを防ぐためには、普段から雨漏りサインがでていないか、自分の目でチェックすることが大切です。
屋根のセルフチェックは危険ですので定期的に業者に依頼しましょう。
台風や地震などの自然災害後には、破損ヵ所がないか点検をすることをお勧めします。雨漏り前に破損ヵ所を見つけて修復すれば被害の拡大も防ぐことができます。
まとめ
雨漏りは放置しても自然に直るものではありません。雨漏りが見つかったらすぐに修理し、被害を拡大させないようにしましょう。そうすることで、家の寿命を延ばし暮らす人の健康も守れます。
また、普段から雨漏りサインを見逃さないように目視でチェックすることが、雨漏り予防になります。目視で確認できない場合は専門の業者へ現場調査を依頼しましょう。
カテゴリ:未分類
2022年9月8日
外壁塗装の見積もり依頼って無料なの?
インターネット上に情報があふれる昨今。外壁の色褪せが気になっているが、塗替えの時期なのかわからない。塗装業者を探そうと検索してみたけれど、情報が多すぎて不安を感じたり、混乱している方もいるのではないでしょうか?
では実際に見積もりを依頼した際の流れや、見積書を受け取ってからどうすればよいのでしょうか。
外壁塗装の見積りはいつ依頼すればいいの?
雨漏りや目に見える劣化の場合は早急な依頼が必要になりますが、いつどのタイミングで塗替えが必要なのか。
見積りを依頼したらよいかを知ることで、資金計画を立てることができます。
外壁塗装のタイミングは?
外壁の劣化のサインが見つかったらそれが一番のタイミングですが、普段から意識していないと見落としてしまいます。外壁塗装の耐用年数は使用している塗料によっても異なりますが、平均的に7~10年と言われています。
外壁の防水効果は経年により劣化するため、新築時や前回の塗替えから10年程度を目安に専門業者に見てもらうことをおすすめします。
「まずは外壁塗装業者へ問い合わせてみましょう」
インターネットでも気軽にリフォーム会社を探せるような便利な時代ですが、重要なのが施工業者が事前に行う現場調査です。まずはお客様からの問い合わせをもとにご自宅へお伺いし、現状をみさせていただく必要があります。
詳細な見積もりをお客様に提出するための大切な工程です。
現場調査にかかる時間はどのくらい?
住宅の面積や状態を確認し、お客様のご要望などのヒアリングも行います。住宅の規模によっても変わりますが、通常の現場調査は1時間程度で終了します。
尚、平面図や立面図があればより正確に積算ができるので、ご準備できる方はおすすめします。
どこを見て診断している?
非接触温度計 | 手の届かない場所、触れられない物などの温度 を簡単に測ることができます。外壁の浮きがあ ると空気層により、外の表面温度が上がります。 屋根表面が劣化すると遮熱や断熱が損なわれる 為、最悪60℃以上まで温度が上がります。 測定することで遮熱性を調査します。 |
打診棒 | 肉眼では確認できない外壁の浮きや剥離などを 診断する機材です。外壁を叩いたり撫でるよう に転がし、その時の反響音や感触で判断します。 打診棒はリフォームにおいて非常に大切な道具 と言えます。 |
レーザー距離計 | 面から面までの距離を簡単に計測することができま す。例えば床から天井はメジャーなどでは測りにく く誤差も出やすいですが、レーザー距離計を用いる と正確な計測が可能です。 |
見積書はどのくらい時間がかかる?
見積書をお客様にお渡しできるまでにかかる時間(日数)は現地調査を行って以降、基本的には3日程度になります。
現地調査で測定した面積や状況とお客様のご要望などを踏まえ作成します。春や秋は気温や湿度が安定しているため工事の依頼も多く、1週間~2週間程要する場合もあります。お客様がベストシーズンの工事を希望される場合は、早めに見積もりを依頼されることをおすすめします。
見積書に有効期限があるのはなぜ?
施工業者は現場調査をした時の建物の状態で見積書を作成し、通常は有効期限が表記されています。
外壁は日々、紫外線や雨風にさらされているため、状態も変化します。仮に有効期限を設定せず何ヵ月も経過した場合、建物の劣化が進行していることも考えられます。
その場合は、改めて見積書を提出しなければいけなくなり、お客様にとっても費用と時間がかかり負担になります。そのため、有効期限は不可欠と言えます。
見積書を受け取ってからの流れ
大切な家に係る大きな買い物なので慎重に検討し、心配なことや不明な点がある場合は施工業者にしっかりと相談しましょう。契約後、工事の日程が決定したら施工業者が近隣のお宅への挨拶も行いますので、工期完了まで安心してお任せできます。
まとめ
外壁塗装は定期的な塗替えを行うことで、大きな劣化を防ぎ、費用も必要最低限に抑えることができます。自宅を長持ちさせたい、余計な予算をかけたくないなら外壁塗装は必ず行いましょう。
プラニング・Kでは無料で外壁診断とお見積りをしております。
そろそろ塗替えの時期かなと思ったら、お気軽にご相談ください。
2022年9月1日
クリヤー塗装
「外壁塗装をしたいけれど、色を変えたくない…」「外壁の質感を生かした塗装をしたい」とお悩みの方、いらっしゃいませんか?そんなお悩みを解決するのがクリヤー塗装です。
今回は、クリヤー塗装についてご紹介したいと思います。
クリヤー塗装とは
クリヤー塗装とは、無色透明の塗料を使い、外壁の意匠性を生かす塗装方法です。一般的に、色のついた塗料で外壁を塗りつぶす塗装と違い、外壁の素材や木目などをそのままに、クリヤー塗料で保護機能や艶を出すことができます。
クリヤー塗料の特徴
普通の塗料とクリヤー塗料のちがいは、顔料の有無です。普通の塗料には顔料が含まれており、これによってさまざまな色を表現することができます。しかしクリヤー塗料には顔料が含まれていないため、無色透明です。
そのため、ストーンやタイル、レンガ調などのサイディングに塗装でき、意匠性を残すことができます。
メリット
艶を出すことができる
クリヤー塗料で外壁塗装をすると、光沢ができ、艶のある外壁にすることができます。
艶がある外壁は汚れも付きにくく、まるで新築のような仕上がりになり、美しい外壁になります。
チョーキングが発生しない
チョーキング現象は塗料に含まれる顔料が紫外線などで劣化し、外壁の表面に粉状となって発生する現象のことを言います。クリヤー塗料は顔料が含まれていないため、チョーキング現象が発生することはありません。
塗装回数が少ない
クリヤー塗装を行う準備は他の塗料と違いはありません。足場設置→養生→高圧洗浄→下地処理→塗装という流れになります。
そして普通の塗料は塗装を下塗→中塗→上塗の計3回行いますが、クリヤー塗料は1層目を塗り、それが乾燥したら2層目を塗って完成になります。
クリヤー塗装の注意点
クリヤー塗料をはじく素材
表面がつるつるしている金属サイディングなどは塗料をはじいてしまう可能性があるのでクリヤー塗料の使用はできません。
また光触媒機能(日光で汚れを浮かせる)や親水性機能(雨水で汚れを流れ落とす)がついた塗料で塗装を行った外壁は、クリヤー塗料を塗っても弾いてしまいます。剥がれなどの施工不良の原因となるため、これらの外壁はクリヤー塗装には適していません。
傷や汚れの激しい外壁
汚れ、傷、色落ちなどの劣化現象を持った外壁の上からクリヤー塗料を塗装した場合、塗膜の上から劣化現象が透けて見えてしまいます。
そのため、施工から10~20年以上経って劣化してしまっている外壁にクリヤー塗料を塗装しても、汚れや傷が透けて、仕上がりが悪いように見えてしまいます。
まとめ
外壁のデザインが気に入っている方や、今の家の色をそのまま残したい方は、クリヤー塗装がおすすめです。
しかし、外壁の劣化が進むと塗装が難しくなるので、クリヤー塗装を検討する前に、ご自宅の外壁が施工可能かどうか、業者に現地調査を依頼するようにしましょう。
カテゴリ:外壁
2022年8月29日
水性塗料の特徴
外壁塗装を検討していて、業者との話が進むにつれて「油性塗料」と「水性塗料」を選ぶ場面があると思います。一般的に水性塗料は人体に有害がなく、環境にやさしい塗料といわれています。
今回は水性塗料のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。
水性塗料とは
塗料は「合成樹脂」「添加剤」「顔料」「水・溶剤」の4つの成分で出来ています。合成樹脂とは、塗料の耐久性を決める主成分です。シリコン、アクリル、フッ素などがあります。
添加剤は塗膜に機能を追加し、顔料は塗膜に色を付ける役割を果たします。水・溶剤は塗料を液体化するための成分です。水によって液体化された塗料を水性塗料といい、水以外の溶剤で溶かされたものは油性塗料となります。
水性塗料のメリット
あまり臭いがしない
水性塗料は有機溶剤を使用しないため、油性塗料よりの臭いが抑えられます。人体への被害を心配せず、近所の方にも迷惑かけることのない、とても扱いやすい塗料です。
環境にやさしい
※①シックハウス症候群や大気汚染の一因とされている「※②VOC(揮発性有機化合物)」の排出が少ないことから、環境にやさしい塗料とされています。
※①シックハウス症候群…建材から発生する化学物質などによる室内空気汚染が原因で引き起こされる健康被害のこと。鼻水、のどの乾燥、吐き気、頭痛などによって症状が様々。
※②VOC(揮発性有機化合物)…Volatile Organic Compoundsの略称。常温常圧で容易に揮発する有機化合物のこと。この有機化合物は主なもので約200種類ある。
価格が安い
水性塗料は油性塗料に比べて安いものが多くあります。シンナーなどの有機溶剤が含まれていないため、その分値段が安くなります。
水性塗料のデメリット
塗膜の寿命が短い
水性塗料は油性塗料に比べて、有機溶剤が含まれていない分、塗膜を作る機能が劣るとされています。しかし、近年では水性塗料の性能が進化し、耐久性も油性塗料に劣らないものがでてくるようになりました。
乾燥が遅い
水性塗料に含まれる水分は、一定の温度に達しないとしっかり乾燥しないことがあり、低温での施工は難しいです。そのため、寒冷地や冬季では水性塗料の使用を控えたほうが良いかもしれません。
塗布できない素材がある
鉄部やアルミ、ステンレスなどの金属でできた素材は、水をはじいてしまうため、水性塗料での塗装に向いていません。
完全に塗料が乾くまでは雨に弱い
水性塗料なので完全に乾くまでは雨に弱い傾向があります。外壁塗装中に雨が降ってしまうと、流れるように塗料が落ちてしまう可能性があります。施行する日は晴れた日を選んだり、梅雨避けて塗装を行うようにしましょう。
まとめ
水性塗料にもメリット・デメリットがあります。臭いや耐久性、素材、価格などご自身の住宅に合わせて水性塗料と油性塗料を選ぶようにしましょう。
カテゴリ:塗装工事
2022年8月25日
グレーの外壁でおしゃれに変身!
皆さんは何色の家をよく目にしますか?
近年、様々なカラーの住宅が増えていますが、ドライブ中に『この家ステキだなあ~』なんて思ったことはありませんか?
色は視覚情報によって第一印象が決まるため、色選びは外壁塗装においても重要なポイントになります。
今回はその中でも人気のグレーの外壁塗装についてご紹介します。
グレーとは
Gray(グレー)とは…灰色、ねずみ色
黒と白を混ぜた中間色を表します。
白や黒と同様、光はあるが色彩はない『無彩色』に属します。
グレーの外壁の魅力について
グレーとひとことで言っても、数多くの色があります。
例えば黒が多めのダークグレーや白が多めのライトグレーもあります。グレーは生活の中にもたくさん存在し、身近なものとして感じることができます。
日本人に馴染みが深いグレーは好き嫌いがあまりなく、万人受けするので飽きが来ずに長年楽しめます。
メリット
1.落ち着いた印象を与える
グレーは草木の緑色や空の青色など自然界の色とも馴染みが良く、周囲の住宅とも調和しやすい色です。
モダンで落ち着いた印象を与えるグレーは好感が持たれやすく、安心感も与えます。
2.汚れが目立ちにくい
日常的に過酷な環境にさらされている外壁は汚れやすく、車道に面しているお宅では排気ガスによる汚れも影響します。
砂埃の薄茶色の汚れや、カビや苔の緑がかった茶色の汚れは中間色です。
グレーはこの中間色の汚れを目立ちにくくする特長があります。
3.お洒落な雰囲気を演出できる
グレーは落ち着いた印象の中にも品があり、スタイリッシュでお洒落なイメージの外観に仕上がります。
そして、グレーの大きな特徴として濃淡によって表情を大きく変えることができます。
白を多く含んだライトグレーは柔らかくナチュラルな印象を、黒が強めのダークグレーは重厚感があり個性的な印象を与えます。
デメリット
1⃣無機質な色のため地味に見えてしまう
グレーはコンクリートや道路アスファルト、ビルなどの色に近いため、目立ちにくく地味で暗い印象を与えてしまうことがあります。
2⃣人気の色なので似通ってしまう
グレーの外壁は人気が高く、取り入れているお宅も多いため、どうしても似通ってしまう傾向にあります。
従って周囲の住宅と調和しやすいとも言えます。
3⃣個性を出しにくい
取り入れている家が多いこともあり、他の色に比べ個性を出しにくい色でもあります。
ただし、グレーは濃淡によって色に幅があるので、組合わせによって様々なイメージを表現することも可能です。個性を出したい方はツートンカラーにしたり、ポイントカラーを入れることをおすすめします。
お洒落に見せるグレーの外壁
グレーは近年人気が高まっている色のひとつで、色使いによって洗練された雰囲気に仕上げることができます。
窓のサッシを囲んだり、玄関やバルコニーなどの凹凸によって色分けをすることで立体感を与え、個性的でおしゃれな印象になります。
まとめ
グレーは非常に自由度が高い色で組み合わせる色によって印象をガラッと変えることができるのも魅力のひとつです。お洒落に見せつつ、周囲から浮くことのない絶妙なバランスも、グレーが好まれる理由のひとつです。
色でお悩みの方は、ぜひグレーで素敵なお宅に変身してみませんか?