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2021年10月14日
塗装工事中のストレスを和らげる方法
塗装工事中は様々なストレスの要因があることをご存じでしょうか?
施工する会社もお客様に配慮し、注意しながら工事を行っていますが、作業内容から実現が難しいのが現状です。
そこで今回は塗装工事中にどのようなことがストレスになるのか、その対策についてご紹介していきたいと思います。
ストレスの要因
騒音
まずストレスの1つの大きな要因として騒音があります。
足場仮設・解体時や高圧洗浄など大きな音がしてしまう作業があるほか、職人さんの話し声や足場を歩く音、トラックの出入りなどがあるため騒音が発生してしまいます。
また、足場仮設や高圧洗浄の工程では近所の方にもご迷惑をかけてしまいます。
臭い
塗料には有機溶剤が含まれているため、独特の刺激臭が発生してしまいます。
そのため、臭いに敏感な方には非常にストレスになります。
窓が開けられない
塗装工事中は塗料の飛散を防ぐため窓を養生します。その際に、窓が開かないように養生するため部屋の換気が十分に行えず臭いが部屋にこもってしまいます。
そして工事中はネットや養生で室内に太陽光が入りづらくなります。いつもより暗く閉塞感を感じる方もいるなど、人によってはかなりストレスになります。
洗濯物が干せない
塗装工事中は塗料の飛散、臭い移りを防ぐため室内で洗濯物を干していただくようになります。快晴の日に外干しできないのは主婦の方にとってはストレスかもしれません。
塗装業者のマナーが悪い
数ある塗装業者の中には、質の悪い業者も存在します。
ゴミやたばこのポイ捨てなどのマナーの問題や近隣の住民に威圧的な態度をとるなど重大なクレームに繋がる可能性があります。
トイレに行きづらい
職人は家のあちこちで作業を行います。トイレ付近で作業をすることも当然あります。
自宅のトイレの外で職人が作業をしているとトイレに行きづらくストレスを感じるかもしれません。
ストレスを緩和するには
騒音
自分で手軽にできる対策としては、耳栓をする・イヤホンやヘッドホンをつけて、音楽を聴くなどが有効です。
近年、周囲の音が聞こえにくくなるノイズキャンセリングの機能がついたイヤホン・ヘッドホンなどもあるので、こうしたものを使用すれば気になる工事音をよりシャットアウトできるかもしれません。
足場仮設や高圧洗浄など、どうしても大きい音が出てしまう作業の時は外出するのも一つの方法です。
その際は窓やドアをしっかりと施錠して業者に外出する旨を伝えてから外出するようにしましょう。
またトラックや職人の話し声などは業者と相談し、最小限に抑えてもらうことでストレスを軽減することができます。
臭い
使用する塗料を臭いのきつくない水性塗料にしましょう。
臭いが全くなくなるわけではありませんが、油性塗料に比べるとかなり臭いを抑えることができます。また、施工前にこの窓を開けたいと指定しておくと特殊な養生などで対応してもらえる場合があります。
外壁塗装中は完全に臭いをシャットアウトすることはできませんが、効率よく換気を行うようにしましょう。
洗濯物
施工前になるべく早く洗濯物を干せるよう業者に相談してみましょう。例えば、ベランダ面だけ優先して工事を終わらせてもらうといった対応をしてもらえるかもしれません。
また、部屋干しでも塗料の臭いが気になるという方はコインランドリーを使用すると良いでしょう。
塗装業者のマナー
早めに担当者に相談し、注意してもらうようにしましょう。
モラルのない業者は施主だけでなく近隣に対しても迷惑ですし、隣家との関係を壊す原因にもなりかねないため、事前にきちんと調べて優良な業者を選びましょう。
トイレ
職人さんの休憩に合わせて行くようにしましょう。事前にいつごろ休憩するのか聞いておくとトイレに行きやすくなり、ストレスは緩和されるでしょう。
まとめ
工事中のストレスは少なからずあります。
ストレスを軽減するには、事前に業者にしっかりと塗装工事の内容を確認し、理解することが大切です。各工程の内容や期間などを把握しておくと心構えができ、対策をとることもできます。
近所の方に対してはクレームに繋がりそうな事案はすべて事前に周知することも重要です。音や臭いで大きなストレスを与え、感じ方次第ではトラブルにも発展しかねないため、挨拶回りは十分に行いましょう。
また少しでも不安な要素がある場合は業者に相談することをおすすめします。
2021年10月11日
外壁塗装に適した季節とは?
家の外壁は、時間が経つにつれて劣化していきます。塗料の耐用年数を経過してしまうと、塗膜の剥がれやひびなどが発生してしまいます。大切な家を守る為にも劣化の症状が見え始める前に塗り替えメンテナンスは検討したいものです。
せっかく塗り替えメンテナンスを行うなら、一番適した時期に行いたいとも思いますよね。では、外壁塗装にベストシーズンはあるのでしょうか?
今回は塗装工事を行う季節ごとのメリット・デメリットについて紹介していきましょう。
塗装ができない天候条件
季節ごとの外壁塗装のメリット・デメリットを調べる前に知っておかなければならないことがあります。それは、外壁塗装工事には絶対に行えない条件があるということです。その条件が下記になります。
・気温が5℃以下
・湿度が85%以上
・雨や雪が降っているとき
この条件を見るとわかりますが、積雪地域や氷点下になる地域以外は、一年中施工が可能です。また、雨の日は湿度が高くなるので塗装はできません。
この条件を基礎知識として把握しておきましょう。
季節ごとのメリット・デメリット
・春(3~5月)
メリット
春は比較的気候が安定していて空気も乾燥しているため、天気に左右されて工期が伸びてしまうことが少なく、塗装に適した季節です。
デメリット
黄砂や砂埃などのゴミが付着したり、塗装業者が繁忙期に入ってしまうため工事の依頼がしづらくなってしまいます。
・梅雨(6~7月)
メリット
雨が降ると塗装工事は行えません。そのため梅雨時期は塗装を避ける方が多いので工事の依頼はしやすくなります。また、適切な湿度を守っていれば工事はスムーズに進みます。
デメリット
雨が続くので予定通りに工事が進まないことが予測されます。工事が長引くと困る方は梅雨時期の塗装は避けたほうが無難です。
夏(8月)
メリット
夏は気温が高く、塗料が乾燥しやすいので工事はスムーズに進みます。
デメリット
8月~9月にかけては台風が多く発生する季節なので、それが原因で工事ができないことがあります。台風が接近しやすい地域の方は早めに屋上防水、ひび割れなどの対策をしておきましょう。
また、塗装中は窓を閉め切ってしまうため室内の温度が上がり、過ごしにくくなります。場合によってはエアコンの室外機を養生してしまい、冷房が使えなくなってしまうことがあります。熱中症などの危険性もあるため、工事期間中も快適に過ごしたい方は夏の塗装は少し検討したほうがいいかもしれません。
秋(9~11月)
メリット
秋も春と同じで気候が安定しているので工事もスムーズに進み、塗料も乾きやすく塗装に適した季節です。また、気温が下がるので窓を閉め切っていても無理なく過ごせます。
デメリット
春と同じく繁忙期のため、工事依頼がしづらくなります。また、9月ごろまでは台風のシーズンなので、それが原因で工事がストップしてしまうことがあります。
冬(12~2月)
メリット
冬は空気が乾燥しているため、塗料が綺麗に硬化してくれます。
また、窓を閉め切っていても無理なく過ごせます。
デメリット
日照時間が短いため、他の季節に比べて作業できる時間が限られてきます。
気温が5℃を下回ると工事ができないので、積雪エリアや寒冷地域では注意が必要です。
塗装のベストシーズン
各季節のメリット・デメリットをお伝えしましたが、実際に塗装される方が多い季節は春と秋です。天候が不安定な季節の施工は避けたいと考える方が多いようです。
また、最初にお伝えしましたが、工事の行いにくさの違いはあれど外壁塗装はどの季節でも実施可能です。
季節に関わらず、外壁を守っている塗装も使用した塗料が耐用年数を迎えれば防水性や耐候性が失われますので、塗替えなくてはなりません。
塗装すべきタイミングで悩んだり、時期によって塗装が難しい地域にお住まいの方は一度塗装業者に相談してみましょう。
まとめ
今回は外壁塗装に適した季節をご紹介しました。気候や天気条件が適した季節でも繁忙期のため着工が遅れたりするなどデメリットもあります。
工事がスムーズに行われることも大切ですが、満足のいく工事になるかどうかを決めるのは依頼する業者の施工管理能力です。複数の業者に見積もりを依頼し、季節や環境に合った具体的な施工方法を提案してもらい、工事を行うようにしましょう。
カテゴリ:外壁
2021年10月7日
一戸建ての外壁塗装 ~気になる相場について~
ご自宅の外壁、汚れていませんか?色あせは大丈夫ですか?
ひび割れはしていませんか? 外壁の劣化を見過ごしてはいませんか?
外壁の劣化は放置していても、症状は悪化する一方です。
いざ塗装工事を依頼するとなると一番気になるのは金額ですよね。
外壁塗装の相場がいくらかわからない、見積りを出す前にざっくりとした値段を知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
では早速、外壁塗装の相場について見てみましょう!
一戸建ての外壁塗装の相場
一般的な家屋の広さ(30坪前後の2階建て)の場合、相場は平均60~80万円です。(※屋根塗装は含まれず)
あくまでも外壁塗装の費用は、劣化の進行具合や使用する塗料の種類などによって変動します。
外壁塗装の平均相場
【2階建て/シリコン系塗料の場合】
20坪 | 30坪 | 40坪 | 50坪 |
450,000~550,000円 | 600,000~800,000円 | 800,000~950,000円 | 1,000,000~1,100,000円 |
※シーリングやクラックの状態によって別途費用がかかる場合があります。
塗料別のメリットとデメリット
外壁塗装の塗料には以下の種類があり、それぞれのメリットとデメリットがあります。使用する塗料によっても金額は違うため、どの塗料を選択するのかしっかりと検討しましょう。
■シリコン系塗料
メリット:耐水性や耐候性といった機能性の良さがありながらも、価格のお手頃さが魅力。
デメリット:メーカーによって水性や油性など種類が多種多様なので性能の違いを判断しづらい。
■アクリル塗料
メリット:艶があり、ハッキリした色が特徴。低価格で重ね塗りができるため、短いサイクルで様々な色に塗替えすることができる。
デメリット:汚れやすく、塗膜が固いためひび割れが生じやすくなる。耐久性が5~6年と短く、頻繁に塗替えが必要。
■ウレタン系塗料
メリット:樹脂が柔らかく、密着性が高いため、あらゆる素地に多用。光沢のある仕上がりが特徴。
デメリット:耐久年数が他の塗料に比べ短く、防汚性や紫外線に弱い。
■フッ素塗料
メリット:親水性や防水性に優れているため汚れにくく、艶があるので新築のような美観を維持できる。耐久年数も15~20年と長いため塗替えの回数が少なく、結果的にトータルコストを抑えることが可能。
デメリット:高品質のため価格が高い。トータルコストを見れば高くはないが、一回にかかる費用が高いため一般住宅にはまだあまり普及していない。
外壁塗装の費用の内訳
外壁塗装とは塗装の工程以外にも欠かせない大切な工程があります。
それぞれの工程に費用がかかります。
足場仮設
高所での作業を行う塗装工事では、足場の仮設は必須です。
・作業者の安全を守るため
・作業の安定により高品質な塗装を仕上げるため
・近隣の住宅への配慮のため
ここポイント👆
外壁リフォームで意外に高額なのが、足場の仮設費用です。
外壁塗装と屋根塗装をまとめて行えば、足場の仮設が一回で済むので費用的にも負担は軽減されます。
高圧洗浄
長い年月で付着した汚れをしっかり洗い流すことで、新しい塗膜の密着性が向上し、美しい外壁を保つことができます。
下地処理
下地処理または『下地調整』と呼ばれます。
・ヒビ割れ
・建材の剥がれや傷穴
・既存のペンキの剥がれ
もし下地処理が不十分なまま外壁を塗り替えてしまうと、施工不良の原因になります。下地処理の徹底は、見た目の美しさや耐久性の向上に直に影響し、ひいては外壁の維持によりトータルコストを抑える効果があります。
外壁塗装を怠った場合の危険性
外壁塗装したばかりできれいな状態であれば防水性も高いですが、常に雨風や紫外線など厳しい外的環境にさらされているため、時間の経過とともに少しずつ劣化していくものです。
特に目に見える症状もないから『わが家は大丈夫!』と思っていると手遅れになる事も考えられます。
外壁塗装を怠った場合の不具合について
外壁塗装の一番の目的は防水です。経年劣化の初期症状として塗膜の剥がれやひび割れ、チョーキングなどの兆候が現れます。
玄関回りや普段よく目が行く場所ならすぐに気が付きますが、住んでいる方が注意深く見ないと気が付かないという場所に兆候が現れている可能性もあります。
これらの小さな変化の見落としや放置が長期化することにより水分が家の中に浸透し、雨漏りや内壁の腐食、外壁の崩れなど深刻な問題に発展するケースも大いに考えられます。
このような状態に陥った場合、大規模リフォームや家の建て替えをしなければいけないため、予想以上に費用がかかってしまうことになります。
適切な時期の早急な対応により、費用も必要最低限に収めることができます。
まとめ
家は家族にとって大切な財産です。
より快適に生活できるよう水廻りや内装リフォームを優先し、屋根や外壁の塗装リフォームは後回しにされがちですが、定期的なメンテナンスを怠ると症状は悪化し、必要以上に費用がかかる可能性があります。
余計な費用をかけたくないなら、定期的な外壁塗装を行いましょう。
カテゴリ:外壁
2021年10月4日
外壁・屋根塗装工事の際の近所への挨拶回り
日本には外壁・屋根塗装に関わらず自宅で大規模な工事を行う際には、近所へ挨拶に行くという慣習がありますよね。近所にいつもとは違う車や人の行き来があるので迷惑をかけて申し訳ありませんという心遣いから、広まった慣習です。
近所への挨拶を怠ったために、その後トラブルへと発展したケースも少なくありません。
工事後も近所の方と良好な関係を続けていくためにも挨拶は必ず行う必要があります。
そこで今回はご近所挨拶のマナーについてご紹介していきたいと思います。
挨拶のタイミング・マナー
工事の1週間~3日前に済ませておくのが理想です。
車の通行や移動、油性塗料の使用など、近所へ影響の出るケースがある場合は、なるべく早めに挨拶を行うと近所の方も準備をすることができます。
挨拶の範囲としては、両隣のお宅2軒と前のお宅3軒、裏のお宅3軒に外壁塗装の影響が考えられますので、挨拶をしておきましょう。
土日祝の午前10時~夕方17時までに行くのがおすすめです。
また、挨拶回りの際の粗品はあってもなくてもどちらでも構いませんが、あるとより近所との関係が良好でいられる可能性が高まります。
粗品は業者が用意してくれるところもあれば、自分で用意しなければいけない業者もあります。挨拶回りの前に業者に確認しておきましょう。
挨拶の際に伝えておくべきこと
工事中に近所の方に不快な思いをさせないために、
挨拶の際に最低限伝えておくべきことが以下の内容です。
・工事の概要(例:外壁工事を行います、など)
・工事の期間(日時・時間帯・土日祝の工事の有無)
・施工業者と連絡先
また、これらのことをまとめた挨拶文を用意しておくとよいでしょう。
不在だった場合はポストに入れておくことができますし、挨拶に行っても相手の方が忙しく、話を聞いてもらえない場合もあるので「工事の内容を記載した手紙を持ってきたので、お時間あるときに目を通しておいてくださいね。」と伝えることができます。
悪い印象を与えないためにも挨拶文を用意しておきましょう。
外壁・屋根塗装で近所迷惑となる作業
騒音
外壁・屋根塗装工事において近所への迷惑となりうる作業がいくつかあります。
まずは騒音です。足場仮設や解体、高圧洗浄、職人の話し声が主な原因です。
この中で騒音として一番大きくなるのは足場仮設、解体作業です。
足場は金属でできているので、それがぶつかりあうとかなり大きな音を立てます。
臭い
次に塗料の臭いです。外壁・屋根塗装で使用される塗料は水性と油性の塗料があり、特に油性塗料では溶剤(ラッカーうすめ液、ペイントうすめ液、2液性ウレタンニスなど)で希釈して使うので、周囲にシンナー臭が漂います。
臭いに関するトラブルは外壁・屋根塗装でも特に多いので、油性塗料を使って塗装を行う際には、窓を閉めたり、洗濯ものは部屋干しにしてもらったりするなど必ず理解と協力を求めるようにしましょう。
まとめ
外壁・屋根塗装工事では、少なからず近所の方へご迷惑をかけてしまいます。
万が一、挨拶がないまま工事を行ってしまうと後々近所の方と関係が悪くなってしまう恐れがあります。そうなってしまうとせっかくお家が綺麗になっても気持ちよく過ごせませんよね。
トラブルを未然に防いで、今後も近所の方と良好な関係を続けていくためにも挨拶は必ず行うようにしましょう。
2021年9月30日
和風の家に合うサイディング
近年、サイディングの外壁が人気ですが、和風の住宅に合うサイディングはあるのでしょうか。
和風の家におすすめのサイディングをご紹介します。
サイディングとは
サイディングという言葉をご存知でしょうか?
建物の外壁に使用する外壁材の一種で、外壁に張る仕上げ用の板材のことを「サイディング」や「サイディングボード」といいます。
一般的にセメント製や金属製のものを指すことが多く、多くの住宅に採用されており、全外壁材シェアの8割を占めています。
サイディングの種類
サイディング外壁には、金属系・窯業系・木質系・樹脂系の4つの種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
●窯業系サイディング
セメントと繊維質などの原料を形成したもの
特長:耐久性が高く、コストパフォーマンスが良いことから人気の材質。
●金属系サイディング
裏面には断熱材を使用し、金属板を成形したもの
特徴:耐熱性に優れている。重ね張りするリフォームでの使用も増えている。
●樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂が使用されたサイディング
特徴:耐久性が高く、重量は窯業系サイディングの約1/10と非常に軽量。
●木質系サイディング
素材に無垢の木材を使用したサイディング
特徴:耐震性が高い。木製の温もりを感じられる。
サイディングのメリット
・寿命が長い
・メンテナンスが簡単
・デザインが豊富
和風と洋風のサイディングの違い
和風の家の外壁にサイディングを使用する際は、和風の雰囲気を損なわないことがポイントになります。
洋風の家と和風の家では外壁の色の選び方が異なります。和風の外壁には日本の伝統色のように彩度が低く、落ち着いた中にも上品さが漂う色が非常によく馴染みます。
💡自然素材を活かす
サイディングには自然素材をリアルに再現したものもあり、色や柄も豊富に揃っています。また部分的に漆喰を使用するなど、デザイン次第で和風の外観に仕上がります。
💡ツヤにも注意
和風のイメージを重視したい場合は、艶感を出さないことです。
艶を抑えたマットな風合いが和風住宅の魅力を引き出してくれます。
まとめ
サイディングはデザインが豊富で、和風にも洋風にも変身することができます。
外壁材にサイディングを使用し、和モダンや伝統的な和風のイメージを取り入れたおしゃれな外観にしてみませんか?
プラニング・Kでは様々なデザインの外壁リフォームを行っております。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
カテゴリ:外壁
2021年9月27日
茶色の外壁で上品な印象に!
家の塗替えで一番悩むのは何ですか?
色は家のイメージを左右するため多くの方が悩まれます。
今回はその中でも人気の茶色の家についてご紹介します。
色でお悩みの方は是非、参考にしてみてください!
茶色の家が人気の理由
茶色の家が与えるイメージ
①安心感
茶色のものと言えば何を連想しますか?
土や木を連想させる茶色は人間にとって安らぎを感じる色です。
自然界の色ともなじみが良く、周囲の住宅とも調和しやすい色です。
②上品さ
暖色系の茶色は温かみがあり、ナチュラルで落ち着いた印象を与えます。
特に濃いめの茶色は重厚感があり、大人の上品なイメージを演出します。
③おしゃれ
茶色はインテリアや洋服などでも取り入れやすく、生活の中にも多く存在します。
周囲に溶け込みやすい色で、好感が持たれやすくおしゃれなイメージの外観に仕上がります。
茶色の外壁のメリット
実は茶色の外壁には見た目の良いイメージだけでなく、茶色を選ぶことで得られるメリットも多くあります。
汚れが目立ちにくい
日常的に過酷な環境にさらされている外壁は汚れやすく、車道に面しているお宅では排気ガスによる汚れも影響します。
茶色は汚れが目立ちにくい色なので、きれいな外壁を保ちやすくなります。
長年飽きずに楽しめる
日本人に馴染みが深い茶色は好き嫌いがあまりなく、万人受けするので飽きが来ずに長い期間楽しめます。
他の色と合わせやすい
茶色は馴染みがいいカラーなので、他の色とも相性が良く安定しています。
外壁は屋根や玄関扉、窓サッシなどと隣接しているため全体のカラーバランスも重要になります。
色を決める際の注意点
色の最終確認
同じ茶色の中でも濃い薄いがあり、実際の色を見ないと色名だけでは決められません。
カタログのカラー見本は小さなものですが、施工業者や塗料メーカーに依頼をするとA4サイズくらいの見本板を作成してもらうことができます。
外壁の面積に比べると小さいですが、塗った場合を想定しイメージすることがポイントです。
また、家の外壁は自然光の下で見るため、色見本を確認する際は出来る限り外壁と同じ条件で確認することをおすすめします。
配色を考えること
ツートンカラーやポイントで色分けをする際は、色の相性も重要になります。
使用する色とその色が占める面積、アクセントカラーの配分もしっかりと考慮し色を選ぶようにしましょう。
まとめ
茶色の外壁の魅力についてお分かりいただけましたでしょうか?
いつまでも美しい外壁とやおしゃれなデザインを楽しみたいという方におすすめです。
落ち着いた雰囲気が漂うおしゃれな茶色の外壁にしてみませんか?
プラニング・Kではより良い印象のお住まいになるようお手伝いさせていただきます。
カテゴリ:外壁
2021年9月21日
外壁塗装の疑問『クリヤー塗装ってどんな塗装?』
屋根・外壁塗装をインターネットで検索していると、様々な専門用語を目にしますよね。
その中でクリヤー塗装やクリヤー仕上げという言葉を聞いたことはありませんか。
今回は、クリヤー塗装についてご紹介します。
クリヤー塗装とは
クリヤー塗装は簡単に言うと、素地(下地)が透けて見える無色透明の塗料を使った塗装のことです。
仕上がりによる分類
塗膜の仕上がり(見た目)状態で分類されます。
主に薄付けで外観の保護や美観を主目的としており、意匠性は下地によります。
顔料が入ったタイプ(エナメル塗料)と、透明なタイプ(クリヤー塗料)に分類されます。
エナメル塗料
色付きの塗料。樹脂に着色顔料が混ぜてあり、多種の色艶を作ることが出来る。
■水系ファインコートフッ素(菊水化学工業)
【特長】
・酸性雨や紫外線等による外的劣化要因に対する耐候性がよく、長期的に変退色や塗膜劣化を抑える。
・低汚染性に優れている。親水性に優れた塗膜は、汚れが付着しても雨と共に徐々に流れ汚染を抑える。
・透湿性を有する。
・防藻・防カビ性に優れている。特殊配合によりカビや藻の発生を抑制し、美観を保つ。
・滑らかな塗膜を形成し、優れた光沢を発揮する。
クリヤー塗料
その名の通り透明な塗料。着色顔料が入っておらず、無色透明な塗膜が出来ます。
下地の多彩感(色々な色を使っている柄)を生かしたまま、保護及び光沢の回復が可能です。
■キクスイSPパワーフッ素クリヤー(菊水化学工業)
【特長】
・紫外線や酸性雨等で劣化している面に塗布することにより、表面保護・光沢の復活が可能。
・フッ素樹脂の優れた性能により、超低汚染性を実現
・防藻・防カビ剤を配合。藻やカビの発生を防ぐ。
【用途】
・サイディングボード各種(窯業系、金属系)
・磁器タイル
・石材調塗材用
クリヤー塗装を選ぶメリット
①外壁のデザインを最大限に生かせる
最近は外壁デザインにこだわった住宅も増えています。
外壁のデザインや風合いを維持したまま塗装をしたい場合は、クリア塗装を行うのがおすすめです。
②外壁に光沢を与える
クリヤー塗装は外壁に艶を出すことができます。
艶にも光沢感の強い『艶有』や、光沢感を少し抑えた『3分艶』などがあります。塗料によって艶の種類が異なるため、事前に確認しましょう。
③外壁の保護
屋根や外壁が塗装されていることにより、強い紫外線や雨風から建物を保護しています。
新しい塗膜の層は防水機能が高く、塗替え時をピークに経年とともに防水の機能は低下していきます。そのまま放置していると美観が損なわれるだけでなく、塗膜の保護性能が無くなり建物内部に水が入り込むようになります。
定期的な塗替えで新しい塗膜層をつくり、住まいを守りましょう。
クリヤー塗装が適さない外壁
傷みや色あせなどの劣化が激しい外壁
クリヤー塗料には外壁の表面を保護する機能はありますが、傷みや色あせ、ひび割れなど劣化した外壁の上からクリヤー塗料で塗装した場合、劣化部分が透けて見えてしまうので不向きと言えます。
クリヤー塗料が密着しづらい外壁材
光触媒・親水性・無機などでコーティングされている外壁にはクリヤー塗装は適していません。
これらのコーティングはクリヤー塗料が密着しづらく、塗装後に剥がれが生じやすくなります。
まとめ
クリヤー塗装は、現在の屋根や外壁のデザイン性を保つことができるのが最大のメリットです。
外壁にきれいなツヤを持たせ、親水性やUVカット機能などによる保護力が高く、防水機能を高めたいという方にもおすすめです。
まずは、クリヤー塗料がご自宅の外壁に適しているかを施工業者に診断してもらってください。製品によって機能性に違いがあるため、専門の知識を持った業者としっかり相談し、ご自宅に合った塗料を選択しましょう。
カテゴリ:外壁
2021年9月16日
耐用年数ってなに?
『耐用年数』という言葉を聞いたことがありますか?
外壁塗装をする上で、耐用年数が大きく関わってきます。
今回は、外壁塗装にとって重要なポイントとなる耐用年数についてご紹介します。
耐用年数を知ろう!
耐用年数とは何?
外壁塗装の耐用年数とは、塗装をしてから次の塗替えが必要になるまでの年数のことを言います。
使用する塗料にもよりますが、平均的な耐用年数は7年~10年と言われています。
この時期を目処に次回の塗替えの資金計画をすることも大切になります。
塗料の耐用年数と特徴について
塗料の性質とメリット&デメリット
塗料には数種あり、使用する塗料によって性能や耐用年数が違います。
日々、強い紫外線や雨風などの外的要因にさらされている外壁の経年劣化は避けることができません。しかし、塗料の機能性を活かし劣化を防ぐことは可能です。
シリコン塗料
◎メリット:耐水性や耐候性といった機能性の良さがありながらも、価格のお手頃さが魅力の塗料。耐用年数は10年と長く耐久性も良いため、長期的なトータルコストを抑えられる。塗膜に光沢があり、比較的長く艶を維持できる。
×デメリット:メーカーによって水性や油性など種類が多種多様なので、性能の違いを判断しづらい。
アクリル塗料
◎メリット:艶があり、ハッキリした色が特徴。低価格で重ね塗りができるため、短いサイクルで様々な色に塗替えができる。
×デメリット:汚れやすく、塗膜が固いためひび割れが生じやすい。耐久年数が5~6年と短く、頻繁に塗替えが必要。
ウレタン塗料
◎メリット:樹脂が柔らかく密着性が高いため、あらゆる素地に多用される。光沢のある仕上がりが特徴。 耐用年数は7~10年程度。
×デメリット:耐用年数が他の塗料に比べて短く、防汚性や紫外線に弱い。
フッ素
◎メリット:親水性や防水性に優れているため汚れにくく、艶があるので新築のような美観を維持できる。耐用年数も15~20年と長いため塗替えの回数が少なく、結果的にトータルコストが抑えられる。
×デメリット:高品質のため価格も高くなる。トータルコストを見れば高くはないが、1回にかかる費用が高いため一般住宅にはまだあまり普及していない。
耐用年数で選ぶ?費用で選ぶ?
塗料の特徴や性質をほんの少しでも知識として知っているだけで、塗料選びが変わってきます。
1回目~2回目、2回目~3回目と次の外壁塗装まで少しでも期間をあけたい場合は、耐用年数の長い塗料をおすすめします。
※ポイント
費用にとらわれすぎないこと!
外壁塗装は基本的には7~10年が塗替えの時期と言われています。
耐用年数の長い塗料を使用すると1回の工事費用は高くなりますが、長期間外装材を保護し、塗替えの頻度を減らすことができるのでトータルのメンテナンスコストは抑えられます。
これらを踏まえ、ご自身は何を重視するかをじっくり検討しましょう!
耐用年数を長く保つためのポイント
①日頃のメンテナンス
外壁の清掃や手入れをせずに放置していると建物の劣化にも気付けず、大規模なリフォームを余儀なくされるということも考えられます。 台風や大雨の後の汚れ取りなど、セルフメンテナンスをすることで劣化を防ぐことに繋がります。
②条件に見合った塗料選び
使用する塗料によって違いはありますが、耐久性に優れた塗料を使用した場合は耐用年数も長くなります。 外壁塗装は経年劣化により家を保護する防水機能が低下し、外壁だけでなく建物の内部にまで影響を及ぼしてしまう可能性があります。
外壁塗料の単価が多少高くても、塗り替えを行う回数を減らして人件費や足場代を削った方が、長期的に考えるとコストダウンになるケースが多くあります。
耐用年数ばかりにこだわり過ぎずに、意匠性・機能・光沢なども加味して総合的に判断することも大切です。
③信頼できる業者選び
どんなに高性能な塗料を使用しても、きちんとした施工が行われていないと塗料の性能を十分に発揮することができません。
その結果、本来の耐用年数を迎える前に塗替えが必要になることもあります。
外壁塗装やリフォーム費の安さだけにこだわらず、しっかりとした丁寧な工事を行ってくれる業者を探すことが重要です。
まとめ
このように耐用年数は外壁塗装をする際の重要なポイントになります。
ただし、耐用年数はあくまで目安であり、建物の立地環境によっても変化します。定期的に家をチェックし、変化に気が付くことが一番大切です。
『我が家はいつまでに塗替えをしたらいいの?』という方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
ご自宅に合った適切なタイミングを知りましょう!
カテゴリ:外壁
2021年9月13日
家の外壁を塗り壁に!
新しいデザインや機能性が高い外壁材が増えている中、昔ながらの塗り壁の魅力が見直されています。
塗り壁と聞くと和のイメージが強いかもしれませんが、洋風の塗り壁もあります。
今回は塗り壁の魅力についてご紹介します。
そもそも塗り壁って何??
一般的に塗り壁の材質は漆喰と珪藻土が主流です。
漆喰とは
漆喰=石灰石といわれる岩石を原料とする壁材。
昔から塗り壁と言えば漆喰というイメージが強く、1400年以上もの歴史を持つ日本の伝統的な壁材。城や蔵の外壁などにも多く重宝されています。
珪藻土とは
珪藻土=植物性のプランクトンの死骸が付積み重なってできた土のこと。
水分や酸素を通す穴が無数に開いている多孔質素材。湿気が多いときはその穴から湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を吐き出すことができます。
違いはあるの?
■漆喰は原材料の石灰自体が空気中の二酸化炭素によって固まる力を持っています。それに対し珪藻土は単体では固まらないため、固めるためのつなぎ(固着剤)を混ぜる必要があります。
■漆喰も珪藻土もどちらも湿度を調整する機能を兼ね備えていますが、珪藻土は『呼吸する壁』と言われるくらい湿気を吸う能力が優れています。
■漆喰はつるりとした質感で上品な光沢があるのに対し、珪藻土はざらざらとした質感で光を分散させ柔らかな印象を与えます。
塗り壁の魅力
漆喰や珪藻土の塗り壁って素朴な中にこだわりが感じられて素敵ですよね。
左官職人の手仕事による意匠性、耐久性や安全性など塗り壁にはたくさんの魅力があります。
左官職人のコテさばきや刷毛の使い方、塗装の仕上げ方次第で、独特な風合いを演出できるのが塗り壁の強みです。形に拘った家も塗り壁なら形状に合わせやすく、継ぎ目がない施工ができます。
それぞれのメリットとデメリット
■漆喰のメリット・デメリット
◎メリット
・耐久性に優れている
・耐火性がある
・湿気を吸収し、防カビ性がある
・抗菌・消臭効果がある
・デザイン性が高い
・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある
×デメリット
・乾燥するのに時間がかかる
・工事費用が高い
・防水性が低い
・傷がつきやすい
■珪藻土のメリット・デメリット
◎メリット
・調湿機能が高い
・消臭効果がある
・防火性がある
・防音性がある
・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある
×デメリット
・剥がれやすい
・カビが生えやすい
・工事費用が高い
適している住宅とは?
漆喰
城の外壁に使用されるほど耐久性が高いため、住宅の内外装として活躍します。陽当たりが悪く湿気が多い立地に建つ住宅の外壁や、室内でペットを飼っている部屋の内壁などにもおすすめです。
珪藻土
衝撃に弱くひび割れが生じやすいため、家の内部に使用されることが多くあります。調湿性に優れ消臭効果も高いので、靴箱のニオイが気になる玄関の内壁などにも活躍します。近年では水分や湿気を吸収する機能を活かし、バスマットやコースターなどの生活用品としても注目されています。
洋風の塗り壁
●ジョリパット仕上げ
耐久性の高い塗料を使った塗り壁。塗料と砂を混ぜ合わせたものをモルタル外壁の上に吹き付けする工法。
モルタル塗装よりも厚みがあるため、耐久性に優れ、耐火性や防火性、耐候性も期待できます。
まとめ
塗り壁の最大の魅力は天然素材を使用した安全性、そして塗り壁が生み出す独特の風合いです。
色や模様の種類が豊富でデザインの自由度も高く、熟練された職人が手作業で仕上げる唯一無二の外壁になるでしょう。
外壁リフォームの際は是非、塗り壁にされてみてはいかがでしょうか。
カテゴリ:外壁
2021年9月9日
実はすごく大事!ベランダの防水工事で雨漏り回避
外壁や屋根の塗装工事については、必要性を感じている方も多いですが、ベランダの防水工事の必要性を感じている方は、まだまだ少ないようです。
ベランダは、雨漏りの原因になりやすい箇所でもあり、定期的なメンテナンスは必要です。
今回は、ベランダの雨漏りを回避するための防水工事の必要性について、ご紹介します。
ベランダ防水とは?
ベランダは「FRP防水」や「ウレタン防水」などの防水処理によって雨水の侵入を防いでいます。FRPやウレタンなどの防水層を保護するためにトップコートと呼ばれる表面処理をしています。
防水層を保護するトップコートは劣化すると、剥がれやひび割れを起こします。
そうすると、防水層は剥き出しになりトップコートを塗り替える必要があります。防水層を長持ちさせるためには、10年~15年の目安でトップコートの塗り替えが必要となります。
また、雨漏りの原因がベランダにある場合は、防水層に亀裂が生じているなど防水層の不具合や劣化が生じている可能性があります。
この場合は、既存の防水層を撤去して新たに防水層を形成する防水工事が必要になります。
ベランダの劣化症状
トップコートの色褪せ・剥がれ
トップコートのチョーキング現象(色褪せ)や、剥がれが発生した場合は、トップコートの塗り替え工事が必要です。この段階で行うと、施工費用が安く抑えられます。
防水層のひび
防水層のひび割れは、雨漏りを起こす可能性が高く早急に防水工事が必要です。防水層に不具合が生じて新規に防水工事を行った場合は、10万円〜15万円のメンテナンス費用が必要となります。
ベランダの劣化は、早く気づき対処すればトップコートの塗り替えで済み、費用も抑えることができます。
防水工事の種類
ベランダの防水は「FRP防水」「ウレタン防水」の2つの種類があります。
一般的な戸建て住宅のベランダは「FRP防水」という防水工法で施工されています。FRPの防水層に不具合がなければトップコートの塗り替えによるメンテナンスが一般的です。
FRP防水
FRPは強化ガラス繊維プラスチック(Fiver Reinforced Plastivs)の略称です。ガラス繊維で補強されたプラスチック複合材料です。
良く知るとこでは、強化ガラスプラスチック(FRP)はお風呂の浴槽などで使用されています。
FRP防水は戸建て住宅のベランダでは最も普及している防水工法です。
10年〜15年を目安にトップコートの塗り替えメンテナンスが必要です。
ウレタン防水
塗料状のウレタンゴムを刷毛やローラーで塗って防水層を形成する塗膜防水です。液体のウレタンゴムを流し込むことから、防水面の形状を気にすることなく、どんな場所にも施工できるのが特徴です。
柔らかい仕上がりになるために、傷つきやすいのが弱点です。
ウレタン防水もFRP防水同様に、トップコートによって防水層を保護しているため、10年〜15年を目安にトップコートの塗り替えメンテナンスが必要です。
まとめ
外壁や屋根のメンテナンスは気になる方でも、ベランダの防水についてはそれほど気に留めていない方が多いのは事実です。しかしベランダは雨漏りのリスクが高い箇所であり何のメンテナンスもせず放置していると、トップコートの劣化だけで留まらず防水層まで傷めてしまう事態となります。外壁や屋根のメンテナンスの際は、ベランダも一緒にメンテナンスを受けることを強くおススメします。
カテゴリ:防水