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2020年6月24日
ガルバリウム鋼板を屋根に使うメリット

ガルバリウム鋼板を外壁材で使用する住宅が多くなりましたが、近年では屋根材として選ばれる事も多くなってきました。
今回は、屋根材としてガルバリウム鋼板を使用する場合、どのようなメリットがあるか、詳しく見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板とは
合金メッキ加工した金属の板

ガルバリウム鋼板は、【アルミニウム55%✙亜鉛43.4%✙シリコン1.6%】の合金メッキを施した鋼板のことをいいます。
表面にプライマー処理を施したうえでガラス繊維を混入した塗料で、いろいろな色を着色できるのが特徴の一つで、耐久性も以前の亜鉛メッキ鋼板に比べると高くなりました。表面塗装にフッ素塗料を使用することで20年の耐久性を保証する製品もあります。
ガルバリウム鋼板の特徴
最大の特徴は、亜鉛メッキ鋼板に比べて切断部分や屋根表面のサビの発生を抑える効果が高いことです。
犠牲防食機能
亜鉛メッキ鋼板は一旦サビが発生するとどんどん進行し広がり、鋼板に穴を開けて屋根材としての機能を失うことになっていました。
しかし、ガルバリウム鋼板には表面塗膜の亜鉛が発生したサビを包み込む犠牲防食機能があり、それ以上サビが悪化しない働きをする特徴があります。
加工が簡単
ガルバリウム鋼板は、折り曲げや切断にも強く、簡単に加工ができる素材です。また、種類も豊富なうえに他の屋根材と比べると、比較的安価で施工が可能です。
価格については、一般的なもので10年保証商品、15年保証、20年保証というように保証期間が長くなれば価格も高くなる傾向です。
屋根材と使用するにあたって、犠牲防食機能は大変重要なことであり、洋風・和風デザインの住宅のどちらでも対応できる種類の豊富さは屋根材を選ぶ際のポイントになってくるかもしれません。
ガルバリウム鋼板は施工の幅が広い
ガルバリウム鋼板は屋根材のなかでも最も軽いのが最大の特徴です。
屋根材が軽量であることは、屋根が重くないということであり地震の際の揺れに揺れ幅が小さくてすみ、被害を受けにくくなります。
ガルバリウム鋼板は葺き替えよりもカバー工法

ガルバリウム鋼板は、新築のみならず古くなった彩色スレート板のリフォーム工事の一つ、カバー工法としてよく採用されます。
スレート板を張り替える際はスレート板よりも重い屋根材を施工することは住宅への負担を考慮するとお勧めできません。古いスレート板のリフォームの際は塗装をするか、同様のものに葺き替えるか、軽量のガルバリウム鋼板でカバー工法を行うのが一般的です。
古いスレート板にはアスベストが含まれており、剥がす際にアスベストが飛散したり、剥がした後の産廃処理費に高額な費用がかかります。
そこで、剥がさず既存のスレート板を上から覆うガルバリウム鋼板のカバー工法が選択されるのです。
まとめ
ガルバリウム鋼板は、軽量なうえ加工もしやすく新築住宅はもちろん既存住宅のカバー工法にも選択肢と取り上げられるほど、各メーカー様々な種類の製品を製造しています。
ガルバリウム鋼板は金属板で熱伝導率が高くなりますので、屋根に使用する場合は断熱材が不可欠です。
ガルバリウム鋼板の屋根材使用を検討されている際は、豊富な知識と、確かな実績を持った専門業者へ相談することをお勧めします。
カテゴリ:屋根
2020年6月23日
雨の日の塗装は避けよう

そろそろ外壁の塗替えを検討中の皆さんは、雨が多くなるなるこの時期の塗装って大丈夫なのかなぁ?と考えられているでしょう。雨の日が多くなると塗装が途中で中断したり、工事が予定より延びたりすることがあります。
また、塗料の品質が雨により低下することもあり、本来の耐久性を持った塗膜が形成されなくなる心配も出てきます。
今回は、雨の多い時期に外壁塗装を行う際の注意点とポイントを見ていきましょう。
雨の多い時期に外壁塗装を行う注意点とポイント
雨による影響

雨は、外壁や屋根塗装の塗膜硬化に悪影響を与えます。外壁や屋根に塗る塗料は乾ききっていないところに雨が当たると、溶けだしてしまいます。雨で溶けだしてしまった部分は塗りムラになってしまい、再塗装をしなければなりません。
塗料は水分の影響を受けやすく、真水で薄めて使う水性塗料も希釈率を誤ると品質が落ちてしまうといわれます。
雨で薄まった塗料は塗膜の剥がれや膨れ、浮きなど様々な施工不良を起こし塗料本来の強度を維持することができません。
多湿による影響

塗料には、施工環境が定められていて、基本的に湿度85%以上、気温5度以下の環境では塗料が十分乾燥できなくなるため、塗料メーカーで塗装を避けるように指示しています。
雨の日は湿度が85%を上回ることが多くあります。
湿気が多いと空気中の水分が、塗料の硬化を阻害し施工品質を落としてしまいます。
塗装前には、塗装が可能かどうか湿度条件を確認することが重要です。
長期間の工事中断を想定しておく

雨の多い時期に、最も気にかかることが工事が中断してしまうことです。
工事が何日も中断してしまうと、家は足場や養生シートで覆われているため窓は開けられず、暗い室内で何日も生活をしなければなりません。
施工業者も長期中断は回避しようとしますので、施工期間の天気予報をあらかじめ把握して雨が長く続きそうな場合は、工事日程を決定する前に着工日を遅らすなど対策を取ります。
施工スケジュールに不安がある場合は、施工業者に確認しておきましょう。
雨の日は施工は避ける

降雨時の施工は断りましょう。施工品質の低下が予測できるにも拘わらず、雨の日に無理に塗装を行おうとする業者も残念なことに、あります。
「契約してしまったから、しょうがない」と諦めずに雨の日の塗装は避けてもらうよう業者に伝えましょう。
まとめ
雨の多い時期の塗装工事は、施工業者が優良かどうかが良くわかります。
優良業者は、そもそも長雨の時期に工程スケジュールを組みません。事前に予定施工期間の天気予報を把握し、工事遅延によるお客様の心労を減らす努力をします。また、施主の意向を無視して強行に工事を推し進めません。
雨の多い時期の塗装工事には、雨を見越して工事予定を組んでくれる優良業者を選ぶことが、何よりも重要です。
2020年6月22日
店舗の外壁塗装の必要性について
外壁は外観の大部分を占めるため、第一印象を左右します。
そして店舗の外壁は店舗のイメージにつながるため重要です。店舗の外壁塗装をする際に失敗しないためのポイントを抑えておきましょう!

店舗の外壁塗装のタイミング
塗替えのタイミング
使用している塗料にもよりますが、一般的には10年程度を目処にメンテナンスが必要です。
定期的なメンテナンスを怠った場合、台風や大雨で営業中に雨漏りをしてしまったなんてことにもなりかねません。
まずは、劣化のサインを見逃さないようにしましょう。外壁の劣化のサインが見つかったら、それが一番のタイミングです。
外壁劣化のサイン

・10年以上外壁の点検をしていない
・外壁が色あせている
・外壁を触ったときに手に白い粉が付いた
・壁が剥がれている、ひび割れている
工事の時期
店舗の場合、緊急性を要する工事以外は急にお店を休むということは避けたいものです。飲食店は来店されるお客様や食材の仕入先など取引先業者も係ってくるので、計画的に工事を進める必要があります。
休業すれば売り上げに影響するので、塗替えの回数を減らせるように耐用年数の長い塗料を使用することをおすすめします。
塗装工事前のご近所への挨拶
工事の日程が決まったら、事前に近隣の方への挨拶を欠かさず行いましょう。
事前に挨拶をしているかどうかで、万が一何かトラブルが発生した際でも関係を良好に保てるケースが多くあります。
特に建物が密集していたり飲食店が近隣にある場合は、塗料の匂いが原因でクレームになることもあるので注意が必要です。
店舗の外壁塗装の必要性
店舗の外壁塗装はイメージアップに繋がります。そして売り上げを向上させるための方法のひとつと言えます。
外壁塗装がもたらす効果
■店舗のイメージを色で演出する
例えばカフェやケーキ屋のように女性客をターゲットにしている店舗は、白を基調としたクリーム色やミントグリーンなどで柔らかな印象と清潔感で入店しやすい雰囲気を演出できます。

黒はラグジュアリーな高級感のあるイメージを印象付けます。
赤は購買意欲を高め、青は食欲減退させる効果があります。このように色が与える効果を活用しましょう。
■知名度アップや宣伝効果
色褪せや汚れていた外壁を塗替えるだけで印象は変わります。美しく塗替えられた外壁は新店舗のような美観を取り戻します。
店舗の場合は一般住宅では使用しない明るい色の外観にすることも可能です。個性的な色や目立つ色の外観は周囲の目を引き、宣伝にも繋がります。
集客促進によって売り上げアップを目指すことが可能になります。
まとめ
店舗の外壁塗装は美観以外に様々な効果があり、重要性が高いということがお解りいただけたかと思います。
プラニング・Kでは一般住宅以外に店舗の外壁塗装も行っております。
店舗の外壁でお悩み事があれば、是非お気軽にご相談ください。

カテゴリ:外壁
2020年6月21日
ケレン作業の重要性を知る
皆さんは「ケレン」という文字を目にしたことがありますか?
外壁や、屋根の見積りを見ると「ケレン作業」と書かれていることがあります。また、A社の見積書には書かれているけれど、B社の見積書には書かれていない、ということもあります。これは一体どういうことなのでしょう。また「ケレン作業」とはどのような作業のことをいうのでしょう。
今回は「ケレン作業」について詳しく見ていきましょう。

ケレン作業とは
■異物の除去

ケレン作業とは、外壁の異物を取り除く作業のことです。外壁塗装では、最初に外壁表面の汚れを高圧洗浄機で落としていきます。
しかし、金属部分にこびりついたサビや古い塗膜などは高圧洗浄機で落とせないことがあります。
そのため、高圧洗浄の後に残った汚れを取り除くためのケレン作業を行うのです。
どんな塗料でも、サビや汚れが残っている上から塗ってしまうと、異物が塗膜に影響を及ぼし長持ちしません。
サビを残したまま塗装するとサビは塗膜の下で成長をし塗膜を食い破る事態となってしまいます。
サビの成分により塗料は耐久性を落としてしまうのです。強力な防錆材を塗布してもサビを根本から除去しなければ、何度もサビの脅威に悩まされる事となります。
表面を滑らかにする

ケレン作業は、屋外にある金属製の手すりや屋根の板金などの付帯部分のサビ除去のために行われますが、外壁表面処理作業としても行われます。
見積書の中にケレン作業を確認する

ケレン作業は、外壁塗装工程の中でも省かれやすい工程です。
業者から見積書を受け取った際は必ずケレン作業の工程が含まれているか確認しましょう。ケレンは本来は鉄部のサビの除去を指しますので、業者によっては外壁表面の処理については、「素地調整」「下地補修」などと記載していることもあります。
見積書の記載内容にケレン作業が含まれているか、わからない場合は見積り業者に連絡をして聞いてみましょう。
実際に外壁塗装の契約はしたけれど、きちんとケレン作業が行われるか心配という方は、施工業者に施工中の写真の記録を依頼しましょう。
まとめ
外壁塗装といえば、ペンキを刷毛やローラーで塗ることと考えられがちですが様々な工程があります。
その中でも今回ご紹介したケレン作業は塗装の完成度を左右する非常に重要な工程です。塗料や足場の説明だけでなく、ケレン作業を含む下地処理の説明もしっかりしてくれる、丁寧で信頼できる業者へ外壁塗装工事を依頼しましょう。
2020年6月20日
外壁塗装工事中の不便を減らすために知っておくこと
外壁塗装の工事中は、家の周りで作業が行われます。室内にいるお家の方は、作業中はどのように過ごせばよいのでしょうか?
外壁塗装は約2週間に及ぶ工事となります。職人が家の周りで作業を行いますので、生活環境が普段とは多少変わってしまう可能性があります。
普段の生活にどのような変化が起きるかを、事前に知りその対策をしておくことが大切です。

普段との環境の違い
換気がしにくくなる

足場とシートで家が囲まれ光が遮られると同時に風も届きにくくなります。本格的な塗装作業が始まると窓やベランダなどが養生用のビニールシートで塞がれて窓の開閉ができなくなります。
養生シートのすき間から塗料がはみ出さないように、養生シートはテープでしっかり貼りつけられていて、数日間は部屋の換気はできません。
換気の必要がある場合は、事前に業者に相談し特殊な養生シートを準備してもらうなどの対策をしましょう。
洗濯物が干しにくくなる

ベランダの床や手すりなども、塗装工事中はシートで養生します。一時的にベランダに出入りができなくなり、洗濯物を干すことができなくなります。
また、塗料が洗濯物に飛び散ったり、塗ったばかりの外壁に風で飛ばされ洗濯物がくっついたりする恐れもあるため、洗濯物は外へ干さない方が良いでしょう。
外に干せない洗濯物は、室内干しをしないといけません。浴室乾燥機や室内用の乾燥機がある場合は上手に使いましょう。乾燥機等がない場合はコインランドリーを活用するのも良いでしょう。事前にコインランドリーの場所は調べておきましょう。
エアコンが一時的に使用できない

塗装工事中は、室外機がシートで養生され通気口が塞がれたり、室外機裏側の塗装のために一時的に室外機を取り外すことがあります。その場合は一時的にエアコンの使用は不可となります。
通気口部分を避けて養生できるシートもありますので、契約前にエアコンを使用したいと要望を伝えておきましょう。
工事中の音と臭いの対策
工事中の音
外壁工事には足場の設置が不可欠です。足場を車両から積み下ろして組み立てていく足場設置工事は金属音が響きます。同様に塗装完了後の足場の撤去でも同じような金属音が発生します。
また、車両の移動やカーラジオの音、職人同士の会話などが室内にも聞こえてくるかもしれません。
職務と関係のない音やマナーの悪い振る舞いなどは担当者に連絡して改善してもらいましょう。
塗料の臭い
約二週間の施工期間のうち、塗装作業は約一週間ほどです。
下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装を重ねていきますが各塗り工程後1日の乾燥期間を設けるため最低でも一週間の塗装期間が必要です。その期間は塗料の臭いを建物の外でも室内でも感じることとなります。
近年では臭いが少なく人体への影響も少ない水性塗料が使われるのが一般的になっています。水性塗料では強いシンナー臭に悩まされることはありません。
まとめ
外壁塗装リフォームでは、多少の生活の不便さはどうしても生じてしまいます。少しでも普段通りに近い生活を送るためには、施工業者と事前に打合せをして前もって対策をしておくことが大切です。
要望や相談をしやすい業者を慎重に選びましょう。
2020年6月19日
鉄筋コンクリートの外壁塗装は下地補修が重要!
耐久性に優れている鉄筋コンクリートは、建物の構造材や基礎に使用されています。
鉄筋コンクリートの耐久性を長持ちさせるためには、他の構造材と同じで定期的なメンテナンスが必要です。
今回は、鉄筋コンクリートの劣化の症状と適切な補修メンテナンス方法をご紹介します。

鉄筋コンクリートの特徴
鉄筋コンクリートは、文字通り鉄筋とコンクリートが組み合わさり耐久性を高めた素材です。
シンプルモダンな見た目が、お洒落な雰囲気を印象付け、デザイナーズマンションなどの外観にはよく取り入れられています。
コンクリートをそのまま外壁にするだけでは高い耐久性は期待できません。コンクリートは引っ張る力に弱く、引っ張る力に対抗力を発揮する鉄筋があることで機能します。
また、鉄筋も単体では圧力に負け曲がったりズレたりしますが厚く重いコンクリートで保護することで圧縮力に対抗できるようになります。
鉄筋コンクリートの劣化症状

鉄筋コンクリートは耐久性が高いことから、集合住宅や橋梁などに多く採用されています。
最近では、一般住宅の基礎部分で耐震性を高めるために「ベタ基礎」として多く使用されていて、木造住宅にはなくてはならない存在となっています。
そんな鉄筋コンクリートですがメンテナンスを行わなければメリットとなる耐久性は活かせません。
■鉄筋コンクリートの劣化症状
◆カビやコケ

アルカリ性のコンクリートは、水分を吸収してもすぐにカビやコケが繁殖することはありません。
しかし、日当たりの悪い面は中性化が進みカビやコケが繁殖しやすくなることがあり、水洗いでも落ちなくなったり広範囲に黒ずみが広がることもあります。
シンプルでモダンな外観の印象を損ねるだけでなく、アレルギーの原因にもなりかねないため、根本から除去することが大切です。
◆ひび割れ(クラック)

凍害や、地震の揺れ、コンクリート施工時の硬化不良などによって生じるのが表面のひび割れです。
※凍害…コンクリート内部の水分が凍結したり溶けたりすることで膨張し、徐々に耐久性を落とす現象のこと
ひび割れが0.3㎜未満のものはヘアークラックと呼ばれ、すぐに耐久性に直結するものではありません。一方、0.3㎜以上の構造クラックとだと、割れ目から雨水が浸水し鉄筋のサビやコンクリートの中性化に繋がってしまいます。
◆白華
白華とは、コンクリートに含まれる成分が表面に白く溶けだしてくる現象です。
白華が起きたコンクリートは白っぽく見えますが、コンクリート自体の耐久性が落ちるわけではありません。
◆中性化と鉄筋のサビ
コンクリートはアルカリ性ですが、空気に触れると徐々に酸性に近づいていきます。これをコンクリートの中性化と呼びます。中性化が進むと内部の鉄筋が錆びてしまうことがあります。
錆びた鉄筋が内部で膨張し表層を押し上げるとモルタル層は浮いたり爆裂が起き、ひどい場合は鉄筋が露出してしまう場合もあります。そうなると建物の強度を大きく落とすことになります。
外壁塗装前の下地補修
下地処理は、鉄筋コンクリート造以外の建物を外壁塗装する場合でも、必ず行う工程の一つです。
◆カビやコケ、藻などの異物除去
コケや藻、剥がれた塗膜や、水垢などは、高圧洗浄機で落とし残った細かい汚れも手作業でしっかり除去していきます。除去し表面を整えておくことで、後から塗る塗料がコンクリートに密着しやすくなります。
除去が不完全であったり、洗浄後の感想が不十分だと塗料の硬化不良が起きる可能性が高くなりますので、丁寧な作業が大切です。
◆ひび割れ(クラック)補修
0.3㎜未満のヘアークラックは、微弾性フィラーなどで埋めて補修します。
ひび割れが0.3㎜以上の構造クラックになると、ひび割れに沿って工具でV字にカットし、カット部分にシーリング材を充填して、ひび割れと浸水を防ぎます。
◆爆裂補修
爆裂により露出した鉄筋のサビを、ケレン作業できれいに落とし防錆塗料を塗ります。コンクリートが剥がれた部分はエポキシ樹脂やポリマーセメントなどで埋めます。
重要なポイントとしては、露出した鉄筋のみだけの補修をするのではなく、サビが広がっている範囲までコンクリートを剥がし、サビが残らないように補修することです。サビが残ったままだと再度、爆裂を起こすことが考えられますので、経験豊かで、実績のある業者に依頼しましょう。
まとめ
鉄筋コンクリートは、耐久性に優れた優秀な素材ですが、コンクリート、鉄筋のどちらか一方でも劣化が進むと、一気にその耐久性は落ちてしまいます。
耐久性の低下を防ぐためにも、劣化が表面に留まっているうちに外壁塗装によるメンテナンス補修を行いましょう。
また、塗装業者を選ぶ際はコンクリート補修の実績があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
カテゴリ:外壁
2020年6月18日
外壁材 サイディングボードの種類とメンテナンス
近年の住宅では、工場で製造したパネル状の外壁材を張り付けて仕上げる外壁が多くなっています。
このパネル状の外壁材は「サイディングボード」と呼ばれており施工しやすく耐久性にも優れていることから、ほとんどの木造住宅で採用されています。
今回はサイディングボードの種類とメンテナンスの方法を、ご紹介します。
サイディングボードの種類
サイディングボードには主に4つのタイプに分けられています。
■窯業系サイディングボード
■樹脂系サイディングボード
■金属系サイディングボード
■木質系サイディングボード
それぞれのサイディングボードで特徴や施工費用も変わってきます。
■窯業系サイディングボード

窯業系サイディングボードは、セメントや繊維質などを混ぜ合わせて形成したパネルです。
施工が簡単でデザインのバリエーションが多く、大変人気があります。
現在の日本の住宅の約7割が、外壁に窯業系サイディングボードを使用しています。
■樹脂系サイディングボード

樹脂系サイディングボードは、劣化しにくい塩化ビニール樹脂で耐久性が高いのが魅力です。
パネルとパネルの隙間目地の部分のシーリングが必要ない商品もあり、メンテナンス費用を抑えることができます。
日本では普及率が低く取扱業者が少ないのがデメリットでしょう。
■金属系サイディングボード

金属系サイディングボードには、様々な金属が使用されていますが現在ではガルバリウム鋼板製のものが多くなっています。
薄くて軽いのが特徴で、リフォームの際の「カバー工法」でもよく使用されます。
金属系サイディングボードは落ち着いたデザインで人気はありますが防錆処理を定期的に行う必要があり手間と費用がかかるのがデメリットです。
■木質系サイディングボード

木質系サイディングボードは、実際に木材で作られているため窯業系のサイディングボードとは違い本物の木の温もりある風合いがあります。
他のサイディングボードより高額なことと、定期的に防腐処理のメンテナンス費用がかかるのが人気の妨げとなっています。
リフォームを考えるタイミング
サイディングボードを長持ちさせるためには、外壁を定期的に点検し劣化が見られる部分は、その状態に応じた補修をすることが重要です。
耐久性の高いサイディングボードでも10年程経過すると、劣化症状が見られるようになります。
◇シーリングの劣化

窯業系サイディングボードの継ぎ目の目地部分や、窓やサッシ、ドア周りのすき間などには防水のため弾力性のある樹脂製シーリング材が充填されています。
一般的なシーリング材は紫外線に弱く施工から5年程で、硬化現象が起きひび割れや縮みが生じます。そうなると外壁内部に雨水や湿気が入り込むようになってしまいます。
水分に弱い木材を使用した土台や柱、梁などが濡れてカビが発生したり腐敗により建物の強度が落ちたりする事態を招くことになります。
シーリングの劣化が見られたら、シーリング材の打替えをしましょう。シーリング材の打替えのみでリフォーム工事を依頼しても足場の設置費用がかかります。外壁・屋根の塗装リフォームのタイミングで同時にシーリング補修工事を行うのが良いでしょう。
◇サイディングボードの反り
太陽の紫外線や雨風の影響により少しずつサイディングボードは変形しますが、そのまま放置するとサイディングボードが反ってしまうことがあります。
弾力性のないサイディングボードは一度反ってしまうと、元の状態に戻すことはできません。修繕するには、張り替え工事しか選択肢がなく費用も高額になります。
張り替え工事は高額になりますが、家全体の外観を新築のような状態にすることができる工事です。防水機能や耐久性を元通りかそれ以上に高めることができるので、カバー工法で外壁の重量が増加し家本来の強度を低下させるよりも、おすすめです。
◇塗装の劣化
塗装の表面に指で触れるとチョークの粉のような汚れが付着する「チョーキング現象」が見られると、外壁は塗料の保護力を失っており、下地であるサイディングボードも紫外線や雨風からのダメージを受け始めていると判断できます。
適切な時期に塗装リフォームを行うことが重要です。
外壁塗装リフォームは、下地の素材に合わせた塗料を塗ることが大切です。確かな技術と実績を持つ業者に依頼しましょう。
まとめ
扱いやすくデザインも豊富なサイディングボードは優れた建材と言えます。定期的なメンテナンスを行い、高額なリフォーム工事が必要な事態にならないように気を付けましょう。
プラニング・Kでは屋根・外壁リフォームの無料相談を実施しています。お気軽に、お問合せ下さい。
カテゴリ:外壁
2020年6月17日
塗り壁の魅力 -漆喰と珪藻土の違いとは?-
漆喰や珪藻土の塗り壁って素朴な中にこだわりが感じられて素敵ですよね。
しかし名前は聞いたことはあるけど、詳しい特徴や違いはわからないという方もいらっしゃるかと思います。では、今回は漆喰と珪藻土の外壁の魅力についてご紹介します。

そもそも漆喰って何?珪藻土と何が違うの?
一般的に塗り壁の材質は漆喰と珪藻土が主流です。
漆喰とは?
漆喰=石灰石といわれる岩石を原料とする壁材。

昔から塗り壁と言えば漆喰というイメージが強く、1400年以上もの歴史を持つ日本の伝統的な壁材。城や蔵の外壁などにも多く重宝されています。
珪藻土とは?
珪藻土=植物性のプランクトンの死骸が付積み重なってできた土のこと。
水分や酸素を通す穴が無数に開いている多孔質素材。湿気が多いときはその穴から湿気を吸収し、乾燥しているときは水分を吐き出すことができます。
違いはあるの?
■漆喰は原材料の石灰自体が空気中の二酸化炭素によって固まる力を持っています。それに対し珪藻土は単体では固まらないため、固めるためのつなぎ(固着剤)を混ぜる必要があります。
■漆喰も珪藻土もどちらも湿度を調整する機能を兼ね備えていますが、珪藻土は『呼吸する壁』と言われるくらい湿気を吸う能力が優れています。
■漆喰はつるりとした質感で上品な光沢があるのに対し、珪藻土はざらざらとした質感で光を分散させ柔らかな印象を与えます。

それぞれのメリットとデメリット
■漆喰のメリット・デメリット
◎メリット
・耐久性に優れている
・耐火性がある
・湿気を吸収し、防カビ性がある
・抗菌・消臭効果がある
・デザイン性が高い
・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある
×デメリット
・乾燥するのに時間がかかる
・工事費用が高い
・防水性が低い
・傷がつきやすい
■珪藻土のメリット・デメリット
◎メリット
・調湿機能が高い
・消臭効果がある
・防火性がある
・防音性がある
・シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを吸収し、分解する性能がある
×デメリット
・剥がれやすい
・カビが生えやすい
・工事費用が高い
適している住宅とは?
漆喰
城の外壁に使用されるほど耐久性が高いため、住宅の内外装として活躍します。陽当たりが悪く湿気が多い立地に建つ住宅の外壁や、室内でペットを飼っている部屋の内壁などにもおすすめです。
珪藻土
衝撃に弱くひび割れが生じやすいため、家の内部に使用されることが多くあります。調湿性に優れ消臭効果も高いので、靴箱のニオイが気になる玄関の内壁などにも活躍します。近年では水分や湿気を吸収する機能を活かし、バスマットやコースターなどの生活用品としても注目されています。
まとめ
漆喰と珪藻土は一見似ているようですが、どちらも原材料が違う天然素材ということがお解りいただけたかと思います。そして天然素材のため小さい子供や高齢者にも優しく、シックハウス症候群の心配もほとんどありません。
熟練された左官技術によって様々な模様を描き、素材の持つ風合いと独特の存在感を演出することができます。
ぜひ、住まいを素敵に演出する壁材を見つけましょう。

カテゴリ:外壁
2020年6月16日
台風シーズンの前に屋根・外壁点検を!
毎年9月頃になると、日本列島各地に台風が接近してきます。近年では日本の各地域に上陸し、被害の爪痕を残しています。台風は雨はもとより、その通過時の強風により私たちの住宅に大きな損害をあたえます。
屋根や外壁が劣化している状態で台風の接近、通過を受けてしまうと、劣化部分の屋根材や外壁材が飛んでいってしまったり、雨漏りの被害にあったりと、通常のメンテナンスで行う塗装リフォームとは違い、高額な補修費がかかってしまいます。
台風が来る前に、屋根・外壁塗装リフォームを検討してみましょう。
台風による屋根・外壁の被害
台風とは、最大風速が17m/s【1秒あたり17メートル】以上の威力をもつ熱帯低気圧のことです。強い雨と風をもたらし住宅の屋根や外壁に深刻なダメージを残すこともあります。
台風による大雨被害
雨漏り
台風の通過ともに被害が多発するのが「雨漏り」です。
・耐風の強い風で屋根材が剥がされ、屋根材下のルーフィング(防水層)が剥がれたり破れたりして室内に天井から雨漏りが発生
・窓のサッシと外壁材の目地部分の(コーキング)が劣化していたとこに、雨水があたり裂け目から水が侵入し室内に雨漏りを引き起こす
・雨樋が排水しきれないほどの雨の量で、雨樋から雨水が溢れて外壁にあたり外壁のひび割れや軒天の継ぎ目から室内壁に雨漏りが起きる
もともと劣化していた部分や防水性が低下していたヵ所が、強い風と雨に打たれることにより雨漏りと繋がっているケースが多く、台風が来る前に劣化部分の補修は済ませておく方が良いといえます。
台風による強風被害
外装材の落下・飛散
台風は強さが増すにつれ、最大風速もどんどん上昇していきます。風速20m/sを超えると大人はまっすぐに歩けなくなり、しっかり固定されていない屋外の物や建物の外装は強風により飛ばされてしまいます。
家には屋根瓦やタイルといった外装材のほか、雨樋、雨戸、エントランスのポストなど様々なパーツが付いています。定期的なメンテナンスをしていれば小型の台風では簡単に剥がれたり、飛散することはありませんが長期に渡り点検を受けていない場合は台風の風で吹き飛ばされる確率が高くなります。
台風の中、これらの物が落下・飛散すると外壁や窓、通行人や近隣の住宅を傷つけてしまう恐れがあります。
台風通過後の見えないダメージ
台風が通りすぎた後、雨漏りや外壁材の剥がれも認められず安心していても、台風の強い風雨は見えないカ所の劣化を進行させていることがあります。
屋根瓦や屋根材のズレ、雨樋のビス飛びなど、高い場所の点検はセルフチェックは難しく危険を伴います。
住まいの点検を10年以上していない場合は、プロの業者に見えない部分の点検をお願いしましょう。
台風が来る前に家を点検
台風による被害を抑えるためには、接近前の点検が大切です。点検を済ませておくことにより大きなメリットが得られます。
最小限のメンテナスで補修費を抑えられる
台風が原因で損傷したヵ所は台風が接近する前から劣化が進んでいた可能性が高く、ぐらついた雨樋や割れた瓦などは事前に補修しておくことで、台風の被害を最小限に抑えることができます。
屋根瓦や外壁タイル、外壁材や雨樋は接着部分を補修することで再利用することが可能です。台風で飛ばされ落ちて割れてしまった場合は再利用はできなくなり、部材を新しく交換しなければなりません。
当然ながら、新しく部材を交換する方が工事に係る費用は高くなりますので、接着だけの補修で済むように事前に点検、補修を済ませておくことが重要です。
まとめ
強い雨と風で迫ってくる台風は、予測不能な深刻なダメージを私たちの住まいにもたらす恐れがあります。劣化が進んでいるだろうと想像できるヵ所の修繕は、台風シーズン到来前に点検、補修を済ませておきましょう。10年以上メンテナンスをしていない方は、早めの点検依頼をお勧めします。
2020年6月15日
雨戸の塗装は外壁塗装のタイミングで済まそう
住宅の外装の内、定期的な塗装メンテナンスが必要となのは、外壁や屋根だけと思われがちですですが、建物を守る雨戸のその他の付帯部分のメンテナンスも重要です。
今回は、あまり重要視されていない雨戸について、その役割や塗装の際の注意点を見ていきましょう。
雨戸の役割
窓のサッシに取付られている雨戸は、窓ガラスの保護や防犯設備としての役割を持ちます。
住宅に危害を加える外的要因から大切な住まいを守っています。主な外的要因として挙げられるのが「台風・豪雨」「侵入者」です。
台風・豪雨
台風や豪雨などで強風が吹くと、その風により飛ばされた飛来物により窓ガラスが割れてしまうことがあります。
※飛来物…風により飛ばされてきた物(傘・空き缶・植木鉢・自転車等)
窓ガラスが割れると雨や風、虫などが室内に入りこみ生活に支障がでます。また、割れたガラスの破片により思わぬケガに巻き込まれてしまうことも考えられます。
雨戸で窓を覆っておくと、飛来物から窓ガラスを守ってくれ被害を最小限に抑えることができます。
侵入者
雨戸は建物の防犯性を高めるために重要な外装設備です。
侵入被害のうち、雨戸のない窓ガラスを割って侵入される被害が多く報告されています。雨戸が設置されている住宅では、そもそもの窓ガラスに接触することが困難なため、侵入者側も雨戸を設置している住宅をターゲットにしない傾向があるといわれています。
雨戸塗装のタイミング
雨戸の耐用年数は決して短くはありません。外壁や屋根のメンテナンス時期が約10年に一度といわれていますので、雨戸もこの同じタイミングでメンテナンスを済ませておくと良いでしょう。
雨戸の塗装工程
■下地処理
・雨戸の表面の汚れ、泥やほこり、サビなどを高圧洗浄で落とす
・金属製の雨戸でサビが出ているいる場合は「ケレン作業」をしてサビを落とす
■塗装
・下地材を塗装(仕上用塗料が密着しやすいように行う)
・仕上塗料2回塗る(塗り重ねて丈夫な塗膜と作る)
※雨戸が金属製雨戸なのか木製雨戸なのかで、使用する下地材、仕上塗料は変わってきます。
使用する塗料については、施工業者に適切な塗料の提案をお願いしましょう。
まとめ
雨戸は外壁や屋根のように目立つことはありませんが、重要な役割を担っています。外壁・屋根塗装のタイミングでメンテナンスをしましょう。雨戸の塗装については、雨戸の耐久性もしっかりチェックしてくれる専門業者に相談しましょう。
カテゴリ:外壁